いと高きところに

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拾八a 近くて遠い 前

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1.


 登校時にこんなに憂鬱になるのは久しぶりだろう。今日も晴れているが気温は昨日に比べて下がっている。本日は放課後に生徒会の集まりがある。通常なら真由と確実に会える日だから、もっと嬉しくてソワソワするのに今日は顔を会わせるのが気まずい。真澄は思っている事、感じている事が表に出やすい。きっと変な顔をする。
(勘のいいお姉さまにこの気分がばれてしまう)
 そう思いながら自分の教室に向かって歩いていると入り口付近に人がたむろっているのが見えた。真澄の級友達が誰かを囲んで華やいでいる。

「真澄さん、おはようございます」
「あ!」
 級友達が作っていた囲いの中から、すらりとした真由が歩み出た。真澄を見やって、にこやかに微笑んでいる。
「お姉さま、おはようございます!」
 思わず、コメツキバッタの様に頭を下げた。先程まで考えていた事を頭の隅に追いやる。予測無しに突然目にした真由はやはり素敵だ。真澄を無条件に感激させる事が出来る唯一の人……。
「待ち人が現れましたわ。皆様、それではごきげんよう。真澄さん、こちらへ」
 真由は振り向いて自分を取り囲んでいた後輩達に涼しい目付きで暇を告げた。真澄の級友達は羨ましさとやっかみを込めて真由に歩み寄る真澄を眺める。
「山辺先輩。もっと頻繁にいらっしゃってくださいませ」
「私ども一同お待ちしております」
 誇らしく、そして気恥ずかしい気分を味わいながら廊下の隅の窓際に立っている真由の近くで歩を止めた真澄に真由は低い声で話しかけてきた。

「真澄さん、昨日は色々とありがとうございました」
「お姉さま、わざわざその為にこちらへいらっしゃったのですか?」
「貴女にはちゃんと謝罪しておきたかったのです。この様な場所では落ち着かないので、お昼に生徒会室へいらして頂けますか? 放課後の集まりではプライベートなお話は出来ないと思いますので」
「謝罪?」
 真澄は不安そうに真由を見つめた。何の謝罪だろう?
「それではお昼に……ね?」
「はい」
 慌てて返答すると目の前で真由がやんわりと微笑んだ。
「お待ちしておりますわ」
 そう囁くと彼女は身をひるがえして、真澄から離れていった。
(あ?)
 真由が転進した際に真澄は僅かに違和感を感じた。いつもと何かが違う。胸の奥がザワザワする様な、小骨が喉に引っ掛かった様な不安な気分。真澄は頭を捻りながら教室に入り、自分の席についた時に漸く気付いた。

 違和感の正体は微かな男性用香水と軽いモーターオイルの臭いだった。

2.


「敦さんから伺いました。あの様な場面をお見せして申し訳ありませんでした」
 開口一番、真由に爆弾発言をされて真澄は狼狽えた。

 その日の午前中、真澄は授業に集中出来なかった。考えれば考えるほど、あの事ではないだろうかと気になってしまったのだ。そして昼休みに顔をあわせた途端に上記の展開と相成った。やはりあの事だったのね……と、捻りも溜めもしないストレートな真由の物言いに感心してしまう。しかし考えてみたら、お昼休みの限られた時間内での会話なので、悠長にしてられない事も頷ける。仕方が無い事かもしれない。

「いえ、お姉さまのご様子を盗み見る様な結果になりまして、こちらこそ大変失礼致しました」
 どう考えても、自分達の存在に気付いていなかった真由が謝罪すべき場面ではない。真澄は真由の彼氏の人を食った様な目付きを思い出し、少しだけムッとした。
「敦さんからも真澄さんに謝罪する様、言付かっております。貴女がいらっしゃる事に気付いていながら、わざとあの様な所業に及んだ事は本人が自己申告しておりました」
 真澄は驚いて真由を見た。そんな事まで真由に喋らせるなんて、どこかおかしい。謝るなら自分ですべきだ。そう考えたら、彼に対する怒りが沸いてくる。
「敦さんには反省を促すよう伝えております。本当にごめんなさいね、真澄さん」
「お姉さまが謝る必要はどこにも無いと思います」
 思わず頑なな声を出してしまった。目の前の真由が少し驚いた様に自分を見ているが、真澄は自分にブレーキを掛ける事が出来なくなっていた。

「あの方が謝りたいのでしたら、ご自身ですべき事だと思います。わざわざ、お姉さまが謝罪すべき事ではないと私は考えます」
 どこにもおかしな点は無いだろうと挑む様な気分で真由を見つめると、驚いていた彼女の表情が引き締まった。まずいと真澄は感じた。深みに入りたくない話題なのに、自らその泥沼に入ろうとしている。
「貴女とは次にいつ会えるかわからないから、彼は私に託されたのですよ? 彼の言い分を認めて私も間に立つ事に否やを唱えませんでした。私は間違っていますか?」
 我慢強く説明する声音で真由が言葉を投げかけてくる。真由の説明にはどこも間違いは無い。正論である。
 問題があるとしたら、真澄の気持ちの方だろう。当然の様に敦が真由に頼み事をし、彼女が気軽に彼の頼みに応える。その構図自体に嫉妬していたのだと、後から真澄は思い至った。しかし、その場ではそこまでの自己分析はかなわなかった。
「私の方からも敦さんには苦言を申し上げました。真澄さんに大変不愉快な思いをさせた事は重々承知しております。私に免じて、今回はお許しいただけませんでしょうか?」
(こんなに近くにいらっしゃるのに、とても遠くに感じるわ)
 真由が他の人間を庇う発言をきくのが苦しい。真澄をなぜ不愉快にさせたのか真由は知っているのだろうか。目の前の麗しい女性を眺めながら、ふと真澄は自分の気持ちを吐露してしまえばどうなるかしらと夢想した。何もかもを壊したくなる単純な破壊衝動。常日頃の彼女なら思いつきもしない毒の息が喉元まで込みあがってくる。

「お姉さま、昨夜は帰宅されましたか?」
「……?」
 突然の質問に真由が返事に窮した。薄っすらと彼女の頬に血が上った。(やはり)と真澄は苦いものが込み上げてくる。朝方感じた違和感はそれだった。今はもうあの香りはしない。微かではあるが、移り香が残っているとしたら、その時間のしばらく前まで一緒にいたせいだろう。
「真澄さん。それは私のプライベートに深く踏み込んだ質問ですよ」
「ごめんなさい。でも、お姉さまらしくないです。ご自身のお立場を考えたら、有り得ません。公衆の面前での破廉恥な行為に始まり、帰宅途中の学生を外泊させるなんて、常識では……」
「真澄さん、貴女、いつから私の母親になりましたの?」
 セリフを最後まで言い終われなかった。真由は冷たい目付きで真澄を見ている。先程までの愛情溢れる優しい表情から一転した無情な眼差し。危機を知らせる警告音が真澄の心の中で鳴り響いている。真由をここまで怒らせた事は今まで無い。
(やめなくちゃ。お姉さまが怒っている)
 身が竦む程の危機感に震えているのに、どうにでもなれという投げやりな気分も胸の中で渦巻いている。相反する二つの気持ちの間で目まぐるしく気持ちが乱れる。

「連れ回すのは男性の習性かもしれませんわね」
「それはどういった意味かしら?」
 目を据わらせた真由が顎を反らしながら真澄をねめつける。生まれと育ちで培ってきたその品の良さは一級品である。傲慢な態度をとっても何一つ下品な印象を見るものに与えない。
「男の方には恋愛をゲームの様に考えていらっしゃる方も居ると聞き及びます」
「回りくどい言い方はおやめになって」
 自分が愛する男を理由も無く貶められた気分で真由は怒りをあらわにしている。口調は丁寧だが、発する言葉が鞭の様にしなっている。語られる内容によっては許さないという気迫で睨みつけられた真澄は心臓が縮む気分を味わった。

「ですからお姉さまを狩りの獲物として見せびらかす為に連れまわしているのではないかと……」
 どう考えても、真由を更に逆上させる方向に話が進んでいる。ペラペラとやけくその様に唇から漏れ出てくる己の失言に真澄は時間を戻したいと心底願った。

「狩り?」
 真由は目を見開いて後輩の顔を覗き込んできた。
「私は仕留められた獲物として首級を晒されていると? 貴女はそうおっしゃっているの?」
 無表情に、だが不思議そうに尋ねてくる。つい先ほど覗かせた鮮やかな怒りが真由から退いていくのを感じる。真澄は少し懐疑的な気分で頷いた。
「はい。お姉さまに対して失礼ですよね。そんな扱いをする事自体、有り得ないと私は考えております」
「私が敦さんの獲物……」
 真由は敦によって切り取られた自分の首を想像してみた。思わず、口元を手で隠してしまう。そうしないと、形作った微笑が真澄から見えてしまう。
「困ったわ。真澄さん」
「お姉さま?」
 隠さなければいけないのに、隠せない。彼女は自分の両手を使い、下級生の両腕を掴んだ。驚いた様に自分を見つめ返してくる後輩の目には自分の笑顔が映っている。

 知らない振りをしているが、自分は彼女の恋心を知っている。だから、自分はこうやって隠すべき自身を平気で曝け出せるのかもしれない。真澄の心の痛みを知っていながら知らない振りをする自分が偉そうに敦に説教するなんて笑止千万かもしれない。これは懺悔ではない。懺悔とは自分の過去の罪悪を告白し、 悔い改めることである。真由は悔い改めよう等とは毛ほども思っていない。
「あの方が私を自分の獲物として自慢してくれるなんて。そう考えただけで、震えるほどに嬉しいわ。私、おかしいかしら?」
「はい?」

 真澄は自分の顔の筋肉が引き攣るのを感じた。
(とてもおかしいです、お姉さま)
 でもそんなおかしな真由を眺めながら、彼女に握られている自分の腕の微かな痛みが心地よいと感じる自分も十二分におかしいのかもしれない。

「そうそう、真澄さんにお伺いしたかったのですが、昨日ご一緒していたのはどなたですか? 話の流れから考えると会長かしらとは思いましたが」
「ピンポーン」
「何ですか? そのおかしな擬音は? 正しい日本語でお返事しなさい」
「お姉さまのご推測は正解です」
「わかりましたわ。会長には個別に話しておきましょう」
「会長にも謝罪するのですか?」
「まさか……、おかしな真澄さん」

 真由は優しく真澄に笑いかけた。どうやら先程の怒りは完全に払拭された様子である。そう感じた途端に真澄は欲が出た。いつも通りの関係に戻るのが嬉しいのに、物足りない。

 真由が小さく身動きをした。それが掴んでいる真澄の腕を放す前の前振りである事に気付いた真澄は逆に真由の腕を自分で掴んだ。まだ離れたくない。

「真澄さん?」
「お姉さま、お願いがございます」
 真由はその「お願い」をまるで既に知っているかの様な奇妙な目付きで真澄を眺めた。自分の気持ちを透かし見られた気分で真澄はギクリとする。数瞬の間、真澄を眺めていた真由はゆっくりとその唇を開いた。
「お願い? 珍しいですわね、真澄さんがおねだりするなんて……。どうぞおっしゃって」

 自分が信じられない。後戻りできない場所に自分を追い込んでしまった事実に気付いて真澄は硬直した。一生秘めておこうと思っていた望みの断片が口の端に上りかけている。
「お姉さま」
「……」
 無かった事にしてしまいたい。魔が差したのだ。
「真澄さんは私のお気に入りのお友達だから」
 真由はほくそ笑む様な表情で真澄を後押しするように言葉を掛ける。
「他の方ならきけない様な内容でも、きいてさし上げられるかもしれません。お約束はできかねますが……」
 それは十分な後押しだった。真澄は清水の舞台から飛び降りた。
「あの方とされた事を……一度でもいいので」
「あの方?」
「広田様です」
「困ったわね。抽象的なお話では動きようがございませんわ」
「……あのっ……唇への」
 必死に言葉を綴るその姿を眺めながら、真由は乾いた己の唇を舌で湿らせた。告白を強いた下級生のトマトの様に色づいた頬が可愛くて仕方が無い。
「……接吻です」
 あまりの恥ずかしさに目を閉じた真澄を凝視しながら、真由は眩暈を感じた。自分が接吻をねだって擦り寄っていく時、敦もこの様に感じるのだろうか?
 今すぐ、後輩の望みを叶えてさしあげたい。彼女のリップクリームを塗られた柔らかい唇はとても魅力的に見えた。
「真澄さんは大好きですけれど、敦さんに感じる様な恋愛感情はございませんよ?」
「承知の上です」

 ここに至って真由の狡い言い訳に怯む真澄ではなかった。



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