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第4章 子供以上大人未満で彷徨う私達
女の子にはセンチメンタルなんて感情は無い ⑥
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断罪を待っている様な気分の アンジェリーナです
私は淫魔の魔王様の瘴気に当てられて正気じゃなかった気がします
何かとんでもない事を口走ってしまった様な感じがするのは何故でしょう?
噓は一切、申しておりませんわ 噓じゃないから困ってしまってるんですの~
あれは言葉のあやで誤魔化されないかしら? 止しましょう 無駄な抵抗だわ
私は男の人に依存して生きていくだけの 生き方はしたくございません。
もし依存していた相手がいなくなった時にまともでいられる自信はございませんわ
只の心変わりとかでしたらまだ耐える事も出来ましょう でも私を置いて
先に逝かれたらどうしましょう?もう、あんな思いはしたくございませんわ。
(あれ?そんな思い何時したんでしょう? 思い出せないわ)
話を戻しますわ 私は殿方のパートナーとなりましたら
同じ方向を同じ速度で見つめたい
一方的に与えられるのはペットみたいで嫌なんですのよ
それはそれで 貴族的な生き方なんでしょうけど ある程度は対等でいたいです。
「アンジェ、僕は君を置いて何処にもいかないよ?死が二人を別つまで
いいや、どこの世界に行っても離さないよ?」
何か 怖い 病んでます? でも彼の瞳には狂気は見えない
後ろから抱きしめられて身動き出来ませんわ。 まあ、いいか。私って単純ですわ
此のまま 時の過ぎ行くままに任せてみようかしら?
「ねえ、アル様 私以上に好きな方が出来たら教えてくださいますね?」
流された結果、愛されるのに慣れ過ぎて自惚れて嫌な女になって
断罪ルートは嫌ですわ
「君は僕の話ちゃんと聞いていたの?君は僕の半身、最愛だよ?
他の女性に目なんか行くわけが無いよ」 アルフレッド 怒っている?
「物の例え・・・ですわ。私が思い上がってしまって傲慢な女になったら嫌でしょ?」
だけど・・・やっぱり他の女なんかに差し上げませんわ
本音は貴族の嗜みのダンスだって彼が他の女性の手を取ると思うと・・・
(こんな嫌な感情、やっぱり悪役令嬢に私、近づいているの?)
アンジェリーナはアルフレッドの方に向かい合う様に身体を変えた
「貴方は私だけの物 浮気したら絶対に許しませんからね?」
そう言いながら軽い口付けをした。驚いたのはアルフレッドの方だった
あの日、あの夜君と僕は確かに一つになった 君が僕を求めてくれた
それだけで良い筈だったのに 心も身体もさらに君を求めてしまう
身体を重ねた事により耐えられなくなってしまう なんて 独りよがり
君に拒絶されると喪失感が僕を襲う。自分でも我ながら病んでいると思う
僕が君の物なんて分かりきっているのに なんて可愛いんだろう
君以外に君以上に愛せる女なんて現れるなんて絶対に 無いのに
薔薇の香りがむせ返る様に立ち込めている その香りに酔いそうになる
貪るような口付けを交わす 昼も夜も離れずにいたい 君は僕だけの天使
何時の間にか二人は無言のままでソファーに身体を沈めていた 長い口付けの後
「ここではいやよ」と唐突にアンジェリーナが言った
温室もその周りも人払いは済んでいる 別にここで抱こうとしていた訳では無いが
「薔薇は好きなんですけど此処まで強烈だと・・・」
赤くなりながらアンジェリーナが頬を染める (本当は今すぐにでも抱きたい!!)
言動の一つ一つがアルフレッドの劣情を誘う しかし此処でアンジェの機嫌を
損ねるわけにはいかなかった さっきの二の舞は御免被りたい。
「じゃあ僕の部屋まで行く?抱っこしていこうか?」顔が自然に綻ぶ
「抱っこは勘弁して下さい 貴方の部屋に連れて行って」
「了解しました sa majeste la reine des roses(薔薇の女王陛下)」
二人が仲良く(?)屋敷に戻ったのを見て使用人達は胸を撫で下ろした
何時もは仲の良い二人が喧嘩(?)をしている様な雰囲気だったからだ。
喧嘩と言うよりかアンジェリーナが一方的に怒っていたのだが・・・
お二人には何時でも仲良くして笑い合って頂きたいと使用人一同そう願った。
モンドローズ公爵邸の使用人一同に思われている事を知らないアンジェリーナは
(何か誰も此方にいないのに生暖かい視線感じますわ どうしてでしょう?)
とひたすらのんきだった。
アルフレッドの部屋に入るとまずはソファーに座った
お互いに見つめあうしか出来ない 迂闊に手を出せない 動けなかった。
最初に沈黙を破ったのはアルフレッドの方だった
「あのさ・・・君は僕が心変わりをしないか昔から心配していたけど
それは僕の方だって同じ様に心配だよ?
君が他の男を好きになるって意味じゃなく何かそう 横槍でも入ったらと
思うと不安になる 不安の種は昔からあるからね?」
アンジェリーナはアルフレッドが何を言いたいのか分らなかった 不安の種?
何を意味するのかしら? 私と違う事に怯えていらっしゃる? まさか。
嫌な気分を打ち消すようにアンジェリーナがアルフレッドに寄り添う
「生きているってだけで色々有りますわよね? でも私達の物語はまだ始まったばかりですわ。この先に何があっても私は貴方を信じていますわ。そして自分の矜持を持ち続けて生きていきますわよ?」
凛としたアンジェリーナは美しかった 見目、形 だけではなく気高さに頭が下がる
中身は繊細で壊れそうなのに 御くびにも出さない
(ああ、僕は本当に君には一生勝てないな)と心の中で呟く。
「アンジェ、アンジェリーナ je taime je ne peux pas vivre sans toi. (愛している 君が居ないと生きて行けない)」
何時の間にベットルームに来てますの?瞬間移動 な訳ないか
有るがままの私になってアルフレッドを受け入れる
二度目とは言え・・・恥ずかしいのが先にきますわ でも彼の手は戸惑いを待ってはくれない
「僕が付けた印 消えちゃってるね。本当は消えないうちにもう一度付けたかったんだけど」
と言いながら新たに胸の近くに幾つ物跡を付けていく
「目立つところは止めてください 恥ずかしいですわ」焦ったアンジェリーナが止める
「どうして?ああ、確かに学生としては駄目だよね」と笑う
分っているなら最初から付けるな ゴラァ!!確信犯め
餌の要らない猫が一匹逃げてしまいましたわ でもばれていないので セーフですわ
「ねえ、胸最近 又、大きくなったんじゃないの?」
だから誰の所為だと思っているんですか? Hしてないときも他人の目を盗んで揉んでますわよね?
この桃色貴公子!! 学園ではするなと何度も言いましたわよね!!このボケッ!!
また、二匹目の猫が逃げていきますわ 中学生で(前世前提)でこの大きさ 無いわ~
「大きくても小さくてもアンジェの胸なら何でも好きだよ」良い笑顔で申しております
神経がガリガリ削られるんですが 如何な物でしょうか?
**************************
この二人グダグダしていて中々最後まで行きません(何故だーーー?)
次回に持ち越しの様です
私は淫魔の魔王様の瘴気に当てられて正気じゃなかった気がします
何かとんでもない事を口走ってしまった様な感じがするのは何故でしょう?
噓は一切、申しておりませんわ 噓じゃないから困ってしまってるんですの~
あれは言葉のあやで誤魔化されないかしら? 止しましょう 無駄な抵抗だわ
私は男の人に依存して生きていくだけの 生き方はしたくございません。
もし依存していた相手がいなくなった時にまともでいられる自信はございませんわ
只の心変わりとかでしたらまだ耐える事も出来ましょう でも私を置いて
先に逝かれたらどうしましょう?もう、あんな思いはしたくございませんわ。
(あれ?そんな思い何時したんでしょう? 思い出せないわ)
話を戻しますわ 私は殿方のパートナーとなりましたら
同じ方向を同じ速度で見つめたい
一方的に与えられるのはペットみたいで嫌なんですのよ
それはそれで 貴族的な生き方なんでしょうけど ある程度は対等でいたいです。
「アンジェ、僕は君を置いて何処にもいかないよ?死が二人を別つまで
いいや、どこの世界に行っても離さないよ?」
何か 怖い 病んでます? でも彼の瞳には狂気は見えない
後ろから抱きしめられて身動き出来ませんわ。 まあ、いいか。私って単純ですわ
此のまま 時の過ぎ行くままに任せてみようかしら?
「ねえ、アル様 私以上に好きな方が出来たら教えてくださいますね?」
流された結果、愛されるのに慣れ過ぎて自惚れて嫌な女になって
断罪ルートは嫌ですわ
「君は僕の話ちゃんと聞いていたの?君は僕の半身、最愛だよ?
他の女性に目なんか行くわけが無いよ」 アルフレッド 怒っている?
「物の例え・・・ですわ。私が思い上がってしまって傲慢な女になったら嫌でしょ?」
だけど・・・やっぱり他の女なんかに差し上げませんわ
本音は貴族の嗜みのダンスだって彼が他の女性の手を取ると思うと・・・
(こんな嫌な感情、やっぱり悪役令嬢に私、近づいているの?)
アンジェリーナはアルフレッドの方に向かい合う様に身体を変えた
「貴方は私だけの物 浮気したら絶対に許しませんからね?」
そう言いながら軽い口付けをした。驚いたのはアルフレッドの方だった
あの日、あの夜君と僕は確かに一つになった 君が僕を求めてくれた
それだけで良い筈だったのに 心も身体もさらに君を求めてしまう
身体を重ねた事により耐えられなくなってしまう なんて 独りよがり
君に拒絶されると喪失感が僕を襲う。自分でも我ながら病んでいると思う
僕が君の物なんて分かりきっているのに なんて可愛いんだろう
君以外に君以上に愛せる女なんて現れるなんて絶対に 無いのに
薔薇の香りがむせ返る様に立ち込めている その香りに酔いそうになる
貪るような口付けを交わす 昼も夜も離れずにいたい 君は僕だけの天使
何時の間にか二人は無言のままでソファーに身体を沈めていた 長い口付けの後
「ここではいやよ」と唐突にアンジェリーナが言った
温室もその周りも人払いは済んでいる 別にここで抱こうとしていた訳では無いが
「薔薇は好きなんですけど此処まで強烈だと・・・」
赤くなりながらアンジェリーナが頬を染める (本当は今すぐにでも抱きたい!!)
言動の一つ一つがアルフレッドの劣情を誘う しかし此処でアンジェの機嫌を
損ねるわけにはいかなかった さっきの二の舞は御免被りたい。
「じゃあ僕の部屋まで行く?抱っこしていこうか?」顔が自然に綻ぶ
「抱っこは勘弁して下さい 貴方の部屋に連れて行って」
「了解しました sa majeste la reine des roses(薔薇の女王陛下)」
二人が仲良く(?)屋敷に戻ったのを見て使用人達は胸を撫で下ろした
何時もは仲の良い二人が喧嘩(?)をしている様な雰囲気だったからだ。
喧嘩と言うよりかアンジェリーナが一方的に怒っていたのだが・・・
お二人には何時でも仲良くして笑い合って頂きたいと使用人一同そう願った。
モンドローズ公爵邸の使用人一同に思われている事を知らないアンジェリーナは
(何か誰も此方にいないのに生暖かい視線感じますわ どうしてでしょう?)
とひたすらのんきだった。
アルフレッドの部屋に入るとまずはソファーに座った
お互いに見つめあうしか出来ない 迂闊に手を出せない 動けなかった。
最初に沈黙を破ったのはアルフレッドの方だった
「あのさ・・・君は僕が心変わりをしないか昔から心配していたけど
それは僕の方だって同じ様に心配だよ?
君が他の男を好きになるって意味じゃなく何かそう 横槍でも入ったらと
思うと不安になる 不安の種は昔からあるからね?」
アンジェリーナはアルフレッドが何を言いたいのか分らなかった 不安の種?
何を意味するのかしら? 私と違う事に怯えていらっしゃる? まさか。
嫌な気分を打ち消すようにアンジェリーナがアルフレッドに寄り添う
「生きているってだけで色々有りますわよね? でも私達の物語はまだ始まったばかりですわ。この先に何があっても私は貴方を信じていますわ。そして自分の矜持を持ち続けて生きていきますわよ?」
凛としたアンジェリーナは美しかった 見目、形 だけではなく気高さに頭が下がる
中身は繊細で壊れそうなのに 御くびにも出さない
(ああ、僕は本当に君には一生勝てないな)と心の中で呟く。
「アンジェ、アンジェリーナ je taime je ne peux pas vivre sans toi. (愛している 君が居ないと生きて行けない)」
何時の間にベットルームに来てますの?瞬間移動 な訳ないか
有るがままの私になってアルフレッドを受け入れる
二度目とは言え・・・恥ずかしいのが先にきますわ でも彼の手は戸惑いを待ってはくれない
「僕が付けた印 消えちゃってるね。本当は消えないうちにもう一度付けたかったんだけど」
と言いながら新たに胸の近くに幾つ物跡を付けていく
「目立つところは止めてください 恥ずかしいですわ」焦ったアンジェリーナが止める
「どうして?ああ、確かに学生としては駄目だよね」と笑う
分っているなら最初から付けるな ゴラァ!!確信犯め
餌の要らない猫が一匹逃げてしまいましたわ でもばれていないので セーフですわ
「ねえ、胸最近 又、大きくなったんじゃないの?」
だから誰の所為だと思っているんですか? Hしてないときも他人の目を盗んで揉んでますわよね?
この桃色貴公子!! 学園ではするなと何度も言いましたわよね!!このボケッ!!
また、二匹目の猫が逃げていきますわ 中学生で(前世前提)でこの大きさ 無いわ~
「大きくても小さくてもアンジェの胸なら何でも好きだよ」良い笑顔で申しております
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