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第51話 フラグ発生
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ボクは非常に気まずい状態のまま桜さんに手を引かれて浴室に来た。今の状況を元の世界で言い換えると、『旦那が仕事に行ってる間に自宅で浮気をしていたのがバレた妻』って感じだよね。しかも夏子さんの妹である恵美さんを連れ込むとか、最悪じゃないか……。
「ふふ……そんなに落ち込まないで下さい。別に先生だって怒っていませんよ」
「で、でもでも……」
桜さんがシャワーで体を流してくれながら、優しい声で慰めてくれた。この世界ではこれくらいじゃ浮気にならないのかもしれないけど、ボクにとっては立派な浮気なのである。恵美さんは好きな女性だけど、結婚してる訳じゃない。単なる夏子さんの妹さんなのです。しかも勝手に愛人ポジションにしちゃってるという最低な感じだ。うん、酷いね!
「じゃあユウタさん。もしも今日の事で負い目を感じているのでしたら、お仕置きの意味を込めてやって貰いたい事があるんです」
「な、何でしょうか!? ボクに出来る事だったら何だってします!! 何でも言って下さい!!」
さすが桜さんだ。ボクに贖罪するチャンスを与えてくれるようです。ああ、何て優しいんだろうか。何だってやります! 桜さんの体を一日中ペロペロだってやりますよ! そんな軽い気持ちで言ってしまった。
「本当ですか!?」
「え、あ、はい……」
今まで見た事のないようなウキウキとした桜さんの反応を見た瞬間、ボクは途轍もない間違いをしてしまったのかと思ってしまった。だ、大丈夫だよね?
「絶対にやって貰いますからね!? 嘘って言ったら大変な事になりますよ? 約束守れますか!?」
「あのあの! 叩かれたりロウソクでアチアチするのは嫌ですよ……?」
「……何ですかそれは? そんな事する訳が無いじゃないですか」
「あ、はい……」
桜さんのアゲアゲだったテンションから一転、虫けらを見るような目付きで言われてしまった。この世界ではハードSMは存在していないようですね。ふぅ、危ない危ない。危うく愛棒がアチアチになるところだった。セーフ。
「ふふ……やりたい事はですね~、ここです♪」
「ひ、ひぃ!?」
さっきからやたらとボクのお尻にシャワーが浴びせられていると思ったら、よりにもよって秘密の穴だと!? 全然大丈夫じゃなかった!
「え、えっとぉ、ここを攻略するのは難しいというか、無理というか~」
「……酷いですユウタさん。さっきのは嘘だったんですね……」
「ち、違うんです!!」
桜さんが薄っすら涙を浮かべて悲しそうな顔をしていた。本当に涙なのか単なるシャワーの水滴なのか分からないけど、恋愛初心者のボクじゃ判断出来ません!!
「月刊めちゃシコ!! に載ってたんです。ユウタさんみたいな可愛い男の子がトロトロになるところが凄くて、私もユウタさんのトロトロになる顔が見てみたいんです!!」
「……トロトロになるの?」
「はい、もうドロドロって言っても過言ではありません。それに先生が集めている薄い本にも同じようなシチュエーションがあるんですよ」
「ご、ゴクリ……」
桜さんが今まで出したことの無いくらい大きな声で力説してきた。きっと月刊めちゃシコ!! には凄い大迫力の描写がされていたのだろう。夏子さんや桜さんの秘密の穴を攻略するのなら分かるけど、まさか自分のダンジョンが攻略されるなんて思ってもみなかった。でもこれがボクの贖罪か……。
「わ、分かりました! これで許して貰えるならボクは……耐えます!!」
「ユウタさん!!」
「うわっ!」
桜さんが感極まったのか抱き着いてきた。柔らかいお胸が顔を包み、幸せを感じてしまう。でも残念ながら、愛棒はまったくピクリともしませんでした。小悪魔後輩ちゃんをわからせた結果、満足して深い眠りに付いてしまったのだった。
「ありがとうございますユウタさん。でも、今日明日でやろうっていう訳じゃないので安心して下さいね……」
「は、はい……」
どうやらボクの秘密の穴は、完全にロックオンされてしまったようです。大丈夫だろうか……?
しばらく二人で体を洗い合っていたら、恵美さんが乱入してきた。
「ユウ君お待たせ~♪」
「め、恵美さんもう大丈夫なんですか!? あのあの、さっきはすみませんでした……」
恵美さんは軽い足取りで浴室へ入って来たけど、さっきはテーブルに突っ伏して足をガクガクさせていた。あの時ボクは、小悪魔後輩ちゃんをわからせたい一心でハッスルしてしまったのだ。思い出した瞬間、ピクンと愛棒が反応した。
「ユウ君ったらそんなに私の事を孕ませたかったのね♪ ほらほら、みてみて~」
恵美さんがガニ股になって大きく『くぱぁ』をする体勢になった。恵美さんのようなロリ巨乳美少女がこんなポーズを取るなんて、最高だ!! そして小さく声を出して力を入れた瞬間、白くドロドロとしたものが流れ出て来た。
「んっ!!」
「……うわぁ」
「……凄いです」
本当にそれ、ボクのソウルですか? ドロドロと流れ落ちる白い塊が、排水溝を伝わり流れて行った。
「んーっ! まだ奥に溜まってそうな感じがする~。ユウ君取って♪」
「うぇっ!?」
ガニ股の恵美さんが近づいてきた! ロリの穴を攻略ですか!? よ、よし、やったるでー!!
「ユウタさんは先に出ていて下さい。私が搔き出しますので」
「え、あっ桜ちゃんちょっと! んっ、ダメよ~」
「ふふ……私これ得意なんです。任せて下さい」
桜さんがシャワー片手にロリの穴を攻略している。凄い指捌きだ……。もしかして桜さんはかなりやり手の上級冒険者なのではないだろうか……? 夏子さんとレベル上げしてるのかもしれない。
ボクは、二人をそのまま放置して先に出る事にした。夏子さんのお手伝いをしようかな!
「あんっ! ま、まってユウ君~~~」
浴室から聞こえる艶めかしい声を聞きながら、ササっとバスローブへ着替えるのだった。
リビングへ行くと微かにだけど残り香を感じるが、見違えるほど綺麗になっていた。浮気相手との事後のお掃除をお嫁さんにやって貰うなんて酷い旦那だ……。
「ごめんなさい夏子さん!!」
「別に怒ってないから大丈夫よ」
優しく微笑む夏子さんを見た瞬間、胸が苦しくなった。こんな綺麗で優しいお姉さんがいるのに浮気をするなんて、ボクは酷い男だ……。
「あの、さっき桜さんにも言ったんですけど、ボクが出来る事だったら何でもします! 何か罰を与えて下さい!」
思い切って言ってしまった。ロウソクとか鞭は嫌だけど、罪滅ぼしに何かして欲しかった。ビンタくらいなら甘んじて受けます!!
「ユウタ君……」
「……あっ」
ビンタを覚悟していたら、優しく抱き締められてしまった。甘い香りと少し汗の匂いでドキッとしてしまう。顔は見えないけど、許してくれるのだろうか……?
「別に罰なんて必要ないわよ。気にしないで?」
「でもでも、何か無いですか? ボクの気持ちが収まらないっていうか~」
「う~ん、そこまで言うなら何か考えましょうか。何が良いかしら~?」
抱き締められた状態のまま、夏子さんがブツブツと考え事をしていた。耳元に甘い声が届き、クラクラしてしまう。
「……デート、お買い物、映画鑑賞、カフェ、……」
夏子さんから聞こえる罰の内容はとても魅力的だった。桜さんと違い、平和だったのだ! デートでもお買い物でも何だって付き合いますよ!!
「……うん、決めたわ!!」
夏子さんがボクの耳元から離れたと思ったら、満面の笑みを浮かべていた。どうやら決まったようですね。そしてボクの罰が決定したのだった……。
「うふふ……ユウタ君への罰はここをクチュクチュする事に決定しました!……いいでしょ?」
笑顔を浮かべた夏子さんが、ボクのお尻をモミモミしている。あの、さっきまで呟いていた平和な単語はどこに行っちゃったんですか?
どうやらボクのお嫁さん達は、秘密の穴を攻略したくてしょうがないようですね!!
ボクは引き攣った笑顔で頷き、覚悟を決めるのだった……。
「ふふ……そんなに落ち込まないで下さい。別に先生だって怒っていませんよ」
「で、でもでも……」
桜さんがシャワーで体を流してくれながら、優しい声で慰めてくれた。この世界ではこれくらいじゃ浮気にならないのかもしれないけど、ボクにとっては立派な浮気なのである。恵美さんは好きな女性だけど、結婚してる訳じゃない。単なる夏子さんの妹さんなのです。しかも勝手に愛人ポジションにしちゃってるという最低な感じだ。うん、酷いね!
「じゃあユウタさん。もしも今日の事で負い目を感じているのでしたら、お仕置きの意味を込めてやって貰いたい事があるんです」
「な、何でしょうか!? ボクに出来る事だったら何だってします!! 何でも言って下さい!!」
さすが桜さんだ。ボクに贖罪するチャンスを与えてくれるようです。ああ、何て優しいんだろうか。何だってやります! 桜さんの体を一日中ペロペロだってやりますよ! そんな軽い気持ちで言ってしまった。
「本当ですか!?」
「え、あ、はい……」
今まで見た事のないようなウキウキとした桜さんの反応を見た瞬間、ボクは途轍もない間違いをしてしまったのかと思ってしまった。だ、大丈夫だよね?
「絶対にやって貰いますからね!? 嘘って言ったら大変な事になりますよ? 約束守れますか!?」
「あのあの! 叩かれたりロウソクでアチアチするのは嫌ですよ……?」
「……何ですかそれは? そんな事する訳が無いじゃないですか」
「あ、はい……」
桜さんのアゲアゲだったテンションから一転、虫けらを見るような目付きで言われてしまった。この世界ではハードSMは存在していないようですね。ふぅ、危ない危ない。危うく愛棒がアチアチになるところだった。セーフ。
「ふふ……やりたい事はですね~、ここです♪」
「ひ、ひぃ!?」
さっきからやたらとボクのお尻にシャワーが浴びせられていると思ったら、よりにもよって秘密の穴だと!? 全然大丈夫じゃなかった!
「え、えっとぉ、ここを攻略するのは難しいというか、無理というか~」
「……酷いですユウタさん。さっきのは嘘だったんですね……」
「ち、違うんです!!」
桜さんが薄っすら涙を浮かべて悲しそうな顔をしていた。本当に涙なのか単なるシャワーの水滴なのか分からないけど、恋愛初心者のボクじゃ判断出来ません!!
「月刊めちゃシコ!! に載ってたんです。ユウタさんみたいな可愛い男の子がトロトロになるところが凄くて、私もユウタさんのトロトロになる顔が見てみたいんです!!」
「……トロトロになるの?」
「はい、もうドロドロって言っても過言ではありません。それに先生が集めている薄い本にも同じようなシチュエーションがあるんですよ」
「ご、ゴクリ……」
桜さんが今まで出したことの無いくらい大きな声で力説してきた。きっと月刊めちゃシコ!! には凄い大迫力の描写がされていたのだろう。夏子さんや桜さんの秘密の穴を攻略するのなら分かるけど、まさか自分のダンジョンが攻略されるなんて思ってもみなかった。でもこれがボクの贖罪か……。
「わ、分かりました! これで許して貰えるならボクは……耐えます!!」
「ユウタさん!!」
「うわっ!」
桜さんが感極まったのか抱き着いてきた。柔らかいお胸が顔を包み、幸せを感じてしまう。でも残念ながら、愛棒はまったくピクリともしませんでした。小悪魔後輩ちゃんをわからせた結果、満足して深い眠りに付いてしまったのだった。
「ありがとうございますユウタさん。でも、今日明日でやろうっていう訳じゃないので安心して下さいね……」
「は、はい……」
どうやらボクの秘密の穴は、完全にロックオンされてしまったようです。大丈夫だろうか……?
しばらく二人で体を洗い合っていたら、恵美さんが乱入してきた。
「ユウ君お待たせ~♪」
「め、恵美さんもう大丈夫なんですか!? あのあの、さっきはすみませんでした……」
恵美さんは軽い足取りで浴室へ入って来たけど、さっきはテーブルに突っ伏して足をガクガクさせていた。あの時ボクは、小悪魔後輩ちゃんをわからせたい一心でハッスルしてしまったのだ。思い出した瞬間、ピクンと愛棒が反応した。
「ユウ君ったらそんなに私の事を孕ませたかったのね♪ ほらほら、みてみて~」
恵美さんがガニ股になって大きく『くぱぁ』をする体勢になった。恵美さんのようなロリ巨乳美少女がこんなポーズを取るなんて、最高だ!! そして小さく声を出して力を入れた瞬間、白くドロドロとしたものが流れ出て来た。
「んっ!!」
「……うわぁ」
「……凄いです」
本当にそれ、ボクのソウルですか? ドロドロと流れ落ちる白い塊が、排水溝を伝わり流れて行った。
「んーっ! まだ奥に溜まってそうな感じがする~。ユウ君取って♪」
「うぇっ!?」
ガニ股の恵美さんが近づいてきた! ロリの穴を攻略ですか!? よ、よし、やったるでー!!
「ユウタさんは先に出ていて下さい。私が搔き出しますので」
「え、あっ桜ちゃんちょっと! んっ、ダメよ~」
「ふふ……私これ得意なんです。任せて下さい」
桜さんがシャワー片手にロリの穴を攻略している。凄い指捌きだ……。もしかして桜さんはかなりやり手の上級冒険者なのではないだろうか……? 夏子さんとレベル上げしてるのかもしれない。
ボクは、二人をそのまま放置して先に出る事にした。夏子さんのお手伝いをしようかな!
「あんっ! ま、まってユウ君~~~」
浴室から聞こえる艶めかしい声を聞きながら、ササっとバスローブへ着替えるのだった。
リビングへ行くと微かにだけど残り香を感じるが、見違えるほど綺麗になっていた。浮気相手との事後のお掃除をお嫁さんにやって貰うなんて酷い旦那だ……。
「ごめんなさい夏子さん!!」
「別に怒ってないから大丈夫よ」
優しく微笑む夏子さんを見た瞬間、胸が苦しくなった。こんな綺麗で優しいお姉さんがいるのに浮気をするなんて、ボクは酷い男だ……。
「あの、さっき桜さんにも言ったんですけど、ボクが出来る事だったら何でもします! 何か罰を与えて下さい!」
思い切って言ってしまった。ロウソクとか鞭は嫌だけど、罪滅ぼしに何かして欲しかった。ビンタくらいなら甘んじて受けます!!
「ユウタ君……」
「……あっ」
ビンタを覚悟していたら、優しく抱き締められてしまった。甘い香りと少し汗の匂いでドキッとしてしまう。顔は見えないけど、許してくれるのだろうか……?
「別に罰なんて必要ないわよ。気にしないで?」
「でもでも、何か無いですか? ボクの気持ちが収まらないっていうか~」
「う~ん、そこまで言うなら何か考えましょうか。何が良いかしら~?」
抱き締められた状態のまま、夏子さんがブツブツと考え事をしていた。耳元に甘い声が届き、クラクラしてしまう。
「……デート、お買い物、映画鑑賞、カフェ、……」
夏子さんから聞こえる罰の内容はとても魅力的だった。桜さんと違い、平和だったのだ! デートでもお買い物でも何だって付き合いますよ!!
「……うん、決めたわ!!」
夏子さんがボクの耳元から離れたと思ったら、満面の笑みを浮かべていた。どうやら決まったようですね。そしてボクの罰が決定したのだった……。
「うふふ……ユウタ君への罰はここをクチュクチュする事に決定しました!……いいでしょ?」
笑顔を浮かべた夏子さんが、ボクのお尻をモミモミしている。あの、さっきまで呟いていた平和な単語はどこに行っちゃったんですか?
どうやらボクのお嫁さん達は、秘密の穴を攻略したくてしょうがないようですね!!
ボクは引き攣った笑顔で頷き、覚悟を決めるのだった……。
応援ありがとうございます!
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