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規格外の柳楽家
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左京さんという神使は、なぜかラーメンを持ってきた。
たぶん、右京さんの方が「できる」神使なんだと思う。
とにかく、私も柳楽君もこぼさないように食べるのに苦労し、さらにそれでお腹いっぱいになってしまった。
結果──お蕎麦は断念して、そのまま彼の家にお邪魔することになったのだ。
なんだか、勢いに流された気がする。
いや、どう考えてもおかしくない?
合コンで知り合って、三回しか会ってない男性の家に向かってるの、どうなのよ?
白訪湖の近くを通り過ぎたあたりまでは覚えている。
柳楽君が考え込むように腕を組み、銀色に輝く湖面をじっと睨んでいた記憶があるもの。
でもその後、乗り物の振動に弱い私は例によってウトウトしてしまい──次に気づいた時には、車は山中の一本道を走っていた。
白いビラビラの垂れた縄が張られた木々の間を縫うように、緑の森を抜けていく。
やがて開けた場所に出ると、そこには白壁に囲まれた日本家屋が、ひっそりと佇んでいた。
瓦屋根の棟門。その木の扉が、ぎぎっと内側に開く。
──見た目は古臭いのに、自動?
車はそのまま、門の中へと吸い込まれていった。
振り返ると、閉じかけた門の向こうには、鬱蒼とした森しか見えない。
近くに民家は一軒もない。
本当に、深い森の中。
……なんだか急に、柳楽君がキツネに見えてきた。
私、化かされてる?
車の外に出て、ぽかんと辺りを見渡している私を、柳楽君は屋敷の玄関まで連れていった。
格子の引き戸を開けると、広い土間。
着物姿の女性や、袴の男性たちが左右に並んで立っている。
そして全員が一斉に、頭を下げた。
お、お手伝いさん? それともご家族?
「お帰りなさいませ、坊ちゃま」
私は慌てて挨拶を返す。
「初めまして。本日は突然お邪魔して申し訳ございません」
東京土産の箱を差し出す。
もちろん右京さんに用意してもらったものだけど、誰に渡せばいいのか分からない。
すると、お手伝いさんたちは、私の挨拶に驚いたような顔をした。
「──?」
「今見えてるの、全部神使契約した子たちだから。『人』はいないんですよ」
柳楽君に言われ、私は銀縁の眼鏡を確認した。
か、かけてるよね……。
もうこれ、幻とかそういうレベルじゃない。
「たくさん……いるのね……」
柳楽君は、格式高い旅館のような廊下を通って、私を案内しながら言った。
「人も増えてきますよ。明日の神事のために、今夜から親族が集まってくるんです。本番は明日で、同業者も来るし──」
「神事……?」
お祭りでもやるの?
「もしかして、白訪市の有名なお祭り? テレビで観たことある! 奇祭って言われてるやつ。ご家族、神社関係の人?」
あれ、でもあの祭りって春じゃなかった? 六年とか七年に一度じゃなかったっけ? それとも最近は毎年やるの?
柳楽君は曖昧に笑って、複雑そうな顔をした。
「すみません。うち、神職じゃないんで、そういうの関係ないんです」
嘆かわしそうにため息をつかれてしまった。え、でも神事って言ってたよね?
「うち、ファッション霊能者なので」
拗ねたように言う柳楽君。……触れちゃダメだった?
そんな話をしながら通されたのは、ものすごく広い座敷だった。
木目の美しい一枚板の座卓がずらりと並ぶ和室を、私は呆然と見渡す。
何畳あるの、ここ。大奥?
開け放たれた障子と広縁の向こうには、時代劇に出てきそうな日本庭園が見える。
殿様が「爺」とか言いながら、歩いてきそうなやつ。
屋敷の中では、着物姿の人たち──神使かも?──が行き交っていた。
それが私に、タイムスリップしたような錯覚を与える。
白い服の信者がたくさんいて、サンスクリット語みたいな名前で呼びあっているわけではなかったけれど、ものすごく、後悔している。
来るんじゃなかった。
だって、もう何度思ったか知れないもの──住む世界が違う。
冷や汗を浮かべたまま、正座で固まっている私の隣に、柳楽君が胡坐をかいて座った。
「祖父はね、自分の誕生日が近づくと『祭祀』って称して、親族や知り合いをかき集めるんです。ひと月くらい滝行したり、護摩焚いたり、座禅組んだり、あと腹筋背筋腕立て百回」
混ざってる、明らかに関係ないのが!
「でも俺も、弟妹たちもやりたくないんで、神事──つまり誕生日当日の儀式の日しか来ません」
「お爺ちゃん、可哀想じゃない?」
一人で滝行している光景は、胸が痛む。
「あの人、やりたくてやってるから。それに、クリスマスにも滝行やらせようとするんですよ。雪の中で」
死んじゃうよ! ていうか、クリスマスって別の神様!
柳楽君は時計に目をやった。
「茜さん、何時まで大丈夫? 俺の親族に会えそうですか?」
「うーん、今日中に帰れれば……って、私が親族一同に会うの!?」
「えー。だって茜さん、明日も休みで、しかも予定無いですよね? 泊まっていってくださいよ。観光してから帰りましょう」
なんで私の予定、知ってるのよ!
糸目でこちらをチラチラ窺いながら、彼はぼやいた。
「明日は同業者たちが、祖父に祝辞述べて、ひたすら飲んだくれるんですよ。俺、退屈なんですよねー。抜け出したいんだよなぁ」
「観光はいいけど──いや、よくないよ。大事な集まりでしょ? 君が抜けちゃダメだし、部外者の私がいたら変でしょ。特別な日に、ただの友達を親族に紹介とか、普通しないって」
……それに、本当に帰してくれるんでしょうかね? 宗教施設監禁事件を、思い浮かべるなどしてみる。
帰りたいよぉ。
「なんで逃げ腰なんですか? 怪しい行事じゃないです。……俺にだって友達がいるってところを、家族に見せたいだけですってば」
なんだか急に声のトーンを落として、弱々しく見せてきた。やや、哀れみを乞い始めたぞ。
「合コンに呼んでくれた大学の友達を呼べばいいじゃない。紅葉の時期にBBQでもやれば」
「あいつら陽キャは、こんな田舎まで来ませんよ。可愛い女子が一緒なら、どっかのリゾートホテルとか貸別荘とか行っちゃいます」
柳楽君、ダシにする女子がまず呼べないのか。それにしたってさぁ。
「勘違いされたら困るじゃない、お互い……」
「あかねさん、ちょっとだけです、ほんのちょっと。ね? 先っちょだけですって」
……なんだか必死だけど……その頼み方はやめた方が……。
たぶん、右京さんの方が「できる」神使なんだと思う。
とにかく、私も柳楽君もこぼさないように食べるのに苦労し、さらにそれでお腹いっぱいになってしまった。
結果──お蕎麦は断念して、そのまま彼の家にお邪魔することになったのだ。
なんだか、勢いに流された気がする。
いや、どう考えてもおかしくない?
合コンで知り合って、三回しか会ってない男性の家に向かってるの、どうなのよ?
白訪湖の近くを通り過ぎたあたりまでは覚えている。
柳楽君が考え込むように腕を組み、銀色に輝く湖面をじっと睨んでいた記憶があるもの。
でもその後、乗り物の振動に弱い私は例によってウトウトしてしまい──次に気づいた時には、車は山中の一本道を走っていた。
白いビラビラの垂れた縄が張られた木々の間を縫うように、緑の森を抜けていく。
やがて開けた場所に出ると、そこには白壁に囲まれた日本家屋が、ひっそりと佇んでいた。
瓦屋根の棟門。その木の扉が、ぎぎっと内側に開く。
──見た目は古臭いのに、自動?
車はそのまま、門の中へと吸い込まれていった。
振り返ると、閉じかけた門の向こうには、鬱蒼とした森しか見えない。
近くに民家は一軒もない。
本当に、深い森の中。
……なんだか急に、柳楽君がキツネに見えてきた。
私、化かされてる?
車の外に出て、ぽかんと辺りを見渡している私を、柳楽君は屋敷の玄関まで連れていった。
格子の引き戸を開けると、広い土間。
着物姿の女性や、袴の男性たちが左右に並んで立っている。
そして全員が一斉に、頭を下げた。
お、お手伝いさん? それともご家族?
「お帰りなさいませ、坊ちゃま」
私は慌てて挨拶を返す。
「初めまして。本日は突然お邪魔して申し訳ございません」
東京土産の箱を差し出す。
もちろん右京さんに用意してもらったものだけど、誰に渡せばいいのか分からない。
すると、お手伝いさんたちは、私の挨拶に驚いたような顔をした。
「──?」
「今見えてるの、全部神使契約した子たちだから。『人』はいないんですよ」
柳楽君に言われ、私は銀縁の眼鏡を確認した。
か、かけてるよね……。
もうこれ、幻とかそういうレベルじゃない。
「たくさん……いるのね……」
柳楽君は、格式高い旅館のような廊下を通って、私を案内しながら言った。
「人も増えてきますよ。明日の神事のために、今夜から親族が集まってくるんです。本番は明日で、同業者も来るし──」
「神事……?」
お祭りでもやるの?
「もしかして、白訪市の有名なお祭り? テレビで観たことある! 奇祭って言われてるやつ。ご家族、神社関係の人?」
あれ、でもあの祭りって春じゃなかった? 六年とか七年に一度じゃなかったっけ? それとも最近は毎年やるの?
柳楽君は曖昧に笑って、複雑そうな顔をした。
「すみません。うち、神職じゃないんで、そういうの関係ないんです」
嘆かわしそうにため息をつかれてしまった。え、でも神事って言ってたよね?
「うち、ファッション霊能者なので」
拗ねたように言う柳楽君。……触れちゃダメだった?
そんな話をしながら通されたのは、ものすごく広い座敷だった。
木目の美しい一枚板の座卓がずらりと並ぶ和室を、私は呆然と見渡す。
何畳あるの、ここ。大奥?
開け放たれた障子と広縁の向こうには、時代劇に出てきそうな日本庭園が見える。
殿様が「爺」とか言いながら、歩いてきそうなやつ。
屋敷の中では、着物姿の人たち──神使かも?──が行き交っていた。
それが私に、タイムスリップしたような錯覚を与える。
白い服の信者がたくさんいて、サンスクリット語みたいな名前で呼びあっているわけではなかったけれど、ものすごく、後悔している。
来るんじゃなかった。
だって、もう何度思ったか知れないもの──住む世界が違う。
冷や汗を浮かべたまま、正座で固まっている私の隣に、柳楽君が胡坐をかいて座った。
「祖父はね、自分の誕生日が近づくと『祭祀』って称して、親族や知り合いをかき集めるんです。ひと月くらい滝行したり、護摩焚いたり、座禅組んだり、あと腹筋背筋腕立て百回」
混ざってる、明らかに関係ないのが!
「でも俺も、弟妹たちもやりたくないんで、神事──つまり誕生日当日の儀式の日しか来ません」
「お爺ちゃん、可哀想じゃない?」
一人で滝行している光景は、胸が痛む。
「あの人、やりたくてやってるから。それに、クリスマスにも滝行やらせようとするんですよ。雪の中で」
死んじゃうよ! ていうか、クリスマスって別の神様!
柳楽君は時計に目をやった。
「茜さん、何時まで大丈夫? 俺の親族に会えそうですか?」
「うーん、今日中に帰れれば……って、私が親族一同に会うの!?」
「えー。だって茜さん、明日も休みで、しかも予定無いですよね? 泊まっていってくださいよ。観光してから帰りましょう」
なんで私の予定、知ってるのよ!
糸目でこちらをチラチラ窺いながら、彼はぼやいた。
「明日は同業者たちが、祖父に祝辞述べて、ひたすら飲んだくれるんですよ。俺、退屈なんですよねー。抜け出したいんだよなぁ」
「観光はいいけど──いや、よくないよ。大事な集まりでしょ? 君が抜けちゃダメだし、部外者の私がいたら変でしょ。特別な日に、ただの友達を親族に紹介とか、普通しないって」
……それに、本当に帰してくれるんでしょうかね? 宗教施設監禁事件を、思い浮かべるなどしてみる。
帰りたいよぉ。
「なんで逃げ腰なんですか? 怪しい行事じゃないです。……俺にだって友達がいるってところを、家族に見せたいだけですってば」
なんだか急に声のトーンを落として、弱々しく見せてきた。やや、哀れみを乞い始めたぞ。
「合コンに呼んでくれた大学の友達を呼べばいいじゃない。紅葉の時期にBBQでもやれば」
「あいつら陽キャは、こんな田舎まで来ませんよ。可愛い女子が一緒なら、どっかのリゾートホテルとか貸別荘とか行っちゃいます」
柳楽君、ダシにする女子がまず呼べないのか。それにしたってさぁ。
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……なんだか必死だけど……その頼み方はやめた方が……。
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