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学園へ行き魔導人形に触れる
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静止軌道上の大きなホテルへ行った日から2年が経ち、私は7歳になった。
あの日の事は今でも鮮明に覚えている。
私が魔導人形に恋をして、この地球の美しさに体が震えたから。
それに夢に関して備えなければならないと決意した日でもある。
あの日から私は世界について調べた。
最近ようやくある程度の小説や漫画の絵を描けるようになって売り始めたけど反応はまだない……売れてないんじゃなくて広まるのに時間がかかっていると思いたい。
ネットがないし、きっと今に口コミで広まりだすはず……。
「それでも私はついに魔導人形を拝む事は出来ませんでしたのね……」
この長机で家族一緒に食べるご飯も今日が最後だ。
「今日はお前が入寮の日だな」
「はい。お父様」
少しツンとして返事をする。
一体いつになったら魔導人形に関われるのか。
これから私は学校へ行く。
7歳から6年間学校に通い、さらに一部の 人間は専門的な学校に3年間通い、成人となるのがこの国の仕組みだ。
「まったく7歳とは思えないほどしっかりしているな。お前の書いた小説はとても面白かったし、漫画も実に興味深いものだった。もう大人だな」
私がツンツンしている理由を知ってるのにそう言うの!?
「老けて見えるだなんてお父様は相変わらずデリカシーがないのですね。私はピッチピチの7歳児ですわ」
ツンツンである。
こんな事言う7歳児は多分いない。
「うっ、すまん。そういう訳ではないのだが」
「こら、クリス。そう怒ってはダメよ」
「すみません、お母様。ですが魔導人形の件はどうなってますの?」
こういうと両親は無言になるのだ。
だから私は今プチ反抗期なのだ。
このままでは悪役令嬢へまっしぐら。
権力を好き放題使ってやるのだ。
この世界には魔導人形、つまり人形ロボットがある!
そして私の家、フォロス家は国家の、王様の命でその開発を代々行なっている大貴族なのである!
だというのに、この二年間、私は一切魔導人形に触れられていないのだ!
普通は大富豪よろしく最新鋭機を好きに乗り回したり弄る事が出来るはずなのに!!(偏見)
もう少し大人になってからと言われるばかりいた。
黙って食事を終えた私は席を立とうとした。
最近は何度言っても魔導人形には近づけないから、沈黙で訴えていたのである。
「クリス、話がある」
お父様がゲンドウポーズを取った。
その急な雰囲気の変化に私は呑まれた。
「な、なんですかお父様」
「お前は魔導人形に関わりたいか?」
「もちろんです!自分の手で自分の魔導人形を作りたいぐらいですわ!」
「よろしい。それでこそフォロス家の人間だな。お前にはこの二年間辛い思いをさせた。それも家のしきたりというものだったのだ。だが今日からは変わる」
「本当ですか!」
私は笑顔になった。
「あぁ、お前にはこの6年で魔導人形に関して何かしらの貢献を命じる。できなければフォロス家の人間ではなくなると思え! その為に一騎のドラケンと数人の整備士、あと金も出せるだけやる。必要なものは大抵は用意してやる。好きにやれ。だから必ず成果を出すのだぞ!」
「本当ですの?」
「あぁ本当だ。今まで隠していてすまなかった。大変な仕事だから時が来るまで隠しておこうと思っていたんだ。重圧に負けぬようにな。それに幼いうちにこんな試練をさせるわけにもいかぬからな」
なとど言うお父様の言葉を私の頭は認識しない。
「やったー!お父様大好きですわ!」
「お、おう?」
私は席を立ち、バババッと駆け寄りお父様にハグをした。
「クリスわかっているのか、6年間で成果を出せなければ俺はお前をフォロス家の人間だとは認めないのだぞ」
「そんなのどうって事ないですわ!楽しみにしていてください! フゥー魔導人形最高ぉ! おほん、楽しみですわ」
「クリスティーナ、クリスが壊れたぞ」
「それだけ我慢をしていたのでしょうね」
「私の時はひどく心配して苦労したというのにこう喜ぶだけとは、クリスは大物だな。まったく」
「きっとクリスはすぐに成果を見せてくれますわ」
「あぁ、そうなのだろうな」
「その通りです!見ていてください!」
こうして私はウキウキで家族と別れ、学校へと向かう車に飛び乗った。
学校。
やる事といえばほとんど前世の小学校と変わらない。
寮生活なのと魔術の授業や貴族的な教育が少し違うんだろうか。
そう言った点は楽しみである。
このノルデンス王国は名前の通り王政である。
王から与えられた土地で貴族が平民を支配している国だ。
わかりやすく言えば、誤解を恐れず限りなく誇張して言えばこのへんの土地では私の親が法なのである。
つまり何が言いたいかというとその学校の一角をフォロス家専用のものにすることもたやすいということである。
私のドラケンは学校に運び込まれていた。
使われていない倉庫の一つを丸々占領し、更には裏庭をも専用の試験場になっているそうだ。
大貴族凄い。
入学式を終えた私は速攻でドラケンの元に向かった。
貴族令嬢としてそれはどうなのかと思ったけれどそれはそれ、これはこれである。
一応は入学式で代表として喋ったりもしたがそれは本当にどうでもいい事。
周りの格下の貴族が挨拶に来たりもしたけれど早々と立ち去ってきた。
周りも私が課題が出されている事は知っていたから気が立っているのだろうと、応援されただけだった。
まぁ、それはそれで嬉しかった。
「キターーーー! ですわ」
これ以上に嬉しい事はないよ!
だって私の目の前にはドラケンが壁を背にして立っているんだから!
ビシッとドラケンを指差す。
左手は腰に当て、鋭い眼光で睨む!
ずんぐりむっくりとしたおデブ体系なのが気に入らないけれどどこからどうみても人型ロボットだ。
おデブと言いつつ追加装甲や武装がないからか2年前の姿よりは少し痩せて見える。
「これが私の!フォロス239ドラケン、はぁーとっても素晴らしいですわ! 少し痩せたんじゃない? 誰かー誰かーいませんのー!」
「はっ!お嬢様!なんでしょうか!」
見覚えのある軍人が駆け足で姿を現した。
メガネをかけて金髪で確か……。
「オリヴァー様ですわね?お久しぶりでございます。2年前あなたに危ないところをお救いいただいた事は未だによく覚えております」
魔導人形に近づくところを邪魔されたからね。
たしかに危ないところだったようにも思う。
「はっ、覚えていただき光栄であります。オリヴァー・マス技術中尉、ゼナフ様の命によりクリスお嬢様の研究の補助につかせていただきます。 他の者は明日着任予定であります」
「わかったわ。貴方がお父様の言っていた人ね」
こうしたやりとりも私は慣れたものだ。
私は貴族だしね。
さっそくこの2年間温めていた事を行おうとしていた私だったけれどオリヴァーさんはとっても常識人だった。
「まずはさっそく操縦するわ」
と私が言ったら困惑した顔で危ないから無理ですと言われたのだった。
危ないわけないでしょ。
「だから乗りたいんですの。だったらあなたの膝の上でもいいですから。操縦してるところを見せていただきたいの」
「いや、それは困ります! フォロス家のご令嬢に何かがあってはいけません」
「なんでですの? まさか7歳児の私に欲情するような変態ではないでしょうに。これは研究の第一段階ですの。それにこのような事が危険だと仰られるなら魔道人形への貢献など夢のまた夢ですわ!」
「う、うぅ、わかりました。そこまでいうのなら。確かに実際に動かさなければわからないこともあるでしょう。では私の腕に掴まってください。コックピットまで飛びますので。無理だと思ったらいつでも言ってください」
オリヴァーさんは真面目な良い人で苦労してそう、いや確実に苦労していると私はこの時確信した。
「いえ、大丈夫です。私も浮遊魔術は使えますわ」
「は、はぁ。浮遊魔術が既に使えるなんて、私は整備課に入ってからやっと使えるようになったのですが、さすがフォロス家のお嬢様ですね」
「どうもありがとう。さ、行くわよ」
私は自然と浮かび上がる。
「浮遊魔術を無詠唱で……す、少し待ってください。我、空を見上げる矮小なるもの…………」
無意味に私は四年間を過ごしてきたわけではない。
さすがに子供の身ではお金を稼いだりはできなかったけれどその分自分を鍛えていたのだ。
ちなみ魔術は制御された魔法の事を言う。魔導、魔法、魔術、大体一緒だ。
飛ぶのはイメージだけでは危ないから魔術を使うのだ。
私からしたらあんまり違いはないけどね。
私はあの夢で見たもしもの来たるべき時に備えてはいるのだ。
魔力は少ないけれど魔力の制御には自信がある。
オリヴァーが魔術を完成させるのを待ち、私はオリヴァーとともに魔導人形の胴体部にある操縦席へと飛んだ。
残念ながら魔導人形は前世のアニメなどに出てくるロボットと比べると見劣りするものだった。
あの日の事は今でも鮮明に覚えている。
私が魔導人形に恋をして、この地球の美しさに体が震えたから。
それに夢に関して備えなければならないと決意した日でもある。
あの日から私は世界について調べた。
最近ようやくある程度の小説や漫画の絵を描けるようになって売り始めたけど反応はまだない……売れてないんじゃなくて広まるのに時間がかかっていると思いたい。
ネットがないし、きっと今に口コミで広まりだすはず……。
「それでも私はついに魔導人形を拝む事は出来ませんでしたのね……」
この長机で家族一緒に食べるご飯も今日が最後だ。
「今日はお前が入寮の日だな」
「はい。お父様」
少しツンとして返事をする。
一体いつになったら魔導人形に関われるのか。
これから私は学校へ行く。
7歳から6年間学校に通い、さらに一部の 人間は専門的な学校に3年間通い、成人となるのがこの国の仕組みだ。
「まったく7歳とは思えないほどしっかりしているな。お前の書いた小説はとても面白かったし、漫画も実に興味深いものだった。もう大人だな」
私がツンツンしている理由を知ってるのにそう言うの!?
「老けて見えるだなんてお父様は相変わらずデリカシーがないのですね。私はピッチピチの7歳児ですわ」
ツンツンである。
こんな事言う7歳児は多分いない。
「うっ、すまん。そういう訳ではないのだが」
「こら、クリス。そう怒ってはダメよ」
「すみません、お母様。ですが魔導人形の件はどうなってますの?」
こういうと両親は無言になるのだ。
だから私は今プチ反抗期なのだ。
このままでは悪役令嬢へまっしぐら。
権力を好き放題使ってやるのだ。
この世界には魔導人形、つまり人形ロボットがある!
そして私の家、フォロス家は国家の、王様の命でその開発を代々行なっている大貴族なのである!
だというのに、この二年間、私は一切魔導人形に触れられていないのだ!
普通は大富豪よろしく最新鋭機を好きに乗り回したり弄る事が出来るはずなのに!!(偏見)
もう少し大人になってからと言われるばかりいた。
黙って食事を終えた私は席を立とうとした。
最近は何度言っても魔導人形には近づけないから、沈黙で訴えていたのである。
「クリス、話がある」
お父様がゲンドウポーズを取った。
その急な雰囲気の変化に私は呑まれた。
「な、なんですかお父様」
「お前は魔導人形に関わりたいか?」
「もちろんです!自分の手で自分の魔導人形を作りたいぐらいですわ!」
「よろしい。それでこそフォロス家の人間だな。お前にはこの二年間辛い思いをさせた。それも家のしきたりというものだったのだ。だが今日からは変わる」
「本当ですか!」
私は笑顔になった。
「あぁ、お前にはこの6年で魔導人形に関して何かしらの貢献を命じる。できなければフォロス家の人間ではなくなると思え! その為に一騎のドラケンと数人の整備士、あと金も出せるだけやる。必要なものは大抵は用意してやる。好きにやれ。だから必ず成果を出すのだぞ!」
「本当ですの?」
「あぁ本当だ。今まで隠していてすまなかった。大変な仕事だから時が来るまで隠しておこうと思っていたんだ。重圧に負けぬようにな。それに幼いうちにこんな試練をさせるわけにもいかぬからな」
なとど言うお父様の言葉を私の頭は認識しない。
「やったー!お父様大好きですわ!」
「お、おう?」
私は席を立ち、バババッと駆け寄りお父様にハグをした。
「クリスわかっているのか、6年間で成果を出せなければ俺はお前をフォロス家の人間だとは認めないのだぞ」
「そんなのどうって事ないですわ!楽しみにしていてください! フゥー魔導人形最高ぉ! おほん、楽しみですわ」
「クリスティーナ、クリスが壊れたぞ」
「それだけ我慢をしていたのでしょうね」
「私の時はひどく心配して苦労したというのにこう喜ぶだけとは、クリスは大物だな。まったく」
「きっとクリスはすぐに成果を見せてくれますわ」
「あぁ、そうなのだろうな」
「その通りです!見ていてください!」
こうして私はウキウキで家族と別れ、学校へと向かう車に飛び乗った。
学校。
やる事といえばほとんど前世の小学校と変わらない。
寮生活なのと魔術の授業や貴族的な教育が少し違うんだろうか。
そう言った点は楽しみである。
このノルデンス王国は名前の通り王政である。
王から与えられた土地で貴族が平民を支配している国だ。
わかりやすく言えば、誤解を恐れず限りなく誇張して言えばこのへんの土地では私の親が法なのである。
つまり何が言いたいかというとその学校の一角をフォロス家専用のものにすることもたやすいということである。
私のドラケンは学校に運び込まれていた。
使われていない倉庫の一つを丸々占領し、更には裏庭をも専用の試験場になっているそうだ。
大貴族凄い。
入学式を終えた私は速攻でドラケンの元に向かった。
貴族令嬢としてそれはどうなのかと思ったけれどそれはそれ、これはこれである。
一応は入学式で代表として喋ったりもしたがそれは本当にどうでもいい事。
周りの格下の貴族が挨拶に来たりもしたけれど早々と立ち去ってきた。
周りも私が課題が出されている事は知っていたから気が立っているのだろうと、応援されただけだった。
まぁ、それはそれで嬉しかった。
「キターーーー! ですわ」
これ以上に嬉しい事はないよ!
だって私の目の前にはドラケンが壁を背にして立っているんだから!
ビシッとドラケンを指差す。
左手は腰に当て、鋭い眼光で睨む!
ずんぐりむっくりとしたおデブ体系なのが気に入らないけれどどこからどうみても人型ロボットだ。
おデブと言いつつ追加装甲や武装がないからか2年前の姿よりは少し痩せて見える。
「これが私の!フォロス239ドラケン、はぁーとっても素晴らしいですわ! 少し痩せたんじゃない? 誰かー誰かーいませんのー!」
「はっ!お嬢様!なんでしょうか!」
見覚えのある軍人が駆け足で姿を現した。
メガネをかけて金髪で確か……。
「オリヴァー様ですわね?お久しぶりでございます。2年前あなたに危ないところをお救いいただいた事は未だによく覚えております」
魔導人形に近づくところを邪魔されたからね。
たしかに危ないところだったようにも思う。
「はっ、覚えていただき光栄であります。オリヴァー・マス技術中尉、ゼナフ様の命によりクリスお嬢様の研究の補助につかせていただきます。 他の者は明日着任予定であります」
「わかったわ。貴方がお父様の言っていた人ね」
こうしたやりとりも私は慣れたものだ。
私は貴族だしね。
さっそくこの2年間温めていた事を行おうとしていた私だったけれどオリヴァーさんはとっても常識人だった。
「まずはさっそく操縦するわ」
と私が言ったら困惑した顔で危ないから無理ですと言われたのだった。
危ないわけないでしょ。
「だから乗りたいんですの。だったらあなたの膝の上でもいいですから。操縦してるところを見せていただきたいの」
「いや、それは困ります! フォロス家のご令嬢に何かがあってはいけません」
「なんでですの? まさか7歳児の私に欲情するような変態ではないでしょうに。これは研究の第一段階ですの。それにこのような事が危険だと仰られるなら魔道人形への貢献など夢のまた夢ですわ!」
「う、うぅ、わかりました。そこまでいうのなら。確かに実際に動かさなければわからないこともあるでしょう。では私の腕に掴まってください。コックピットまで飛びますので。無理だと思ったらいつでも言ってください」
オリヴァーさんは真面目な良い人で苦労してそう、いや確実に苦労していると私はこの時確信した。
「いえ、大丈夫です。私も浮遊魔術は使えますわ」
「は、はぁ。浮遊魔術が既に使えるなんて、私は整備課に入ってからやっと使えるようになったのですが、さすがフォロス家のお嬢様ですね」
「どうもありがとう。さ、行くわよ」
私は自然と浮かび上がる。
「浮遊魔術を無詠唱で……す、少し待ってください。我、空を見上げる矮小なるもの…………」
無意味に私は四年間を過ごしてきたわけではない。
さすがに子供の身ではお金を稼いだりはできなかったけれどその分自分を鍛えていたのだ。
ちなみ魔術は制御された魔法の事を言う。魔導、魔法、魔術、大体一緒だ。
飛ぶのはイメージだけでは危ないから魔術を使うのだ。
私からしたらあんまり違いはないけどね。
私はあの夢で見たもしもの来たるべき時に備えてはいるのだ。
魔力は少ないけれど魔力の制御には自信がある。
オリヴァーが魔術を完成させるのを待ち、私はオリヴァーとともに魔導人形の胴体部にある操縦席へと飛んだ。
残念ながら魔導人形は前世のアニメなどに出てくるロボットと比べると見劣りするものだった。
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