3 / 9
キス
しおりを挟む
「……まさか、出会うとは思っていなかったな」
正直に言って、うまく行くとはまるで思っていなかった。
現実逃避兼お散歩目的で僕は自国を練り歩いていたのだ。まさか、本当に魔女と出会うとは思っていなかった。
「……」
とはいえ、……とはいえ、これは本当に生きている、のか?
僕の目の前にいるのは一人の女性───とは、決して言えないような人物だった。人よりも、枯れ木の方が近い。人型ではあるが、色は茶色くて何時折れてもおかしくないほど線が細い。
頭部らしき部分には顔のような面影もあるが、樹木の模様だと言われれば納得できる。
生きている人にはまるで見えない。だけど、ゲームではこの姿で生きているという設定だった。
「眠り姫の目覚めの相場は王子様のキスってのがお決まりだよね……まぁ、僕はもう王様になってしまったけど」
とりあえず、設定に従おう。
僕は膝をつき、地面に倒れている彼女へと口づけを一つ。
これがファーストキスかぁー……なんてことを考えたその次の瞬間、魔女の体が光に包まれ、そのままその体が一人の美しい女性へと変わる。
枯れ木のようだった肉体へと一気に血が流れ、肉が膨れる。
黒く美しい髪も腰まで一気に生えて伸び、樹木の模様と言われても疑わなかったその相貌は、神が作ったと言われても納得するほど精工で美しい女性のものへと変わった。
「……!?!?」
いやいや!?急に変わり過ぎでしょ!?ナニコレ、こっわ!?魔法のある世界でもこんなびっくり変化始めた見たんだけど!
「……あ、……なたは」
驚愕に目を回している僕の前で起き上がった魔女がゆっくりと口を開く。
「……」
それで、はたと今まで気にしていたなかったことに思い至る。
あー、今更だけど、僕が魔女のことを知っているのはおかしいか。
僕は吹けば飛ぶような小国の人間。魔女を殺せていなかったという勇者しか知らない情報を知っているのは違和感しかない。
それに、魔女は未だ人類の大敵として深く人々の記憶に刻み込まれている。わかった上で助けたとなれば、どんな罪に問われるか……。
「……い、生きているっ!?」
ヤバくね?そう、思い至った僕は咄嗟に謎の演技を開始する。
「……えっ?」
「だ、大丈夫ですか!?あぁっ!?雨でぬれて……というか、さっきまでのは一体っ!?」
「う、うん……」
「ま、まさかつい前に見た絵本の通りに朽ちた枝が人になるなんて……いや!?本当の人に対して朽ちた枝なんて言っちゃいけない言葉でしたね。ごめんなさい」
「う、ううん……いいの」
すっごい雑な僕の演技に対し、魔女は首を振る。
「助けてくれた。それだけで……ありがとう。助かった」
「そう、言っていただけると。あー、私はマーインと申します。貴方の名前は?」
良し。なんかいい時間に軌道修正出来たかな!
「えっ……名前。……私の、名前はシルク。そう、シルクよ」
「シルク。良い名前ですね」
魔女に名前ってあったんだ。
いや、まぁ……あるか。あの設定だもんな。
「それにしても、こんなところで何があったのですか?」
「……っ」
「あぁ、言いたくないなら良いですよ?誰にでも言いたくない事情の一つや二つくらいあるでしょうから」
魔女であるなんていう事情はそりゃ語ってこないわな。
「行く、宛てはありますか?」
「……ない、かな」
「ありゃ。でしたら、私のところでよろしければ、身を寄せますか?一時でも構いませんので」
「……駄目、だよ?」
「ん?」
「……そんな、簡単に言ってしまったら。悪い人に、騙されちゃう」
「えー?お姉さんはそんな悪い人には見えませんよ?何か僕に対して悪いことをする予定でもあるんですか?」
「しない、けど」
「それなら良いじゃないですか!行きましょう。自分のところ今、絶賛人手不足で猫の手でも借りたいような状況なんですよ」
「……自分の、ところ?何か、人手が必要になる事業でも、やっているの?」
「あぁ、最初の自己紹介の時に言っていなかったですね。私はシーマーク王国王朝第十二代目当主。マーイン・。シーマーク王国が現国王です」
■■■■■
「……えっ?どうしよ?」
その場の勢いと流れでシルクを王宮に連れ帰ってきた僕は一人、洗面所で頭を抱える。
「マジでどうしよ」
魔女なんてオーバースペックもいいところなんだけどっ。
確かに詰んでいる小国の現状を変えることを望み、その一環として魔女を探していた。
でも、それが実際にうまく行くとは思っていなかったし、うまく行った時のことなんて当然何も考えていなかった。
何もない小国がいきなり核兵器に等しい魔女なんて手に入れても手に余る……彼女は、ラスボスとしてゲームに君臨していたが、その根は優しい少女だったという設定がある。
生まれながらに生命から命を奪う魔力を放出してしまうせいで常に孤独で一人。悪い人に利用される形で暴走させられ、世界を渾沌に陥れる羽目になっただけで、その根は良い子という設定だった。
設定を信じるのであれば、彼女を人として信じては良いと思う。
とはいえ……とはいえなぁ!本当にどう活用すればいいの!?……もういっそ、本当に魔女なんて知らず、ただ普通の女の子を拾ってきたとでも考えようかな?足りない文官を埋める為、文官として育成するか?
「お風呂、上がったよ」
なんて僕が考えていた中、王宮のお風呂に浸かってもらっていた魔女が服を着て洗面所の方に出てくる。
「んっ、あったまること出来た?」
それを受け、頭を抱えていた僕はころりと態度を変え、笑顔でシルクへと声をかけるのだった。
正直に言って、うまく行くとはまるで思っていなかった。
現実逃避兼お散歩目的で僕は自国を練り歩いていたのだ。まさか、本当に魔女と出会うとは思っていなかった。
「……」
とはいえ、……とはいえ、これは本当に生きている、のか?
僕の目の前にいるのは一人の女性───とは、決して言えないような人物だった。人よりも、枯れ木の方が近い。人型ではあるが、色は茶色くて何時折れてもおかしくないほど線が細い。
頭部らしき部分には顔のような面影もあるが、樹木の模様だと言われれば納得できる。
生きている人にはまるで見えない。だけど、ゲームではこの姿で生きているという設定だった。
「眠り姫の目覚めの相場は王子様のキスってのがお決まりだよね……まぁ、僕はもう王様になってしまったけど」
とりあえず、設定に従おう。
僕は膝をつき、地面に倒れている彼女へと口づけを一つ。
これがファーストキスかぁー……なんてことを考えたその次の瞬間、魔女の体が光に包まれ、そのままその体が一人の美しい女性へと変わる。
枯れ木のようだった肉体へと一気に血が流れ、肉が膨れる。
黒く美しい髪も腰まで一気に生えて伸び、樹木の模様と言われても疑わなかったその相貌は、神が作ったと言われても納得するほど精工で美しい女性のものへと変わった。
「……!?!?」
いやいや!?急に変わり過ぎでしょ!?ナニコレ、こっわ!?魔法のある世界でもこんなびっくり変化始めた見たんだけど!
「……あ、……なたは」
驚愕に目を回している僕の前で起き上がった魔女がゆっくりと口を開く。
「……」
それで、はたと今まで気にしていたなかったことに思い至る。
あー、今更だけど、僕が魔女のことを知っているのはおかしいか。
僕は吹けば飛ぶような小国の人間。魔女を殺せていなかったという勇者しか知らない情報を知っているのは違和感しかない。
それに、魔女は未だ人類の大敵として深く人々の記憶に刻み込まれている。わかった上で助けたとなれば、どんな罪に問われるか……。
「……い、生きているっ!?」
ヤバくね?そう、思い至った僕は咄嗟に謎の演技を開始する。
「……えっ?」
「だ、大丈夫ですか!?あぁっ!?雨でぬれて……というか、さっきまでのは一体っ!?」
「う、うん……」
「ま、まさかつい前に見た絵本の通りに朽ちた枝が人になるなんて……いや!?本当の人に対して朽ちた枝なんて言っちゃいけない言葉でしたね。ごめんなさい」
「う、ううん……いいの」
すっごい雑な僕の演技に対し、魔女は首を振る。
「助けてくれた。それだけで……ありがとう。助かった」
「そう、言っていただけると。あー、私はマーインと申します。貴方の名前は?」
良し。なんかいい時間に軌道修正出来たかな!
「えっ……名前。……私の、名前はシルク。そう、シルクよ」
「シルク。良い名前ですね」
魔女に名前ってあったんだ。
いや、まぁ……あるか。あの設定だもんな。
「それにしても、こんなところで何があったのですか?」
「……っ」
「あぁ、言いたくないなら良いですよ?誰にでも言いたくない事情の一つや二つくらいあるでしょうから」
魔女であるなんていう事情はそりゃ語ってこないわな。
「行く、宛てはありますか?」
「……ない、かな」
「ありゃ。でしたら、私のところでよろしければ、身を寄せますか?一時でも構いませんので」
「……駄目、だよ?」
「ん?」
「……そんな、簡単に言ってしまったら。悪い人に、騙されちゃう」
「えー?お姉さんはそんな悪い人には見えませんよ?何か僕に対して悪いことをする予定でもあるんですか?」
「しない、けど」
「それなら良いじゃないですか!行きましょう。自分のところ今、絶賛人手不足で猫の手でも借りたいような状況なんですよ」
「……自分の、ところ?何か、人手が必要になる事業でも、やっているの?」
「あぁ、最初の自己紹介の時に言っていなかったですね。私はシーマーク王国王朝第十二代目当主。マーイン・。シーマーク王国が現国王です」
■■■■■
「……えっ?どうしよ?」
その場の勢いと流れでシルクを王宮に連れ帰ってきた僕は一人、洗面所で頭を抱える。
「マジでどうしよ」
魔女なんてオーバースペックもいいところなんだけどっ。
確かに詰んでいる小国の現状を変えることを望み、その一環として魔女を探していた。
でも、それが実際にうまく行くとは思っていなかったし、うまく行った時のことなんて当然何も考えていなかった。
何もない小国がいきなり核兵器に等しい魔女なんて手に入れても手に余る……彼女は、ラスボスとしてゲームに君臨していたが、その根は優しい少女だったという設定がある。
生まれながらに生命から命を奪う魔力を放出してしまうせいで常に孤独で一人。悪い人に利用される形で暴走させられ、世界を渾沌に陥れる羽目になっただけで、その根は良い子という設定だった。
設定を信じるのであれば、彼女を人として信じては良いと思う。
とはいえ……とはいえなぁ!本当にどう活用すればいいの!?……もういっそ、本当に魔女なんて知らず、ただ普通の女の子を拾ってきたとでも考えようかな?足りない文官を埋める為、文官として育成するか?
「お風呂、上がったよ」
なんて僕が考えていた中、王宮のお風呂に浸かってもらっていた魔女が服を着て洗面所の方に出てくる。
「んっ、あったまること出来た?」
それを受け、頭を抱えていた僕はころりと態度を変え、笑顔でシルクへと声をかけるのだった。
1
あなたにおすすめの小説
付きまとう聖女様は、貧乏貴族の僕にだけ甘すぎる〜人生相談がきっかけで日常がカオスに。でも、モテたい願望が強すぎて、つい……〜
咲月ねむと
ファンタジー
この乙女ゲーの世界に転生してからというもの毎日教会に通い詰めている。アランという貧乏貴族の三男に生まれた俺は、何を目指し、何を糧にして生きていけばいいのか分からない。
そんな人生のアドバイスをもらうため教会に通っているのだが……。
「アランくん。今日も来てくれたのね」
そう優しく語り掛けてくれるのは、頼れる聖女リリシア様だ。人々の悩みを静かに聞き入れ、的確なアドバイスをくれる美人聖女様だと人気だ。
そんな彼女だが、なぜか俺が相談するといつも様子が変になる。アドバイスはくれるのだがそのアドバイス自体が問題でどうも自己主張が強すぎるのだ。
「お母様のプレゼントは何を買えばいい?」
と相談すれば、
「ネックレスをプレゼントするのはどう? でもね私は結婚指輪が欲しいの」などという発言が飛び出すのだ。意味が分からない。
そして俺もようやく一人暮らしを始める歳になった。王都にある学園に通い始めたのだが、教会本部にそれはもう美人な聖女が赴任してきたとか。
興味本位で俺は教会本部に人生相談をお願いした。担当になった人物というのが、またもやリリシアさんで…………。
ようやく俺は気づいたんだ。
リリシアさんに付きまとわれていること、この頻繁に相談する関係が実は異常だったということに。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
追放もの悪役勇者に転生したんだけど、パーティの荷物持ちが雑魚すぎるから追放したい。ざまぁフラグは勘違いした主人公補正で無自覚回避します
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
ざまぁフラグなんて知りません!勘違いした勇者の無双冒険譚
ごく一般的なサラリーマンである主人公は、ある日、異世界に転生してしまう。
しかし、転生したのは「パーティー追放もの」の小説の世界。
なんと、追放して【ざまぁされる予定】の、【悪役勇者】に転生してしまったのだった!
このままだと、ざまぁされてしまうが――とはならず。
なんと主人公は、最近のWeb小説をあまり読んでおらず……。
自分のことを、「勇者なんだから、当然主人公だろ?」と、勝手に主人公だと勘違いしてしまったのだった!
本来の主人公である【荷物持ち】を追放してしまう勇者。
しかし、自分のことを主人公だと信じて疑わない彼は、無自覚に、主人公ムーブで【ざまぁフラグを回避】していくのであった。
本来の主人公が出会うはずだったヒロインと、先に出会ってしまい……。
本来は主人公が覚醒するはずだった【真の勇者の力】にも目覚めてしまい……。
思い込みの力で、主人公補正を自分のものにしていく勇者!
ざまぁフラグなんて知りません!
これは、自分のことを主人公だと信じて疑わない、勘違いした勇者の無双冒険譚。
・本来の主人公は荷物持ち
・主人公は追放する側の勇者に転生
・ざまぁフラグを無自覚回避して無双するお話です
・パーティー追放ものの逆側の話
※カクヨム、ハーメルンにて掲載
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
収納魔法を極めた魔術師ですが、勇者パーティを追放されました。ところで俺の追放理由って “どれ” ですか?
木塚麻弥
ファンタジー
収納魔法を活かして勇者パーティーの荷物持ちをしていたケイトはある日、パーティーを追放されてしまった。
追放される理由はよく分からなかった。
彼はパーティーを追放されても文句の言えない理由を無数に抱えていたからだ。
結局どれが本当の追放理由なのかはよく分からなかったが、勇者から追放すると強く言われたのでケイトはそれに従う。
しかし彼は、追放されてもなお仲間たちのことが好きだった。
たった四人で強大な魔王軍に立ち向かおうとするかつての仲間たち。
ケイトは彼らを失いたくなかった。
勇者たちとまた一緒に食事がしたかった。
しばらくひとりで悩んでいたケイトは気づいてしまう。
「追放されたってことは、俺の行動を制限する奴もいないってことだよな?」
これは収納魔法しか使えない魔術師が、仲間のために陰で奮闘する物語。
異世界へ転生した俺が最強のコピペ野郎になる件
おおりく
ファンタジー
高校生の桜木 悠人は、不慮の事故で命を落とすが、神のミスにより異世界『テラ・ルクス』で第二の生を得る。彼に与えられたスキルは、他者の能力を模倣する『コピーキャット』。
最初は最弱だった悠人だが、光・闇・炎・氷の属性と、防御・知識・物理の能力を次々とコピーし、誰も成し得なかった多重複合スキルを使いこなす究極のチートへと進化する!
しかし、その異常な強さは、悠人を巡る三人の美少女たちの激しい争奪戦を引き起こすことになる。
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
趣味で人助けをしていたギルマス、気付いたら愛の重い最強メンバーに囲まれていた
歩く魚
ファンタジー
働きたくない元社畜、異世界で見つけた最適解は――「助成金で生きる」ことだった。
剣と魔法の世界に転生したシンは、冒険者として下積みを積み、ついに夢を叶える。
それは、国家公認の助成金付き制度――ギルド経営によって、働かずに暮らすこと。
そして、その傍で自らの歪んだ性癖を満たすため、誰に頼まれたわけでもない人助けを続けていたがーー
「ご命令と解釈しました、シン様」
「……あなたの命、私に預けてくれるんでしょ?」
次第にギルドには、主人公に執着するメンバーたちが集まり始め、気がつけばギルドは、愛の重い最強集団になっていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる