150 / 172
戦火の先に(覚醒)篇
聖女の盾
しおりを挟む
「ウアガァァアアアッ!おのれミューズ!許さぬ!」
一番の側近にして愛した者に、すべては植え付けられた幻影なのだと真実を叩きつけられたヴェラアズは猛焔の如く怒り狂ったかと思えば、人目を憚らず滂沱に涙を流した。人族には長い10年間、謀れ続けて最後に憧憬を踏みにじられた彼には耐えがたい屈辱なのだろう。周囲の者は皇帝こそが心が壊れたのではないかと危惧した。
重い空気の中、そぐわない笑顔をした人物が皇帝に話しかけた。
「気の毒だったね、さすがに降参する?」呑気にヴェラアズの肩を叩いたのはウェインライトである。
「ええい!気安く我に触れるでない下郎!」
「あらあら、まだ闘志が残ってたんだ。見た目通りに図太いんだね、いいや豪胆?」
背が高く分厚い胸をしたヴェラアズは武人として十分に逞しい体をしている、小柄なウェインライトからすればオーガのように映るのだ。
撥ね退けられたウェインライトは身軽にぴょぴょんと後退して戦況を改めて確認する。
どうみても分が悪いのは帝国軍で、雇われ傭兵たちはほとんど撤退していた。総数2,000人弱の兵はいるが戦意はほとんど残っていない。
「ねぇねぇ、士気上げしないとダメなんじゃない?」
「うるさい、言われるまでもなくこちらには反撃材料はあるのだ!」
皇帝はなにかを側近のひとりに耳打ちしてからほくそ笑む。
一方でウェインライトは隠し玉をさっさと出せと暇そうにしている。霧雨に濡れたオレンジ色のくせっ毛を弄んで湿気は嫌だと愚痴った。
戦車クアドリガに並走していた小さな馬車から騎士に連れられた長髪の女性がされるがままに歩いてきた。
目元には真っ黒な目隠しが強めに縛られて皮膚に食い込んでいる、さぞかし痛かろうとウェインライトは同情する。
「その子が切り札なのかい?戦闘力があるように見えないし……察するに治癒師かな」
いつも飄々としているウェインライトだが少々苛立っていた、彼は倫理に反することを嫌う。
職業柄、人を見る目だけは誰より長けているので、彼らの動向に嫌悪を抱くとともに女性の気配を不思議に思った。
ウェインライトは一旦テトラ陣営に戻り、顎に手をやると何やら思案する。
「どうかされましたか?」アスカム辺境伯が訝しい目を彼に向けた、戦況的に圧倒しているウェインライトが退いたことに疑問する。
「うん、どうにも納得できないのだが……あちらは人質を用意していたようだよ。すぐに脅迫めいた宣言がくると思う。だけど……あの女の子の容姿は帝国出身に見えるし、面差しも皇帝に似てる気がした。」
それを聞いたアスカムはなんだそれはと大師匠と同じく首を傾げた。
***
予想の通り帝国側から停戦の申し入れがあり、両陣営を挟んだ焼野原へ使者を送り合うよう要求してきた。
ほらね、というようにウェインライトが肩を竦めて物見台の背後に寝転んでしまった。
どのように交渉するかは、前線に立つ辺境伯が握るのでお役御免となった彼はつまらなそうにしていた。
「だ、大師匠……お智慧を拝借したく」
「やーだぴ、ボクは政に関わる立場にないの知ってるでしょ?戦地に赴いたのは王から依頼がきたからだし、いまのボクは一介の冒険者なの。これ以上に関われというならボクこそが国崩ししちゃうよ?」
オレンジ髪の少年然とした男は大欠伸をするとそのまま寝息をたててしまう。
「仕方あるまい、使者を立て合議した後、王に伺いをたてよう。早馬を王城へ送れ」
「はい!父上!」
早速と動いた辺境伯親子だったが、それを阻止するものが床下から生えてきた。
「ひぎぃ!?な、なんだこの黒いのは!変種スライムか?」
子息が腰に佩いていた剣を抜き、護衛兵たちが槍先をそれに向けた。
「おや、突然失礼。怪しいものではないですよォ、情報は早いほど価値がある。馬より便利で素早い私が城にむかいましょうクフフッ」
黑くグニグニしたものがあっという間に人型になってそう言った。
思わぬ闖入者を警戒したが、どこかで見たようなと彼らは思ったが頭にひらめかない。
「あぁ、先ほどは私の妹が粗相したようで、すみませんね。蝙蝠族は好き勝手に主を選ぶものですから家族は常にバラバラなのですゥ」
「お、お前!さきほどの白い蝙蝠の仲間だったのか」
益々と警戒する辺境伯たちに「人の話はちゃんと聞きましょう」と蝙蝠男は眉間に皺を寄せる。
その諍いに割って入ったのは先ほど寝腐っていたウェインライトだ、子細を聞いてからにしろとアスカムに言えば彼らは黙るしかなかった。
ガルディ王と主の繋がり、それから王家への出入りが許されている身分のことなどを簡潔に述べると蝙蝠男は愉快そうに笑った。それから刃物は自分に効果はないと明かすと子息は思わず「化物」と叫んでしまった。
「んで、蝙蝠男さんはボクの惰眠を邪魔するほどの活躍を見せると?」
「はい、このモルティガ。我が主レオニード侯爵の名に相応しい働きを致します」
彼は言うが早いか黒いマントを被膜にして広げると鈍色の空へ飛んで行った。
「ふぅん、長く生きてきたけど蝙蝠族の実物は初めて見たよ。やっぱり獣人は面白いな」
「大師匠、あれを御存じなので?」
噂でしか知らないと返事するとウェインライトは再び瞼を閉じて寝息を立てだした。
一番の側近にして愛した者に、すべては植え付けられた幻影なのだと真実を叩きつけられたヴェラアズは猛焔の如く怒り狂ったかと思えば、人目を憚らず滂沱に涙を流した。人族には長い10年間、謀れ続けて最後に憧憬を踏みにじられた彼には耐えがたい屈辱なのだろう。周囲の者は皇帝こそが心が壊れたのではないかと危惧した。
重い空気の中、そぐわない笑顔をした人物が皇帝に話しかけた。
「気の毒だったね、さすがに降参する?」呑気にヴェラアズの肩を叩いたのはウェインライトである。
「ええい!気安く我に触れるでない下郎!」
「あらあら、まだ闘志が残ってたんだ。見た目通りに図太いんだね、いいや豪胆?」
背が高く分厚い胸をしたヴェラアズは武人として十分に逞しい体をしている、小柄なウェインライトからすればオーガのように映るのだ。
撥ね退けられたウェインライトは身軽にぴょぴょんと後退して戦況を改めて確認する。
どうみても分が悪いのは帝国軍で、雇われ傭兵たちはほとんど撤退していた。総数2,000人弱の兵はいるが戦意はほとんど残っていない。
「ねぇねぇ、士気上げしないとダメなんじゃない?」
「うるさい、言われるまでもなくこちらには反撃材料はあるのだ!」
皇帝はなにかを側近のひとりに耳打ちしてからほくそ笑む。
一方でウェインライトは隠し玉をさっさと出せと暇そうにしている。霧雨に濡れたオレンジ色のくせっ毛を弄んで湿気は嫌だと愚痴った。
戦車クアドリガに並走していた小さな馬車から騎士に連れられた長髪の女性がされるがままに歩いてきた。
目元には真っ黒な目隠しが強めに縛られて皮膚に食い込んでいる、さぞかし痛かろうとウェインライトは同情する。
「その子が切り札なのかい?戦闘力があるように見えないし……察するに治癒師かな」
いつも飄々としているウェインライトだが少々苛立っていた、彼は倫理に反することを嫌う。
職業柄、人を見る目だけは誰より長けているので、彼らの動向に嫌悪を抱くとともに女性の気配を不思議に思った。
ウェインライトは一旦テトラ陣営に戻り、顎に手をやると何やら思案する。
「どうかされましたか?」アスカム辺境伯が訝しい目を彼に向けた、戦況的に圧倒しているウェインライトが退いたことに疑問する。
「うん、どうにも納得できないのだが……あちらは人質を用意していたようだよ。すぐに脅迫めいた宣言がくると思う。だけど……あの女の子の容姿は帝国出身に見えるし、面差しも皇帝に似てる気がした。」
それを聞いたアスカムはなんだそれはと大師匠と同じく首を傾げた。
***
予想の通り帝国側から停戦の申し入れがあり、両陣営を挟んだ焼野原へ使者を送り合うよう要求してきた。
ほらね、というようにウェインライトが肩を竦めて物見台の背後に寝転んでしまった。
どのように交渉するかは、前線に立つ辺境伯が握るのでお役御免となった彼はつまらなそうにしていた。
「だ、大師匠……お智慧を拝借したく」
「やーだぴ、ボクは政に関わる立場にないの知ってるでしょ?戦地に赴いたのは王から依頼がきたからだし、いまのボクは一介の冒険者なの。これ以上に関われというならボクこそが国崩ししちゃうよ?」
オレンジ髪の少年然とした男は大欠伸をするとそのまま寝息をたててしまう。
「仕方あるまい、使者を立て合議した後、王に伺いをたてよう。早馬を王城へ送れ」
「はい!父上!」
早速と動いた辺境伯親子だったが、それを阻止するものが床下から生えてきた。
「ひぎぃ!?な、なんだこの黒いのは!変種スライムか?」
子息が腰に佩いていた剣を抜き、護衛兵たちが槍先をそれに向けた。
「おや、突然失礼。怪しいものではないですよォ、情報は早いほど価値がある。馬より便利で素早い私が城にむかいましょうクフフッ」
黑くグニグニしたものがあっという間に人型になってそう言った。
思わぬ闖入者を警戒したが、どこかで見たようなと彼らは思ったが頭にひらめかない。
「あぁ、先ほどは私の妹が粗相したようで、すみませんね。蝙蝠族は好き勝手に主を選ぶものですから家族は常にバラバラなのですゥ」
「お、お前!さきほどの白い蝙蝠の仲間だったのか」
益々と警戒する辺境伯たちに「人の話はちゃんと聞きましょう」と蝙蝠男は眉間に皺を寄せる。
その諍いに割って入ったのは先ほど寝腐っていたウェインライトだ、子細を聞いてからにしろとアスカムに言えば彼らは黙るしかなかった。
ガルディ王と主の繋がり、それから王家への出入りが許されている身分のことなどを簡潔に述べると蝙蝠男は愉快そうに笑った。それから刃物は自分に効果はないと明かすと子息は思わず「化物」と叫んでしまった。
「んで、蝙蝠男さんはボクの惰眠を邪魔するほどの活躍を見せると?」
「はい、このモルティガ。我が主レオニード侯爵の名に相応しい働きを致します」
彼は言うが早いか黒いマントを被膜にして広げると鈍色の空へ飛んで行った。
「ふぅん、長く生きてきたけど蝙蝠族の実物は初めて見たよ。やっぱり獣人は面白いな」
「大師匠、あれを御存じなので?」
噂でしか知らないと返事するとウェインライトは再び瞼を閉じて寝息を立てだした。
10
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません
きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」
「正直なところ、不安を感じている」
久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー
激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。
アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。
第2幕、連載開始しました!
お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。
以下、1章のあらすじです。
アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。
表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。
常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。
それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。
サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。
しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。
盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。
アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?
お前は家から追放する?構いませんが、この家の全権力を持っているのは私ですよ?
水垣するめ
恋愛
「アリス、お前をこのアトキンソン伯爵家から追放する」
「はぁ?」
静かな食堂の間。
主人公アリス・アトキンソンの父アランはアリスに向かって突然追放すると告げた。
同じく席に座っている母や兄、そして妹も父に同意したように頷いている。
いきなり食堂に集められたかと思えば、思いも寄らない追放宣言にアリスは戸惑いよりも心底呆れた。
「はぁ、何を言っているんですか、この領地を経営しているのは私ですよ?」
「ああ、その経営も最近軌道に乗ってきたのでな、お前はもう用済みになったから追放する」
父のあまりに無茶苦茶な言い分にアリスは辟易する。
「いいでしょう。そんなに出ていって欲しいなら出ていってあげます」
アリスは家から一度出る決心をする。
それを聞いて両親や兄弟は大喜びした。
アリスはそれを哀れみの目で見ながら家を出る。
彼らがこれから地獄を見ることを知っていたからだ。
「大方、私が今まで稼いだお金や開発した資源を全て自分のものにしたかったんでしょうね。……でもそんなことがまかり通るわけないじゃないですか」
アリスはため息をつく。
「──だって、この家の全権力を持っているのは私なのに」
後悔したところでもう遅い。
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる