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二年の想いというのは案外簡単に終わってしまうと瞠目した次の瞬間、激しい揺れが後宮を襲った。立っていることができなくなった僕をジゼルが支えようとする。
どん! と地面が突き上げたように揺れた。
「キャー! 誰か……私を助けなさい!」
セシルが悲鳴を上げて助けを求めても、誰も寄ることができないくらいの激しい揺れだ。まともに立っているものなどいなかった。
「お母さん!」
母に駆け寄ろうとしても足元がおぼつかない。
「リュシオン様がお怒りよ!」
ジゼルはそう言って、姉であるセシルを突き倒した。
「まさか……」
宰相の静かな呟きが阿鼻叫喚の中で何故か響いた。ゆっくりふらつきながら揺れる床と落ちた調度品や人々の悲鳴の中、母の元にたどり着いた。
「エーリッヒ、あなたは苦しくないの?」
そういえば皆が胸元を握りしめている。僕はてっきり地震で皆が座り込んでいるのだと思っていた。
「お母さん、これを……」
被っていた布を母と母を支えてくれたジゼルに掛けると少しだけ楽になったようだ。
「エーリッヒ!」
リュシオンはいつもは僕のお願いをきいて竜体のまま後宮に降りないように気をつけてくれていたのに、今は気が急いていたのだろうそのままの姿で降り立ったようだ。人に変じるときにおきる風は木々をなぎ倒すほどの威力がある。庭からその風が後宮を襲った。
「リュシオン!」
外から続く廊下の扉が開いていて、そこから竜体を人に変じながらリュシオンが駆けてきた。地震だけでなく激しい突風に後宮内はもはや紛うことなき被災地である。皆がうずくまる中で、何故か僕は身体を自由に動かすことができた。強い気の圧力をそれほど感じない。ちょっと頭が痛いかなというくらいだ。
人型になったリュシオンは青い顔をしていたけれど、飛びついた僕の身体を抱きしめてくれた。
「無事か?」
「大丈夫です。でも凄い揺れで怖かったです」
「恐ろしかったのは私の方だ。そなたが損なわれたと感じた恐怖はあの程度ではすまぬ」
リュシオンの手が僕の身体を確かめるように触れていく。その手が震えていることに気付いた。地震はおさまったけれど、人はまだ呻いて地面に倒れている。ハッとみると母も苦しそうだ。
「リュシオン……これはあなたの力ですか?」
突風で酷い状態になっているのはもちろんリュシオンのせいだが、地震も人々が苦しんでいるのももしかしてリュシオンの怒りで竜の力が暴走しているのではと思った。
「一の山を噴火させた――。それくらいでなければ、私がいないところでそなたが死ぬかもしれぬと思ったのだ。そなたの髪は身体の一部。それを失ったことで私にはそなたに何かがあったことだけがわかった……。髪だけか?」
そんなことだったら教えてくれていないと! という悲鳴はリュシオンの顔色を見て飲み込んだ。こんなに青ざめるほど心配してくれたリュシオンを責めることは出来ない。
「髪がそんなことになっているとは知りませんでした。髪を切られ……切っただけです。僕も成人が近いので、すっきりさせようと思って……。お願いです。竜の力を解いてください……。母が死んでしまいます」
とうの昔にすぎている成人を持ち出して、そういうことにした。
僕の髪を撫でていたリュシオンは母が心配で焦る僕に気付き、苦しそうな母を見て頷いた。
「すまぬ。母が亡くなれば、そなたも悲しむ」
リュシオンの唇が僕の唇に優しく触れた瞬間、その場の圧が消えた。息が出来なかったのか激しく咳き込む者と、圧力が去った瞬間に立ちあがった者の差は、普段からリュシオンに仕えているかどうかの差だったようだ。
宰相閣下は、膝をつき頭を下げて次代の竜王に対する礼をとった。身体を起こせる宰相の配下は皆同じように拝礼する。
宰相の娘であるセシルは、激しく咳き込んだ後意識を失って伏せているが誰も介抱するものはいない。
気を失ったままの方が余計な怒りを買わなくていいと思う。側仕えたちは、慌ててその場を整えるべく動き始めた。
「どういうことだ? 宰相、そなたがここにいるということはエーリッヒに危害を加えたのはそなたということか?」
宰相は顔色を変えて弁明を始めた。
「いいえ、そのようなことは――」
リュシオンの後宮に娘をいれるために連れてきたこと。他の器量のいい娘を後宮にいれる前に僕を町に逃がそうと思ったこと。そして青い顔をしながら、娘が鬘を欲しがって僕の髪をもらおうとしたことを告げた。髪のことは言わないほうが心証がいいはずなのに、宰相は誤魔化そうとはしなかった。さすがに娘が髪を切ったとは言えなかったようだけど。気持ちはわかるので、僕も黙っていた。
「お姉様がエリーの髪を切ったのです」
ジゼルはリュシオンの前に跪いた。
「ジゼル、それはそなたの姉か」
「ジゼル! なんてことを――」
宰相は信じられないように娘を見た。まさかジゼルが正直に話すとは僕も思っていなかった。
「私はリュシオン様に仕えております。エリーを護るようにと言われていたのに、こんなことになってしまいもうしわけございません」
「ジゼル?」
「エリー、リュシオン様はあなたが心配だから私に命じていたの。なのに髪を切られてしまうなんて……」
「ジゼルは悪くない。僕もこんなことになると思っていなかったんだ。あげると言ったのは僕だ」
僕とジゼルの話を聞いて、リュシオンは宰相を睨んだ。その瞬間、彼の額から凄い汗が噴き出してきたのがわかった。
「そなたの娘は欲が深い。竜が丁寧に整え、伸ばしているエーリッヒの髪を鬘にしようとしただと? 二度と髪が生えぬように呪うか、美しいと思えぬように視力を奪ってしまおうか。それとも欲しいと願うことの出来ぬように声を封じてしまおうか……」
ひいっ! と声を漏らしたのは、宰相だけではなかった。僕もジゼルもそして側仕え達も。
リュシオンの顔を見れば、「冗談ばっかり!」と茶化す雰囲気でないことは明らかだ。周りのものたちは言えない言葉を飲み込み、縋るように僕を見つめた。原因が僕だからわからないわけではないけれど、怒りを必死で抑え込んでいるリュシオンに進言するのは勇気がいる。
「リュシオン、いいんです。僕は母がここで働くことができるなら切ってもいいと思ったから……。リュシオンが毎日丁寧に梳ってくれていたのに……申し訳ありません」
「そなたの母がここにいるのは当たり前ではないか。竜と違って人の親子は一緒に暮らすのが普通なのだろう?」
リュシオンが不思議そうに訊ねる。
「でも僕がここを出ていったら、一緒に出ていくように言ったのでは……」
てっきりリュシオンが命じたのだと思っていた。僕が宰相閣下を見つめると、青い顔が黒っぽく見えた。
「一緒に街に出した方が二人のためだと思ったのです。新しい番様が中継ぎの彼や彼の母親に何かをしたら――」
ドン! とまたもや突き上げた地震でふらついた僕は、ギュッとリュシオンに縋り付いた。
「リュシー……地面が揺れるのは怖いです」
ちょっとわざとらしいかと思ったけれど、方法を選んでいる場合じゃない。
「エーリッヒ、抱いていてやろう。私がいれば恐れることはない。地が割れ、火が噴き出そうと問題はない。母親も助けてやるから安心していい」
リュシオンが本気で怒っているのがわかる。宰相の身体が地面に上から押さえつけられているように見えるからだ。
「お前は、エーリッヒを番と認めぬと言うのか! 宰相のお前がそうだということは、国が私を王と認めぬということ――。構わぬ、私がここにいるのはエーリッヒのため」
リュシオンが片手を翼に変じた。飛ぼうとしているのだと気付いて、僕は慌ててリュシオンの気を逸らそうと口付けた。リュシオンが一番喜ぶのは何かと考えたら、口付けだったのだから仕方がない。
「エー……」
驚いて僕の名を呼ぼうとした口に舌を差し込んだ。僕がリュシオンの口付けが好きなように、リュシオンも好きだと言ってくれていた。人前であることを意識の外に置いて、熱いリュシオンの舌に絡ませると舐るように口の中を愛撫した。リュシオンのことが好きなのだという気持ち。いつまで経っても僕には肌を見せてくれないリュシオンへの憤り。どうして最後まで挿れてくれないのだろうと思うと胸が痛くなる。
敏感にされてしまった身体を持てあまして、僕は一人で生きていかなければいけないのだと思うと涙が零れた。最初は僕一人が盛るように口腔を奪っていたけれど、「は……」という多分宰相の息をする音が聞こえたあたりからリュシオンも応えてくれた。長い舌が僕の喉の奥を突くと吐きそうになるのに、それすら気持ちがいいと思ってしまう。
「ううんっ……だめ、息が……」
深い口付けは、苦しさを伴う。零れる唾液に身体が震えた。
どん! と地面が突き上げたように揺れた。
「キャー! 誰か……私を助けなさい!」
セシルが悲鳴を上げて助けを求めても、誰も寄ることができないくらいの激しい揺れだ。まともに立っているものなどいなかった。
「お母さん!」
母に駆け寄ろうとしても足元がおぼつかない。
「リュシオン様がお怒りよ!」
ジゼルはそう言って、姉であるセシルを突き倒した。
「まさか……」
宰相の静かな呟きが阿鼻叫喚の中で何故か響いた。ゆっくりふらつきながら揺れる床と落ちた調度品や人々の悲鳴の中、母の元にたどり着いた。
「エーリッヒ、あなたは苦しくないの?」
そういえば皆が胸元を握りしめている。僕はてっきり地震で皆が座り込んでいるのだと思っていた。
「お母さん、これを……」
被っていた布を母と母を支えてくれたジゼルに掛けると少しだけ楽になったようだ。
「エーリッヒ!」
リュシオンはいつもは僕のお願いをきいて竜体のまま後宮に降りないように気をつけてくれていたのに、今は気が急いていたのだろうそのままの姿で降り立ったようだ。人に変じるときにおきる風は木々をなぎ倒すほどの威力がある。庭からその風が後宮を襲った。
「リュシオン!」
外から続く廊下の扉が開いていて、そこから竜体を人に変じながらリュシオンが駆けてきた。地震だけでなく激しい突風に後宮内はもはや紛うことなき被災地である。皆がうずくまる中で、何故か僕は身体を自由に動かすことができた。強い気の圧力をそれほど感じない。ちょっと頭が痛いかなというくらいだ。
人型になったリュシオンは青い顔をしていたけれど、飛びついた僕の身体を抱きしめてくれた。
「無事か?」
「大丈夫です。でも凄い揺れで怖かったです」
「恐ろしかったのは私の方だ。そなたが損なわれたと感じた恐怖はあの程度ではすまぬ」
リュシオンの手が僕の身体を確かめるように触れていく。その手が震えていることに気付いた。地震はおさまったけれど、人はまだ呻いて地面に倒れている。ハッとみると母も苦しそうだ。
「リュシオン……これはあなたの力ですか?」
突風で酷い状態になっているのはもちろんリュシオンのせいだが、地震も人々が苦しんでいるのももしかしてリュシオンの怒りで竜の力が暴走しているのではと思った。
「一の山を噴火させた――。それくらいでなければ、私がいないところでそなたが死ぬかもしれぬと思ったのだ。そなたの髪は身体の一部。それを失ったことで私にはそなたに何かがあったことだけがわかった……。髪だけか?」
そんなことだったら教えてくれていないと! という悲鳴はリュシオンの顔色を見て飲み込んだ。こんなに青ざめるほど心配してくれたリュシオンを責めることは出来ない。
「髪がそんなことになっているとは知りませんでした。髪を切られ……切っただけです。僕も成人が近いので、すっきりさせようと思って……。お願いです。竜の力を解いてください……。母が死んでしまいます」
とうの昔にすぎている成人を持ち出して、そういうことにした。
僕の髪を撫でていたリュシオンは母が心配で焦る僕に気付き、苦しそうな母を見て頷いた。
「すまぬ。母が亡くなれば、そなたも悲しむ」
リュシオンの唇が僕の唇に優しく触れた瞬間、その場の圧が消えた。息が出来なかったのか激しく咳き込む者と、圧力が去った瞬間に立ちあがった者の差は、普段からリュシオンに仕えているかどうかの差だったようだ。
宰相閣下は、膝をつき頭を下げて次代の竜王に対する礼をとった。身体を起こせる宰相の配下は皆同じように拝礼する。
宰相の娘であるセシルは、激しく咳き込んだ後意識を失って伏せているが誰も介抱するものはいない。
気を失ったままの方が余計な怒りを買わなくていいと思う。側仕えたちは、慌ててその場を整えるべく動き始めた。
「どういうことだ? 宰相、そなたがここにいるということはエーリッヒに危害を加えたのはそなたということか?」
宰相は顔色を変えて弁明を始めた。
「いいえ、そのようなことは――」
リュシオンの後宮に娘をいれるために連れてきたこと。他の器量のいい娘を後宮にいれる前に僕を町に逃がそうと思ったこと。そして青い顔をしながら、娘が鬘を欲しがって僕の髪をもらおうとしたことを告げた。髪のことは言わないほうが心証がいいはずなのに、宰相は誤魔化そうとはしなかった。さすがに娘が髪を切ったとは言えなかったようだけど。気持ちはわかるので、僕も黙っていた。
「お姉様がエリーの髪を切ったのです」
ジゼルはリュシオンの前に跪いた。
「ジゼル、それはそなたの姉か」
「ジゼル! なんてことを――」
宰相は信じられないように娘を見た。まさかジゼルが正直に話すとは僕も思っていなかった。
「私はリュシオン様に仕えております。エリーを護るようにと言われていたのに、こんなことになってしまいもうしわけございません」
「ジゼル?」
「エリー、リュシオン様はあなたが心配だから私に命じていたの。なのに髪を切られてしまうなんて……」
「ジゼルは悪くない。僕もこんなことになると思っていなかったんだ。あげると言ったのは僕だ」
僕とジゼルの話を聞いて、リュシオンは宰相を睨んだ。その瞬間、彼の額から凄い汗が噴き出してきたのがわかった。
「そなたの娘は欲が深い。竜が丁寧に整え、伸ばしているエーリッヒの髪を鬘にしようとしただと? 二度と髪が生えぬように呪うか、美しいと思えぬように視力を奪ってしまおうか。それとも欲しいと願うことの出来ぬように声を封じてしまおうか……」
ひいっ! と声を漏らしたのは、宰相だけではなかった。僕もジゼルもそして側仕え達も。
リュシオンの顔を見れば、「冗談ばっかり!」と茶化す雰囲気でないことは明らかだ。周りのものたちは言えない言葉を飲み込み、縋るように僕を見つめた。原因が僕だからわからないわけではないけれど、怒りを必死で抑え込んでいるリュシオンに進言するのは勇気がいる。
「リュシオン、いいんです。僕は母がここで働くことができるなら切ってもいいと思ったから……。リュシオンが毎日丁寧に梳ってくれていたのに……申し訳ありません」
「そなたの母がここにいるのは当たり前ではないか。竜と違って人の親子は一緒に暮らすのが普通なのだろう?」
リュシオンが不思議そうに訊ねる。
「でも僕がここを出ていったら、一緒に出ていくように言ったのでは……」
てっきりリュシオンが命じたのだと思っていた。僕が宰相閣下を見つめると、青い顔が黒っぽく見えた。
「一緒に街に出した方が二人のためだと思ったのです。新しい番様が中継ぎの彼や彼の母親に何かをしたら――」
ドン! とまたもや突き上げた地震でふらついた僕は、ギュッとリュシオンに縋り付いた。
「リュシー……地面が揺れるのは怖いです」
ちょっとわざとらしいかと思ったけれど、方法を選んでいる場合じゃない。
「エーリッヒ、抱いていてやろう。私がいれば恐れることはない。地が割れ、火が噴き出そうと問題はない。母親も助けてやるから安心していい」
リュシオンが本気で怒っているのがわかる。宰相の身体が地面に上から押さえつけられているように見えるからだ。
「お前は、エーリッヒを番と認めぬと言うのか! 宰相のお前がそうだということは、国が私を王と認めぬということ――。構わぬ、私がここにいるのはエーリッヒのため」
リュシオンが片手を翼に変じた。飛ぼうとしているのだと気付いて、僕は慌ててリュシオンの気を逸らそうと口付けた。リュシオンが一番喜ぶのは何かと考えたら、口付けだったのだから仕方がない。
「エー……」
驚いて僕の名を呼ぼうとした口に舌を差し込んだ。僕がリュシオンの口付けが好きなように、リュシオンも好きだと言ってくれていた。人前であることを意識の外に置いて、熱いリュシオンの舌に絡ませると舐るように口の中を愛撫した。リュシオンのことが好きなのだという気持ち。いつまで経っても僕には肌を見せてくれないリュシオンへの憤り。どうして最後まで挿れてくれないのだろうと思うと胸が痛くなる。
敏感にされてしまった身体を持てあまして、僕は一人で生きていかなければいけないのだと思うと涙が零れた。最初は僕一人が盛るように口腔を奪っていたけれど、「は……」という多分宰相の息をする音が聞こえたあたりからリュシオンも応えてくれた。長い舌が僕の喉の奥を突くと吐きそうになるのに、それすら気持ちがいいと思ってしまう。
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