ゲームの悪役貴族に転生した僕は悪役らしく女を囲い、貴族の強権で好き放題したいと思います。でも、断罪は嫌なので主人公陣営からは距離を取りつつ…

リヒト

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第二章

第十六話

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 レイの反応を見て内心ニマニマしていたその後。

「ふむふむ……なるほど」
 
 僕はレイの勧めでしっかりとした性教育を受けていた。
 前世の僕は高校生なので、普通に保険の授業で性教育も受けていたし、当時付き合っていた彼女との性行為の経験もある非童貞。
 こんな性教育なんぞ受けなくとも、ある程度のことはわかっているのだが……こっちの世界の性事情は前世と違うところが結構あって中々興味深かった。
 
 特に性病がこの世界にはないことと、避妊をすべて魔法で済ませてしまうことが驚きだった。
 こう、魔法で良い感じに子宮関連を弄繰り回すらしい。その影響でこの世界の女性の生理はキツイものでもなんでもないそうだ。
 詳しいことは僕が男の子なのでわからん。

「ということなのです……一番重要なのはそういうことは好きな人としかやっちゃいけないのです」

「ふむふむ……なるほどな。よし。ではレイ。僕と性交しようか」

「ふぅぇあ!?は、話聞いていましたか!?性交とは子供を作る儀式なんです!結婚する人が行うもので、互いに愛し合っているカップルや夫婦でしかやらないんでしゅよ!?」

「うん。君の話は当然聞いていたよ?でも、凡人の事情、常識など僕の知ったことではないからね。僕は性行為が気持ちよくて気に入った。ゆえにする。何か文句があるか?」

「いや……その、ない、ですがぁ」
 
 レイは護剣の影の中でも精鋭と言える人間ではあるが、所詮はただの平民。
 彼女が僕の言葉を否定することなど出来ないのだ。

「そういうことだ。言っておくがレイに拒否権などないからな?」
 
 自分で言うのも何だがレイの好感度はかなり高いと思っている……あんまり断れる可能性は高くないと思うけど、念のため。

「きょ、拒否する気などありませんが……」

「それなら良いじゃん!よっと」
 
 僕は立ちあがり、腕を一振り。
 それだけで部屋にあった家具類は壁へと寄せられる。
 
「まぁ、余計な装飾などはいらんか」
 
 家具類が壁に寄せられたことで出来たスペースに僕はベッドを魔法で作って置く。
 これで準備は完了。

「ほっと」
 
 僕は自分の前に立っていたレイのことを掴んで、ベッドの方へと投げる。

「あわわ……」
 
 ベッドに転がり、慌てた様子を見せるレイ。

「ふっ。そんな恐れることはないとも……なぁに。すぐに気持ちよくなるから」
 
 そんな彼女の上へと僕は覆いかぶさり、口を開く。
 このセリフだけ見れば怪しい奴だが……実際も権力を盾に女の子へと性交を迫っているので怪しい奴で間違いない。

「はぅわぁーッ!!!」
 
 レイの絶叫が護剣の影のアジト中に響き渡った。
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