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王都
新しい拠点
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とりあえずどうしようかと思ったが、虎丸は宿屋には泊まれないだろう。
もし、泊まれたとしても、檻に入れられるんだろうな。
虎丸を見ながら。
「あの屋敷に泊まるか?」
虎丸は尻尾を振りながら、ワンって返事した。
「虎丸って、犬じゃないんだよな……ワンって鳴くのに。」
「喋っていいの?」
虎丸は振り向いて、そう口を開いた。
「!?えっ、えぇ?喋れんの?」
「うん、喋れるよ。」
「何で今まで黙ってたの?」
「でも、正しくは主とボクの頭の中で会話してるんだよ。」
テレパシーみたいなものらしい。
とりあえず屋敷に向かい、予め預かってた鍵で開けると……中は意外と綺麗だった。
だが、照らす灯りや燃料がなく、あまり屋敷の中を見て回れなかった。
布団とかもなかったので、乱雑に積まれた馬小屋の藁の上で寝た。
翌朝、虎丸はオレの頬をベロンベロン舐めながら、起こしてくれた。
どうやら、お腹がすいたらしい。
昨日の飯屋に行ってもいいのだが、外に狩りにでも行くかと思い、虎丸を連れて、冒険ギルドへ。
ここで出会いたくない顔に出会った……村の三人組のリーダーだったアイツに。
「生きてたんだ……お前。」
無視した。
「何、無視してんだよ?」
オレの腕を掴もうとした瞬間、虎丸に襲いかかられていた。
「虎丸、やめろ……オマエさ、よく考えろ…恨んでないとでも思ってるのか?」
今までそんな事をオレに言われた事がなかったので、ショックだったのか……そいつは逃げるように去って行った。
「街内で喧嘩してたら、連れてかれるよ。特に使役したモンスターが暴走したなんて判断されたら。」
青い鎧を身に纏った騎士が立っていた。
ティーロのと違い、新しくはないが、手入れはキチンとされているのは分かった。
「すみません。」
「噂はティーロやサラから聞いてるよ。」
サラやティーロの先輩らしい。
やはりティーロと同じく騎士団の一員である。
「ティーロがキミに会ったら、いつでも良いから、尋ねに来てくれって伝言預かってたんだ。これが宿舎の場所が書かれた紙だ。」
そういえば、何処に行けば会えるか知らなかった。
その紙を受け取り、分かれた。
フェルメールのギルドで適当に取った依頼の報告をしようとカウンターに行くと。
「あぁ、Gか……あの機械使いな。」
明らかにGを差別してるな、この受付。
仕方なく、機械に向かって、依頼書とそれの報告をしていく。
機械の画面には鑑定カウンターへ持って行ってくださいの文字が。
機械に従って、鑑定カウンターに行くと、さっきの受付が。
「お前はG………そこの箱に入れとけ。」
イラッ………やっぱりコイツ、見下してるよな。
〈やっと出番か?〉
えっ、いつもの文字が出てきた。
〈この前、いったプレゼントだよ。特殊なスキル……能力強奪〉
強奪?奪えんの?
〈誰からでも奪える訳じゃないけどな。そして、奪った能力を他に与える事も可能だ。〉
受付の男を見ながら、コイツから何奪えば良いんだろう?
「能力強奪……鑑定眼。」
《鑑定眼を更に強化しますか? はい/いいえ》
オード親方の所で働いてる内に鑑定眼を身に付けていた。それの強化って………。
今、鑑定眼のスキルは掌に乗ってる紅い珠なんだろうな。
虎丸は何故か、それを欲しそうな目で見てた。
虎丸にあげてみた。
虎丸は鑑定が身につ………つかないよね、流石に。
だが、新しい能力をなにか覚えたらしい。
何かを覚えたって言い方をしたのは、実は虎丸のデータを全て見る事は出来ないんだよ。
オレと虎丸の成長につれ、データも見えてくるようになるらしい。
鑑定眼を奪った理由は特にはない。
あまり奪いたくなる様なモノがなかったから。
ちょっとスッキリして、鑑定品を箱に入れようとしたら。
「直ぐに鑑定させてもらいます。」
もし、泊まれたとしても、檻に入れられるんだろうな。
虎丸を見ながら。
「あの屋敷に泊まるか?」
虎丸は尻尾を振りながら、ワンって返事した。
「虎丸って、犬じゃないんだよな……ワンって鳴くのに。」
「喋っていいの?」
虎丸は振り向いて、そう口を開いた。
「!?えっ、えぇ?喋れんの?」
「うん、喋れるよ。」
「何で今まで黙ってたの?」
「でも、正しくは主とボクの頭の中で会話してるんだよ。」
テレパシーみたいなものらしい。
とりあえず屋敷に向かい、予め預かってた鍵で開けると……中は意外と綺麗だった。
だが、照らす灯りや燃料がなく、あまり屋敷の中を見て回れなかった。
布団とかもなかったので、乱雑に積まれた馬小屋の藁の上で寝た。
翌朝、虎丸はオレの頬をベロンベロン舐めながら、起こしてくれた。
どうやら、お腹がすいたらしい。
昨日の飯屋に行ってもいいのだが、外に狩りにでも行くかと思い、虎丸を連れて、冒険ギルドへ。
ここで出会いたくない顔に出会った……村の三人組のリーダーだったアイツに。
「生きてたんだ……お前。」
無視した。
「何、無視してんだよ?」
オレの腕を掴もうとした瞬間、虎丸に襲いかかられていた。
「虎丸、やめろ……オマエさ、よく考えろ…恨んでないとでも思ってるのか?」
今までそんな事をオレに言われた事がなかったので、ショックだったのか……そいつは逃げるように去って行った。
「街内で喧嘩してたら、連れてかれるよ。特に使役したモンスターが暴走したなんて判断されたら。」
青い鎧を身に纏った騎士が立っていた。
ティーロのと違い、新しくはないが、手入れはキチンとされているのは分かった。
「すみません。」
「噂はティーロやサラから聞いてるよ。」
サラやティーロの先輩らしい。
やはりティーロと同じく騎士団の一員である。
「ティーロがキミに会ったら、いつでも良いから、尋ねに来てくれって伝言預かってたんだ。これが宿舎の場所が書かれた紙だ。」
そういえば、何処に行けば会えるか知らなかった。
その紙を受け取り、分かれた。
フェルメールのギルドで適当に取った依頼の報告をしようとカウンターに行くと。
「あぁ、Gか……あの機械使いな。」
明らかにGを差別してるな、この受付。
仕方なく、機械に向かって、依頼書とそれの報告をしていく。
機械の画面には鑑定カウンターへ持って行ってくださいの文字が。
機械に従って、鑑定カウンターに行くと、さっきの受付が。
「お前はG………そこの箱に入れとけ。」
イラッ………やっぱりコイツ、見下してるよな。
〈やっと出番か?〉
えっ、いつもの文字が出てきた。
〈この前、いったプレゼントだよ。特殊なスキル……能力強奪〉
強奪?奪えんの?
〈誰からでも奪える訳じゃないけどな。そして、奪った能力を他に与える事も可能だ。〉
受付の男を見ながら、コイツから何奪えば良いんだろう?
「能力強奪……鑑定眼。」
《鑑定眼を更に強化しますか? はい/いいえ》
オード親方の所で働いてる内に鑑定眼を身に付けていた。それの強化って………。
今、鑑定眼のスキルは掌に乗ってる紅い珠なんだろうな。
虎丸は何故か、それを欲しそうな目で見てた。
虎丸にあげてみた。
虎丸は鑑定が身につ………つかないよね、流石に。
だが、新しい能力をなにか覚えたらしい。
何かを覚えたって言い方をしたのは、実は虎丸のデータを全て見る事は出来ないんだよ。
オレと虎丸の成長につれ、データも見えてくるようになるらしい。
鑑定眼を奪った理由は特にはない。
あまり奪いたくなる様なモノがなかったから。
ちょっとスッキリして、鑑定品を箱に入れようとしたら。
「直ぐに鑑定させてもらいます。」
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