3 / 52
3 アルフォンスの魔力石
しおりを挟む
「サイラス、お前の悪い癖だ。何を考えている?」
「アル……、えっと。何でこんなに距離が近いんだ?」
「お前が何を考えているかわらかないから、目を見ればわかるかなと思ってな」
鼻と鼻がくっつきそうなくらい近い。
「アルは一々距離が近すぎる!」
「怒っているのはわかった。ほら、氷を飛ばすのをやめてくれ」
さっきアルフォンスが水を湯に変えたときにも火の粉が舞ったようなエフェクトが周りに展開していたが、同じように俺も氷の結晶であるエフェクトが周囲に投影して魔法が発動する。フラワーガーデン物語の魔法は、キャラの個性の強調なのだ。エフェクトは綺麗だし、便利だ。攻撃魔法はメインキャラが見せ場で使ったりするから、強いのに、みんなあまり魔法を使わないのだ。あちこちでエフェクトが見えてたら、それはそれでうっとうしいけれど。
現代日本で作られたなんちゃってファンタジーロマンスゲームのせいか水道やトイレも電気も普通にある。使い勝手は電気で、パチッとボタンを押せば光が落ちてくるのに電気という概念はない。ボタンを押せばつくのが魔法の力で、電気の代わりに魔力が都合良く使われている感じだ。だからどの魔法具も魔石が源で、それを巡ってのエピソードもあった。ヒロインが魔石の泉をアルフォンスと見つけて、そのお陰で婚約者のプリメリアがいるのに婚約者を変更しようとしたのだ。そんなことをされたら、気位の高いゲームの中のプリメリアが暴走するのなんてわかっていただろうに。まぁ、今のプリメリアはアルフォンスに好意をもっているようには見えないから、ちょうどいいと譲るだろうけど。
攻略対象者である俺はオーディクス侯爵家の家系に多い氷の魔法使い。アルフォンスは炎の魔法の使い手だ。やはり公式での王道ヒーローだからだろうな。プリメリアは母方の血が濃いせいか氷ではなく、緑、植物に関する魔法を使う。
俺は魔力は多いけれど制御があまり得意ではないので、気を抜いていると感情の揺れでダイヤモンドダストのようなものを生成してしまうのだ。
「アルフォンス殿下が悪いと思います」
改まった口調で言うと、アルフォンスは慌てて距離をとった。
「わかった、悪かった!」
炎で氷を溶かすこともできるのに、アルは白くなった身体周りを叩いて霜のようなものを落として謝った。
「そんなに私とプリメリアの婚約が嫌なのか?」
探るような目つきでアルフォンスが尋ねる。
「駄目だ。絶対駄目なんだ……」
何故と言われても答えられないのに、俺は駄目だと繰り返した。
「それなら、お前が婚約者になればいい。さっきも言ったが、父上はオーディクス侯爵家との繋がりを求めているだけで、プリメリアがいいというわけじゃないはずだ。お前が私の婚約者になれば、プリメリアは自由だぞ?」
悪魔の囁きというのはこういうことをいうのだと思った。まっ暗な中に一筋の道が見えたなら、人は進むだろう。例え、それがガッタガタの舗装されていない道で落とし穴があるとわかっていても。
「俺が?」
「お前は侯爵家の人間だし、魔力も強いから跡継ぎも残せる」
前世では考えられないことだが、この世界は魔法で子供もできるのだ。ただ、かなり魔力が必要な上に魔力の調整も難しく互いの負担が半端ないので、子供が欲しければ異性とというのが一般的だ。結婚前にしっかりと話あって、契約をすませるのがこの世界の常識だ。
とはいえ、王族で国王になった人の伴侶は女性だけだ。きっと反対されるだろう。
「いや、俺は侯爵家の跡取りだ。義父はプリメリアに侯爵家という重い荷物を背負わせたくないから俺たちを引き取ってくれたんだ」
「王妃のほうが重いぞ」
「そうだが……」
王妃になるならまだいい。問題はヒロインが来たときのプリメリアの処遇だ。生きていれば何とかなることも死んでしまえばなすすべもない。
「せめて、卒業までは王太子妃は……」
卒業パーティさえすめば『花咲き誇るフラワーガーデン物語』は終わりを迎える。
「……卒業まで、お前が代わりを務めてはどうだ?」
「お前は自分の事だぞ。アルは男の王太子妃と卒業のプロムパーティまでパートナーを務めないといけなくなるんだぞ」
「あと一息か」
「何?」
ニッコリと人好きのする顔でアルフォンスは微笑んだ。
「気を遣わなくていいじゃないか。のんびり過ごしたいと思っていたからちょうどいい。それに王太子にとって同性婚は珍しいが、貴族では一般的なことだ。封建的だと言う連中を黙らすことができるぞ」
アルフォンスも学園生活が最後の自由な時間なのだ。嫌がっているとわかっている俺ならヒロインが登場したあと、アルフォンスも婚約破棄をきりだしやすいか。
「保守派の筆頭が義父上なんだがな……」
「愛する娘を手放すよりマシなんじゃないか」
さっきの剣幕を思い出して二人で笑った。
「わかった。だが、プリメリアは嫌がっているので俺でどうですか? なんて言っていいものか……」
きっと両親もプリメリアも反対するだろう。
「私と想い合っている、ということにすればいいのではないか?」
ジッと見つめるアルフォンスの緑の目が思ったより近かった。
「近すぎると言ってるだろうが」
「これくらいで動揺していては狸たちを誤魔化せないぞ」
「……わかった。おいっ、これ」
俺の銀の髪は少し長くて肩のあたりで紐を結んでいる。それを解いて、アルフォンスはかわりの髪留めを填めた。赤い、アルフォンスの髪の色と同じ石がついている。
「婚約しようというんだ。これくらいは渡しておかないとな」
これは普通の宝石ではなく、俺たち魔法を使うものが生まれてから自分の魔力で育てる魔石だ。子供を作るときに必要なもので、婚約を決めた相手に贈ることが多いけれど、卒業までの関係なら必要はないはずだ。
「俺は持ち歩いていない。それに必要ない……、だろ」
自分が進む道が少しだけ怖い。これを受け取れば、何か大きな力に絡め取られるような気がする。
「そうだな。サイラスが私と結婚してもいいって思ったら贈ってくれ」
「あくまで、これはプリメリアの婚約を阻止するためのものだからな」
満足そうにアルフォンスは頷いた。
「アル……、えっと。何でこんなに距離が近いんだ?」
「お前が何を考えているかわらかないから、目を見ればわかるかなと思ってな」
鼻と鼻がくっつきそうなくらい近い。
「アルは一々距離が近すぎる!」
「怒っているのはわかった。ほら、氷を飛ばすのをやめてくれ」
さっきアルフォンスが水を湯に変えたときにも火の粉が舞ったようなエフェクトが周りに展開していたが、同じように俺も氷の結晶であるエフェクトが周囲に投影して魔法が発動する。フラワーガーデン物語の魔法は、キャラの個性の強調なのだ。エフェクトは綺麗だし、便利だ。攻撃魔法はメインキャラが見せ場で使ったりするから、強いのに、みんなあまり魔法を使わないのだ。あちこちでエフェクトが見えてたら、それはそれでうっとうしいけれど。
現代日本で作られたなんちゃってファンタジーロマンスゲームのせいか水道やトイレも電気も普通にある。使い勝手は電気で、パチッとボタンを押せば光が落ちてくるのに電気という概念はない。ボタンを押せばつくのが魔法の力で、電気の代わりに魔力が都合良く使われている感じだ。だからどの魔法具も魔石が源で、それを巡ってのエピソードもあった。ヒロインが魔石の泉をアルフォンスと見つけて、そのお陰で婚約者のプリメリアがいるのに婚約者を変更しようとしたのだ。そんなことをされたら、気位の高いゲームの中のプリメリアが暴走するのなんてわかっていただろうに。まぁ、今のプリメリアはアルフォンスに好意をもっているようには見えないから、ちょうどいいと譲るだろうけど。
攻略対象者である俺はオーディクス侯爵家の家系に多い氷の魔法使い。アルフォンスは炎の魔法の使い手だ。やはり公式での王道ヒーローだからだろうな。プリメリアは母方の血が濃いせいか氷ではなく、緑、植物に関する魔法を使う。
俺は魔力は多いけれど制御があまり得意ではないので、気を抜いていると感情の揺れでダイヤモンドダストのようなものを生成してしまうのだ。
「アルフォンス殿下が悪いと思います」
改まった口調で言うと、アルフォンスは慌てて距離をとった。
「わかった、悪かった!」
炎で氷を溶かすこともできるのに、アルは白くなった身体周りを叩いて霜のようなものを落として謝った。
「そんなに私とプリメリアの婚約が嫌なのか?」
探るような目つきでアルフォンスが尋ねる。
「駄目だ。絶対駄目なんだ……」
何故と言われても答えられないのに、俺は駄目だと繰り返した。
「それなら、お前が婚約者になればいい。さっきも言ったが、父上はオーディクス侯爵家との繋がりを求めているだけで、プリメリアがいいというわけじゃないはずだ。お前が私の婚約者になれば、プリメリアは自由だぞ?」
悪魔の囁きというのはこういうことをいうのだと思った。まっ暗な中に一筋の道が見えたなら、人は進むだろう。例え、それがガッタガタの舗装されていない道で落とし穴があるとわかっていても。
「俺が?」
「お前は侯爵家の人間だし、魔力も強いから跡継ぎも残せる」
前世では考えられないことだが、この世界は魔法で子供もできるのだ。ただ、かなり魔力が必要な上に魔力の調整も難しく互いの負担が半端ないので、子供が欲しければ異性とというのが一般的だ。結婚前にしっかりと話あって、契約をすませるのがこの世界の常識だ。
とはいえ、王族で国王になった人の伴侶は女性だけだ。きっと反対されるだろう。
「いや、俺は侯爵家の跡取りだ。義父はプリメリアに侯爵家という重い荷物を背負わせたくないから俺たちを引き取ってくれたんだ」
「王妃のほうが重いぞ」
「そうだが……」
王妃になるならまだいい。問題はヒロインが来たときのプリメリアの処遇だ。生きていれば何とかなることも死んでしまえばなすすべもない。
「せめて、卒業までは王太子妃は……」
卒業パーティさえすめば『花咲き誇るフラワーガーデン物語』は終わりを迎える。
「……卒業まで、お前が代わりを務めてはどうだ?」
「お前は自分の事だぞ。アルは男の王太子妃と卒業のプロムパーティまでパートナーを務めないといけなくなるんだぞ」
「あと一息か」
「何?」
ニッコリと人好きのする顔でアルフォンスは微笑んだ。
「気を遣わなくていいじゃないか。のんびり過ごしたいと思っていたからちょうどいい。それに王太子にとって同性婚は珍しいが、貴族では一般的なことだ。封建的だと言う連中を黙らすことができるぞ」
アルフォンスも学園生活が最後の自由な時間なのだ。嫌がっているとわかっている俺ならヒロインが登場したあと、アルフォンスも婚約破棄をきりだしやすいか。
「保守派の筆頭が義父上なんだがな……」
「愛する娘を手放すよりマシなんじゃないか」
さっきの剣幕を思い出して二人で笑った。
「わかった。だが、プリメリアは嫌がっているので俺でどうですか? なんて言っていいものか……」
きっと両親もプリメリアも反対するだろう。
「私と想い合っている、ということにすればいいのではないか?」
ジッと見つめるアルフォンスの緑の目が思ったより近かった。
「近すぎると言ってるだろうが」
「これくらいで動揺していては狸たちを誤魔化せないぞ」
「……わかった。おいっ、これ」
俺の銀の髪は少し長くて肩のあたりで紐を結んでいる。それを解いて、アルフォンスはかわりの髪留めを填めた。赤い、アルフォンスの髪の色と同じ石がついている。
「婚約しようというんだ。これくらいは渡しておかないとな」
これは普通の宝石ではなく、俺たち魔法を使うものが生まれてから自分の魔力で育てる魔石だ。子供を作るときに必要なもので、婚約を決めた相手に贈ることが多いけれど、卒業までの関係なら必要はないはずだ。
「俺は持ち歩いていない。それに必要ない……、だろ」
自分が進む道が少しだけ怖い。これを受け取れば、何か大きな力に絡め取られるような気がする。
「そうだな。サイラスが私と結婚してもいいって思ったら贈ってくれ」
「あくまで、これはプリメリアの婚約を阻止するためのものだからな」
満足そうにアルフォンスは頷いた。
279
あなたにおすすめの小説
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
普段「はい」しか言わない僕は、そばに人がいると怖いのに、元マスターが迫ってきて弄ばれている
迷路を跳ぶ狐
BL
全105話*六月十一日に完結する予定です。
読んでいただき、エールやお気に入り、しおりなど、ありがとうございました(*≧∀≦*)
魔法の名手が生み出した失敗作と言われていた僕の処分は、ある日突然決まった。これから捨てられる城に置き去りにされるらしい。
ずっと前から廃棄処分は決まっていたし、殺されるかと思っていたのに、そうならなかったのはよかったんだけど、なぜか僕を嫌っていたはずのマスターまでその城に残っている。
それだけならよかったんだけど、ずっとついてくる。たまにちょっと怖い。
それだけならよかったんだけど、なんだか距離が近い気がする。
勘弁してほしい。
僕は、この人と話すのが、ものすごく怖いんだ。
幼馴染がいじめるのは俺だ!
むすめっすめ
BL
幼馴染が俺の事いじめてたのは、好きな子いじめちゃうやつだと思ってたのに...
「好きな奴に言われたんだ...幼馴染いじめるのとかガキみてーだって...」
「はっ...ぁ??」
好きな奴って俺じゃないの___!?
ただのいじめっ子×勘違いいじめられっ子
ーーーーーー
主人公 いじめられっ子
小鳥遊洸人
タカナシ ヒロト
小学生の頃から幼馴染の神宮寺 千透星にいじめられている。
姉の助言(?)から千透星が自分のこといじめるのは小学生特有の“好きな子いじめちゃうヤツ“だと思い込むようになり、そんな千透星を、可愛いじゃん...?と思っていた。
高校で初めて千透星に好きな人が出来たことを知ったことから、
脳破壊。
千透星への恋心を自覚する。
幼馴染 いじめっ子
神宮寺 千透星
ジングウジ チトセ
小学生の頃から幼馴染の小鳥遊 洸人をいじめている。
美形であり、陰キャの洸人とは違い周りに人が集まりやすい。(洸人は千透星がわざと自分の周りに集まらないように牽制していると勘違いしている)
転校生の須藤千尋が初恋である
有能すぎる親友の隣が辛いので、平凡男爵令息の僕は消えたいと思います
緑虫
BL
第三王子の十歳の生誕パーティーで、王子に気に入られないようお城の花園に避難した、貧乏男爵令息のルカ・グリューベル。
知り合った宮廷庭師から、『ネムリバナ』という水に浮かべるとよく寝られる香りを放つ花びらをもらう。
花園からの帰り道、噴水で泣いている少年に遭遇。目の下に酷いクマのある少年を慰めたルカは、もらったばかりの花びらを男の子に渡して立ち去った。
十二歳になり、ルカは寄宿学校に入学する。
寮の同室になった子は、まさかのその時の男の子、アルフレート(アリ)・ユーネル侯爵令息だった。
見目麗しく文武両道のアリ。だが二年前と変わらず睡眠障害を抱えていて、目の下のクマは健在。
宮廷庭師と親交を続けていたルカには、『ネムリバナ』を第三王子の為に学校の温室で育てる役割を与えられていた。アリは花びらを王子の元まで運ぶ役目を負っている。育てる見返りに少量の花びらを入手できるようになったルカは、早速アリに使ってみることに。
やがて問題なく眠れるようになったアリはめきめきと頭角を表し、しがない男爵令息にすぎない平凡なルカには手の届かない存在になっていく。
次第にアリに対する恋心に気づくルカ。だが、男の自分はアリとは不釣り合いだと、卒業を機に離れることを決意する。
アリを見ない為に地方に移ったルカ。実はここは、アリの叔父が経営する領地。そこでたった半年の間に朗らかで輝いていたアリの変わり果てた姿を見てしまい――。
ハイスペ不眠攻めxお人好し平凡受けのファンタジーBLです。ハピエン。
公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜
上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……?
どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに?
偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも?
……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。
※別名義で連載していた作品になります。
(名義を統合しこちらに移動することになりました)
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
記憶を無くしたら家族に愛されました
レン
BL
リオンは第三王子で横暴で傲慢で侍女や執事が少しでも気に入らなかったら物を投げたり怒鳴ったりする。家族の前でも態度はあまり変わらない…
家族からも煩わしく思われたていて嫌われていた… そんなある日階段から落ちて意識をなくした…数日後目を覚ましたらリオンの様子がいつもと違くて…
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる