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新しい生活のはじまり!
第19話 まさかの、駆け落ちというやつですか?!
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「おいっ!チェリーに何してやがる!」
そんな声がいきなり聞こえた。
でも、その声は聞いたことがない。
正確には聞いたことがあるのかも知れないが、声が変わっていた。きっと声変わりだろう。私は後ろを振り向く。そこには成長したリンセが居たのだ。
「あ?リンセ?お前はシーラのとこにいろって言ったじゃねぇーか、何でここにいる」
「それはこっちのセリフだ。何故チェリーに手を出してる」
「は?俺の妹なんだから何してもいいだろ?」
「妹なら何してもいいのか?」
「ああ。そうだ」
「妹も一人の人間だ」
「知らねぇーよ」
ロリアンからその答えを聞くとリンセは腰に掛けていた剣を抜いた。
「おう、俺に勝てるのかな?」
ロリアンも腰に掛けている剣を構えた。
「じゃ、いくぞ。泣くなよリンセ!」
そう言って飛び込んでくるロリアンをリンセは相手をツクように踏み込んだ。
ロリアンの顔には血が垂れていた。リンセのたった1本の剣裁きが彼の頬を一瞬で捉えたのだ。はっきり言って凄い。
「あ?てめぇ何しやがる」
「勝負を受けたんだから愚痴愚痴言わないでください」
「チェリー。行くよ」
私はリンセに手を握られ、家の前に止まっていた馬車に乗り込んだ。
凄い豪華な馬車。シートはふかふかで、お尻が痛くない。
「リンセ…。助けてくれてありがとう」
「昔、君に助けてもらったからさ…。その恩返し…」
「それにこれから、君に話さなきゃいけない事がある」
真剣な顔で私に話した内容はこうだった。
まず、私はあの家で15になったら、両親に奴隷商売に売られる予定だったってこと。
そして、私は無詠唱で上級魔法の複合魔法が使える事。だから君には学校に行ってもっと学んで欲しい。1番の目的はあの家から逃げる事だった。そのために、来週ある学校の受験を受けて欲しい、それにはリンセも剣術メインで受験をするとの事。
「お願いだ。僕に付いてきてくれないか?」
「うん」
即答したが、私は両親に売られるという事実が本当だった。と知ってかなり悲しかった。売られる話は小耳に挟んでいたけど、何度もそれは嘘なはずと言い聞かせいてたから。ら確かにあの家で私は愛されてはなかったけどさ…。だからと言って実の親に売られるのは悲しいことだ。
だから、このリンセへの恩は忘れない。
リンセが良ければずっと、一緒にいよう。そう私は心の中で決意した。
「ところで、リンセ。この馬車は…?」
「え…っとね…。一応僕、スウェーデンっていう姓じゃなくて。スキャミャーズっていうところの貴族で…。一緒に住んでた家族は使用人だったんだ…」
き、きぞく…。。
リンセさん、貴方をとても遠い存在に感じましたよ。
「で、でも今まで通り接してほしいんだ」
「うん。わかった」
「でもなんで、貴族の方がこんなところに?」
「んーとね。社会を学ばせる為らしいよ」
はぁ…ってリンセさんため息ついてるけど、その為だけに家まで買ってずっと生活させるの凄い事ですよ…。
リンセの家もある意味厳しそうだ…。
「それで、話を戻すけど。今から僕達が行く学校は世界で1番の難関校なんだ。だから色んな種族が集まってくる。受験は魔法メインか武器メインのどちらか選ぶ事が出来て一般人に勝るくらい出来てないと合格できない。メインを合格できてもサブ受験で合格しないと学校には入学できない。サブ受験はメインで選ばなかった方なんだけど、それは人並みにできてればオッケー。メインだけ一本に絞る事もできるんだけど、それでいくなら大陸の中で上位100人の実力を持っていないと合格しないんだ。上位100人っていうとS級冒険者ぐらいの実力じゃないといけないんだよ。まぁあチェリーにはメインとサブどっちも受けてもらって、受験の日までに武器の扱いを一般人くらいにしてもらうからね」
「は、はい…」
ニコニコの笑顔で言われましても…筋トレはしてたけど武器なんて持った事ありませんよ…
そんな声がいきなり聞こえた。
でも、その声は聞いたことがない。
正確には聞いたことがあるのかも知れないが、声が変わっていた。きっと声変わりだろう。私は後ろを振り向く。そこには成長したリンセが居たのだ。
「あ?リンセ?お前はシーラのとこにいろって言ったじゃねぇーか、何でここにいる」
「それはこっちのセリフだ。何故チェリーに手を出してる」
「は?俺の妹なんだから何してもいいだろ?」
「妹なら何してもいいのか?」
「ああ。そうだ」
「妹も一人の人間だ」
「知らねぇーよ」
ロリアンからその答えを聞くとリンセは腰に掛けていた剣を抜いた。
「おう、俺に勝てるのかな?」
ロリアンも腰に掛けている剣を構えた。
「じゃ、いくぞ。泣くなよリンセ!」
そう言って飛び込んでくるロリアンをリンセは相手をツクように踏み込んだ。
ロリアンの顔には血が垂れていた。リンセのたった1本の剣裁きが彼の頬を一瞬で捉えたのだ。はっきり言って凄い。
「あ?てめぇ何しやがる」
「勝負を受けたんだから愚痴愚痴言わないでください」
「チェリー。行くよ」
私はリンセに手を握られ、家の前に止まっていた馬車に乗り込んだ。
凄い豪華な馬車。シートはふかふかで、お尻が痛くない。
「リンセ…。助けてくれてありがとう」
「昔、君に助けてもらったからさ…。その恩返し…」
「それにこれから、君に話さなきゃいけない事がある」
真剣な顔で私に話した内容はこうだった。
まず、私はあの家で15になったら、両親に奴隷商売に売られる予定だったってこと。
そして、私は無詠唱で上級魔法の複合魔法が使える事。だから君には学校に行ってもっと学んで欲しい。1番の目的はあの家から逃げる事だった。そのために、来週ある学校の受験を受けて欲しい、それにはリンセも剣術メインで受験をするとの事。
「お願いだ。僕に付いてきてくれないか?」
「うん」
即答したが、私は両親に売られるという事実が本当だった。と知ってかなり悲しかった。売られる話は小耳に挟んでいたけど、何度もそれは嘘なはずと言い聞かせいてたから。ら確かにあの家で私は愛されてはなかったけどさ…。だからと言って実の親に売られるのは悲しいことだ。
だから、このリンセへの恩は忘れない。
リンセが良ければずっと、一緒にいよう。そう私は心の中で決意した。
「ところで、リンセ。この馬車は…?」
「え…っとね…。一応僕、スウェーデンっていう姓じゃなくて。スキャミャーズっていうところの貴族で…。一緒に住んでた家族は使用人だったんだ…」
き、きぞく…。。
リンセさん、貴方をとても遠い存在に感じましたよ。
「で、でも今まで通り接してほしいんだ」
「うん。わかった」
「でもなんで、貴族の方がこんなところに?」
「んーとね。社会を学ばせる為らしいよ」
はぁ…ってリンセさんため息ついてるけど、その為だけに家まで買ってずっと生活させるの凄い事ですよ…。
リンセの家もある意味厳しそうだ…。
「それで、話を戻すけど。今から僕達が行く学校は世界で1番の難関校なんだ。だから色んな種族が集まってくる。受験は魔法メインか武器メインのどちらか選ぶ事が出来て一般人に勝るくらい出来てないと合格できない。メインを合格できてもサブ受験で合格しないと学校には入学できない。サブ受験はメインで選ばなかった方なんだけど、それは人並みにできてればオッケー。メインだけ一本に絞る事もできるんだけど、それでいくなら大陸の中で上位100人の実力を持っていないと合格しないんだ。上位100人っていうとS級冒険者ぐらいの実力じゃないといけないんだよ。まぁあチェリーにはメインとサブどっちも受けてもらって、受験の日までに武器の扱いを一般人くらいにしてもらうからね」
「は、はい…」
ニコニコの笑顔で言われましても…筋トレはしてたけど武器なんて持った事ありませんよ…
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