82 / 94
喜与恵と宝珠の視点
初めまして
しおりを挟む
「来ました。」
そう言って、宝珠は車を降りた。
「きよちゃん、後ろきて!なっ?」
「あっ、うん」
私も降りて、みなちゃんの隣に座った。
「そしたら、村井さんの所に行ってから自己紹介しよう。喜与恵、場所教えてくれる。」
「うん」
私は、宝珠にスマホを差し出した。
「場所、わかった!ありがとう」
そう言って、宝珠は私にスマホを返してくれた。
「じゃあ、行くね」
宝珠は、エンジンをかけて車を発進した。
「ねぇ、きよちゃん。緊張するわ!どないする?」
「どないすると言われても。」
「ちょっとだけ、手握っててええかな?」
「あっ!はい」
「緊張してるん?きよちゃんも」
「うん」
「きよちゃん、ありがとうな」
「どうして?」
「なんか、俺の事許されへんかったんやろ?ずっと」
「まあ、それは、後で話そうよ」
「うん、せやな!」
宝珠は、車を停めた。
「ついたよ!」
私達は、降りる。
みなちゃんは、ずっと緊張してるようだった。
「喜与恵、聞いてみて!」
「うん」
「待って、一緒にいく」
「なんで?」
「きよちゃんについてくって」
なぜかみなちゃんは、ついてきた。
「いらっしゃいませ、喜与恵さん。いらっしゃいませ」
「お久しぶりです。四人なんですけど?」
「個室にしますか?」
「お願いします。」
「ちょっと待って下さい。」
私は、宝珠に手招きした。
宝珠は、成木さんを連れてやってきた。
「こちらどうぞ」
村井さんに、個室に案内される。
「ご注文は、どうしましょうか?」
「皆さん、どうしますか?」
「オススメでいいですよ。食べれないのとか、あります?」
皆、首を横に振った。
「オススメをお願いできますか?」
「いいですよ。では、持ってきますね」
村井さんは、お冷やを4つおいて行ってしまった。
「自己紹介しましょうか?」
「あっ!黒須喜与恵(くろすきよえ)です。宜しくお願いします。」
「成木楓(なるきかえで)です。宜しくお願いします。」
「満月湊(まんげつみなと)です。宜しくお願いします。」
「私は、三日月宝珠(みかづきほうじゅ)です。宜しくお願いします。」
皆で、頭を下げる。
「パンどうぞ」
パンを置いてくれる。
「あのー。成木さんは前の人と別れたんですよね?」
「はい」
「ずっと、そっちなん?」
「同性を好きだって事ですか?」
「うん、そっち」
「ずっとですよ。物心ついた時からずっとです。」
「ほんなら、俺と一緒やね」
みなちゃんは、ニコッと笑った。
スープや、お肉や、ラザニアや、ピザなどがやってきた。
「ごゆっくりどうぞ」
皆で、シェアしなさいって事なんだとわかった。
「きよちゃん、俺がやるで」
みなちゃんが、取り分けてくれた。
「あの、その、満月さん」
「はい」
「そんなに美しいのに、俺なんか駄目ですよね」
私は、そっと左目を隠した。
「きよちゃん」
「目瞑って下さい」
みなちゃんは、私の言葉に目を瞑った。
みなちゃんは、目を開けて笑った。
「成木さんの方が、美しいよ。いただきます」
私達は、ご飯を食べる。
「美味しいね」
「美味しい」
成木さんは、凄く恥ずかしそうにしてる。
確かに、みなちゃんの美しさは凄いものがある。
「あの、満月さん」
「はい」
「初対面ですが、お付き合いを考えてくれてますか?」
「うん。ええよ!俺は、ええけど。成木さんが、こんな俺でええんなら」
「こんなって、そんな綺麗な姿でよく言えますね」
「そんな事ないで!綺麗やないよ。53歳やで!成木さんは、俺より年下やろ?宝珠ぐらいか?」
「47です。」
「若いなー。俺みたいなおっさんいややろ?」
成木さんは、首を横に振った。
「ほんなら、嬉しいわ」
「素敵過ぎて、俺には勿体ないです。」
「謙遜しすぎやから!成木さんも、かっこいいで!」
「そんな事ないです。」
「敬語やなくて、ええよ。俺は、敬語やなくてええ!」
「わかった。」
成木さんは、照れ臭そうに笑っている。
そう言って、宝珠は車を降りた。
「きよちゃん、後ろきて!なっ?」
「あっ、うん」
私も降りて、みなちゃんの隣に座った。
「そしたら、村井さんの所に行ってから自己紹介しよう。喜与恵、場所教えてくれる。」
「うん」
私は、宝珠にスマホを差し出した。
「場所、わかった!ありがとう」
そう言って、宝珠は私にスマホを返してくれた。
「じゃあ、行くね」
宝珠は、エンジンをかけて車を発進した。
「ねぇ、きよちゃん。緊張するわ!どないする?」
「どないすると言われても。」
「ちょっとだけ、手握っててええかな?」
「あっ!はい」
「緊張してるん?きよちゃんも」
「うん」
「きよちゃん、ありがとうな」
「どうして?」
「なんか、俺の事許されへんかったんやろ?ずっと」
「まあ、それは、後で話そうよ」
「うん、せやな!」
宝珠は、車を停めた。
「ついたよ!」
私達は、降りる。
みなちゃんは、ずっと緊張してるようだった。
「喜与恵、聞いてみて!」
「うん」
「待って、一緒にいく」
「なんで?」
「きよちゃんについてくって」
なぜかみなちゃんは、ついてきた。
「いらっしゃいませ、喜与恵さん。いらっしゃいませ」
「お久しぶりです。四人なんですけど?」
「個室にしますか?」
「お願いします。」
「ちょっと待って下さい。」
私は、宝珠に手招きした。
宝珠は、成木さんを連れてやってきた。
「こちらどうぞ」
村井さんに、個室に案内される。
「ご注文は、どうしましょうか?」
「皆さん、どうしますか?」
「オススメでいいですよ。食べれないのとか、あります?」
皆、首を横に振った。
「オススメをお願いできますか?」
「いいですよ。では、持ってきますね」
村井さんは、お冷やを4つおいて行ってしまった。
「自己紹介しましょうか?」
「あっ!黒須喜与恵(くろすきよえ)です。宜しくお願いします。」
「成木楓(なるきかえで)です。宜しくお願いします。」
「満月湊(まんげつみなと)です。宜しくお願いします。」
「私は、三日月宝珠(みかづきほうじゅ)です。宜しくお願いします。」
皆で、頭を下げる。
「パンどうぞ」
パンを置いてくれる。
「あのー。成木さんは前の人と別れたんですよね?」
「はい」
「ずっと、そっちなん?」
「同性を好きだって事ですか?」
「うん、そっち」
「ずっとですよ。物心ついた時からずっとです。」
「ほんなら、俺と一緒やね」
みなちゃんは、ニコッと笑った。
スープや、お肉や、ラザニアや、ピザなどがやってきた。
「ごゆっくりどうぞ」
皆で、シェアしなさいって事なんだとわかった。
「きよちゃん、俺がやるで」
みなちゃんが、取り分けてくれた。
「あの、その、満月さん」
「はい」
「そんなに美しいのに、俺なんか駄目ですよね」
私は、そっと左目を隠した。
「きよちゃん」
「目瞑って下さい」
みなちゃんは、私の言葉に目を瞑った。
みなちゃんは、目を開けて笑った。
「成木さんの方が、美しいよ。いただきます」
私達は、ご飯を食べる。
「美味しいね」
「美味しい」
成木さんは、凄く恥ずかしそうにしてる。
確かに、みなちゃんの美しさは凄いものがある。
「あの、満月さん」
「はい」
「初対面ですが、お付き合いを考えてくれてますか?」
「うん。ええよ!俺は、ええけど。成木さんが、こんな俺でええんなら」
「こんなって、そんな綺麗な姿でよく言えますね」
「そんな事ないで!綺麗やないよ。53歳やで!成木さんは、俺より年下やろ?宝珠ぐらいか?」
「47です。」
「若いなー。俺みたいなおっさんいややろ?」
成木さんは、首を横に振った。
「ほんなら、嬉しいわ」
「素敵過ぎて、俺には勿体ないです。」
「謙遜しすぎやから!成木さんも、かっこいいで!」
「そんな事ないです。」
「敬語やなくて、ええよ。俺は、敬語やなくてええ!」
「わかった。」
成木さんは、照れ臭そうに笑っている。
0
あなたにおすすめの小説
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳主婦のカレンはインスタグラムで20歳大学生の晴人と知り合う。親密な関係となった3度目のデートのときに、晴人が実は17歳の高校2年生だと知る。
カレンと晴人はその後、どうなる?
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
月弥総合病院
御月様(旧名 僕君☽☽︎)
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる