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第33話 ポッチーゲーム
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怪しげな照明に照らされたリビングのソファーにちんまりと座る恵美さんは、隣りの席をポンポンと叩き座るように促して来る。はにかむ笑顔が爽やかで、いやらしい事など微塵も感じさせない。でも、ポニーテールを解いて背中に流した長髪が美しく光輝いていた。
「えへへ、ユウ君のバスローブ姿もカッコイイね。キュンとしちゃった♪」
「あ、ありがとうございます!」
恵美さんは何かとボクの容姿を褒めてくれる。元の世界ではチビとかショタとかそんなことしか言われた事のなかったボクは、カッコイイと言われて照れてしまうのであった。チョロすぎるだろ、ボク。
そして恵美さんの隣に少しだけ距離を開けて座ったが、座った途端に恵美さんが腕に抱き着いてきた。
「ユウ君ったら良い匂いするね。クンカクンカ、幸せ~」
「あの、恵美さんも良い匂いがします。その、ボクも幸せです」
「うぇへへ、相思相愛かよ!」
ああ、なんだろうこの気持ちは。恵美さんとお喋りしていると癒される気がする。夏子さんとも桜さんとも違う、何というか年上なんだけど同年代の子と話しているような感じがするのだ。……同年代の女の子とこんなに楽しくお喋りした事ないから想像だけどね!
「じゃあユウ君、お酒作ってくれる?」
「が、頑張ります!」
ホストクラブごっこって事はボクが恵美さんを接待するのだ。でもお酒の作り方ってなんですかね? とりあえずグラスに氷を入れてお酒を注げば良いのかな? テーブルの上には『トリガーハッピー』っていう黄色いお酒があった。マンゴー酒とかだろうか? とりあえずロックで出してみた。
「うわぁ。ユウ君ったら私を酔わせてエッチな事しようとしてるでしょ~? このお酒をロックで飲むなんて、大変な事になっちゃうわよ?」
「ええぇぇぇえぇ? す、すいません。知らなかったんです。今から作り直します~」
「大丈夫、素敵な男の子に作って貰ったお酒は絶対に飲むって決めてるの。……だから、ユウ君もロックで飲もうね?」
「は、はい……」
このお酒はそんなに強いお酒なのだろうか? 名前から言って危険を感じる。トリガーハッピーって銃を撃って幸せを感じるってやつだよね? でもこうなったら覚悟を決めるしかない!
「じゃあユウ君との出会いに、かんぱーい!」
「か、かんぱ~い!」
グラスをちょこんと合わせて乾杯して一口飲んでみた。……あれ? 全然強くないぞ? マンゴー味の甘いお酒だった。ピンクサキュバスと同じで飲みやすいお酒だ。グイグイいけちゃいそう。というか、お風呂上りで喉が渇いていたからか、ほとんど飲んでしまった。
「うわ~、ユウ君飛ばしていくね~。じゃあ私が注いであげるね~」
「これ美味しいお酒ですね。ボク好きかもしれません」
「ぐへへ……ん゛っ。失礼、気に入って貰えて良かった~♪」
恵美さんが怪しく笑ったあと、取り繕うように笑顔になった。なんだったのだろうか?
「そう言えばユウ君に聞きたい事があったんだよねー」
「な、なんでしょうか?」
恵美さんってボクが違う世界から迷い込んだ事を知っているんだよね。つまり、根掘り葉掘り聞かれるのかな。……そう思っていたけど、ちょっと違ったようだ。
「夏っちゃんと桜ちゃんとは、どんなエッチしてるの?」
「……えっ?」
一瞬聞き間違えかと思った。エッチの内容を夏子さんの妹さんに説明するって、良いのか!?
「ほらほら、ユウ君だって良い大人なんだからエッチの100回や1000回やってるでしょ?」
「そんなにやってませんよー! まだ数える程しかやってません」
「ええぇ? こーんな可愛くてカッコ良くて優しくて素敵な男の子が居るのに、夏っちゃんも桜ちゃんも何やってんのよー。もう、私だったら一週間ぶっ続けでエッチしちゃうわね。ふふ、抜かずに生活とかやってみたいよね?」
「ええ!? そ、その、まだ一緒に生活したばかりですし……」
うう、恥ずかしくなってしまう。トリガーハッピーを飲んで落ち着こう。ホストクラブごっこってこれで良いのだろうか? 恵美さんが楽しそうに飲んでいるから大丈夫と思いたい。ナンバーワンホストだったらウェイウェーイって感じで盛り上げられるのだろうか?
「よーし、じゃあゲームやろー! ユウ君は慣れてないし、やっぱり定番のポッチーゲームだよね~」
「ポッチーゲームですか?」
ホストクラブの何たるかを考えていたら、恵美さんがフォローしてくれたようだ。でもなんだろうポッチーゲームって? ポッキーゲームなら知ってるけど、あれの親戚だろうか?
「このポッチーを二人で食べて行って、先に離した方の負けね! 途中で折れちゃったりするけど、最終的に短い方の負けになります。そして負けた方には罰ゲームが待ってるぜ! 罰ゲームは勝った方が決められるよ。もちろんエッチなのもおっけー!」
「エッチな罰ゲームですか!? わかりました!」
うん、まんまポッキーゲームだった。でもエッチな罰ゲームか、すごく興奮してきたぞ!
そしてチョコレートがコーティングされた棒状のお菓子をボクが咥えてスタンバイ完了です。
「ふふ、キスしちゃダメだからね? キスしたら浮気なっちゃうんだよ?」
ボクと恵美さんはポッチーの距離を挟んで見つめ合った。甘い吐息が顔に当たり、ドキドキしてしまう。そうか、キスしたら浮気だからギリギリの所で離れないといけないのか……。
「じゃあ私が咥えたらスタートだからね?」
恵美さんの艶やかな唇がポッチーに近づき、ボクはゴクリと唾をのみ込んだ。ボクの咥えたポッチーのチョコが溶けてしまい、口の中が甘さで満たされた。そして恵美さんの唇が、ポッチーを咥えたのだった。
「ん゛ん゛!?」
気付いた瞬間、ボクの唇が恵美さんに犯された。ボクの頭を押さえられ、情熱的なキスをしてきたのだ。あれ? この場合はどっちが勝ちになるんですかね?
そんな事を考えている場合じゃなく、恵美さんの舌が次第にボクの口内へ侵略してきたのだった。
「んー!?」
ボクの口内でポッチーが砕けてしまい、恵美さんの甘い蜜とチョコの甘さが混ざり合い、まさに甘露となってしまった。
たまらず甘露を飲み込み、恵美さんの舌に対応する。でも恵美さんの攻撃は熾烈で、しきりに甘い蜜を流し込まれてしまった。
「んっ……あーあ、ユウ君の負けね。しかもキスしちゃったから浮気だ~」
長いキスが終わり、どうやらボクは負けてしまったようだ。うう、キスまでしてしまった。ごめんなさい、夏子さん桜さん……。あれ? そもそもこれってボクの負けなのか?
「あのあの、これってボクの負けなんですか? 気が付いたらキスされてたんですけど?」
「うふふ、先に離した方の負け、ポッチーが折れたりした場合は最終的に短い方の負けって言ったでしょ? だからユウ君の負け~♪ はい、じゃあ簡単な罰ゲームでこれを一気飲みね。大丈夫、このお酒って悪酔いしないから安心して。ジュースみたいなものよ」
「ううぅ、分かりました」
そっか、悠長に構えていたボクが悪いのか? そう言えばキスしたら負けなんて一言も言ってなかった気がするぞ。よし、罰ゲームしよう。このお酒は恵美さんの言う通りでジュースと変わらないのである。グラスも小さいし、ゴクゴクといけちゃいました。
「うひょー! ユウ君良い飲みっぷり! じゃあもう一回やる?」
「もちろんです! 今度は負けませんよ~!!」
何故だろうか、凄く気分が高揚している。これがホストクラブなのか! ちょっと楽しくなってきたぞ? こうやって女の子と遊ぶのはリア充なパリピの専門かと思ってたけど、ボクでも楽しめるね! もしかしてボクはホストクラブでナンバーワンになれるかもしれないぞ!? ああ、なんて気分が良いのだろうか。ポッチーゲームの攻略法も分かったし、もう負けないぞ!
そして2回戦が始まった。ボクは興奮して鼻息が荒くなっているのだろう。ポッチーを咥えて先端を凝視し、恵美さんが咥える瞬間を狙う。そして恵美さんの小さなお口が先端を咥えた……。
「ん~、ちょ、ユウ君待って待って、あんっ」
ボクは興奮してしまい、勢い良くポッチーを食べてキスをした。でも勢いがありすぎて押し倒してしまったのだ。ボクは片手で恵美さんの頭を優しく支え、もう片方の手で大きなお胸をモミモミしていた。
さっきのお返しとばかりにポッチーをかみ砕き、甘露にして恵美さんへ送り込んだのだ。ああ、気分が良い。ホストクラブって最高じゃないのか!? ボクはホストクラブで働いた方が良いのだろうか?
「……んっ……ん……あぅ……」
堪らなくなり恵美さんの口内を侵略する。ボクの愛棒は今まで以上に逞しくなり、涎を垂らして獲物を探していた。もしかしたらレベルが上がったのかもしれないですね!
「……ぷぁっ、はぁはぁ……はい、お終いよ。私の負けだから落ち着いて? ね?」
「す、すみません!」
ボクは背中を強く叩かれて正気に戻った。ああ、なんて事をしてしまったのだろうか。女性を乱暴に扱うのは絶対にダメだって夏子さんと桜さんに調教されたばかりじゃないか……。
恵美さんを優しく起こしたが、バスローブからはみ出た大きなお胸がエッチだった。うう、どうしたら良いんだ。
「うふふ、負けちゃったから罰ゲーム受けなきゃね。エッチな罰ゲームも有りだけど、どうするの? セックスしちゃう? でもでも、それって浮気だよ?」
恵美さんがニヤニヤしながら聞いてきた。きっとボクの理性を試しているのだろう。夏子さんの妹として、不貞を働く酷いやつか試しているのだ。うう、我慢するんだ愛棒!!
そうだ、きっとバスローブ姿の恵美さんがエロ過ぎるからいけないのだ。よし、罰ゲームとして違う服に着替えて貰おう!!
「エッチなのはいけないと思います! なので、罰ゲームはお着替えを要望します。その、バスローブとかちょっとエッチなので、違うやつでお願いします」
「そんな罰ゲームで良いのぉ? おっけーおっけー、ちょっと待っててね~」
そう言って恵美さんが微笑みながらリビングから出ていった。ふぅ、ちょっと落ち着こう。グラスにトリガーハッピーを注ぎグイっと飲み込んだ。
そして夏子さんと桜さんの笑顔を思い浮かべた。ボクは二人を裏切れない、ここがボクの戦場だ! 我慢するんだぞ愛棒!!
「ユウ君お待たせ~♪」
気合を入れて構えて居たら、恵美さんが戻ってきた。でも予想と違い、恵美さんは危険な衣装を纏っていたのだった……。
白と黒で構成された清楚なセーラー服だった。でもちょっとおかしい。上はおへそが丸見えだし大きなお胸の下半分も丸見えなのだ。しかもスカートも短すぎてちょっと動くだけで大事なところが丸見えです。黒いニーソックスもエッチな感じだし、何よりパンツが無かったのである。ああ、ボクは何て過ちを冒してしまったのだろう。一気飲みくらいにしておけば良かった。
「どうよこれ? そそる?」
ボクはもう、ダメかもしれない……。
「えへへ、ユウ君のバスローブ姿もカッコイイね。キュンとしちゃった♪」
「あ、ありがとうございます!」
恵美さんは何かとボクの容姿を褒めてくれる。元の世界ではチビとかショタとかそんなことしか言われた事のなかったボクは、カッコイイと言われて照れてしまうのであった。チョロすぎるだろ、ボク。
そして恵美さんの隣に少しだけ距離を開けて座ったが、座った途端に恵美さんが腕に抱き着いてきた。
「ユウ君ったら良い匂いするね。クンカクンカ、幸せ~」
「あの、恵美さんも良い匂いがします。その、ボクも幸せです」
「うぇへへ、相思相愛かよ!」
ああ、なんだろうこの気持ちは。恵美さんとお喋りしていると癒される気がする。夏子さんとも桜さんとも違う、何というか年上なんだけど同年代の子と話しているような感じがするのだ。……同年代の女の子とこんなに楽しくお喋りした事ないから想像だけどね!
「じゃあユウ君、お酒作ってくれる?」
「が、頑張ります!」
ホストクラブごっこって事はボクが恵美さんを接待するのだ。でもお酒の作り方ってなんですかね? とりあえずグラスに氷を入れてお酒を注げば良いのかな? テーブルの上には『トリガーハッピー』っていう黄色いお酒があった。マンゴー酒とかだろうか? とりあえずロックで出してみた。
「うわぁ。ユウ君ったら私を酔わせてエッチな事しようとしてるでしょ~? このお酒をロックで飲むなんて、大変な事になっちゃうわよ?」
「ええぇぇぇえぇ? す、すいません。知らなかったんです。今から作り直します~」
「大丈夫、素敵な男の子に作って貰ったお酒は絶対に飲むって決めてるの。……だから、ユウ君もロックで飲もうね?」
「は、はい……」
このお酒はそんなに強いお酒なのだろうか? 名前から言って危険を感じる。トリガーハッピーって銃を撃って幸せを感じるってやつだよね? でもこうなったら覚悟を決めるしかない!
「じゃあユウ君との出会いに、かんぱーい!」
「か、かんぱ~い!」
グラスをちょこんと合わせて乾杯して一口飲んでみた。……あれ? 全然強くないぞ? マンゴー味の甘いお酒だった。ピンクサキュバスと同じで飲みやすいお酒だ。グイグイいけちゃいそう。というか、お風呂上りで喉が渇いていたからか、ほとんど飲んでしまった。
「うわ~、ユウ君飛ばしていくね~。じゃあ私が注いであげるね~」
「これ美味しいお酒ですね。ボク好きかもしれません」
「ぐへへ……ん゛っ。失礼、気に入って貰えて良かった~♪」
恵美さんが怪しく笑ったあと、取り繕うように笑顔になった。なんだったのだろうか?
「そう言えばユウ君に聞きたい事があったんだよねー」
「な、なんでしょうか?」
恵美さんってボクが違う世界から迷い込んだ事を知っているんだよね。つまり、根掘り葉掘り聞かれるのかな。……そう思っていたけど、ちょっと違ったようだ。
「夏っちゃんと桜ちゃんとは、どんなエッチしてるの?」
「……えっ?」
一瞬聞き間違えかと思った。エッチの内容を夏子さんの妹さんに説明するって、良いのか!?
「ほらほら、ユウ君だって良い大人なんだからエッチの100回や1000回やってるでしょ?」
「そんなにやってませんよー! まだ数える程しかやってません」
「ええぇ? こーんな可愛くてカッコ良くて優しくて素敵な男の子が居るのに、夏っちゃんも桜ちゃんも何やってんのよー。もう、私だったら一週間ぶっ続けでエッチしちゃうわね。ふふ、抜かずに生活とかやってみたいよね?」
「ええ!? そ、その、まだ一緒に生活したばかりですし……」
うう、恥ずかしくなってしまう。トリガーハッピーを飲んで落ち着こう。ホストクラブごっこってこれで良いのだろうか? 恵美さんが楽しそうに飲んでいるから大丈夫と思いたい。ナンバーワンホストだったらウェイウェーイって感じで盛り上げられるのだろうか?
「よーし、じゃあゲームやろー! ユウ君は慣れてないし、やっぱり定番のポッチーゲームだよね~」
「ポッチーゲームですか?」
ホストクラブの何たるかを考えていたら、恵美さんがフォローしてくれたようだ。でもなんだろうポッチーゲームって? ポッキーゲームなら知ってるけど、あれの親戚だろうか?
「このポッチーを二人で食べて行って、先に離した方の負けね! 途中で折れちゃったりするけど、最終的に短い方の負けになります。そして負けた方には罰ゲームが待ってるぜ! 罰ゲームは勝った方が決められるよ。もちろんエッチなのもおっけー!」
「エッチな罰ゲームですか!? わかりました!」
うん、まんまポッキーゲームだった。でもエッチな罰ゲームか、すごく興奮してきたぞ!
そしてチョコレートがコーティングされた棒状のお菓子をボクが咥えてスタンバイ完了です。
「ふふ、キスしちゃダメだからね? キスしたら浮気なっちゃうんだよ?」
ボクと恵美さんはポッチーの距離を挟んで見つめ合った。甘い吐息が顔に当たり、ドキドキしてしまう。そうか、キスしたら浮気だからギリギリの所で離れないといけないのか……。
「じゃあ私が咥えたらスタートだからね?」
恵美さんの艶やかな唇がポッチーに近づき、ボクはゴクリと唾をのみ込んだ。ボクの咥えたポッチーのチョコが溶けてしまい、口の中が甘さで満たされた。そして恵美さんの唇が、ポッチーを咥えたのだった。
「ん゛ん゛!?」
気付いた瞬間、ボクの唇が恵美さんに犯された。ボクの頭を押さえられ、情熱的なキスをしてきたのだ。あれ? この場合はどっちが勝ちになるんですかね?
そんな事を考えている場合じゃなく、恵美さんの舌が次第にボクの口内へ侵略してきたのだった。
「んー!?」
ボクの口内でポッチーが砕けてしまい、恵美さんの甘い蜜とチョコの甘さが混ざり合い、まさに甘露となってしまった。
たまらず甘露を飲み込み、恵美さんの舌に対応する。でも恵美さんの攻撃は熾烈で、しきりに甘い蜜を流し込まれてしまった。
「んっ……あーあ、ユウ君の負けね。しかもキスしちゃったから浮気だ~」
長いキスが終わり、どうやらボクは負けてしまったようだ。うう、キスまでしてしまった。ごめんなさい、夏子さん桜さん……。あれ? そもそもこれってボクの負けなのか?
「あのあの、これってボクの負けなんですか? 気が付いたらキスされてたんですけど?」
「うふふ、先に離した方の負け、ポッチーが折れたりした場合は最終的に短い方の負けって言ったでしょ? だからユウ君の負け~♪ はい、じゃあ簡単な罰ゲームでこれを一気飲みね。大丈夫、このお酒って悪酔いしないから安心して。ジュースみたいなものよ」
「ううぅ、分かりました」
そっか、悠長に構えていたボクが悪いのか? そう言えばキスしたら負けなんて一言も言ってなかった気がするぞ。よし、罰ゲームしよう。このお酒は恵美さんの言う通りでジュースと変わらないのである。グラスも小さいし、ゴクゴクといけちゃいました。
「うひょー! ユウ君良い飲みっぷり! じゃあもう一回やる?」
「もちろんです! 今度は負けませんよ~!!」
何故だろうか、凄く気分が高揚している。これがホストクラブなのか! ちょっと楽しくなってきたぞ? こうやって女の子と遊ぶのはリア充なパリピの専門かと思ってたけど、ボクでも楽しめるね! もしかしてボクはホストクラブでナンバーワンになれるかもしれないぞ!? ああ、なんて気分が良いのだろうか。ポッチーゲームの攻略法も分かったし、もう負けないぞ!
そして2回戦が始まった。ボクは興奮して鼻息が荒くなっているのだろう。ポッチーを咥えて先端を凝視し、恵美さんが咥える瞬間を狙う。そして恵美さんの小さなお口が先端を咥えた……。
「ん~、ちょ、ユウ君待って待って、あんっ」
ボクは興奮してしまい、勢い良くポッチーを食べてキスをした。でも勢いがありすぎて押し倒してしまったのだ。ボクは片手で恵美さんの頭を優しく支え、もう片方の手で大きなお胸をモミモミしていた。
さっきのお返しとばかりにポッチーをかみ砕き、甘露にして恵美さんへ送り込んだのだ。ああ、気分が良い。ホストクラブって最高じゃないのか!? ボクはホストクラブで働いた方が良いのだろうか?
「……んっ……ん……あぅ……」
堪らなくなり恵美さんの口内を侵略する。ボクの愛棒は今まで以上に逞しくなり、涎を垂らして獲物を探していた。もしかしたらレベルが上がったのかもしれないですね!
「……ぷぁっ、はぁはぁ……はい、お終いよ。私の負けだから落ち着いて? ね?」
「す、すみません!」
ボクは背中を強く叩かれて正気に戻った。ああ、なんて事をしてしまったのだろうか。女性を乱暴に扱うのは絶対にダメだって夏子さんと桜さんに調教されたばかりじゃないか……。
恵美さんを優しく起こしたが、バスローブからはみ出た大きなお胸がエッチだった。うう、どうしたら良いんだ。
「うふふ、負けちゃったから罰ゲーム受けなきゃね。エッチな罰ゲームも有りだけど、どうするの? セックスしちゃう? でもでも、それって浮気だよ?」
恵美さんがニヤニヤしながら聞いてきた。きっとボクの理性を試しているのだろう。夏子さんの妹として、不貞を働く酷いやつか試しているのだ。うう、我慢するんだ愛棒!!
そうだ、きっとバスローブ姿の恵美さんがエロ過ぎるからいけないのだ。よし、罰ゲームとして違う服に着替えて貰おう!!
「エッチなのはいけないと思います! なので、罰ゲームはお着替えを要望します。その、バスローブとかちょっとエッチなので、違うやつでお願いします」
「そんな罰ゲームで良いのぉ? おっけーおっけー、ちょっと待っててね~」
そう言って恵美さんが微笑みながらリビングから出ていった。ふぅ、ちょっと落ち着こう。グラスにトリガーハッピーを注ぎグイっと飲み込んだ。
そして夏子さんと桜さんの笑顔を思い浮かべた。ボクは二人を裏切れない、ここがボクの戦場だ! 我慢するんだぞ愛棒!!
「ユウ君お待たせ~♪」
気合を入れて構えて居たら、恵美さんが戻ってきた。でも予想と違い、恵美さんは危険な衣装を纏っていたのだった……。
白と黒で構成された清楚なセーラー服だった。でもちょっとおかしい。上はおへそが丸見えだし大きなお胸の下半分も丸見えなのだ。しかもスカートも短すぎてちょっと動くだけで大事なところが丸見えです。黒いニーソックスもエッチな感じだし、何よりパンツが無かったのである。ああ、ボクは何て過ちを冒してしまったのだろう。一気飲みくらいにしておけば良かった。
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