転生したら、HEROになれるはず

緋咲 ツバメ

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賊討伐

救出

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そんなカシューの態度はお構い無しにゼーガは。
「心配せずとも、このゼーガの実力を十二分にお目におかけ致します。」
そんなゼーガにも呆れた顔を向けていた。
「じゃあ、そういう事で行こうか。」
そういうリョーの腕を引っ張る人物が。
「主、何で戦えばいい?」
あっ、そうだった……別に考えてなかった訳ではない……。
もう少し段階的に実戦で試す予定だったんだ。
「虎丸、臨機応変でいこう。」
虎丸は少し……かなり戸惑った表情を浮かべたが。
「これ、着けて……あの木殴ってみるか?」
念の為に持っていた篭手を手渡した。
それを嬉しそうに手にはめ、木を殴ると……。
結構な大木だったよな、これ……。
ゼーガは必死に平静を装いながら。
「き、きっと腐ってたんだな、この木は。」
そんな状態になってしまいました。
虎丸はこちらを見ながら、狼狽していた。
「ち、違うよ。ちゃんと手加減したんだよ。」
そんな虎丸に親指を突き立て。
「大丈夫だから。それに何か武器、直ぐに手に入るから。」
予想の範疇より少し超えてる程度にしとこう。
カシューは何故か目を輝かせながら。
「楽しめそうだな。さぁ、行こうか。」
それを合図に二手に分かれた。
テッドは顔色を悪くしたまま、レーラの救出に向かった。
見廻りらしき集団にすぐ遭遇した。
だが、その表情は明らかに狼狽していた。
それはそうだろうな、たった4人とは言え、現れたのは敵の砦近くであり、それまで侵入を報せるモノはなかったのだから。
報せる間もなく、処理されたのか…もしくは気付かれない程の速さで突入してきたのどちらかであった。
だが、狼狽する中から一人がかき分けて、4人の前に進んできた。
「そんだけの人数で来るとは、余程手駒に困ってるのか。」
カシューはため息混じりにこちらの顔を見てきた。
「……援軍を呼ぶなら早くしろ。命が惜しいなら、逃げ出せ。」
そう言いながら、鞘から剣を抜き、構えた。
それを聞き、前に出てきた男は笑い出した。
「戦う前から逃げだすような者はおらん。そちらこそ命乞いするなら、今のうちだぞ。」
だが、その笑顔は直ぐに崩れた。
地面を蹴り、その男の首に剣を突き刺した。
それを見て、賊達が大声をあげながら、こちらに突っ込んできた。
だが、カシューはその場に寝転び。
「じゃあ、とりあえず頑張れ。」
ゼーガは嬉しそうに。
「このゼーガの活躍、そこでゆっくりご覧ください。」
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