身代わりになって推しの思い出の中で永遠になりたいんです!

冨士原のもち

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2 軽薄な言動

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(なんだこのチャラ男は)

 ヘラっと笑いながら机を挟んだ向かいの椅子に座った軽薄な少年を、ヤマトはカイユーだと認識したくなかった。ヤマトが知っているカイユーは、硬派で冷たく見えて実は温かい心を内に秘めた優しい青年なのだ。
 しかしよく考えれば、その印象というのは主人公であるカイユーの弟王子視点で描かれたゲームを見てのものだ。王立学院に入学したばかりのカイユーは十五歳。主人公である弟王子は、確か十歳くらい年が離れていたはずだから今は四、五歳で物心がついたくらいだろう。ということは……

(学生の頃はこんなだったと主人公は知らなかったってこと!?)

「君みたいな綺麗な子初めて見たなー。どうかな?君も王子様と付き合えて箔がつくよ?」

 黙ったままのヤマトにカイユーはナンパを続けるがその内容がまた気に食わない。交際相手を勲章やアクセサリーのように扱う恋愛はヤマトの価値観では無しだ。

 (なるほど、箔がつく・・・・と思ってるのはこの人の方ってことか)

 ヤマトは弱小貴族の家柄だが類稀な美貌を持っていた。ヤマトは子供の頃、初めて鏡で自分の顔を見た時に自分は天使に生まれ変わったのかと思ったくらいだ。どことなく前世の顔立ちの面影はあるが、小学生が描いた似顔絵と美術館にある絵画くらいの差がある。
 しかし、ヤマトはこれを前世の不幸を補うギフトだとは思っていない。見てくれの良さ故に寄ってくる浮ついた男女から安易に囁かれる甘い言葉。ヤマトが前世の最期のせいで患っていた人間不信と恋愛不信はこれらのせいでどんどん悪化している。
 ヤマトにとっては要らない外見も、装飾品恋人としてそばに置いて見せびらかせば誇らしい気持ちになるだろう。ヤマトは夢が壊された気分になった。そんな浅ましい欲望をカイユーから向けられるとは、それこそ夢にも思わなかったことだ。
 入学式でカイユーに出会った時に、ヤマトはつまらない人生の中にやっと色がついたような気持ちでいた。そんな今世で初め盛り上がっていたヤマトはテンションはたった今一気に地に落ちた。

「すみません。私は恋愛できない体質なので」

 ヤマトは転生してから何度使ったか分からない定型文を口にした。どんな体質だと突っ込まれたことは幸い今までない。
 事実ヤマトにとって男はそもそも恋愛対象ではないし、女は線路に突き落とされた時のことがフラッシュバックするトラウマがあるので無理なのだ。ヤマトは人生で何回目になるか分からないぐらいこの台詞を使っている。

「そっか、残念だなぁ」
「ご用件が以上でしたら、失礼させていただきます」

 カイユーが食い下がらなかったのでヤマトはこれ幸いとおざなりに断りを入れて席を立つ。まあまあ失礼な態度で立ち去るヤマトを、カイユーは咎めることなく見送った。ゲームでは涼しげで硬質な印象のカイユーの眦が、軟派な弧を描いているのをヤマトは立ち去り際に見た。
 その瞳の奥に光る感情が言葉ほど軽薄でないような気がしたが、ヤマトは自身の前世での憧れが見せた幻覚だと無視をした。
 カイユーの視界から逃げた廊下で、ヤマトは深まる失望の念をため息で吐き出す。そのまま自室に帰ってからふて寝をした。



 カイユーと話してから一週間と数日経ったある日の夕方、領地の兄から電話が入ったと電話室に呼び出された。前世と同じ仕組みなのかヤマトは知らないが、この世界にも電話はある。もちろん携帯電話ではなく固定電話で専用の部屋まであるような大仰なものだ。

「ヤマト、カイユー王子から告白されたそうだな?」
「……なぜそれを?」

 挨拶もそこそこに兄が用件を切り出したのだが、ヤマトは驚いて質問に質問で返した。そんなことをなぜ兄が知っているのだろうかとヤマトの脳内に疑問符が浮かぶ。

「その返答、事実のようだな。良し!とりあえず交際を始めろ!」

 突然の命令にヤマトは戸惑う。兄に命令されるのは慣れていてそれ自体に特に抵抗はないのだが、内容が内容だ。素直に聞くには色々と疑念が多すぎる。

「いったい何なんですか?確かに告白されましたけど、アレは私を揶揄ってただけですよ」

(もしかして、 権力あるチャラ男カイユー王子に弄ばれろっていう嫌がらせなのか?)

 兄とヤマトは一回り以上離れていて母が違う。ヤマトの母は旅の綺麗な踊り子だったそうで、宴で踊りを披露した後はベッドの上でも踊ったというわけだ。領地滞在中に妊娠が発覚して、出産した後は手切れ金を貰ってあっさり出ていったらしい。
 その時兄の母である正妻は兄を産んだ後に体調崩して妊娠が難しくなっていた。子供は兄のみで、兄に万が一のことがあった時の予備としてヤマトは引き取られて育てられた。正妻は人間の出来た人でヤマトは虐められることはなかった。兄は父とヤマトに複雑な気持ちを抱えているようだが、母に倣ってヤマトには淡白に接していた。
 現在父は亡くなり、領地の運営は兄がしている。兄とヤマトは雇用主と勤め人のような関係で、親身に寄り添いもしないが理不尽な嫌がらせもしない。だから兄の言葉にヤマトは首を傾げたのだ。

「カイユー王子がお前に恋しているからと婚約者を作らないと宣言したらしい」
「はあ!!?」

 疑念に対して予想外のとんでもない話が電話口に聞こえてきて思わずヤマトは叫んだ。
 王家の慣わしとして、王子王女の婚約者は学院に入学する十五歳に選ぶ。建前として、学院で出会った相手を本人の意思で選んだ事にするからだ。
 実際は学院時代が被っていない相手や他国人も選ばれるし、本人の意思より政治的な配慮が重視されることの方が多い。つまり王子の婚姻とは、今後の国政に関わるような事柄だ。そこに自分の名前が出ているなんてヤマトは思いもしなかった。

「……カイユー王子は、博愛主義のようですが?」

 告白された後、何かの間違いではないかとヤマトなりに頑張って噂を仕入れてみた。博愛主義とはマイルドに言ったが、近づいてくる女性をつまみ食いしているようなのだ。
 幻想がどんどん壊れていってヤマトは哀しくなって更にへこんだ。転生してから無感動に生きてきたヤマトだがカイユーに出会ってからは感情が揺さぶられすぎて疲れている。

「そういう年頃だろう。それに遊んでいた女の名前でなくお前の名前を出したんだ。本命はお前だ」
「……それが本当だとして、なんで私が付き合わないといけないんですか?」
「なぜ分からない?エーリク王子が即位するのに、カイユー王子が同性愛者というのは都合がいいだろう」

(ああ、そうだった……)

 エーリク王子とは、ゲームの主人公でカイユーの弟のことだ。彼らも異母兄弟でヤマトたち兄弟と違って王位を争う立場にある。カイユーは側妃の子供で、弟王子は正妃の子供なのだ。
 ヤマトの家は弱小子爵家だが正妃を支援している陣営の末席に名を連ねており、当然ヤマトも兄もエーリク王子を応援する立場だ。
 同性愛者でも王位継承権に問題はないのだが、他に候補がいるなら優先度が下がるのだそうだ。即位した後には同性愛者であろうと次代を残すための義務として異性の配偶者をあてがわれる。その時になってどうしても夜の方が無理だとなったら後継が生まれない可能性があるからだ。
 カイユーは年齢的に有利、弟王子は母親の地位的に有利というイーブンの状態だったのが、カイユーが同性を好きとなるならマイナスポイントが増える。カイユーはつい最近まで女性と遊んでいたそうだから別に同性愛者でもないのだろうが。

「貴族内でもただの噂と一蹴するものもいる。しかし、お前が交際すれば確実な事実が手に入る」

 つまり『カイユーと女性との関係はパフォーマンスで真剣に交際しているのはヤマト同性だ。カイユーは同性を好むので王位には向いていない』という言説を兄たちエーリク派閥は作ろうとしているようだ。
 ヤマトはそんな面倒臭いことに巻き込まれたくない。その本音どうマイルドにしようかと考えているうちに、兄は用件は伝えたとヤマトの返事も聞かず電話を切ってしまった。


 ヤマトが電話室から出てトボトボと廊下を歩いていると、タイミングのいいことに中庭を挟んだ向かいの校舎にカイユーを見かけた。
 カイユーは周囲を人に囲まれて笑い声が溢れている。なにを話しているか聞こえないが、どうせまたチャラチャラしているのだろう。ヤマトはそう思いつつもカイユーから目を離せない。遠くから見るカイユーの姿は、ゲームをしていた頃にヤマトが朧げに想像していたカイユーの若い頃の姿そのままだ。
 前世に憧れた姿は、まるで夏の夜空に広がる花火のように眩しく輝いて見えた。

(悔しいけど、やっぱりかっこいいな……)

 ヤマトがぼーっと見つめていると、カイユーは視線に気付いたようでヤマトがいる校舎を見た。そして目があったヤマトに向かって、カイユーがヒラヒラと手を振った。
 周囲の人間がザワつくのを感じる。どうやらカイユーがヤマトを好きという噂は校内にも広がっているらしい。居心地が悪くなってヤマトは逃げるようにその場を後にした。
 無心で足を進めていると人気のない特別棟に入っていた。動揺が落ち着きヤマトは立ち止まると後ろから誰かから声がかかった。

「おっと、噂の美少年じゃないか」

 振り返るとそこには大柄な男子学院生がいた。つけてきたのか、たまたま特別棟にいたのか知らないがヤマトのことを知っているらしい。

「カイユー王子からの告白を断ったんだって?」
「はあ、そうですが。それが先輩に何の関係が?」

 この学校の制服は学ランみたいな詰襟をベースに刺繍で装飾が入っている。刺繍の色が学年ごとに若干違うので先輩か同輩かはすぐに分かる。
 ヤマトが見つめ返すと、自分から声をかけて来たくせに先輩は一瞬固まった。頬が赤いが風邪だろうかとヤマトはこの後手洗いうがいをすることを心のリマインダーに記録した。

「お困りのようなら、私と付き合っているってことにしてやってもいいが?」
「いえ、間に合ってます。大丈夫です」

 どうやら今世で何人目かわからないぐらいいるヤマトの外見に釣られた手合いらしい。全く興味のない勧誘をヤマトは当然断った。
 これ以上特別棟の奥に行っても仕方ないので先輩の横を通り過ぎて帰路につこうとすると腕を捕まれた。反射でヤマトがその腕を跳ね除けると軽い動作に反して先輩は吹っ飛んで廊下に転がる。
 小柄なヤマトに軽々と飛ばされた先輩は何が起こったのか分からないという顔をしている。予想外すぎて受け身を取り損ねたようで打ちどころが悪くなかなか立ち上がれない様子だ。

「あれ?先輩どうされたんですか?」
「貴様っ!」

 咄嗟に投げ飛ばしたのをなかったことにしようとしたが流石に無理だった。ヤマトが今使ったのは 夜狩り主人公達が使う影術というものだ。夜狩りは忍者とNINJAの間みたいなイメージで影術も魔法の様なことができる技術だ。
 ヤマトはここがゲームの世界だと気付いて、ゲームで主人公がやっていた修行をここ一ヶ月部屋でこっそり練習していた。結果、影術の初歩である身体強化術を少しだけ出来るようになった。(夜狩りの血筋でないと影術は使えないはずなのだが、何故か使えてしまうのはゲームの二次創作でよく見た。ヤマトが知らないだけで、家系図を辿るとどこかに夜狩りがいるのだろう)
 ヤマトは腕を払った時に咄嗟にそれを使ってしてしまった。

(この人、倒しちゃったらまずいよな……)

 ヤマトがどうしようかと考えている間に、先輩は驚きとダメージから少し回復したらしく立ち上がった。
 先輩を放って立ち去らなかったのは、こういうのは後から徒党を組んでやってくると相場が決まっているからだ。ヤマトはもうこれ以上学内で目立ちたくない。かといって、ここで再起不能なほどぶちのめして大丈夫だろうかとヤマトは考える。ここはバトルゲームの世界だったわけだが、今ヤマトがいるのは貴族達の通う学校だ。
 ヤマトが逡巡している間に怒った先輩が殴りかかってこようとした。ヤマトが腹を決めて殴り返そうとしたその瞬間に、空間に第三者の問いかけが響いた。

「何の騒ぎかな?」

 声の主人は場にそぐわぬにこやかな笑顔で壁に背を預けてもたれかかっている。だるそうに壁にもたれかかっているのに不思議と品があるその人はヤマトが避けていた人物、カイユーだった。


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