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戦火の先に(覚醒)篇
デグリとラトリ ネズミ部隊の活躍
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復興したばかりの大教会の鐘塔部にて薄ら笑いで帝都を眼下に見下ろすものがいた。名はモルティガ、主をコロコロ換えるロクデナシである。
「クフゥ、役立たずと言ってるみたいですねェ。酷いです、一応忠誠を誓ったのですけど」
読唇術でもってレオニード達の会話を読んでいる蝙蝠型獣人の彼、黒髪を風に靡かせ飄々と歌うように軽口を叩く彼は少しつまらなそうにしている。出番はまだ先なのだろう。
そんな黒を纏った彼の肩の上でもう一つの小さな影が異を唱える。
「なーにが主だ忠誠だえ、二枚舌野郎の。真の主とやらには無事に会えたのかえ?」
「問題なく会えましたァ、あの方はいつも通り素晴らしい指示をくださる」
「その主、数千年変わらぬ姿で生きている人族というが本当かえ?獣人でもないのにの」
「さぁて、どうでしょうかクフッ。詮索するとロクなことないですヨ」
「なんだえつまらんの」
くすんだ金色の身を捩って細く長い尻尾の手入れをしだした。一応偵察中であるというのにマイペースさはモルティガの上のようだ。ネズミ族の族長にして隠密部隊総督デグリは「なにか噛めるものはないか」と愚痴った。だが、痕跡を残すのは密偵の恥だとモルティガにバカにされて立腹する。
「わ、わかっておるえ!久しぶりの出動でちょっぴり油断したのだえ、ちょっぴりな!」
「はいはい、そうですか。家ネズミが出たと人族が思うだけでしょうけどね」
「い、家ネズミ……あんなのと一緒にされたくないえ!」
害獣とひとまとめにされたデグリは酷く矜持を傷つけられて憤慨したが、好物のシロツメを渡されると途端上機嫌になった。単純すぎる。
「それならクズがでませんから存分に」
「う、うむおおきに。なかなか気が利くのだえ」
呑気なことだが、姿が消えた女帝ティリルの捜索は丸投げして鐘台の上でオヤツを堪能する。デグリいわく、自分の部下数百名は優秀だから微細なことだろうと見逃さないと豪語する。
「クフ、矮小なデグリ殿が微細……ブフッ自虐ネタですかァ?」
「違うえ!ほんにこやつは」
上げ足ばかり取りおってとネズミ総督はプンスカ怒ったが、またもシロツメをさしだされると「うまっ」と言って機嫌が好転する。
「可愛いですねエ」
***
場所変わって帝都からやや離れた廃屋に人影がいくつか動く、白昼堂々と婦女子を攫った犯人の一味である。輩のほとんどは中肉中背の凡庸とした相貌のものばかりだ。木を隠すなら森の中というように地味な彼らこそ秘密裡な仕事に従事するには都合が良いのである。
『似たような容姿の者ばかり……ワザと人選したとしか思えませんわ』
廃屋の一室に閉じ込められたティリルは崩れた壁の隙間から誘拐犯たちを覗き見たが、誰が誰やらさっぱりだと特定するのを諦めた。
そして傍らに寝転がるジェイラの様子を心配そうに覗う、ここへ連れて来られた時は失神させられたのだが、この誘拐劇にジェイラが手引きしたとは露程にも思っていない。
あの時、彼女に面白いキノコがあると誘われたまま見物して楽しんでいた、なにも警戒せずにいたティリルは恰好の餌食だった。背後に控えていた護衛が裏切るなどと誰が予想ができただろうか。
『ほら、これよ。変わった色味でしょ……ふふ』
『まぁ本当に、青と紫の斑模様なんて初めてみたわ』
言われるがままに彼女はキノコを手に取り見つめていた。花のような甘い香りが鼻腔を擽り、気分が些か高揚する、ティリルはウットリして夢中になりキノコを手から離せなくなった、それからすぐに意識を手放して……。
カビ臭い床の上で時折魘されるジェイラは「空……風は……出来る……、だから……あぁ」と意味が繋がらない台詞を何度も零した。
「可哀そうにジェイラ……きっと私の誘拐に巻き込まれたのね」
柔肌に食い込むように荒縄で縛られているというのに、彼女は自身より他人を優先して考えてしまう。民の上に立つ者が情けないと猛省するのであった。
***
彼女らが拐されてからおよそ3時間後、一匹のネズミがチョロリと廃屋の中へ侵入した。
誘拐犯の一人が「ネズミ!」と言って飛び退いた、どうやら苦手らしく大袈裟に騒いで仲間達に笑われている。
「しょーもねぇな、たかがネズミだろい。穴だらけのあばら家なんだ、いても可笑しくあるめえ」
「だ、だって俺……動物全般苦手なんだよ!特にネズミはダメだ!チョロチョロと動いて気持ちが悪い」
人間だって動物だろうよと、違う誰かに揶揄われ爆笑されていた。
まんまと侵入したネズミこと獣王国の隠密部隊長ラトリは鼻先をヒクヒクさせて「ここで間違いない、さすが俺様!」と己の嗅覚を自画自賛する。
「デグリ総督の弟にして第一部隊長ラトリ見参!大金貨は我が隊で山分けだえ!チュチュチュ!」
そして小さな腕輪に魔力を流し仲間へ通信した。
<誘拐犯のアジトを発見、応援請う。庇護対象者はここにいる、応援請う、応援請う!>
通信を受けた総勢200を超えるネズミ族達が廃屋へ終結せんと一斉に走り出した。
「チチュッ」
小さく鳴くネズミの声を聞いたティリルはどこかしら?と周囲を見回した。そして、壁穴から覗く可愛い鼻先を見つけて微笑んだ。
「まぁ、なんて可愛らしいお客様。でも御免んなさい、歓待したいのですがこの通りですの。なにか差し上げるものがあれば良いのだけど」
ティリルはギチギチに捕縛されながらも身を捩り、お仕着せのポケットを弄った。
「キャンディがありましたわ、フラウットという友人に頂きましたの。とっても良い子なのよ」
ラトリは野ネズミのフリをして、口を利くことも無くそれを受け取って齧りついた。
いちご味の甘酸っぱい香気がラトリをうっとりさせた。
「クフゥ、役立たずと言ってるみたいですねェ。酷いです、一応忠誠を誓ったのですけど」
読唇術でもってレオニード達の会話を読んでいる蝙蝠型獣人の彼、黒髪を風に靡かせ飄々と歌うように軽口を叩く彼は少しつまらなそうにしている。出番はまだ先なのだろう。
そんな黒を纏った彼の肩の上でもう一つの小さな影が異を唱える。
「なーにが主だ忠誠だえ、二枚舌野郎の。真の主とやらには無事に会えたのかえ?」
「問題なく会えましたァ、あの方はいつも通り素晴らしい指示をくださる」
「その主、数千年変わらぬ姿で生きている人族というが本当かえ?獣人でもないのにの」
「さぁて、どうでしょうかクフッ。詮索するとロクなことないですヨ」
「なんだえつまらんの」
くすんだ金色の身を捩って細く長い尻尾の手入れをしだした。一応偵察中であるというのにマイペースさはモルティガの上のようだ。ネズミ族の族長にして隠密部隊総督デグリは「なにか噛めるものはないか」と愚痴った。だが、痕跡を残すのは密偵の恥だとモルティガにバカにされて立腹する。
「わ、わかっておるえ!久しぶりの出動でちょっぴり油断したのだえ、ちょっぴりな!」
「はいはい、そうですか。家ネズミが出たと人族が思うだけでしょうけどね」
「い、家ネズミ……あんなのと一緒にされたくないえ!」
害獣とひとまとめにされたデグリは酷く矜持を傷つけられて憤慨したが、好物のシロツメを渡されると途端上機嫌になった。単純すぎる。
「それならクズがでませんから存分に」
「う、うむおおきに。なかなか気が利くのだえ」
呑気なことだが、姿が消えた女帝ティリルの捜索は丸投げして鐘台の上でオヤツを堪能する。デグリいわく、自分の部下数百名は優秀だから微細なことだろうと見逃さないと豪語する。
「クフ、矮小なデグリ殿が微細……ブフッ自虐ネタですかァ?」
「違うえ!ほんにこやつは」
上げ足ばかり取りおってとネズミ総督はプンスカ怒ったが、またもシロツメをさしだされると「うまっ」と言って機嫌が好転する。
「可愛いですねエ」
***
場所変わって帝都からやや離れた廃屋に人影がいくつか動く、白昼堂々と婦女子を攫った犯人の一味である。輩のほとんどは中肉中背の凡庸とした相貌のものばかりだ。木を隠すなら森の中というように地味な彼らこそ秘密裡な仕事に従事するには都合が良いのである。
『似たような容姿の者ばかり……ワザと人選したとしか思えませんわ』
廃屋の一室に閉じ込められたティリルは崩れた壁の隙間から誘拐犯たちを覗き見たが、誰が誰やらさっぱりだと特定するのを諦めた。
そして傍らに寝転がるジェイラの様子を心配そうに覗う、ここへ連れて来られた時は失神させられたのだが、この誘拐劇にジェイラが手引きしたとは露程にも思っていない。
あの時、彼女に面白いキノコがあると誘われたまま見物して楽しんでいた、なにも警戒せずにいたティリルは恰好の餌食だった。背後に控えていた護衛が裏切るなどと誰が予想ができただろうか。
『ほら、これよ。変わった色味でしょ……ふふ』
『まぁ本当に、青と紫の斑模様なんて初めてみたわ』
言われるがままに彼女はキノコを手に取り見つめていた。花のような甘い香りが鼻腔を擽り、気分が些か高揚する、ティリルはウットリして夢中になりキノコを手から離せなくなった、それからすぐに意識を手放して……。
カビ臭い床の上で時折魘されるジェイラは「空……風は……出来る……、だから……あぁ」と意味が繋がらない台詞を何度も零した。
「可哀そうにジェイラ……きっと私の誘拐に巻き込まれたのね」
柔肌に食い込むように荒縄で縛られているというのに、彼女は自身より他人を優先して考えてしまう。民の上に立つ者が情けないと猛省するのであった。
***
彼女らが拐されてからおよそ3時間後、一匹のネズミがチョロリと廃屋の中へ侵入した。
誘拐犯の一人が「ネズミ!」と言って飛び退いた、どうやら苦手らしく大袈裟に騒いで仲間達に笑われている。
「しょーもねぇな、たかがネズミだろい。穴だらけのあばら家なんだ、いても可笑しくあるめえ」
「だ、だって俺……動物全般苦手なんだよ!特にネズミはダメだ!チョロチョロと動いて気持ちが悪い」
人間だって動物だろうよと、違う誰かに揶揄われ爆笑されていた。
まんまと侵入したネズミこと獣王国の隠密部隊長ラトリは鼻先をヒクヒクさせて「ここで間違いない、さすが俺様!」と己の嗅覚を自画自賛する。
「デグリ総督の弟にして第一部隊長ラトリ見参!大金貨は我が隊で山分けだえ!チュチュチュ!」
そして小さな腕輪に魔力を流し仲間へ通信した。
<誘拐犯のアジトを発見、応援請う。庇護対象者はここにいる、応援請う、応援請う!>
通信を受けた総勢200を超えるネズミ族達が廃屋へ終結せんと一斉に走り出した。
「チチュッ」
小さく鳴くネズミの声を聞いたティリルはどこかしら?と周囲を見回した。そして、壁穴から覗く可愛い鼻先を見つけて微笑んだ。
「まぁ、なんて可愛らしいお客様。でも御免んなさい、歓待したいのですがこの通りですの。なにか差し上げるものがあれば良いのだけど」
ティリルはギチギチに捕縛されながらも身を捩り、お仕着せのポケットを弄った。
「キャンディがありましたわ、フラウットという友人に頂きましたの。とっても良い子なのよ」
ラトリは野ネズミのフリをして、口を利くことも無くそれを受け取って齧りついた。
いちご味の甘酸っぱい香気がラトリをうっとりさせた。
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