未来の悪役令嬢

えりんこ

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第2章 怒涛の学園生活の始まりですわ

恋愛って大抵サドンデス方式ですのよね~(R15?)

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アンジェリーナです 御機嫌よう

私達は取り敢えず生徒自治室に三人で急いでおります。早足で歩くのは慣れていませんのよ
「結構、時間遅くなったな~まあ、大丈夫だろ」
サミュエル様の大丈夫は当てにならない事が多いのは気のせいでしょうか?
この学園は広すぎますわ どうして案内係りいらしゃらないのかしら?
人に聞き案内板を見て息を切らせながらやっとの思いで生徒自治会室に辿り着きましたわ
トントン   
「サミュエル=ウィレム=マルグレーデス 入室します」
サミュエル様に続いてアンジーとマリーも部屋に入った。
「遅くなり申し訳ございません アンジェリーナ=ラ=トゥール=エトワールです」
「すみませんマリエッタ=ド=モントローズです 呼ばれてはおりませんが入室の許可をお願いします」 
「マリーまで来たんだ?どうせサミュエルに無理やり連れて来られたのだろう?いいよ入りなさい」
アルフレッドの優しい声が響いた。

生徒自治会室は広く豪華な作りであった。
(王宮の文官達の執務室みたいね)
学生が使うのは勿体無いくらいですわね。此処は小さな王国って感じでしょうか?

「よく、いらっしゃいました。サミュエル殿下ようこそ生徒自治会へ エトワール嬢とモントローズ嬢も歓迎いたしますよ」と入学式で挨拶をしていた
クレール・セスブロンが一番に声をかけた
彼は 生徒自治会長らしい。 
「それで自治会長が態々呼びつけて俺達に何の用件があるんだ?」
サミュエルが訝しげに聞いた。「単刀直入に言うとね 生徒自治会に入って欲しいんだ」

相変わらず澄ました顔でアルフレッドが微笑みながら話しかける
「「お断り(だ)(ですわ)」」
間を入れず二人がはもる。
「何も考えずに何故断る?」クレールが少し吃驚したように話した。 サミュエルは
「絶対嫌だ。俺を担ぎ出して何考えてるんだ?アルフレッド?どんな腹積もりか知らないが俺にだって学園に入ったらやりたい事くらいあるんだ!!せっかくの自由時間を満喫させろ!!」

私だって同感ですわ。何故アルフレッド腹黒様とこれ以上過ごすのは何となく命取り貞操の危機っぽいですわ。 只でさえ、とやらが現れてしまいましたのよ?
生徒自治会なんてな舞台じゃありませんか・・・・

「アンジェ、君はどう思う?」
「私もサミュエル様と同意見ですわ。まだ入学したばかりの若輩者で何も学園の事を分っておりません。諸先輩方を差し置いてそんな大役出来ません事よ」

我ながら至極まともな考えを述べたと思う。チラリとアルフレッドを見ると何時ぞやの不適な笑みを浮かべている
「私は折角、アンジーと一緒の学園生活が始まったから成るべく傍に置きたいしそれに君の能力を遊ばせておくのは損失なんだよ分っているよねアンジェ?それからサミュエルお前は王命だ。この生徒自治会で人を使う事を覚えるようにとの事だ。王族として学ぶ事は山程あるからな。勿論、エティエンス王太子も先日卒業された
ベアトリーチェ、シャルリーヌ両王女殿下達も皆この生徒自治会で役員を経験したんだ。お前だけやらない訳にはいかないだろう?」 
私の事は置いておいて王命まで出されてしまいましたらぐうの音も出ませんわ・・・・

サミュエルの方をチラリと見ると死んだ魚の様になっていましたわ・・・
わかる、物凄くわかりますわ。尊敬する王太子兄上の事を引き合いに出されたものね

「分ったよ。やれば良いんだろ?!」
「それしか道は残されていないからね」とアルフレッドが笑う
「じゃあ、マリーも一緒に頑張ってね。」ポンッとマリエッタの頭を軽く叩く
「おっ、お兄様私はアンジーの様には何も出来ませんわ。自治会に入る意味はあるのでしょうか?」
能力的なものはこの二人には敵わないマリエッタは半分泣きそうになっている。

「いる意味?あるさ私の妹だし。アンジェもマリーがいなきゃ駄目でしょう?だからねマリエッタにも
拒否権は無いんだ」兄の非情な言葉に彼の大事な妹はガックリ肩を落とした。

「副会長、私達の事はいつ紹介してくださるのかしら?」
後ろに立っていた背の高い女生徒が堪らず声を掛けた。青みかかった黒髪で瞳は金色
思わず(お姉様!! )と言ってしまいそうになる。男装が似合いそうな麗人だ。
「ああ、済まない。自治会メンバーを紹介しよう 彼女は会計のユーリア・ランミネン」
「ユーリア=ランミネンです 王子殿下、アンジェリーナ様、マリエッタ様お会い出来て嬉しいです
これから宜しくね」

「そこに座っているのがヨーラン=ノルデグレーン 書記をして貰っている」
見た目少しチャラチャラした雰囲気の男の子が身を乗り出して話し出す
「書記のヨーランだよ。気楽にしてね~~うわー可愛い子達で本当に嬉しいよ。アルの婚約者も噂には聞いていたけど近くで見ると眩し過ぎて目が開けられないな~。妹ちゃんも小さくてポケットに入れて持っていきたい位の愛らしさだね・・・。お近づきの印にお兄さんとお茶でも飲みに・・痛ってーー何すんだよ!!」

アルフレッドに鳩尻を蹴られもう一人の女性とに教科書で殴られた

(((うわ~~痛そうーーー)))

殴った女生徒は気にも留める気もなさそうに「アルゼルマ=バルデン 庶務よ宜しく 書記あいつの事は気にしないでね皆様を歓迎いたしますわ」穏やかそうで優しそうな外見とは裏腹に中々辛辣なお方の様だ 

((( これから先、やっていけるのか??)))三人の一年生は不安しかなかった

「私が会長のクレール=セスブロン自治生徒会ここの会長だ 宜しく頼みますよ」
「私は副会長です 君達には期待しているからね」
何だろう凄く優しげで美しいアルフレッドなのに三人には風邪の引き始めのような悪寒が襲ってきている
伊達に長い付き合いではないのだから・・・・

ユーリアとアルゼルマがヒソヒソと話す「出た!暗黒の微笑み~怖すぎ」「しかし流石よねあの三人慣れているみたいね」 「そりゃそうでしょう妹に幼馴染、婚約者様方だもん アル様の本性色々知っているんでしょうよ」

(((知っています、知ってます。自分達がもう逃げられない事位)))
聞こえていますわ~~~~~。南無・・・・・

この時間はお開きになり疲れ切ったアンジェリーナ達が部屋を出ようとした時アルフレッドがアンジェリーナを呼び止めた。 
「ああ、アンジェ悪いけどまだ伝えていない事があるから残ってくれる?」
何故私だけなのか分らなかったがここは素直に頷く。

家の馬車には先に帰宅するようにアルフレッドが伝言を伝える。責任を持って送っていくと申し付ける

部屋にはアルフレッドとアンジェリーナ二人きりになった。
しょっちゅう会っているが二人きりと言うのは久しぶりだった。少し気恥ずかしい気持ちがありますわ

「お茶でも如何ですか アル様?」
「ああ、貰おうか アンジェリーナの入れたお茶は最高だからね」
そして静寂が訪れる・・・・気まずいですわ・・・・・
そんな気持ちを悟られぬようにお茶を入れる。カップを置いた瞬間首筋に何か触れる

アルフレッドが首筋に唇を当て始めた(うきゃーーー何なさるのーーー)
「ア、アルフレッド様何をなさっているのですかあー??」抗議の声を上げようとしたアンジェリーナの唇を
アルフレッドの薄い唇が塞いだ。(むぎゅ~~~ううっ)優しく口付けしたかと思えば段々熱と力が強くなる
刹那 突然の出来事に何も対処出来ずにいると唇をこじ開けて舌をねじ込む
(何てことですの~~ファースト・キスだったのにディーブキスまでしやがるんですか?)
これがわずか15歳の男の子のする口付けであろうか?上手すぎません事?何か身体の力が抜けてしまいますわ

ソファーに押し倒されても未だ思考は戻ってこない イケナイこのまま流されてはいけない・・・
(キスの一つ取っても才能って有るんですわね~)馬鹿な事を考えていた
そのまま激しい口付けは終わらないアルフレッドの大きく逞しくなった手がアンジェリークの太股をなぞり始める。駄目、駄目、そこまで駄目~~~~
いつの間にかブラウスは肌蹴ておりリボンも外されていた。
(本当に何時の間に脱がせたのかしら?)

これ以上は絶対に不味いでございますわ~~~~
「ア、アル様お止めになってください~~こんな所では嫌ですわ」ビクっとアルフレッドがした様な気がする
「御免ね アンジェ。初めてがこんなところじゃ嫌だよね?わかっているよ」
「分って頂けましたかアル様・・・ってなんで手が止まりませんの???」

アルフレッドは妖しげに微笑んで
(この顔する時は何かを企んでいる時の顔ですわ!)
「君の処女乙女を直ぐには奪わないよ でもねずっと我慢していたんだから君を味合わせて?
入学祝いを僕に頂戴?」 入学祝って私が貰う立場じゃございません事?

抗議の声を上げようとしたら又、唇を塞がれてしまいましたわ


男は狼なのよ 気をつけなさい そんなフレーズが頭の中でリフレインしている
誰か助けてー  乙女のピンチですわーーーーー
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