【完結短編】勇者が魔王を倒しに来ます。どうすればいいでしょうか?((((;゜Д゜))))【緊急】

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【魔王】くっ……これがお前らの手段か!!【勇者】

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 ある日、太陽は輝き。そして……大きな翼を持った者たちが降りてくる。一人、特訓していた魔王ちゃんの周りを囲み。語る。



「お前らは……」



「見て分からないですか? 元魔王フラムさん。神の使いです。嘘じゃないですよ」



「天使ども……初めて見るが本当に存在していたとは」



 フラムは周りを見ながら戦力を見たとき。絶望的な差を思い知らされる。本気だと言える。



「味方である勇者達の仲間でしょうがあなたは魔も者。許すことは出来ません。おとなしく連行されない場合……仲間共々敵とします」



「くっ……こんな戦力を持ながら勇者任せの野郎とはおもわなかったな」



「フフフ……その首輪で力が出ないでしょ? 虚勢はるのもいいわ。では……近くにある城に連行しなさい」



「………はぁ。私はつくづく運がない。世界は敵のようだ」



「そうかしら? 運はいいと思う……頑張れ」



「……?」



「気にしなくていいわ」



 天使に掴まり。魔王ちゃんは連れ拐われるのだった。











シュタッ!!



「な、何者!!」



 黒い服を着た女性が勇者たちの前に立ちはだかる。4人は武器を構えた。



「……細かい事は言えないが魔王フラムに付き従うもの。悲しい事に天使に連れさらわれた」



「フラムが!? どうして!!」



「元魔王でも魔者。神は許さなかったのだろう。天使は都市の城を占拠し処刑する。それまでに助けたい……陰ながら助けていたがそれも出来ないほどなのだ。頼む手伝ってほしい」



「……いや。魔の者……仕方ない」



「……神の意思ならば」



「……ええ。私たちで勝てない」



「「「「こいつらwwwby魔王」」」」



「わかった。俺一人だけで行こう」



「ソル!? 貴様は神の敵になるつもりか!?」



「……勇者ですよね!!」



「やめよう!! そんなことをしては……世界が歪んでしまう!!」



「既に取り返しのつかない所まで来てるぞby魔王」



「ごめん、皆。俺一人で行く。抵抗なく連れ拐われた理由がわかる。戦った音もしないのはそれが理由だ……」



「そうだな。交渉。お前らを人質とされた。おい!! 出てこい!!」



 黒い服の女はクナイを投げる。その木の裏から……翼が現れた。



「……わかってましたか」



 木の影から。天使が現れる。



「忠告します。助けるなら敵です。以上、さようなら」



 天使は飛び立つ。笑いをあげながら。



「どうする? 勇者ソル」



「行きますよ。助けに」



 歪みのない顔に顔を隠した忍者は笑みを浮かべたのだった。











「演技お疲れさまby魔王」



「クナイの場面、めっちゃかっこ良かったですby魔王」



「我も……悪役魔王役じゃなくてそっちが良かったきがするぞby魔王」



「「「演技無理でしょby魔王」」」「……ダメだねby魔王」



「くっそ……お前ら我をどのように見てるかわかってるぞby魔王」



「ふむ。ドキドキしたが好評でよかった。それにあの天使の悪魔の笑いと微笑みは素晴らしい程にイラっとしたby魔王」



「流石、劇場所属の天使たちですねby魔王」



「……私より本当に交遊広いby魔王」



「おい、神擬きの引きこもり魔王以下の交遊は流石にないだろby魔王」



「………いっぱいいるもんby魔王」



「じゃぁ……見せてもらおうかby魔王」



「……ゆ、ゆうしゃに四天王に……by魔王」



「九代族長連、連合王国、旧王国、神々……顔を思い出すだけでいっぱいだからメモがいるby魔王」



「やめてやれ。その全力でいじめに行くの笑うby魔王」



「………えぐえぐ勇者……魔王がいじめるのby魔王」



「あーあ泣かしたby魔王」



「女の武器は涙ですよ皆さんby魔王」



「まぁ、それよりも……3人が手のひらクルクルするの面白いなby魔王」



「あれが女の性な部分でもありますけど。天秤かけたら諦めるのが普通ですよねby魔王」



「……勇者流石、勇敢by魔王」



「失敗すれば蛮勇、成功すれば勇者。しかし、ここで向かわなければ勇者の名声はないby魔王」



「女神さんもいい人選らんですんですねby魔王」



「……つか。あの天使達なんで堕天してんのに翼が白いんだよby魔王」



「個体差。黒いのもいるしただのファッション。中には奇抜に国旗色とか……by魔王」



「お前の国が本当に見てみたいby魔王」



「渡航許可降りましたかby魔王」



「前科一犯で不許可だった……by魔王」



「でしょうねwww。やーいやーいby魔王」



「……ぷby魔王」



「えぇ~私は通ったよby魔王」



「私もいいby魔王」



「可哀想だからおみやげ1ダース送ってあげるよ。私の残念ポーションつきでby魔王」



「うぐぅぐぅby魔王」



 今日も魔王達は仲がいいのだった。



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