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来た五月
11話 拉致キャンプ
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実は五月は始まったばかり、今日は火曜日だ。
つまり、何が言いたいか……
「っ……っしゃー!皆の衆!ゴールデンウィーク、GWだ!」
まぁそういうことだ。
麗乃が放課後に全員集めてある発表をするのだ。
「運がよかったな間」
「どうして」
「お前敬語……顧問の内藤先生がな、今年は、今年こそは!と、自分の受け持つ生徒と合宿に行きたかったんだと。お前ら一年生の新歓も兼ねている」
「なんで言うかな廻君」
麗乃は少し拗ねた。
「じゃあ去年はやらなかったんすか?」
「あぁ前は各々で休みを謳歌してたと思う、まして僕は書きたくない記事をだな……」
「ん?」
「書いていたわけだよ」
ヤバい、言ってしまった気がする。
少し前、新入部員が入ってすぐ、葛城麗乃と影山春人と共にオカルト研究部の俗称があることは本入部するまで黙ること、そういう約束をした。
だから、今の発言は「じゃあなんで先輩部活やってるの?」的な、そういう発言なのだ。
本当はそれよりも麗乃が黙ってやれよと威圧するのが怖いだけだが。
「冗談だ……ちょっと昔のこと思い出しただけ、あの……チェーンソー」
「あぁあれね」
「「「チェーンソー?」」」
そうか、一年生は『殺人チェーンソー』のことを知らない。
少しグロい話だからな、別に言わなくてもいいと思う。
「その話はまた後でだ……で、お前らは荷物大丈夫か?」
月曜日に間麻緋に勝利し、その次の日、つまり火曜の朝に入部届けを提出した。
そして、内藤先生から各員に電話が行き渡る「ぁー聞こえたるかー明日の放課後から合宿に行くぞ、長期だ長期。荷物をしっかり準備するように。あと保険証は持った方がいいというか持ってこい、以上!……持ち物は自由!場所は山と海だ、分かったな、今度は本当に以上!」こんな連絡が来た。
水曜日から日曜日まで連休だ、火曜日から移動するなんて気合いが入っている。
「バッチリだよ廻君」
「僕もですよ廻君」
「全然準備オーケーです」
「……多分大丈夫です」
「いきなりで足りるか……」
各々良さそうだ、僕は大きなエナメルバッグを肩にかけて麗乃に鍵をかけるのと、駐車場まで案内を命じた。
中学生時代以来エナメルバッグ使った。
以外に丈夫だ。
ーーー駐車場ーーー
「おお来たな!」
「来てやったぜって感じです先生、というかやっぱり間には悪いことしましたかね」
「いや?お前は俺の言うことしっかり守ったじゃねぇか……といってもこのバンに人収めたかったからなんだけどな」
「寂しいから」
麗乃がボソッと内藤先生を刺した。
言葉は攻撃力を持つの、いい?
「さ、寂しいというか?賑やかになるじゃないか!ほら!乗れ!」
僕らは大きな黒いバンに荷物を乗せ、それぞれ席に着いた。
既にいくらか荷物がある、それで僕は中身を察した。
というか、十人乗れるバンらしい、でかい。
運転、内藤龍騎先生。
助手席が僕、音希田廻。
二列目に右窓側からブラウン、ハル。
三列目に右窓側から間麻緋、真ん中に葛城麗乃、左に神田櫻。
席は埋まっている、二列目のドアを側に一席ないのだ。
あれ、十人乗れるんだよな、七人しか乗っていないぞ。
「ほれ見たか、後ろが荷物置けんのよ」
「すげー、改造ですか」
「先生な、いつか車中泊で旅したいんだ」
「なんかいいですね」
「だろ?」
車は発進、いつもの通学路を越え、遠出する道路へ向かう。
まだあと少し明るい。
僕は車のことは知らないし、中学生の卓球遠征も顧問の先生の運転に安心しきって道なんて覚えない。
窓は見てたけど、森ばかりだし、途中で飽きて寝るか本を読んだまではいいが酔ってだめだった思い出がある。
出発からすぐに後ろからざわめきが聞こえてきた。
特に参加したい気持ちはなかったし、別に先生の隣も面白かったから。
内藤先生は怖いがそれは生徒への愛だと知っているから、敬語使うけどどこにも容赦はしないようにしている。
「ゲロ袋用意してるからな音希田」
「……いりませんよ、自前のもあるんで」
「ハハハ、中学のころのこと知ってるぞ」
「何で知ってるんです?……疲れてたんですその頃は、自分でも知らずに知らずに。あれから車酔いするようになりましたけど」
「だから前の席なのか?」
「いや、あまり関係ないですね。今酔いませんし」
「まぁここに置いとくぞ」
内藤先生は取り出した大きなコンビニのビニール袋を僕にくれた。
中学生の頃、睡眠不足と部活、土日は遠征、野球部は試合勝つわで何も無い土日も応援しに行く……みたい生活を三週間ほど夏に続けていたら、朝早いバスで部活の遠征途中で吐いてしまった。
経験が無さすぎて動揺したし、周りに迷惑かけた……嫌な思い出だ。
「……へぇ神田ちゃん誕生日五月五日なんだ、なら合宿中に誕生日迎えるね」
「そういえばそうだったな櫻」
何かストローで飲みながら神田に話す間、もしかして同じ中学生か?
『優麗高校』そして我らが母校は『優麗中学校』他には『優麗小学校』他の中学校って何があったかな。
「間、お前と神田って中学校どこだ?」
僕は後ろに声が届くように声を大きくして言った。
「あそっか……『参不川中学』っす」
腹立つな。
なんだよあそっかって。
どうも無知ですよ……でも同じ中学校っぽいな。
「音希田さん、多分僕もそこ出身な気がします」
「なわけねぇだろ、卒業アルバムになんでカタカナか英語の名前のやついるだよ片田舎だぜここ……そういえば!内藤先生、コイツ誰ですか!」
周囲が禁忌に触れたような空気になった。
知っていいのか?そんな顔で麗乃がこっちを見てる気がした。
シートが上物すぎて気持ちいい。
「誰ってシャドーマスク・フェルデナントだろ?卒業アルバムにはいると思うぞ。知らんが」
「そ、そうですか……」
どうしてでしょうか、大人の人、頼りになりません!
すこし体育祭を思い出した。
「人には人の事情というものがある。きっといつか知るときが来る、それまで我慢だ。だって俺も知らん」
「へぇ、先生もあいつのことあんまり知らないんだ」
「上に言われただけだからな、とりあえずいるからって、気にするなと言われる。それなら教師として、学びたいやつは全力で手助けするだけだろ?本質は見失わないのさ」
「(やっぱりいい先生だな)」
「……えっと、麻緋の誕生日っていつだっけ?」
会話を途切れさせないように神田が間の誕生日を聞いた。
ナイスだ。
僕もブラウンのことで色々言うのはまた時がくるまでおやすみとする。
「6月3日だけど。お前と一ヶ月違いだ。前も言っただろ」
「そういえばそうだったははは」
各々の誕生日で盛り上がると、次に僕の番になった。
「音希田先輩は誕生日いつですか?」
「十一月一日だ」
「いちいちいちですね!」
大体皆1が並んでいるからすごーいとか言うのを知っている。
だが、あの要くんは十一月十一日だった。
アイツの方が1が多いんだ。
「ちなみに先生は四月一日だ」
「早!」
その後五時間くらい揺られ、全員寝てしまった。
僕は助手席のため寝ることは許されない、自前のボトル珈琲を飲んでいた。
「寝てていいぞ」
「別に、そんな眠くないですよ」
「……新入部員入ってよかったな」
「別に」
「葛城の姉が所属してそれで終わりだったからな、ついに消滅すると思ったが、やっぱりしぶといなぁ」
「えぇまぁ楽しいですね」
暗い山奥へ車を進めて、アスファルトで安心した。
動物も出てきそうだ。
「今日はかなり暖かいですね」
「あぁ、だから選んだ」
「寒いと思ったんですけど」
それよりも前日に連絡して、僕含めて六人全員の親が五日の旅を了承したのも不思議だ。
修学旅行並かよ。
「お前、入学当初よりも面構えがいいよな」
「何言ってんです?」
「こう、歴戦の戦士みたいな。ちょっとやそっとじゃ動じない感じだな。先生は生徒の成長嬉しいからな」
「そうすか」
たしかに一年間色々あった。大体月に1回は事件じみたことがあって、麗乃とハルととで解決してきた。
それでも楽しかった。
この一年はあの三人と一体どんな楽しいことが待ってるかな。
「まぁ人が死なない程度に」
「そうだな、最近というかなんか物騒だもんなぁ」
チェーンソーといい、リッパーといい、凶悪な連中が多い。
だが、要くんはもう居ない。
しばらくは大丈夫だと思う。
「よしついた」
真っ暗なそこはキャンプ場。
立て看板で見た。
じゃあ皆叩き起しますか。
さぁてテントはりとバーベキューの準備だ!!
つまり、何が言いたいか……
「っ……っしゃー!皆の衆!ゴールデンウィーク、GWだ!」
まぁそういうことだ。
麗乃が放課後に全員集めてある発表をするのだ。
「運がよかったな間」
「どうして」
「お前敬語……顧問の内藤先生がな、今年は、今年こそは!と、自分の受け持つ生徒と合宿に行きたかったんだと。お前ら一年生の新歓も兼ねている」
「なんで言うかな廻君」
麗乃は少し拗ねた。
「じゃあ去年はやらなかったんすか?」
「あぁ前は各々で休みを謳歌してたと思う、まして僕は書きたくない記事をだな……」
「ん?」
「書いていたわけだよ」
ヤバい、言ってしまった気がする。
少し前、新入部員が入ってすぐ、葛城麗乃と影山春人と共にオカルト研究部の俗称があることは本入部するまで黙ること、そういう約束をした。
だから、今の発言は「じゃあなんで先輩部活やってるの?」的な、そういう発言なのだ。
本当はそれよりも麗乃が黙ってやれよと威圧するのが怖いだけだが。
「冗談だ……ちょっと昔のこと思い出しただけ、あの……チェーンソー」
「あぁあれね」
「「「チェーンソー?」」」
そうか、一年生は『殺人チェーンソー』のことを知らない。
少しグロい話だからな、別に言わなくてもいいと思う。
「その話はまた後でだ……で、お前らは荷物大丈夫か?」
月曜日に間麻緋に勝利し、その次の日、つまり火曜の朝に入部届けを提出した。
そして、内藤先生から各員に電話が行き渡る「ぁー聞こえたるかー明日の放課後から合宿に行くぞ、長期だ長期。荷物をしっかり準備するように。あと保険証は持った方がいいというか持ってこい、以上!……持ち物は自由!場所は山と海だ、分かったな、今度は本当に以上!」こんな連絡が来た。
水曜日から日曜日まで連休だ、火曜日から移動するなんて気合いが入っている。
「バッチリだよ廻君」
「僕もですよ廻君」
「全然準備オーケーです」
「……多分大丈夫です」
「いきなりで足りるか……」
各々良さそうだ、僕は大きなエナメルバッグを肩にかけて麗乃に鍵をかけるのと、駐車場まで案内を命じた。
中学生時代以来エナメルバッグ使った。
以外に丈夫だ。
ーーー駐車場ーーー
「おお来たな!」
「来てやったぜって感じです先生、というかやっぱり間には悪いことしましたかね」
「いや?お前は俺の言うことしっかり守ったじゃねぇか……といってもこのバンに人収めたかったからなんだけどな」
「寂しいから」
麗乃がボソッと内藤先生を刺した。
言葉は攻撃力を持つの、いい?
「さ、寂しいというか?賑やかになるじゃないか!ほら!乗れ!」
僕らは大きな黒いバンに荷物を乗せ、それぞれ席に着いた。
既にいくらか荷物がある、それで僕は中身を察した。
というか、十人乗れるバンらしい、でかい。
運転、内藤龍騎先生。
助手席が僕、音希田廻。
二列目に右窓側からブラウン、ハル。
三列目に右窓側から間麻緋、真ん中に葛城麗乃、左に神田櫻。
席は埋まっている、二列目のドアを側に一席ないのだ。
あれ、十人乗れるんだよな、七人しか乗っていないぞ。
「ほれ見たか、後ろが荷物置けんのよ」
「すげー、改造ですか」
「先生な、いつか車中泊で旅したいんだ」
「なんかいいですね」
「だろ?」
車は発進、いつもの通学路を越え、遠出する道路へ向かう。
まだあと少し明るい。
僕は車のことは知らないし、中学生の卓球遠征も顧問の先生の運転に安心しきって道なんて覚えない。
窓は見てたけど、森ばかりだし、途中で飽きて寝るか本を読んだまではいいが酔ってだめだった思い出がある。
出発からすぐに後ろからざわめきが聞こえてきた。
特に参加したい気持ちはなかったし、別に先生の隣も面白かったから。
内藤先生は怖いがそれは生徒への愛だと知っているから、敬語使うけどどこにも容赦はしないようにしている。
「ゲロ袋用意してるからな音希田」
「……いりませんよ、自前のもあるんで」
「ハハハ、中学のころのこと知ってるぞ」
「何で知ってるんです?……疲れてたんですその頃は、自分でも知らずに知らずに。あれから車酔いするようになりましたけど」
「だから前の席なのか?」
「いや、あまり関係ないですね。今酔いませんし」
「まぁここに置いとくぞ」
内藤先生は取り出した大きなコンビニのビニール袋を僕にくれた。
中学生の頃、睡眠不足と部活、土日は遠征、野球部は試合勝つわで何も無い土日も応援しに行く……みたい生活を三週間ほど夏に続けていたら、朝早いバスで部活の遠征途中で吐いてしまった。
経験が無さすぎて動揺したし、周りに迷惑かけた……嫌な思い出だ。
「……へぇ神田ちゃん誕生日五月五日なんだ、なら合宿中に誕生日迎えるね」
「そういえばそうだったな櫻」
何かストローで飲みながら神田に話す間、もしかして同じ中学生か?
『優麗高校』そして我らが母校は『優麗中学校』他には『優麗小学校』他の中学校って何があったかな。
「間、お前と神田って中学校どこだ?」
僕は後ろに声が届くように声を大きくして言った。
「あそっか……『参不川中学』っす」
腹立つな。
なんだよあそっかって。
どうも無知ですよ……でも同じ中学校っぽいな。
「音希田さん、多分僕もそこ出身な気がします」
「なわけねぇだろ、卒業アルバムになんでカタカナか英語の名前のやついるだよ片田舎だぜここ……そういえば!内藤先生、コイツ誰ですか!」
周囲が禁忌に触れたような空気になった。
知っていいのか?そんな顔で麗乃がこっちを見てる気がした。
シートが上物すぎて気持ちいい。
「誰ってシャドーマスク・フェルデナントだろ?卒業アルバムにはいると思うぞ。知らんが」
「そ、そうですか……」
どうしてでしょうか、大人の人、頼りになりません!
すこし体育祭を思い出した。
「人には人の事情というものがある。きっといつか知るときが来る、それまで我慢だ。だって俺も知らん」
「へぇ、先生もあいつのことあんまり知らないんだ」
「上に言われただけだからな、とりあえずいるからって、気にするなと言われる。それなら教師として、学びたいやつは全力で手助けするだけだろ?本質は見失わないのさ」
「(やっぱりいい先生だな)」
「……えっと、麻緋の誕生日っていつだっけ?」
会話を途切れさせないように神田が間の誕生日を聞いた。
ナイスだ。
僕もブラウンのことで色々言うのはまた時がくるまでおやすみとする。
「6月3日だけど。お前と一ヶ月違いだ。前も言っただろ」
「そういえばそうだったははは」
各々の誕生日で盛り上がると、次に僕の番になった。
「音希田先輩は誕生日いつですか?」
「十一月一日だ」
「いちいちいちですね!」
大体皆1が並んでいるからすごーいとか言うのを知っている。
だが、あの要くんは十一月十一日だった。
アイツの方が1が多いんだ。
「ちなみに先生は四月一日だ」
「早!」
その後五時間くらい揺られ、全員寝てしまった。
僕は助手席のため寝ることは許されない、自前のボトル珈琲を飲んでいた。
「寝てていいぞ」
「別に、そんな眠くないですよ」
「……新入部員入ってよかったな」
「別に」
「葛城の姉が所属してそれで終わりだったからな、ついに消滅すると思ったが、やっぱりしぶといなぁ」
「えぇまぁ楽しいですね」
暗い山奥へ車を進めて、アスファルトで安心した。
動物も出てきそうだ。
「今日はかなり暖かいですね」
「あぁ、だから選んだ」
「寒いと思ったんですけど」
それよりも前日に連絡して、僕含めて六人全員の親が五日の旅を了承したのも不思議だ。
修学旅行並かよ。
「お前、入学当初よりも面構えがいいよな」
「何言ってんです?」
「こう、歴戦の戦士みたいな。ちょっとやそっとじゃ動じない感じだな。先生は生徒の成長嬉しいからな」
「そうすか」
たしかに一年間色々あった。大体月に1回は事件じみたことがあって、麗乃とハルととで解決してきた。
それでも楽しかった。
この一年はあの三人と一体どんな楽しいことが待ってるかな。
「まぁ人が死なない程度に」
「そうだな、最近というかなんか物騒だもんなぁ」
チェーンソーといい、リッパーといい、凶悪な連中が多い。
だが、要くんはもう居ない。
しばらくは大丈夫だと思う。
「よしついた」
真っ暗なそこはキャンプ場。
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さぁてテントはりとバーベキューの準備だ!!
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