女性だらけの世界に迷い込んだショタが、年上のお姉さん達に色々されてドロドロに溶かされるまで

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第268話 種付け宣言

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 アリスさんのお部屋で行われた大人の玩具による一方的な責めは、本当に自分がやっているのかと疑ってしまう程のテクニックだった。いつも以上に大きな喘ぎ声を上げて達してしまったアリスさんはベッドに倒れ込み、ぐったりと天井を見たままアヘ顔を晒しているのです。ダンジョンから時折スライムちゃんがピュッピュと噴き出しビクンビクンと痙攣しているのがエロかった。

 ドSな闇落ちユウタの事だからここから愛棒さんの出番かと思いきや、ドアに向かって話し掛けたのです。そして出て来たのは一人の少女でした。着物姿という事は西園寺家で働くお手伝いさんかもしれない。ワクワクドキドキ。

「す、すみませんっ! 別に覗き見するつもりではなくて、これはその、ご当主様からの言伝を届けに来た訳でして……そのぉ」

 背はボクよりも高いけど小柄な女の子だった。少し紫がかった黒髪のボブヘアーは琴音さんと似ているような気がする。目はパッチリと大きくて顔立ちも素晴らしい。そして口元にある小さなホクロがエロいのだった。

 和服美少女な彼女の魅力はそれだけじゃなかった。ボクの視線は彼女の顔から下に移動して胸の位置で固定された。着物をこれでもかと押し上げる胸は今まで会ったどの女性よりも大きいと思われる爆乳だった。アリスさんもかなり大きいけど、小柄だからより一層大きく見えたのです。ボクが手で支えてあげたくなる良いおっぱい!!

「……そうか。琴音は何と言っている?」

「は、はい! えっと、ご当主様が話しがあるから顔を出して欲しいと…………その、出来ればアリスお嬢様も一緒が良かったようなのですが…………無理そうですね」

 爆乳ちゃんの視線がベッドの上でアヘ顔を晒しているアリスさんに向けられた。その盛大なイキ様を見て無理だと思ったのだろう。まさかアリスさんもお手伝いさんに無様な姿を見られるなんて思ってもみなかったに違いない。ドンマイ!!

 そんな事を考えていたところ、闇落ちユウタの視線がキュキュキュっと瞬時に移動した。アリスさんを羨ましそうに見る爆乳ちゃんのエロい横顔、無意識に胸に置かれた手、そしてモジモジと股を小刻みに動かし着物が擦れる場所。なるほど、これが獲物を狙う狩人の視線ってやつか……。勉強になるな!

 闇落ちユウタにターゲットされたにも関わらずアリスさんを見続ける爆乳ちゃんは絶好の獲物であり、可愛いウサギちゃんのようだった。

「いいだろう、案内しろ牛女。俺も琴音に用がある」

「う、牛女!? あのっ、私には花子はなこっていう名前が……あんっ♡」

 右手が勝手に動き、着物の上からおっぱいを鷲掴みにした。ボクの手に収まりきらない規格外のサイズ、重さ、柔らかさ……これはフローラさんにも負けないワールドクラスなおっぱいだ!!

「ああん? 俺様に指図しようってのか? 牛女でいいだろう、なぁ?」

「は、はいっ、ユウタさまぁ♡♡」

 でも牛女っていう呼び名は可哀想だと思った。花子さんっていう古風な名前を呼んであげて欲しいけど、本人の目にはハートマークが浮かんでいた。もしかして花子さんもアリスさんと同じでドMですか?

 花子さんにセクハラしながらドアまで進むと急に後ろを振り返り、ベッドへ足を進めた。そしてアヘ顔を晒しているアリスさんの耳元へ口を寄せ、甘いセリフを吐き出した。

「少し出掛けて来る。戻ったら孕ませてやるから俺が戻るまでに排卵しておけ。いいな?」

「わ、わかりましたわぁ♡ いっぱい卵を用意して待ってますわ♡♡」

「お前は俺の女だ、必ず孕ませてやる」

「イっ、んくぅうううう──────っ♡♡ イ、イってしまいました……ユウタ様のお言葉でイってしまいましたわ…………んっ……♡ ふぁ、ぅ……ん、ん……♡」

 自分なのに嫉妬してしまうテクニックを垣間見た。甘いセリフを伝えた瞬間、左手がアリスさんの下腹部を16連打したのだ。全盛期の高橋名人にも劣らない目にも止まらぬ凄まじい連打、その衝撃は柔肌を貫通し、子宮へとダイレクトアタックした。わざと耳元で甘い言葉を囁くことで意識を全て自分へ集め、あたかも言葉だけで達してしまったと思わせる上級テクニックだった!!

 この闇落ちユウタは本当にボクなのだろうか……?



   ◇



 アヘ顔を晒して余韻に浸っているアリスさんを放置して、ボクは牛女こと花子さんをはべらせて琴音さんの待つ部屋へ向かって歩き出した。でもその歩みは遅く、まるで牛のようにゆっくりと進んでいた。

「おい牛女、早くしないと日が暮れてしまうぞ? もっと早く歩け」

「そ、そんな事を言われましても……んっ、ダメです……あっ、乳首は……弱いんです、はうっ」

 花子さんの後ろから抱き着き着物の隙間から右手を忍ばせるエロエロユウタが首筋をクンカクンカしながら歩いています。髪の隙間から首筋をペロリと舐めたりチュッチュとキスマークを刻んで行くのは興奮する。ボクよりも年下と思われるこの花子さんは名前の通り甘い花の香りがします。この初々しい美少女に大興奮な愛棒さんが早くダンジョンアタックさせろと後ろから攻撃しているのでした。お尻もおっきいぞ!

 それにしてもこのおっぱいは凄い。アリスさんのスライムおっぱいと夏子さんのツンツンおっぱいを足して二で割ったような張りのある柔らかさ、そして恵美さんの恥ずかしがり屋な乳首を添えたパーフェクトおっぱいでした。ブラの隙間から強引に手を入れ乳首をコネコネする技は恵美さん直伝です!

 闇落ちユウタが執拗に狙う理由が分かったかもしれない……ゴクリ。





 そんな感じで牛の歩みならぬ牛女の歩みをすることしばしば、沢山のお手伝いさんに見られながらの羞恥プレイは花子さんを発情させるには十分過ぎた。花子さんの着物は花魁のように着崩れ大きな胸が零れそうだ。そして闇落ちユウタの目にも止まらぬ早業で外されたブラは廊下に捨てられている。良く見ると、廊下には小さな水滴が一定間隔でポタポタと垂れていた。どうやら何度か達してしまったようですねぇ。

「……ふぁ、あ、んぅ、う……♡ ふ、ぅぅんんっ……♡ つ、着きました、ユウタ様ぁ♡」

「ああ、ご苦労だった。お前はここで待っていろ。いいな?」

「ぴっ……♡ わ、わたしの、ちくびぃ、ギュッとされた……っ♡ ユウタしゃまにほじくりだされたあたしのちくびが……ゆびでギュッって……ぉ゛っ♡ ぁんお゛っ♡♡ んひぃ♡♡」

 闇落ちユウタの鬼畜っぷりは凄かった。執拗に乳首だけを責めてイカせてしまったのだ。

 へなへなと床に倒れ込む花子さんの顔は快楽に浸っていた。くそっ、自分なのに自分に嫉妬してしまう……。ボクもドSビッチなユウタにクラスチェンジ出来るように頑張ろうかな。





「あら、ユウタさん一人? アリスはどうしたの?」

 ノックもせず無遠慮に入った部屋では琴音さんがお手伝いさんと共にお茶を楽しんでいた。さすがの闇落ちユウタボクも高齢なお手伝いさんに食指が動かない様子です。あの人は妊娠している琴音さんのサポート係りさんですからそっとしておいて下さい。

「アリスは部屋で待っている。それよりも琴音、具合はどうだ?」

「え、あらっ? いつもと雰囲気が違うわねユウタさん」

 そりゃあいつものイケメンユウタを知っている人は驚くだろう。傍若無人な態度で呼び捨てだもんね。催眠術が解けたらお詫び行脚をしないとダメかもしれないな……。

「俺様は俺様、それ以外の何者でもない。俺は完璧で究極の男ユウタだ! ……それより具合はどうなのだ? 悪阻つわりは大丈夫か?」

「え、ええ……お陰様で夏子先生からも問題ないとお墨付きを貰っているわ」

 アリスさんより先に種付けしてしまった事に罪悪感はあれども、琴音さんがボクの子供を妊娠したという事は嬉しかった。闇落ちユウタもその気持ちがあるようで、琴音さんに優しく寄り添いお腹に手を当てた。夏子さんのお腹に比べるとまだまだ小さいけど、これからどんどんと大きく育つ事を願うばかりだった。

「琴音、よくぞ俺の子を身籠った。褒めてやる」

「え、ええ……ありがとうユウタさん。そう言ってもらえると嬉しいわね」

 彼女のお母さんに向かって言う言葉じゃないと思うが闇落ちユウタはカッコイイと思っているのだろう。でも琴音さんは嬉しそうにボクの手に手を重ね合わせた。

 そしてチュっと軽いキスをした後、琴音さんの耳元でまた囁いた。

「…………元気な子を産め。そうしたらまた種付けしてやる。お前も俺の女なのだ、その自覚を忘れるなよ」

「っ!? は、はいユウタ様ぁ♡」

 な、なんだと……!?

 あの凛とした琴音さんがアリスさんと同じメスの顔になってしまった。もしかしてボクは闇落ちユウタを見習ってドSムーブをした方がモテルのか!?

 その後も日々の報告をしたりと雑談をしていたところ、突然ボクが謝罪を口にした。

「また結婚の儀が伸びてしまった……アリスに謝罪はしたが、琴音にも迷惑を掛けたな」

「い、いえいえっ! いいんですよユウタさん。親戚連中を黙らせるくらいどうってことありません。それに私はリハーサルのお陰で子供を授かりました。アリスちゃんには申し訳ないけど幸せよ」

 さすがボクは闇落ちしても常識人だった。キチンと琴音さんにごめんなさいが出来て偉いな!

「俺はセックス義務化の広報大使としてやらなければならない事がある。世の女共に俺という男の偉大さを知らしめねばならん。だからもうしばらくアリスには寂しい思いをさせてしまうだろう」

「ユウタさんはそこまで考えて下さっていたのですね……。ふふ、アリスちゃんも幸せ者ね」

 …………単なる俺様ムーブなのかと思いきや、ボクはそこまで考えていたなんて! 確かにアリスさんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。

「そうだ琴音、欲しいものがある」

「あら、なんですか? ユウタさんからおねだりされるなんて初めてじゃないかしら。お小遣いかしら?」

「ふん、そんなものはいらん。俺が欲しいのは例の薬だ。琴音を孕ませた時に使った米粒のような薬、あの排卵を促し着床を補助する薬を寄こせ」

「――あらあらぁ~?」

 結婚の儀のリハーサルを思い出した。結婚の儀は愛棒さんをやる気にさせるお酒を飲み、琴音さんがオシッコをして家紋を浮かび上がらせ、そしてセックスする時に愛棒さんのお口に米粒のようなお薬を装着したのだ。あの米粒のようなお薬の名前は知らないけど、あれを使うと高確率で種付けが成功するらしいのです。

 でも薬が欲しいと聞いた琴音さんの顔色が変わった。確かあれは西園寺家に伝わる秘伝の薬と言っていた気がする。ボクはそれを貰ってどうするんだ!?

「安心しろ琴音。これからアリスを孕ませるだけだ」

「アリスちゃんを……?」

「ああ。別に、結婚の儀で二人目・・・を作っても構わんのだろう?」

「っ!?」

 な、なんだと……? これからアリスさんを孕ませる!? 確かにアリスさんは絶賛発情中だし祝福日が近かったような気もする。

「あんな良い女を孕ませない方が間違っている。俺はこれからアリスを孕ませる。あいつの子宮を俺の精液で溢れさせ、何十億という精子が卵子に群がるのだ。絶対に逃げられないように特濃ゼリーの精液で子宮口を塞いでやるぞ。フハハハハハ!!」

「ユウタさまぁ……!!」

 感動している琴音さんには悪いけど、本当に大丈夫なのかと不安になるユウタなのでした。

 まあ催眠術が解けない限りボクはどうしようもないからね。きっと一発ピュッピュってしたら催眠術も解けるだろう。大丈夫だよね……?
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