女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

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第34話 トリガーハッピーは危険なお酒

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 薄暗いリビングの密室で、妖艶な踊りを披露してくれている美少女が居た。エッチなセーラー服を着こなした彼女から、目が離せなくなってしまったのだ。腰をクイッと捻ればスカートが捲れて大事なところが見え、ブルンと大きなお胸がお出迎えしてくれる。チラリズムを巧みに使い、艶めかしいポーズでボクを誘惑してくるのだ。……この踊りを見れるだけで幸せです。

 誘惑の踊りは効果抜群で、ボクの愛棒が荒ぶっている。バスローブを突き抜けて、出番はまだかと主張しているのだ。……残念ですが、愛棒の出番は無いので落ち着いてくださいね。

 そして誘惑の踊りに満足した恵美さんがボクの隣に座ってきた。ああ、こんな格好した女の子とお酒が飲めるなんてホストクラブって最高じゃないかな!?

 そう思っていたら、急に腕に抱き着いてきた。そしてスマホを構えてパシャっとしてました。もしかして、写真ですか!?

「おー、良く取れてる。ちょっと暗いけどいい感じだ。うんうん、良い思い出が出来たぞ~」

「ああ、思い出ですか。えっと、こんなボクで良ければどうぞ」

「えー!? いいの!? じゃあもうちょっと撮っちゃおう♪」

 そうしてしばらくの間、パシャパシャと記念撮影を行ったのだった。うん、ボクも記念に一枚撮っちゃいました。

「よし、送信完了。ふ~、良い仕事したぜー」

「ええ!? 写真どこかに送っちゃったんですか?」

「うん、夏っちゃんに経過報告だよ。だって夏っちゃんって過保護だから、ユウ君の無事を知らせて上げないと可愛そうでしょ?」

「た、確かに……」

 きっとこの時、ボクの思考能力がおかしくなっていたのだと思う。こんな可愛い子と仲良くお酒を飲んで、気分が高揚していたのだ。

「じゃあポッチーゲームも1勝1敗だし、最後に1回やろっか?」

「ええ良いですよ。ふふ、もう負ける気がしませんね」

「あはっ。じゃあ私も本気出しちゃおうかな~」

 怪しく微笑む恵美さんを見た瞬間、ゾクゾクしてしまった。よし、ボクも負けないように頑張ろう!

 ……そう決意したのも虚しく、一瞬で食われてしまった。気が付いたらチュっとされていたのだ。

「やったー! 私の勝ち~。うへへ、何して貰おうかな~」

 口をモグモグしながら喜ぶ恵美さんを見て、ほっこりしてしまった。笑顔でモグモグする恵美さんはすごく可愛いですね。ボクが独り身だったら直ぐにでも押し倒していただろう……。あれ? ボクってこんなにアクティブだったっけ? お酒のせいだろうか?

「あのねあのね、私ユウ君と熱いキスがしたいの。さっきのキスより情熱的な甘いキス……ギュッとユウ君に抱きしめられながらして欲しいの。ダメ……かな?」

 モジモジしながら上目遣いで甘えてくる恵美さんは、年上のお姉さんなのにキュンとしてしまった。こんな可愛い子のお願いを断るなんてボクには出来そうにありません!!

 ボクは手を大きく広げ、彼女を迎える準備をした。

「いいですよ恵美さん。ボクで良ければいくらでもどうぞ!!」

「ありがとうユウ君っ!!」

 ボクの胸に飛び込んできた小さな女の子をギュッと抱きしめた。柔らかい感触と甘い匂いがボクを包み込んだのだ。ああ、幸せってこういう事なんだな……。

 恵美さんもボクの首に両手を回し、甘いキスをするのだった。

「……んぅ……」

 ついばむようなキスは直ぐに終わり、恵美さんの甘い蜜が流れ込んできた。ボクは夢中で吸い付き、彼女に夢中になってしまったのだ。きっと今のボクは、どこかのネジが外れてしまったのだと思う。もうこの女性の事しか考えられないのだった。

「あはっ、ユウ君のすっごく元気になってる。ほらほら、硬いのが当たってるよ?」

「うっ……」

 この状況に興奮してしまい、愛棒が覚醒した。もう涎を垂らして暴走している。愛棒が恵美さんのプニプニとしたデリケート柔らかい肌ゾーンに刺激され、もう激おこぷんぷん丸なのだった。

 次第に恵美さんが前後に動き始めた。ヌメヌメした蜜が愛棒をコーティングしている。どんどんとスムーズに動き出し、恵美さんが少し腰を上げたと思った瞬間、愛棒が柔らかいものに包まれた。

「あ、入っちゃった♪」

「ううっ!?」

 ギュッと愛棒が締め付けられ、悲鳴を上げた。神秘の穴初級ダンジョンとも天使の穴チュートリアルダンジョンとも違う。そう、これはロリの穴上級ダンジョンだ。優しくギュッと包み込むダンジョンは、童貞を卒業したばかりのボクが挑んで良いレベルじゃないと察してしまったのだ。

「あーあ、ユウ君……これって浮気だよね~?」

「うぅ……こ、これは、違うんです……」

 必死に否定したいけど、我慢するので精一杯なのだ。少しでも動こうものなら、やられてしまうだろう。

「見てみてユウ君、ほらここ」

「……??」

 恵美さんが体を少し後ろに倒してお腹を見せてきた。薄暗くて良く見えないが、おへその下が少し膨らんでいるように見えたのだ。

 恵美さんはボクがそこを確認したのを見ると、ギュッと抱き着いてきた。愛棒がダンジョンの入り口まで戻り、一気にダンジョンコアを守る最奥まで連れて来られた。……愛棒が転移トラップに引っかかってしまったのだ。そして、悲鳴を上げる愛棒を嘲笑うかのように恵美さんが耳元で甘く囁いたのだった。

「ユウ君のが大きいからお腹がポッコリしちゃったんだよ。あんなところまで届いたの初めて。あはっ、もしかしたら入っちゃいけないところまで来てるかもね♪」

「――う゛うっ!!」

 その言葉を聞いた瞬間、頭が真っ白になってしまった。今まで我慢していたボクの劣情が、全て吐き出されてしまったのだ。精液検査の時と同じくらいの強い快楽に、ボクは震えが止まらなかった。

 しばらくしてようやく震えが止まった時、ボクの頭を優しく抱いていた恵美さんが名残惜しそうに離れた。そしてボクの頭を優しく撫でてくれたのだ。

「えへへ。気持ち良かった? どう? 夏っちゃんとどっちが良かった?」

「うう、それは答えられません……」

 やっぱり女性との行為を比べるのはダメだと思います。みんな良いところがあるし、幸せを感じられるのだ。

「ふ~ん。まあいっか。ふふ……それよりこれって浮気じゃないの~?」

「あっ!?」

 その言葉を聞いた瞬間、血の気が引くのを感じた。ああ、やってしまった。もう言い訳も出来ない。ごめんなさい夏子さん、桜さん。ボクを助けてくれた二人に顔が向けられない。ああ、ボクは何て事をしてしまったのだろうか。二人の信頼を裏切ってしまったのだ。そう思ったら、自然と涙が零れてきた。情けない自分が堪らなく嫌になってしまったのだ。

「あらあら、泣かないでユウ君。全部意地悪した私が悪いんだから。う~ん、参っちゃったな~。そうだ!」

 ボクは年甲斐もなく泣いてしまったのだ。もしかしたらあの優しい二人に捨てられてしまうのではと思ったら、涙が止まらなかったのだ。

 そして恵美さんがスマホを操作し、何やら通話を始めた。でもあれってテレビ電話じゃないのかな!?

「ごめんね夏っちゃん。ちょーっとだけ意地悪したらユウ君泣かしちゃった。テヘペロ!」

「もうなんてことしてくれたんですか! ユウタ君大丈夫!? 酷い事されてない!?」

「うう……ごめんなさい夏子さん。ボクは恵美さんとエッチをしてしまいました。浮気しちゃいました……」

 正直に言ってしまった。ここで取り繕うのもダメだと思ったのだ。許して欲しいとは言わないけど、罰して欲しかったのだ。

「うへへ……見てみて夏っちゃん。ほら、こんな奥まで入っちゃった。いっぱい出たし、できちゃったかも♪」

「もう貴方は黙ってて下さい!! ……ユウタ君落ち着いて、大丈夫だから。そんな事で嫌いになったりしないわよ。それにきっと、変なお酒でも飲まされたんでしょ?」

 ああ、なんて優しい声なのだろう。こんな素敵な人を裏切ってしまった。ボクは罪悪感で圧し潰されそうだ。

「トリガーハッピーってお酒を飲んだだけですけど、全部ボクが悪いんです。ごめんなさい……」

「それが原因よー!! そのお酒は気分の振れ幅・・・・・・が激しくなったり性欲が著しく増幅されるダメなやつです。全部騙されてたのよ。だから安心して? それとも、もう私達の事は好きじゃなくなっちゃったの?」

「そんな事ないです! ボクは夏子さんと桜さんの事を愛しています!!」

 このお酒が原因だったのか? でもボクが不貞を働いてしまった事に変わりはない……。

「安心してユウタ君。浮気って言うけどメグちゃんとエッチしただけでしょ? これが知らない女の子とかだったら傷付いたかもしれないけど、全然大丈夫よ。それにまだ説明してなかったけど、この世界には『産地直送プレミアム搾精権』っていうのがあるの。公募で選んだ人に直接種付けする事が出来るサービスよ。言わば合法浮気チケットね。詳しくは今度説明するけど、全然大丈夫だから。そんなに自分を責めないでね?」

「……産地直送プレミアム搾精権」

「あ、お腹の中でビクッってした。おお? またおっきくなってきた」

 なんて素敵な響きなのだろうか。そうか、浮気だけど浮気にならないのか……。そう思ったら、涙が止まって愛棒が目を覚ました。でも次に二人にあったら謝罪しよう……。夏子さんの話を聞く限りだと、このお酒は気分の振れ幅が大きくなると言っていた。楽しい気分になったらどんどん上昇し、悲しい気分になったらどんどん落ち込むのかな?

「そういう事だから、気にしないでエッチして良いわよ。ふふ……それにメグちゃんに鍛えて貰えば昨日みたいな結果にはならないかもね」

「あ、あれは……はい、頑張ります」

 昨晩のゲーム後に二人に襲われ、惨敗した記憶が蘇ってきた。そうか、もっと上手くなって二人を満足させられるように特訓しないといけないのか!

「じゃあメグちゃんは暴走しないようにね? ユウタ君明日迎えに行くからね。愛してるわ」

「おっけーおっけー」

「はい、夏子さんもお仕事中すみませんでした。ボクも愛してます!」

 そうして夏子さんはお仕事に戻って行ったのでした。はぁ、トリガーハッピーってそんなお酒だったのか……。つまり、全部恵美さんが悪いのか? いや、ボクが悪いのか。

「ごめんねユウ君。ユウ君が可愛くてカッコよくて、お姉さんちょっと興奮して我慢出来なかったんだ。全部私が悪いの……」

「いえ、大丈夫です。その……ボクの方こそごめんなさい。思いっきり中で……」

 そうです、ボクは何も考えずにやってしまったのだ。ああ、出来ちゃったらどうしよう?

「大丈夫大丈夫、そんな簡単に出来ないから。ささ、夏っちゃんの許可も下りた事だし、続きしよっ♪」

 ボクの愛棒がキュッと締め付けられ、どんどん元気になっていった。

 恵美さんの企みにはちょっと驚いてしまったけど、多分お酒が無くても耐えられなかったと思う。だって、それくらいこの女性は素敵なのだ。夏子さんの妹だからって訳じゃな無いけど、一緒に居て楽しい。そう、この女性の事が好きになってしまったのだ。我ながら単純でチョロいと思ってしまう。でもボクが好きになった女性がホストクラブで他の男と遊んで欲しくない、他の男になんて渡したくないと強く思ってしまったのだ。だから……。

「じゃあ恵美さん、もうホストクラブになんて行かないで下さい。代わりにボクがお相手します。その……もう恵美さんを他の男性に会わせたくないんです。ダメ……ですか?」

「……っ!?」

 ボクは酷い男なのかもしれない。恋人でも何でもない女性を独占しようとしているのだから。でも、ボクの言葉を聞いた恵美さんは目を大きく見開いた後、ニッコリと笑ったのだ。

「そっかー。ユウ君は何で私を独占したいなんて思ったの?」

 ニッコリと笑っているが、目が笑っていない。真剣な雰囲気を感じる。ふざけた返事をする訳にはいかないな。よし、本音を言おう!!

「ボク……実は恵美さんのような女性がタイプなんです! 恵美さんの容姿がボクのどストライクなんです!! 一目惚れです好きです!!」

 ああ、言ってしまった。嘘偽りなく、本当に一目惚れなのです。

「あははっ! ユウ君面白いね! 今まで私の容姿が好きって言ってくれた人なんて誰も居なかったよ! うふふ、でもそっか、私の体が好きなのかぁ」

 やばい、見た目が好きなんて最低な告白だよね……。どうしよう。

「うんうん、こんな合法ロリ巨乳な女なんて私くらいだろうしね! うん良いよ、ユウ君の女になってあげる。でも、結婚はしないからねっ」

「えっ!? ど、どうしてですか!?」

 ボクの女になってあげるって言われてすごく興奮した。でも、結婚はダメなのか……。

「ふふ……安心して。別にユウ君が嫌いな訳じゃないよ。う~ん、何て言うのかな。恋人っていう関係が良いの。夏っちゃんに内緒でコッソリ愛し合うとか、すごく興奮するでしょ? だから私はセフレで良いの」

「セフレ……」

「じゃあ始めましょうか。うふふ……いっぱいセックスして私じゃないと満足出来ない体にしてあげるね♪」

 自然と見つめ合い、キスをした。きっとボクは最低な人間なのかもしれない。でも、この女性の事が好きになってしまったのだ。明日は二人に土下座して謝ろう。そう心に誓ったのだった……。
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