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危機一髪 4
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「ホテルにいくよ」
「いや、寮に戻って欲しい。自分の部屋で……その抜きたい。まだ勃ったままなんだ……」
クロードも気づいているだろうけど、これを何とかしたい。何回か自分でやれば収まるだろう。
「自分の部屋でどうするの? 誰かに手伝ってもらう必要があるってわかってる? それともそんな人が寮にいるの?」
厳しい口調に驚いた。
「あ、そうか。俺自分で出来ないんだ……」
座ることも手を動かすこともできないのだ。
「アンリ、これは仕事上の事故みたいなものだ。悪いけど上司の私には君を保護して介抱する義務がある――」
そうか、それだな。助けてくれたのは俺だからじゃなくて、他の人でも当然きてくれるだろう。そして、こんな風に抱きしめて、洗ってくれて、治るまで手を貸してくれるんだろう。
「義務……、それなら、お願いします」
意地を張るにも張りきれない事情がある。いっそ寮のベッドにでも放り込んでくれれば、助けもないまま時間は過ぎていくだろう。けれど、痛すぎる。張り詰めた前が痛い。今でもクロードに抱かれて密着している肌にさえ感じそうなのに。
「アンリ! 違う……違うんだ。義務じゃない。私が言いたいのはそういうことじゃなくて……、混乱してる。そんな風に力なく微笑もうとする君を初めて見て、胸が痛い」
混乱しているのはわかった。俺を抱く腕の力が強いのに、少し震えている。クロードは、胸が痛いといいながら俺の頬に手を伸ばした。
「あっ……っ!」
頬を撫でられてヤバい声が出た。頬を撫でられるだけでどうして。さっき胸だって、湿り気を帯びるまではくすぐったいだけだったのに。
「アンリ?」
「いやだ、自分がおかしくなったみたいで――」
「おかしくない。この程度の薬で良かった。あの男が使った薬が精神を破壊するような薬だったらと思うと――」
恐ろしいことをサラッと言われて、俺は息を飲んだ。そう言えばそんなことを言ってたっけ。
「クロード、様」
唇が押しつけられて、抗えない俺はそのままキスされた。
「様はいらない。仕事じゃなくて……」
「クロード……、助けてくれてありがとう」
ケヴィンにもお礼を言わないといけない。怖かったのだ。本当に。
「ん……ぅ……あ……ッ」
まだ馬車は揺れている。ホテルに着く前に、キスだけで達かされた。
「いや、寮に戻って欲しい。自分の部屋で……その抜きたい。まだ勃ったままなんだ……」
クロードも気づいているだろうけど、これを何とかしたい。何回か自分でやれば収まるだろう。
「自分の部屋でどうするの? 誰かに手伝ってもらう必要があるってわかってる? それともそんな人が寮にいるの?」
厳しい口調に驚いた。
「あ、そうか。俺自分で出来ないんだ……」
座ることも手を動かすこともできないのだ。
「アンリ、これは仕事上の事故みたいなものだ。悪いけど上司の私には君を保護して介抱する義務がある――」
そうか、それだな。助けてくれたのは俺だからじゃなくて、他の人でも当然きてくれるだろう。そして、こんな風に抱きしめて、洗ってくれて、治るまで手を貸してくれるんだろう。
「義務……、それなら、お願いします」
意地を張るにも張りきれない事情がある。いっそ寮のベッドにでも放り込んでくれれば、助けもないまま時間は過ぎていくだろう。けれど、痛すぎる。張り詰めた前が痛い。今でもクロードに抱かれて密着している肌にさえ感じそうなのに。
「アンリ! 違う……違うんだ。義務じゃない。私が言いたいのはそういうことじゃなくて……、混乱してる。そんな風に力なく微笑もうとする君を初めて見て、胸が痛い」
混乱しているのはわかった。俺を抱く腕の力が強いのに、少し震えている。クロードは、胸が痛いといいながら俺の頬に手を伸ばした。
「あっ……っ!」
頬を撫でられてヤバい声が出た。頬を撫でられるだけでどうして。さっき胸だって、湿り気を帯びるまではくすぐったいだけだったのに。
「アンリ?」
「いやだ、自分がおかしくなったみたいで――」
「おかしくない。この程度の薬で良かった。あの男が使った薬が精神を破壊するような薬だったらと思うと――」
恐ろしいことをサラッと言われて、俺は息を飲んだ。そう言えばそんなことを言ってたっけ。
「クロード、様」
唇が押しつけられて、抗えない俺はそのままキスされた。
「様はいらない。仕事じゃなくて……」
「クロード……、助けてくれてありがとう」
ケヴィンにもお礼を言わないといけない。怖かったのだ。本当に。
「ん……ぅ……あ……ッ」
まだ馬車は揺れている。ホテルに着く前に、キスだけで達かされた。
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