93 / 646
拓夢の話4
凛の優しさ…
しおりを挟む
「大丈夫、大丈夫」
そう言って、凛は俺の背中を擦り続けてくれる。
凛の「大丈夫」が、心を満たしていく。体の震えが、涙がゆっくりゆっくり止まっていくのを感じる。
「拓夢、大丈夫だよ」
凛は、涙でいっぱいの目で俺を見つめる。
「凛、好きだよ」
俺は、凛の頬を撫でる。
「拓夢……」
凛は、その手を握りしめて優しく微笑んでくれる。
「凛、助けて」
「うん」
俺の言葉に、凛は自分のシャツの中に俺の手を持っていく。ドクン、ドクンって、凛の鼓動を手が感じとるだけで身体中の悲しみや苦しみが消えていくのを感じる。
「凛、好きだよ」
「うん、私もだよ」
そう凛が言った瞬間、俺は止められなくなる。
「凛……」
凛の胸に手を当てる。
ガチャン、ガン…
俺と凛は、一瞬体がビクッとしたけれど…。
おでこをくっつけて、笑った。
ガンガン、ガンガン…。工事でもしてるぐらいにやけに音がデカイ。
「見るよ」
凛から離れようとした俺の手を凛が握りしめてくる。
「集中して」
「でも…」
「見つかったっていいじゃない」
悪戯っぽく凛が笑った。
「でも、旦那さんに…」
「バレたらバレた時だよ!今は、この震えをとめてあげたい」
そう言われて、俺は凛の胸に当てている手が震えてるのに気づいた。
「一緒に、沼に沈もう」
凛は、そう言って胸にある手に手を重ねてくる。
「沈む」
もう、音が気にならなくなった。俺の耳には、凛の鼓動しか聞こえなくなって…。まるで、この世界に二人きりになったみたいに、俺は凛に集中していた。
「拓夢、忘れよう」
凛は俺のシャツのボタンをゆっくりはずしてく。
「ハァ、ハァ」
美沙とするより興奮してる。凛が、あぐらをかいた俺の足の上に座る。
俺は、凛のシャツを脱がした。
「凛、愛してる」
ブラジャーのホックをゆっくりはずしながらキスをする。
「拓夢…」
鼓舞しなくたって、当たり前のように俺のが主張し始める。背中を撫でるように手を這わせて、凛の体を引き寄せると凛はビクッとする。それが、さらに堪らなくて…。興奮する。頭の中が、ビリビリと痺れていく。
「ハァ、ハァッ」
俺の息が興奮して熱を帯びてるのがわかる。凛の体を指を這わせて撫でながら、凛の唇にキスをする。
「ハァー」
凛の吐息を聞くとさらに興奮を覚えた。俺は、ゆっくりと凛を洗面所の床に寝かせる。
カチャカチャとベルトを外す。
「避妊具…とってくる」
「待って」
そう言って、凛はスカートのポケットから、それを渡した。
「何で?」
「家にあったから、持ってきちゃった」
「一枚だけ?」
「うん」
そう言って、悪戯っぽく凛が笑うのを見つめておでこにキスをする。俺は、凛がしてくれる事が全て好きだ。
そう言って、凛は俺の背中を擦り続けてくれる。
凛の「大丈夫」が、心を満たしていく。体の震えが、涙がゆっくりゆっくり止まっていくのを感じる。
「拓夢、大丈夫だよ」
凛は、涙でいっぱいの目で俺を見つめる。
「凛、好きだよ」
俺は、凛の頬を撫でる。
「拓夢……」
凛は、その手を握りしめて優しく微笑んでくれる。
「凛、助けて」
「うん」
俺の言葉に、凛は自分のシャツの中に俺の手を持っていく。ドクン、ドクンって、凛の鼓動を手が感じとるだけで身体中の悲しみや苦しみが消えていくのを感じる。
「凛、好きだよ」
「うん、私もだよ」
そう凛が言った瞬間、俺は止められなくなる。
「凛……」
凛の胸に手を当てる。
ガチャン、ガン…
俺と凛は、一瞬体がビクッとしたけれど…。
おでこをくっつけて、笑った。
ガンガン、ガンガン…。工事でもしてるぐらいにやけに音がデカイ。
「見るよ」
凛から離れようとした俺の手を凛が握りしめてくる。
「集中して」
「でも…」
「見つかったっていいじゃない」
悪戯っぽく凛が笑った。
「でも、旦那さんに…」
「バレたらバレた時だよ!今は、この震えをとめてあげたい」
そう言われて、俺は凛の胸に当てている手が震えてるのに気づいた。
「一緒に、沼に沈もう」
凛は、そう言って胸にある手に手を重ねてくる。
「沈む」
もう、音が気にならなくなった。俺の耳には、凛の鼓動しか聞こえなくなって…。まるで、この世界に二人きりになったみたいに、俺は凛に集中していた。
「拓夢、忘れよう」
凛は俺のシャツのボタンをゆっくりはずしてく。
「ハァ、ハァ」
美沙とするより興奮してる。凛が、あぐらをかいた俺の足の上に座る。
俺は、凛のシャツを脱がした。
「凛、愛してる」
ブラジャーのホックをゆっくりはずしながらキスをする。
「拓夢…」
鼓舞しなくたって、当たり前のように俺のが主張し始める。背中を撫でるように手を這わせて、凛の体を引き寄せると凛はビクッとする。それが、さらに堪らなくて…。興奮する。頭の中が、ビリビリと痺れていく。
「ハァ、ハァッ」
俺の息が興奮して熱を帯びてるのがわかる。凛の体を指を這わせて撫でながら、凛の唇にキスをする。
「ハァー」
凛の吐息を聞くとさらに興奮を覚えた。俺は、ゆっくりと凛を洗面所の床に寝かせる。
カチャカチャとベルトを外す。
「避妊具…とってくる」
「待って」
そう言って、凛はスカートのポケットから、それを渡した。
「何で?」
「家にあったから、持ってきちゃった」
「一枚だけ?」
「うん」
そう言って、悪戯っぽく凛が笑うのを見つめておでこにキスをする。俺は、凛がしてくれる事が全て好きだ。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
13
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる