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第43話 クソ雑魚銀髪お嬢様「ユウコちゃんは鬼畜ですわ~♡」
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あの後、二人のご機嫌が最悪になるかと思っていたら、ニコニコして優しくしてくれている。逆に優しすぎて怖いです。ガクガクブルブル。
「うふふ、ユウタ君これ食べて? はい、あ~ん」
「あ~ん」
何故かお昼ご飯から牡蠣フライです。中濃ソースとタルタルソースが合わさって最高に美味しいです。しかもこんな綺麗なお姉さんに食べさせて貰えるなんて幸せですね!!
「もっとたくさん食べて下さい。はい、あ~ん」
「あ~ん」
今度は桜さんからも食べさせて貰いました。あの、もうそろそろお腹いっぱいなんですけど、まだ食べるのでしょうか?
「すごく美味しいですけど、もうそろそろお腹いっぱいって言うか~」
「あらあら、遠慮しないでいっぱい食べてね。夜まで長いんだから」
「そうですよユウタさん。牡蠣ってすごく良いらしいですよ。ふふ……沢山食べて夜に備えましょうね」
もしかして二人は激おこぷんぷん丸なのかもしれない。表情はニコニコしてるし、あ~んもしてくれて優しいのだ。でもきっとボクはお仕置きされてしまうのだろう……。ヤバイ!!
「あのあの、さっきはごめんなさい。ちょっと混乱してたって言うか~。だからもう牡蠣はお腹いっぱいかな~って……」
「そっか~。うふふ……じゃあお薬飲むのとどっちが良い?」
「お薬も飲んでおきますか?」
「……牡蠣美味しいですね!!」
ボクは一心不乱に牡蠣を食べるのでした。おクスリはダメです。
そしてお昼ご飯を食べてまったりする前に、桜さんとアカウントの作成です。『つぶやいたー』は簡単に設定できましたのでスマホで自分の顔をパシャっと撮影してアイコンにしておきました。自分をアピールするって、変な感じがする。
『見て見てTube』のアカウントも作成できました。そしてさっき撮影した映像を桜さんが編集してくれたのです。うう、ベッドの上にバスローブ姿でエッチな質問に答えるって、なんかアダルトなビデオの最初の謎インタビュー見たいだよね……。
編集された動画は、フリップに書かれていた質問がテロップで流れたり、雰囲気の良い音楽が追加されていた。う~む、桜さんは天才ですね!
『見て見てTube』に動画を投稿して、ユウタの『つぶやいたー』アカウントで動画の宣伝と、夜の告知をしておきました。
「えっと、こんな感じで良いでしょうか?」
つぶやきの内容は、『今夜21時から緊急生配信! ポロリもあるよ♡』って内容です。さて、これで何人の女性が釣れるかな?
「はい、良いと思います。あとはどれくらいの視聴者が集まるかですが、最初ですから数名でも良いです」
「逆に沢山来られても困りますね」
そう言えば夜の配信はどんな感じになるのだろうか? 先に打ち合わせが必要だよね。
「夜はどんな配信するんですか? 雑談する感じですか?」
「それはもちろん、ユウタさんを拘束して空っぽになるまで私達がマッサージしてあげます」
「……えっ!?」
もしかして、ボクがあられもない姿でマッサージされる状況を世界に生中継ですか!? いや、さすがに運営にBANされちゃうんじゃないかな? カクヨムみたいに!!! あれ、カクヨムって何だろう、何故か変な単語が浮かんで来たのだ。ちょっと疲れてるのかな……。
「ふふ……女性はユウタさんみたいなカッコ良くて可愛い男性を求めています。そんな男性の悶える姿を見たら、みんな妊娠したくなっちゃいます」
「あの、そんな動画を配信したら運営から削除されちゃうんじゃないですか?」
「それは心配ありません。動画の最初に、とある一文を読んで頂ければそれで解決です。安心して下さい」
「え? わ、分かりました……」
どうやら作戦があるようです。まあ桜さんに任せておけば大丈夫だよね!!
そして自由時間になったので自室でゴロゴロしていたら、スマホから通知音が聞こえた。なになに……。
『ユウタきゅん好きです! デートしませんか?』
『ライブ配信絶対に見ます!!』
『チャンネル登録しました! 応援してます!』
何やら『つぶやいたー』のユウタアカウントのつぶやきに、返信が沢山来ているようだ。どうやら『見て見てTube』の動画を見た人が応援してくれているようです。おお、返信が10件もあるぞ。ちょっと嬉しいな。
そうだ、せっかくだからユウタアカウントでも『ミウちゃんねる』を登録しよう。あと、動画配信するので見て下さいってコメントしておこう。もしかしたらお近づきになれるかも!!
ポチポチとコメントに返信したりして時間を潰していたら、また新しいメッセージが届いた。なになに……。
『ユウコちゃんお待たせしましたわ♪ 連続10回チャレンジ成功しましたのでご報告しますわ♡』
「……」
さて、この特級呪物をどうしたものか。アリスさんから送られてきたメッセージの他に、どう見ても怪しい動画ファイルが添付されていたのだ。メッセージからして危険な内容にしか思えない。よし、これは桜さんに相談だ!!
スマホを片手に桜さんのお部屋をノックする。すると桜さんの可愛らしい声が聞こえて来た。
「どうしました?」
声と同時に部屋の扉が開き、天使が現れた! よし、忘れないうちに相談だ。
「えっと、アリスさんからヤバそうなものが届いたので報告に……」
「そうですか……じゃあ入って下さい」
そう言われて桜さんのお部屋に入りました。このお部屋はとても甘い香りがしますね。深呼吸すると幸せになれます。
全体的にピンクが多いお部屋です。ベッドにテーブル、大きなデスクトップパソコンなどがありますが、整理整頓されてて綺麗なお部屋です。
ソファーに座らせて貰い、スマホを桜さんに渡しました。
「これがアリスさんから届きました。あの……間違い無くあっち系の動画だと思います」
「ふふ……良い感じですね」
あれ、すごく嬉しそうにしてる。普通、旦那が他の女とエッチなチャットとかしてたら怒りそうだけど、桜さんも夏子さんも普通にしている。しかも桜さんは積極的にアリスさんとチャットをしている感じである。もしかして何か企んでいるのだろうか……。
「じゃ、じゃあ再生しますよ」
そして桜さんとソファーに並んで座り、ヤバイ動画を一緒に見る事になった。
『ごきげんようユウコちゃん。あれから数日、ユウコちゃんに会いたくて胸が苦しいのですわ』
画面に映るアリスさんは、自室と思われる場所に居た。ベッドの上に女の子座りをしていて、ミニスカートから白いパンツがチラっと見えた。Tシャツが大きく膨れ上がり、大きなお胸が素敵ですね!
『さっきユウコちゃんに10回イケって言われた瞬間、お腹がキュンってなって1回イッちゃいましたの。だから、あと9回見ててちょうだいね』
「……」
「……順調ですね」
どこが順調なのだろうか? あれ、有名人の一人遊び動画をお嫁さんと見るって、良く考えたら異常な気がするけど……まあいいか!
『うふふ……このユウコちゃんでマッサージしますわね』
そしてアリスさんの局部マッサージが始まった。スカートをペロリと捲り、最強武器を起動させてパンツの上から押し当てた。あれはギミック狙いだな!
『んーっ! や、やっぱりユウコちゃん強すぎますわっ……──イくっ、イクぅっ、イくぅううう!!』
「この女チョロイですね」
「チョロイんですかね?」
やはり最強武器だ。ギミックを数十秒で破壊していた。良く考えたらボクの愛棒も即死してた気がするぞ。そうだ、あの最強武器で愛棒がやられたのだった。確か桜さんが使っていたはずだ!!
『ぉ゛おおお゛~~ッッ……ハァ……ハァ……、これで4回目ですわ。ユウコちゃんに襲われてるって考えたら、もう止まりませんわ~』
いつの間にか回数が増えていた。もうパンツはグチョグチョに濡れていて、色が変わっていた。そしてパンツを脱いでデリケートゾーンが露わになった。ああ、すごい綺麗で芸術的だ。
「この分じゃすぐ終わりそうですね」
「いや、あの最強武器が強すぎるだけじゃないですか?」
「ふふ……じゃあ勝負しましょうか」
「勝負ですか?」
そう言うと桜さんが立ち上がり、PCデスクの引き出しから何かを取り出した。あれはもしや……!!
「さあユウタさんこれを。私はこんな物でやられたりしませんので、この女が10回イクまで耐えてみせましょう」
「……っ!?」
桜さんから手渡されたのは、画面に映る最強武器と同じものだった。つまりこれを使って我慢比べをするって事ですね!? 待ってろ愛棒、ボクが仇を取ってやるぞ!!
桜さんがソファーに浅く座り、大きくM字に足を開いている。エッチなメイド服のスカートがペロリと捲られ、赤いセクシーな下着が現れた。そしてボクに挑発的な視線を送って来ている。ペロリと自分の唇を舐める桜さんが、堪らなく綺麗だった。
『んっお゛っっ! ご、5回目ですわ。……はぁ……はぁ、ユウコちゃん見てくれました? 好きですわユウコちゃん~』
ごめんなさい見てませんでした。でも5回目か、もう時間が無いぞ! クソ雑魚銀髪お嬢様はすぐに10回に達してしまうだろう。急がないと! 最強武器よ、力を貸してくれ!!
まずはクソ雑魚銀髪お嬢様を参考に赤いセクシー下着の上からギミックを責めよう。……ポチっとな。
『ひっぃいい゛ッッ! ……ハァ……6回目ですわ、うふふ』
「早くしないと終わっちゃいますよ?」
「い、行きますよ!!」
ホントにクソ雑魚銀髪お嬢様だ。まだ始まってないのにもう6回目だよ。いくぞ最強武器!!
「んっ……」
お、ちょっと反応した。もう時間も無さそうだからギミックだけ責めよう。グリグリグリグリ……。
「あっ……んぅ……ん゛っ……はぅ……ん゛ん゛!!」
桜さんが大きくビクンと体を震わせ、天使の穴から透明な液体が飛び出て来た。スイッチを止めて桜さんを見てみるが、人差し指を咥えて耐えていた。可愛い。
「桜さん、終了ですか?」
「んっ……ちょっとビックリしただけです。もうおしまいですか?」
やりますね桜さん! こうなったらダンジョンコアまで責めちゃいますよ!! 下着を少し横にずらして天使の穴を観察する。透明な液体の残骸が広がっているけど、入口はぴっちりと閉じられていた。まるでチュートリアルダンジョンに最強武器を持ち込む事を、世界が禁止しているようだ。
でも大丈夫、最強武器と同じくらい強い愛棒だって侵入できたのだから行けるはずだ! 周りの透明な液体の残骸を最強武器に纏わせ、武器を偽装して侵入を試みた。
「んんんん゛っ!」
ふふ、システムの穴を突く奇策が成功したようだ。狭い入口に最強武器の先端が入り、入口付近に居たスライムを倒しながらゆっくりと進んで行く。たまにちょっと戻ったりしてゆっくりと進みました。ダンジョンは貴重ですからね、激しくして壊しちゃったら大変な事になっちゃいます。
「ふひひ、降参するなら今ですよ~? ボク、これから本気でやっちゃいますからね?」
「ふふ……ユウタさんの本気ですか? 全然余裕です」
よし、こうなったら責めるしかない! 最強武器でダンジョンを進み、ダンジョンコアを守るボス部屋に到着した。
「ん゛っ、ああんっ!」
どうやらボス部屋に到着したのに気が付いたようですね。桜さんがボクを熱いまなざしで見つめている。その目は期待と不安が入り混じっていて、とても美しかった。この美少女をボクが穢すのだ。……ポチっとな。
この最強武器は先端が上向きに膨らんでいて、まさにダンジョンコアを破壊するために作られた武器である。それが猛威を振るった。
「あっ、ん゛ん゛ー! だ、ダメですユウタさん、ん゛ん゛……ちょ、止め……ん゛ん゛!!」
桜さんは今まで見た事が無いくらい口を大きく開け、ダメージに耐えている。だがしかし、チュートリアルダンジョンに最強武器を持ち込むのはチートに等しかったのだ。……ふと下を向けば、愛棒が大きく顔を出して応援してくれている。そうだ、愛棒の仇をボクが撃つんだ!
ボクは桜さんの腰を掴み、一心不乱に最強武器を振り回した。
「―――あっ、んん……イっちゃう……ん゛ん゛っ!!」
桜さんが大きく震え、最強武器がギュッと締め付けられて動かくなくなった! そして天使の穴から大量の透明な液体が噴き出してきた。まさに洪水のようで、これはきっとスライム大繫殖だろう。ああ、愛棒。仇は取ったぞ!!
最強武器を止めてゆっくりと天使の穴から脱出をした。すると、ダンジョン入口が大きく震え、ダンジョンの再構成が始まったのだ。
「……大丈夫ですか、桜さん?」
「んっ……何を言っているんですか? まだ負けてませんよ? うふふ……今のは少し驚いただけです」
「……っ!?」
桜さんが笑顔で挑発してきた。そうか、まだ負けていないって事ですね!
そうしてボクらは、アリスさんの動画が終わっている事に気付かない程夢中になって玩具で遊んでいたのだった……。あ、後で夏子さんにバレて怒られました。テヘペロ!
事後、さすがにアリスさんへ返信しないのも悪いと思ったので返信しておきました。
『次は20回でお願いします♡』
「うふふ、ユウタ君これ食べて? はい、あ~ん」
「あ~ん」
何故かお昼ご飯から牡蠣フライです。中濃ソースとタルタルソースが合わさって最高に美味しいです。しかもこんな綺麗なお姉さんに食べさせて貰えるなんて幸せですね!!
「もっとたくさん食べて下さい。はい、あ~ん」
「あ~ん」
今度は桜さんからも食べさせて貰いました。あの、もうそろそろお腹いっぱいなんですけど、まだ食べるのでしょうか?
「すごく美味しいですけど、もうそろそろお腹いっぱいって言うか~」
「あらあら、遠慮しないでいっぱい食べてね。夜まで長いんだから」
「そうですよユウタさん。牡蠣ってすごく良いらしいですよ。ふふ……沢山食べて夜に備えましょうね」
もしかして二人は激おこぷんぷん丸なのかもしれない。表情はニコニコしてるし、あ~んもしてくれて優しいのだ。でもきっとボクはお仕置きされてしまうのだろう……。ヤバイ!!
「あのあの、さっきはごめんなさい。ちょっと混乱してたって言うか~。だからもう牡蠣はお腹いっぱいかな~って……」
「そっか~。うふふ……じゃあお薬飲むのとどっちが良い?」
「お薬も飲んでおきますか?」
「……牡蠣美味しいですね!!」
ボクは一心不乱に牡蠣を食べるのでした。おクスリはダメです。
そしてお昼ご飯を食べてまったりする前に、桜さんとアカウントの作成です。『つぶやいたー』は簡単に設定できましたのでスマホで自分の顔をパシャっと撮影してアイコンにしておきました。自分をアピールするって、変な感じがする。
『見て見てTube』のアカウントも作成できました。そしてさっき撮影した映像を桜さんが編集してくれたのです。うう、ベッドの上にバスローブ姿でエッチな質問に答えるって、なんかアダルトなビデオの最初の謎インタビュー見たいだよね……。
編集された動画は、フリップに書かれていた質問がテロップで流れたり、雰囲気の良い音楽が追加されていた。う~む、桜さんは天才ですね!
『見て見てTube』に動画を投稿して、ユウタの『つぶやいたー』アカウントで動画の宣伝と、夜の告知をしておきました。
「えっと、こんな感じで良いでしょうか?」
つぶやきの内容は、『今夜21時から緊急生配信! ポロリもあるよ♡』って内容です。さて、これで何人の女性が釣れるかな?
「はい、良いと思います。あとはどれくらいの視聴者が集まるかですが、最初ですから数名でも良いです」
「逆に沢山来られても困りますね」
そう言えば夜の配信はどんな感じになるのだろうか? 先に打ち合わせが必要だよね。
「夜はどんな配信するんですか? 雑談する感じですか?」
「それはもちろん、ユウタさんを拘束して空っぽになるまで私達がマッサージしてあげます」
「……えっ!?」
もしかして、ボクがあられもない姿でマッサージされる状況を世界に生中継ですか!? いや、さすがに運営にBANされちゃうんじゃないかな? カクヨムみたいに!!! あれ、カクヨムって何だろう、何故か変な単語が浮かんで来たのだ。ちょっと疲れてるのかな……。
「ふふ……女性はユウタさんみたいなカッコ良くて可愛い男性を求めています。そんな男性の悶える姿を見たら、みんな妊娠したくなっちゃいます」
「あの、そんな動画を配信したら運営から削除されちゃうんじゃないですか?」
「それは心配ありません。動画の最初に、とある一文を読んで頂ければそれで解決です。安心して下さい」
「え? わ、分かりました……」
どうやら作戦があるようです。まあ桜さんに任せておけば大丈夫だよね!!
そして自由時間になったので自室でゴロゴロしていたら、スマホから通知音が聞こえた。なになに……。
『ユウタきゅん好きです! デートしませんか?』
『ライブ配信絶対に見ます!!』
『チャンネル登録しました! 応援してます!』
何やら『つぶやいたー』のユウタアカウントのつぶやきに、返信が沢山来ているようだ。どうやら『見て見てTube』の動画を見た人が応援してくれているようです。おお、返信が10件もあるぞ。ちょっと嬉しいな。
そうだ、せっかくだからユウタアカウントでも『ミウちゃんねる』を登録しよう。あと、動画配信するので見て下さいってコメントしておこう。もしかしたらお近づきになれるかも!!
ポチポチとコメントに返信したりして時間を潰していたら、また新しいメッセージが届いた。なになに……。
『ユウコちゃんお待たせしましたわ♪ 連続10回チャレンジ成功しましたのでご報告しますわ♡』
「……」
さて、この特級呪物をどうしたものか。アリスさんから送られてきたメッセージの他に、どう見ても怪しい動画ファイルが添付されていたのだ。メッセージからして危険な内容にしか思えない。よし、これは桜さんに相談だ!!
スマホを片手に桜さんのお部屋をノックする。すると桜さんの可愛らしい声が聞こえて来た。
「どうしました?」
声と同時に部屋の扉が開き、天使が現れた! よし、忘れないうちに相談だ。
「えっと、アリスさんからヤバそうなものが届いたので報告に……」
「そうですか……じゃあ入って下さい」
そう言われて桜さんのお部屋に入りました。このお部屋はとても甘い香りがしますね。深呼吸すると幸せになれます。
全体的にピンクが多いお部屋です。ベッドにテーブル、大きなデスクトップパソコンなどがありますが、整理整頓されてて綺麗なお部屋です。
ソファーに座らせて貰い、スマホを桜さんに渡しました。
「これがアリスさんから届きました。あの……間違い無くあっち系の動画だと思います」
「ふふ……良い感じですね」
あれ、すごく嬉しそうにしてる。普通、旦那が他の女とエッチなチャットとかしてたら怒りそうだけど、桜さんも夏子さんも普通にしている。しかも桜さんは積極的にアリスさんとチャットをしている感じである。もしかして何か企んでいるのだろうか……。
「じゃ、じゃあ再生しますよ」
そして桜さんとソファーに並んで座り、ヤバイ動画を一緒に見る事になった。
『ごきげんようユウコちゃん。あれから数日、ユウコちゃんに会いたくて胸が苦しいのですわ』
画面に映るアリスさんは、自室と思われる場所に居た。ベッドの上に女の子座りをしていて、ミニスカートから白いパンツがチラっと見えた。Tシャツが大きく膨れ上がり、大きなお胸が素敵ですね!
『さっきユウコちゃんに10回イケって言われた瞬間、お腹がキュンってなって1回イッちゃいましたの。だから、あと9回見ててちょうだいね』
「……」
「……順調ですね」
どこが順調なのだろうか? あれ、有名人の一人遊び動画をお嫁さんと見るって、良く考えたら異常な気がするけど……まあいいか!
『うふふ……このユウコちゃんでマッサージしますわね』
そしてアリスさんの局部マッサージが始まった。スカートをペロリと捲り、最強武器を起動させてパンツの上から押し当てた。あれはギミック狙いだな!
『んーっ! や、やっぱりユウコちゃん強すぎますわっ……──イくっ、イクぅっ、イくぅううう!!』
「この女チョロイですね」
「チョロイんですかね?」
やはり最強武器だ。ギミックを数十秒で破壊していた。良く考えたらボクの愛棒も即死してた気がするぞ。そうだ、あの最強武器で愛棒がやられたのだった。確か桜さんが使っていたはずだ!!
『ぉ゛おおお゛~~ッッ……ハァ……ハァ……、これで4回目ですわ。ユウコちゃんに襲われてるって考えたら、もう止まりませんわ~』
いつの間にか回数が増えていた。もうパンツはグチョグチョに濡れていて、色が変わっていた。そしてパンツを脱いでデリケートゾーンが露わになった。ああ、すごい綺麗で芸術的だ。
「この分じゃすぐ終わりそうですね」
「いや、あの最強武器が強すぎるだけじゃないですか?」
「ふふ……じゃあ勝負しましょうか」
「勝負ですか?」
そう言うと桜さんが立ち上がり、PCデスクの引き出しから何かを取り出した。あれはもしや……!!
「さあユウタさんこれを。私はこんな物でやられたりしませんので、この女が10回イクまで耐えてみせましょう」
「……っ!?」
桜さんから手渡されたのは、画面に映る最強武器と同じものだった。つまりこれを使って我慢比べをするって事ですね!? 待ってろ愛棒、ボクが仇を取ってやるぞ!!
桜さんがソファーに浅く座り、大きくM字に足を開いている。エッチなメイド服のスカートがペロリと捲られ、赤いセクシーな下着が現れた。そしてボクに挑発的な視線を送って来ている。ペロリと自分の唇を舐める桜さんが、堪らなく綺麗だった。
『んっお゛っっ! ご、5回目ですわ。……はぁ……はぁ、ユウコちゃん見てくれました? 好きですわユウコちゃん~』
ごめんなさい見てませんでした。でも5回目か、もう時間が無いぞ! クソ雑魚銀髪お嬢様はすぐに10回に達してしまうだろう。急がないと! 最強武器よ、力を貸してくれ!!
まずはクソ雑魚銀髪お嬢様を参考に赤いセクシー下着の上からギミックを責めよう。……ポチっとな。
『ひっぃいい゛ッッ! ……ハァ……6回目ですわ、うふふ』
「早くしないと終わっちゃいますよ?」
「い、行きますよ!!」
ホントにクソ雑魚銀髪お嬢様だ。まだ始まってないのにもう6回目だよ。いくぞ最強武器!!
「んっ……」
お、ちょっと反応した。もう時間も無さそうだからギミックだけ責めよう。グリグリグリグリ……。
「あっ……んぅ……ん゛っ……はぅ……ん゛ん゛!!」
桜さんが大きくビクンと体を震わせ、天使の穴から透明な液体が飛び出て来た。スイッチを止めて桜さんを見てみるが、人差し指を咥えて耐えていた。可愛い。
「桜さん、終了ですか?」
「んっ……ちょっとビックリしただけです。もうおしまいですか?」
やりますね桜さん! こうなったらダンジョンコアまで責めちゃいますよ!! 下着を少し横にずらして天使の穴を観察する。透明な液体の残骸が広がっているけど、入口はぴっちりと閉じられていた。まるでチュートリアルダンジョンに最強武器を持ち込む事を、世界が禁止しているようだ。
でも大丈夫、最強武器と同じくらい強い愛棒だって侵入できたのだから行けるはずだ! 周りの透明な液体の残骸を最強武器に纏わせ、武器を偽装して侵入を試みた。
「んんんん゛っ!」
ふふ、システムの穴を突く奇策が成功したようだ。狭い入口に最強武器の先端が入り、入口付近に居たスライムを倒しながらゆっくりと進んで行く。たまにちょっと戻ったりしてゆっくりと進みました。ダンジョンは貴重ですからね、激しくして壊しちゃったら大変な事になっちゃいます。
「ふひひ、降参するなら今ですよ~? ボク、これから本気でやっちゃいますからね?」
「ふふ……ユウタさんの本気ですか? 全然余裕です」
よし、こうなったら責めるしかない! 最強武器でダンジョンを進み、ダンジョンコアを守るボス部屋に到着した。
「ん゛っ、ああんっ!」
どうやらボス部屋に到着したのに気が付いたようですね。桜さんがボクを熱いまなざしで見つめている。その目は期待と不安が入り混じっていて、とても美しかった。この美少女をボクが穢すのだ。……ポチっとな。
この最強武器は先端が上向きに膨らんでいて、まさにダンジョンコアを破壊するために作られた武器である。それが猛威を振るった。
「あっ、ん゛ん゛ー! だ、ダメですユウタさん、ん゛ん゛……ちょ、止め……ん゛ん゛!!」
桜さんは今まで見た事が無いくらい口を大きく開け、ダメージに耐えている。だがしかし、チュートリアルダンジョンに最強武器を持ち込むのはチートに等しかったのだ。……ふと下を向けば、愛棒が大きく顔を出して応援してくれている。そうだ、愛棒の仇をボクが撃つんだ!
ボクは桜さんの腰を掴み、一心不乱に最強武器を振り回した。
「―――あっ、んん……イっちゃう……ん゛ん゛っ!!」
桜さんが大きく震え、最強武器がギュッと締め付けられて動かくなくなった! そして天使の穴から大量の透明な液体が噴き出してきた。まさに洪水のようで、これはきっとスライム大繫殖だろう。ああ、愛棒。仇は取ったぞ!!
最強武器を止めてゆっくりと天使の穴から脱出をした。すると、ダンジョン入口が大きく震え、ダンジョンの再構成が始まったのだ。
「……大丈夫ですか、桜さん?」
「んっ……何を言っているんですか? まだ負けてませんよ? うふふ……今のは少し驚いただけです」
「……っ!?」
桜さんが笑顔で挑発してきた。そうか、まだ負けていないって事ですね!
そうしてボクらは、アリスさんの動画が終わっている事に気付かない程夢中になって玩具で遊んでいたのだった……。あ、後で夏子さんにバレて怒られました。テヘペロ!
事後、さすがにアリスさんへ返信しないのも悪いと思ったので返信しておきました。
『次は20回でお願いします♡』
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