『元最弱少女』は神様から鬼畜クエとチートを貰っちゃいました(泣)

らら

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3章

第45話 問題発生 6

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「アリア様。貴方のその学校の規則を破り、人を傷つけた行為を貴方のお婿になる人、そして王族家の人達、そして貴族の方全員にこの事を伝えたら、貴方は確実にこの学校を退学になって婚姻も破棄されますよね?」

なんかリンセが凄い事を言ってる!!!女王様脅してるし!恐るべし…

「そんな事出来る訳ないでしょ?まず貴方みたいな市民が王族や貴族と関わりを持っているはずがないじゃない」

確かに、リンセは貴族みたいな気取った格好はしてないけど一応貴族なんだよね…びっくり…。

「大公爵家ミカリア長女アリア様。俺は貴方にこう言って、何故私の名前を知っている?と言いましたよね。それはですね…」

少しの間を置いて話す

「俺が『雫の国』の第1王子。スキャミャーズ・リンセだからだ」

は???貴族じゃないんですか。
王子様なんですか?
幸い、この会場には試合が終わってからみんなすぐに、帰ってしまったから、ココには私達しか居ない。

「は?何を言ってますの?貴方みたいな市民が王族な訳ありませんわ。嘘にも程がありますわ」

「なら…証拠をみせましょうか」
リンセは自分の腰に掛けている剣を出して、剣の根本に彫られている紋章を見せる。

「そ、それは『雫の国』の紋章…っ!」
クルマが目を見開いて驚きの声を挙げる

「姉の失礼な態度をどうか見逃してください!お願いします」
と頭を地面に下げている。orzポーズだ。(土下座)

「だっ!だって!そいつ私の成績を越して入試突破したとか噂流れてたし、そんなのうそだ!と思ったし…それに!それに…そいつの顔1回見てやろうと思ったら何その綺麗な髪の毛、綺麗な顔立ち!スタイル良すぎだし!性格とか良すぎだし!意味わかんないんだよ…おまけに何それオッドアイとか…本当に…なんなの…」

女王様…は泣いてしまっている。
どうしよう。私が泣かせてしまった。
悲しい思いをしてしまった。

「アリア先輩…不快な思いをしせてしまってごめんなさい…。あの!私は別に先輩に怒っていたり、恨んではいません…私は先輩と仲良くしたいって思っています。だから…これから仲良くしてくれませんか??」

「ど、どうして…そんなに良くしてくれるのよ…。だって私はさ…貴方に床舐めろとか散々酷い事言ったのよ?なのに…」

「先輩…私は確かに先輩の発言で嫌な思いをしました。だけど、傷付いている人が目の前にいて無視できないし、1番に助けてあげたいって思ったんです」

「ほんと、お人好しね…」

私と先輩はその後、リンセとクリマの事を忘れて2人で泣きじゃくってしまった

傍から見たら、もうどっちが、先輩でどっちが後輩か分からないって感じだったかな…


こうしている間にお昼の自由時間はあっという間に過ぎて、時計はあっという間に1時を刺していた。

「アリア先輩!また今度会いましょうね!」

「うん!今日は本当にありがとう」

別れる時は私とアリア先輩はニコニコしていて、アリア先輩はとても楽しそうだった

「リンセ!今日はありがとっ!」
私は今できる最大の笑顔で言った。
だけど、リンセの顔は曇ったままだった
どうしたんだろう?気に触ること言っちゃったかな

「うん…僕隠し事してたし…その隠し事を使ってあのアリア先輩を脅したのに罪悪感があって…」

「なんだ…そんな事で悩んでたのか。リンセが私達人族の王子様っていうのには驚いちゃったけど助けてくれたの事には変わりないんだよ。だからそんなに思い悩まないで…ね?」

「僕はチェリーに励まされてばっかりだよ。ありがとう」

「こちらこそ、いつもありがとうございますっ」

とぺこりとお辞儀をした。
その後、「わははは」と2人で笑い合った。

「あっ!やばいよ!今1時15分!15分の遅刻ーー」

「うわっ!やばいな。急ごう!」

リンセは私の手を握ると、教室に向かって走っていった。


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