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3章
第47話 授業 1
しおりを挟むいよいよ今日から、ちゃんとした授業が始まる。私はベッドから起き上がると用意をしてクラスに向かった。
教室の扉を開けると、1番にルイチェが声を掛けてきてくれた。
「おはよー!」
「おはよー!ルイチェ」
「そういえば、チェリーは専攻どこにするか決めたの??」
「専攻って…?」
何のことだろう。そんな制度がこの学校にあるなんて知らなかったな
「えーっとね…」
とルイチェが専攻について詳しく伝授し始めてくれた…
まず、この世界での時間は、1週間が6日。1ヶ月が5週間。1年が12ヶ月、つまりは1年間360日。1週間の曜日の数え方は地球と似ていて、月、火、水、木、金、土と言う。日曜日がないってだけで曜日は意外と覚えやすそうだった。学校では祝日が無くしっかりと在学中は学ばせる方針らしい。本当は土曜日が祝日扱いになっているそうだけど…。
学校での生活は朝8時から80分のコマに分かれていて1時間目は学問、2時間目は体術、3時間目は魔法となっている。お昼の時間は12時から1時までで、食堂でご飯を食べる時間はこの時間中しか食べられないそうだ。1時からは4時の間は午後の授業になる。そして、その活動の事を専攻というらしい。
専攻の分野は、体術、術式、武術(色んな武器の稽古がある)、経済、動物学(モンスターなども調べる)、自然学、料理術、話術、魔法、冒険術、芸術、地学、歴史、建築術、演劇、美容術など様々な分野がある。
因みに、午前中の三科目の授業は必要最低限の基本の学問として学ばせている。
「専攻色々あるんだね…どれ選ぶか迷うな…どうしよう」
「うーん。そうだねー。私は料理屋さん開くのが夢だから経済と料理術の2つをとろうかなって思ってるよー」
「ルイチェは料理人が夢なんだ!ちゃんと将来の事考えてて、凄いなぁ…」
私が一声褒めると、ルイチェは「えへへ」と顔を赤らめて頭を手で可愛く押さえた。
「でも、最初のうちはどの授業をとるのか、見学してから決められるらしいから、そこで興味があったのがアレばそれを取るのもいいかもねっ!」
「そうだね」
確かに…ルイチェの言う通りだ。
個人的には動物学と冒険術が興味あるんだけどね。私この体に転生してきてから旅に出る事しか考えてなかったから、全然何になりたいとか考えていなかったな。
あ…そういえば変態天使が神の使い手を集めろとか言っていた気がするけど…何すればいいんだ。7人のうちの1人は見つけたけど他の6人が何処にいて何をしているか全く手がかり無しな状況で…何をしろと…
考えて混んでいると、もう鈴木先生が教室の中に入ってきていた。
「よーし、はじめるぞー。号令かけろー」
「起立!きおつけ!礼っ!」
ルイチェがハキハキと号令を掛けた
「おはようございます」
「着席!」
鈴木先生は教卓に手を置いた。
「よーし。今日から本格的な授業が始まる。気を抜かないようにな。じゃあ朝のホームルームは終わりだー。先生くるまで待っとけ」
それだけ言うと鈴木先生は教室を出ていってしまった。
暫くすると、また教室の扉が開いた。そこから出てきたのは眼鏡を掛けた小さめの身長の可愛らしい女の先生が入ってきた。
「えっと…学問の担当をするミララだよっー!これからよろしくねー!」
こうゆう明るい系の人が学問の先生か…怖そうな人じゃなくて良かったー
「さて、学問っていう授業は何をするか!と言いますとね…多少の地学、歴史、経済、自然学、人族以外の言語をカジっと学ぶよー!おーけー?」
全然カジっとじゃないよね。うん。
これを1年間で習得させようとする学校が凄く怖くなってきたよ
「まぁあそんなに、みんな怖がらないでー!本当にカジっとだから、ねっ?地学と歴史を1ヶ月間でパラーっとやって、経済の基礎を1ヶ月間、自然学を1ヶ月、夏休み・冬休みとかの休みを入れた4ヶ月、その他で5ヶ月で言語を頑張るよーっ!!えいえいおっー!」
やっぱり、カジっとじゃななそうだ。
こんなんで大丈夫かな…色んなイベントも多いって聞いたけど。
「さぁあ!やるよー!では!さっそく…地学と歴史から…」
ミララ先生は生徒一人一人に凄く分厚い教科書を配ると地学と歴史について語りはじめた。
まずは、この世界に色んな種族が生まれた事。その種族がどこら辺にいたのかについて…
世界は地球と同じように丸くなっていて、人族の領地からみて、北に(つまりは地球とかいでいう北極)ドワーフ族、獣族。南に龍神族。西にエルフ族、精霊族。東に魔人族、妖怪族。
そして、その種族の特徴を
人族は知能に優れていたが、他の族に比べて戦闘能力は劣っていた。色んな族があるが1番人口が多い。
ドワーフ族は身長は小さいが怪力をもつ。
獣族はその身に獣の特徴。耳や尻尾を持ち、爪や臼歯を自在に出したりしまう事ができる。その身体能力はとても高い。
龍神族は人と龍。二つの姿をもつ。変身する際に膨大な体力の消耗をする。龍の時は国一つ滅ぼしてしまう絶大な力を持つが人の体の時は人族と同じ特性をもつが、繁殖力は劣る。
エルフ族は精霊族と仲がよく、魔法を使うことに特化した種族。耳が長い。
精霊族、エルフ族と仲がいい。昔は姿形を保っていたけれど今は魔力が強くないと見れない存在となってしまった。
魔人族、モンスターを生み出す魔王もそのうちの一人。魔法を使うことに特化している。
妖怪族。未だに解明されていない種族。領地争いなどに興味がなく色んな種族に手を貸したり不思議な行動をしていた。
授業はここまでで、次からは戦争の歴史について教えてくれるらしい…
ミララ先生は
「はいっ!じゃあ、これで、授業をおわるねー!またっねー!」
というと、ダッシュで教室を出てってしまった
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