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第一章 陰陽師
神器
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置かれていた剣を手に取ったその瞬間。
何か、熱のようなものが流れ込んでくる。
───ジャラジャラジャラ
それと共に、僕は黒色の鎖を幻視した。
「んっ……?」
確かに鎖を見た気がした。
だが、僕の前にそれはない。
『かっかっか』
それに対して困惑する僕だけど、そんなことをやっているような暇もなかった。
先ほど泥の巨人がいたであろう場所。
そこから飛び出してきた黒い人影。
それへの対処をしなきゃいけない。黒い人型はふよふよと浮きながら、こちらの方へと静かに視線を送っている。
今はまだ、攻撃態勢へと移っていないが、いつ、こちらへと攻撃してくるかはわからない。早急に対処する必要があるでしょ。相手の姿を見た瞬間、僕の隣にいた真莉愛は強い敵意を向けていたし。
「ほっ」
そんな相手を前にする僕は地面に足をつけると共に自分の手にある剣を鞘から抜く。
「おぉ……なんか、綺麗」
鞘から引き抜いた剣───いや、刀はその刃身が虹色に輝いており、何処か神秘的な雰囲気を携えていた。
「う、ウソでしょ……?」
「……いいね。これ」
ちょっとよくわからない……なんか気持ち悪い感覚だが、これを持った瞬間、どうこの刀を使ってあげればいいのかが理解出来た。
「これが陰陽術」
そして、その知識の中には陰陽術の使い方まで、何となくで把握させてくれていた。
陰陽術を使用する際に使うらしい呪力。その操り方を学んだ僕はその呪力を手にある刀へと流し込んでいく。
『ァァァァァァアアアアアアアアアアアアッ!』
黒い人型。
それがその相貌。三つの光り輝く目しかない相貌に穴を作り出し、そこから強力な音波を発してくる。
「無駄」
目の前にあるものすべてを消滅させていく黒い人型の音波。
それを僕は刀で斬り捨てる。
『ァ?』
音が発せられた。
その事実を、僕の手にある刀は斬り裂いてみせたのだ。
「僕は早く帰りたいんだ」
そして、そのまま黒い人型の元へと距離を詰めた僕はその首に向かって
『ァァァッ!』
そんな僕の一撃へと黒い人型は完璧に対応してみせた。
黒い人型はしっかりと、僕の剣による一撃に反応し、頭を下げて回避する。
だが、それさえも無駄。
『……ァ?』
回避した。
その事実もまた、僕の持つ刀は斬り捨てた。回避したという事実をなかったことにしてみせた刀は結果として。
『ァァァァ』
避けたはずの黒い人型の首を綺麗に落としてみせた。
『───ァァァァアアアアアアアアアアアアアッ!』
「さようなら」
首を落としてもなお、動き出そうとしていた黒い人型。
それに対し、僕はその全身へと刀の斬撃を浴びせる。もう二度と、動くことがなくなるまで。
何か、熱のようなものが流れ込んでくる。
───ジャラジャラジャラ
それと共に、僕は黒色の鎖を幻視した。
「んっ……?」
確かに鎖を見た気がした。
だが、僕の前にそれはない。
『かっかっか』
それに対して困惑する僕だけど、そんなことをやっているような暇もなかった。
先ほど泥の巨人がいたであろう場所。
そこから飛び出してきた黒い人影。
それへの対処をしなきゃいけない。黒い人型はふよふよと浮きながら、こちらの方へと静かに視線を送っている。
今はまだ、攻撃態勢へと移っていないが、いつ、こちらへと攻撃してくるかはわからない。早急に対処する必要があるでしょ。相手の姿を見た瞬間、僕の隣にいた真莉愛は強い敵意を向けていたし。
「ほっ」
そんな相手を前にする僕は地面に足をつけると共に自分の手にある剣を鞘から抜く。
「おぉ……なんか、綺麗」
鞘から引き抜いた剣───いや、刀はその刃身が虹色に輝いており、何処か神秘的な雰囲気を携えていた。
「う、ウソでしょ……?」
「……いいね。これ」
ちょっとよくわからない……なんか気持ち悪い感覚だが、これを持った瞬間、どうこの刀を使ってあげればいいのかが理解出来た。
「これが陰陽術」
そして、その知識の中には陰陽術の使い方まで、何となくで把握させてくれていた。
陰陽術を使用する際に使うらしい呪力。その操り方を学んだ僕はその呪力を手にある刀へと流し込んでいく。
『ァァァァァァアアアアアアアアアアアアッ!』
黒い人型。
それがその相貌。三つの光り輝く目しかない相貌に穴を作り出し、そこから強力な音波を発してくる。
「無駄」
目の前にあるものすべてを消滅させていく黒い人型の音波。
それを僕は刀で斬り捨てる。
『ァ?』
音が発せられた。
その事実を、僕の手にある刀は斬り裂いてみせたのだ。
「僕は早く帰りたいんだ」
そして、そのまま黒い人型の元へと距離を詰めた僕はその首に向かって
『ァァァッ!』
そんな僕の一撃へと黒い人型は完璧に対応してみせた。
黒い人型はしっかりと、僕の剣による一撃に反応し、頭を下げて回避する。
だが、それさえも無駄。
『……ァ?』
回避した。
その事実もまた、僕の持つ刀は斬り捨てた。回避したという事実をなかったことにしてみせた刀は結果として。
『ァァァァ』
避けたはずの黒い人型の首を綺麗に落としてみせた。
『───ァァァァアアアアアアアアアアアアアッ!』
「さようなら」
首を落としてもなお、動き出そうとしていた黒い人型。
それに対し、僕はその全身へと刀の斬撃を浴びせる。もう二度と、動くことがなくなるまで。
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