女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

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第45話 生配信ですか!?

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 刻一刻と時間が迫って来た。そう、もうすぐ生配信が始まるのだ。まだ開始時間まで30分もあるけど緊張で手が震える。夕飯も緊張して少ししか食べられなかったのである。何故なら……。

『ユウタ見たよ~! まじでイケメンでキュンキュンしちゃったー。21時の生配信も絶対に見るからね♪ ガンバー!』

 そう、ミウちゃんからメッセージが届きました! ああ、憧れのミウちゃんから応援してもらっちゃった。もう失敗出来ないぞ!!



 寝室エッチルームに行くと、桜さんが配信の準備をしていた。さっきまで最強武器ブルブルスティックで大変な事になっていたけど、どうやら復活出来たようです。あの後、愛棒がやる気を出したけどダンジョンが封鎖されてしまったのだ。

「ユウタさんはダメです。夜まで我慢ですよ?」

 相棒が単独でダンジョンアタックを行おうとしたところ、桜さんの蕩けた顔で言われてしまいました。強引に侵入してしまおうかと思ったけど、それをしたらIDカードギルドカードを没収されてしまう恐れがあったので我慢しました。IDカードギルドカードが無いと外出する事が出来ないのです。ラーメン食べたい……。

 そして生配信と言う事で、大きなディスプレイモニターが追加で設置された。どうやら視聴者からコメントが寄せられる可能性があるため、ボク達が確認出来るようにするようです。ミウちゃんからコメントあるかな?

 そして身だしなみを整えて準備していると、夏子さんもやってきました。どうやら今日はボクと夏子さんが出演して、桜さんはサポートに回ってくれるようです。夏子さんは髪型を後ろでアップに纏めている。首筋がセクシーですね!! そして目元を完全に隠す怪しい仮面がエッチです。赤いセクシーなナイトドレスと合わさって、まさに夜のお姉さんですね! これなら夏子さんだってバレないはずだ。

 でもおかしいな、まだ配信の内容をまったく打ち合わせしてないのである。

「あの、桜さん。どんな配信にするかとか決めないで良いんですかね?」

「ふふ……私に任せて下さい。進行はフリップを出します。やはり生配信なのでユウタさんのリアルな反応をお届けしたいと思います」

「なるほどー!」

 そうだよね。生配信はリアルな感じで伝えないとダメだよね。台本があったら大袈裟なリアクションになっちゃうし、目の肥えた視聴者はガッカリしてしまうだろう。

「私も居るから大丈夫よ~。ユウタ君は力を抜いて、一緒に楽しみましょうね」

「わ、分かりました」

 ボクには夏子さんだっているのである。きっと大丈夫だ!



 開始5分前になった。お水を一口飲んで出番に備える。ベッドの枕元に座って足を投げ出した格好でリラックスです。夏子さんはそんなボクの横に座り、しな垂れ掛かっている。夏子さんから甘い香りがしてドキドキする。

 そしてついに、21時になったのだ!!

「え、えっとぉ、21時になりましたけど、皆さん聞こえてますか~?」

 正面カメラに向かって笑顔で話してみた。モニターを見ると、視聴者からコメントが凄い勢いで流れていた。もしかして、かなりの人数が見ているのかも?

『みてるよー!』

『ユウタ君好きです! 結婚して下さい!!』

『早く脱げ!!』

『おいBBA、隣代われ!』

 あ、何やら危険なワードが飛び出していた。まずい、ボクの腕を掴む夏子さんの手に力が入っている!! ここは旦那としてしっかりとフォローしなきゃ!

「あの、この女性はボクのお嫁さんです。その……ボクが大好きな人だから怖い言葉とか使わないで下さい……」

『ユウタ君プルプルしてて可愛い!』

『さっきのBBA発言したやつBANしよう』

『めっちゃ女性を大切にしてるやん! うらやまー』

 どうやら今の言葉が良かったのか、コメントが平和的になってきた。よし、進めよう。

「自己紹介します! 名前はユウタです。『見て見てTube』で男性が少ないから盛り上げられたら良いなって事で始めました! 良かったらチャンネル登録お願いします~」

『もう登録しました!』

『高評価ボタン連打しました!』

 おお、温かいコメントが溢れている。ここからどうやって進めたら良いのだろうか? チラっと桜さんを見たら、フリップが掲げられた。えっ!? 本当にそれを言うんですか……?

 目線で確認を何度も送るが、桜さんは頷くだけだった。

「ほらほらユウタ君、早く進めないと」

 夏子さんからも催促が来てしまった。もうこうなったら言うしかない!! どうにでもな~れ♪

「え、えっとぉ、このチャンネルは世の女性に男性の事を良く知って貰うための教育チャンネルになります。題して『ユウタの性教育ちゃんねる』です!! えへへ、そのままのタイトルですね。これを見て、少しでも男性の事を知って貰って、えっと、人工授精の促進が出来ればと思います!!」

 ああ、言ってしまった。もしかしてこれが昨日桜さんが言っていたBANされないための秘策という奴だろうか? あれ、コメント止まっちゃったよ?

「あ、あれ? コメント止まっちゃった。みんな見てるー? もう一回言った方が良いかな? えっと、この番組は……」

『神番組始まった』

『伝説の始まりや!』

『ユウタ君の子供産みます!』

「ちょ、ちょっとまって! すごいコメント流れてる! みんな落ち着いて~」

 どうやらこの動画の意味を理解したらしく、すごい数のコメントが寄せられている。もう目で追うのが大変なくらいの速度である。ああ、どうしよう?

 そう思って桜さんを見たら、新しいフリップが掲げられた。

――【バスローブを脱いで、大事なところの説明をして下さい】――

「……うぇ!?」

『どうしたのユウタきゅん!?』

『驚く顔も可愛い』

『ペロペロしたーい』

 本当に良いのだろうか? そう思っていたら隣に座る夏子さんがボクのバスローブの結び目を解き、焦らしながらバスローブを脱がしてきた。ボクは顔が赤くなるのを感じたが、止める事は出来そうにない……。

 そしてバスローブが無くなり、ボクは産まれたままの姿になってしまった。大丈夫、愛棒は寝ていますので!!

――【説明はよはよ!!】――

「……」

 桜さんが興奮した様子でフリップをバンバンと叩いている。うう……こうなったらやるしかない。ボクは膝立ちになってカメラに愛棒を向けた。カメラに晒された愛棒はビビッてしまったのか、ピクリともしなかった。

「こ、これがボクの愛棒大事なところです! ここから出る精液が赤ちゃんの元になります!!」

『ちっちゃい』

『可愛い!!』

『ペロペロして良いですか!?』

『せんせー! こんな状態で精液採取出来るんですかー!?』

 うう、なんて恥ずかしいのだろうか。コメントを見ても『ちっちゃい』ばっかりだし、涙が出そうだ。えっと、これで終わりですか?

 桜さんを見たら次のフリップが掲げられた。なになに……。


――【あとは先生、お願いします】――


 え、どういう事だろうか。そう思っていたら夏子さんが説明を始めた。

「は~い、皆さんこんばんは! 私の事は『先生』って呼んで下さいね~」

『先生!』

『ユウタ君ください』

『どこでユウタ君と知り合ったんですか!?』

 夏子さんが優しい声でカメラに向かって話している。うん、先生みたいだね。……あ、本当に先生か!

「じゃあこれから搾精の授業を行いますよ~。あ、私は本物の先生なので医師免許もあります。なので違法じゃありませんので安心して下さい。ほら、これが今日の搾精番号ね。ここで採取したやつが明日公募に載るから、確認してね~」

『うそ!?』

『生配信とかヤバイ!』

『あのカップ本物だ! 私病院に勤務してるから分かる!』

『あれって医者が国に申請しないと貰えないんだよねー』

 盛り上がってるところ悪いけど、ボクはこれから搾精されちゃうんですか? えっと、生配信ですか?

 ボク、これからどうなっちゃうのー!?
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