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58.罪人の帰還
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川蝉は久々に宮城を訪れて、そのあまりの変容に面食らっていた。
梟の好みの陰気臭いプラム色の緞帳のように厚いカーテンは撤去されていたのは、何より良しとしよう。
さんさんと太陽が入り、ペールグリーンのファブリックが草原のように柔らかく輝き。
家令殿、ごきげんよう。と、知らぬ女官や官吏が愛想よく挨拶をする。
見知った顔の古株の女官も、一瞬驚いた様子でこちらを見るが、すぐに微笑み礼を尽くす。
驚くのも無理はない。自分は、一度は宮城を追われた身である。
二妃が亡くなった折、それは対外的には病死とされているけれど、宮廷に関わる人間は言わずともそれが事実ではない事は知っている。
当時、瑪瑙帝は后と離宮に移っており、梟もまたそちらの宮廷へと出仕していた。
宮城には皇太子である翡翠とその家族達が残されており、川蝉は総家令代理という役職で宮城で翡翠の侍従として仕えていたのだ。
その折の二妃の死は、間違いなく自分の不手際である。
家令というのは、宮廷において災いをコントロール出来ないという事は許されないのだ。
二妃が亡くなって間も無く、宮城に駆けつけたのは梟ではなく白鷹だった。
凄まじい怒りに任せて、当時城に仕えていた弟妹弟子達を怒鳴りつけて断罪した。
宮城から出て行きな、戻る事は白鷹が許さないよ。そう言って放逐された。
宮廷から家令が追われるというのは罰であり罪である。
考えようによっては宮廷家令の身分のまま死を賜るよりもそれは罪深い事。
けれどそれが、我々が裁判に送られない為の唯一の道であったのだ。
家令は宮廷の備品。裁判送りになったら間違いなく死刑だ。
同時期に、梟は中央裁判所に出向いて元老院及び議会からの訴追や収監の要請に対して牽制していたそうだ。
結局、自分達は白鷹と梟に守られたのだ。
その後、城を追われた家令達は各々自分達の足元を作るのに必死であったし、身分の回復については半分は諦めてもいた。
だが、翡翠が皇帝になり総家令への祝賀として自分達へ恩赦が降りた。
女家令達は末の妹弟子がよくやったと大喜びであったが、自分は戻る気にはならなかった。
それで、帰還が今になってしまったのだけれど。
聞きつけたらしい女官長と以下三役である女性達が現れて、美しい礼を尽くした。
女家令の優雅な礼とはまた違う懐かしい貞淑な仕草に思わず見惚れてから、男家令の礼を返した。
女官達の以前の張り詰めたような美しさもいいが、今はずっと生き生きと魅力的に見える。
さらに驚いたのは、庭を子犬や子供達が走り回っていた事。
乳母と呼ばれる男女と、女官見習い程の少女、もっと小さな幼児達が楽しげに歓声をあげていた。
本来宮廷内で生き物を飼うのは厳しい許可制で、それは後宮でも同じ。
女官も后妃ですらその為に足の引っ張り合いや収賄があったのだが、今はその様子はない。
当時はその大事な愛玩物でもありアクセサリーでもありマウンティングの材料、ひいては面倒事にもなる子犬を妃や高位の女官達は部下達に抱かせて運ばせていた。
猫はもっと難しく、爪を立てるから妃や皇帝の子供達を傷つけるし、服飾品や宝飾品が傷むと特別に理由がなければ許されなかった。隠れて飼う者は後を断たなかったけれど。
美しい装いの女官たちの腕から腕へと常に抱かれて、床を走り回る暇すらないのが宮廷の犬のはず。あんなに泥だらけにはさせなかった。
「・・・汚れないか?」
宮廷内が汚れるのと騒がしいのを嫌った白鷹と梟をつい思い出し心配になった。
案内していた燕《つばめ》がああ、と庭を指差した。
「外部水栓がいっぱいありますから。汚れたらとりあえずそこで洗って。あとはそのまま浴室とランドリーがあるんです。犬も洗えます。お湯は温泉ですよ。掘ったら出たんです」
温室には、そのままポーチで昼寝ができるように大きなソファがいくつもあるらしい。
「チビ達はそこでおやつを食べてお昼寝が定番コースですね」
おやつの予算は総家令持ち、つまり食べ放題です。
と燕はおかしそうに付け加えた。
梟が総家令だった時代に宮廷で育った燕は、自分の頃と比べると今の宮廷の子供達のなんと幸せなことかと羨んだ。
以前から自分の所属する宮の主人である妃達が許せば、女官も官吏も家令も子供達は宮廷で育つ事が出来る。
后妃達からは自分の子供達の遊び相手だと好意的な事も多い。が、実際の宮廷の管理人である宮宰の総家令の意向というのもある。
梟は金は出すから子供はある程度の分別かつく年齢まで外で育てろという方針だったし、白鷹に至っては、役に立たないような子供を宮廷に置いておくのも好まなかった。
皇太子も第二太子も皇女も、翡翠の子供達は遊び相手が必要という年齢でもあるまい、と川蝉は不思議に思った。
孔雀《くじゃく》は何でそんな年齢の子供達を、妃方の宮だけでなく、宮廷の内廷に置いておくのか。
自分の知る限り、翡翠も子供好きとは言い難いだろう。
「尉鶲もよくここで遊んでますよ」
川蝉は目を細めた。
「・・・そうか。尉鶲は・・・ええと・・・」
「十歳になりましたよ」
川蝉と黄鶲との間の息子だ。
正直、年齢すらきちんと覚えていない。
家令の常ではあるが、それほど親子関係に執着しないのだ。
「そろそろ宮廷で使い走りをさせなきゃならないのに。孔雀姉上が甘やかすから。パシリくらいさせたらいいのに」
この燕は、白鷹が琥珀帝から下賜された館で木ノ葉梟が産んで育っていたのだが、物心つく頃から瑪瑙《めのう》帝の宮廷に移り、使い走りや手伝いをさせられていたのだ。
十五歳になってアカデミーに移るまで、宮廷の人間の輝く華やかさと淀んだ澱を見て、家令として生きて行く術を覚えていく。
そうして宮廷育ちと呼ばれる家令が出来上がっていくわけだ。
黄鶲はそもそも宮廷の典医としての業務の他に、アカデミーの医局と、北の野戦病院での勤務にと激務だし、そもそも家令に育児など出来やしない。
家令は、医師も、弁護士も、軍人も、教師、電気工から、設備工から何でもスキルはあるが、保育士の資格を持つものは、この長い歴史の中で、一人も存在しないのだ。
鳥は哺乳類じゃないから無理、というのが家令達の体のいい言い訳。
困ったもんだ、と自分の事を棚に上げて川蝉はため息をついた。
川蝉は総家令となった孔雀との対面を果たしていた。
印象は小さな孔雀と呼ばれていた頃とあまり変わらない。
個性の強い姉弟子や兄弟子に振り回されている環境が変わらないから仕方ないにしても。
十五で総家令を拝命し、今や寵姫宰相、と揶揄される彼女。
川蝉は出された柑橘の香りのする茶を飲んだ。
テーブルいっぱいに菓子や果物が並んでいて、それをあれこれ話しながらつまんでいる翡翠《ひすい》が隣にべったりしているわけだ。
桃やらチーズケーキを平らげている翡翠を不審気に川蝉は見ていた。
彼は、記憶の限りではとにかく偏食がひどく、生物も発酵食品も加工品も一切食べなかった。
最近、結構食べるわよ、と黄鶲に聞いてはいたが。
いざこう目の当たりにすると不思議な気持ちで、いっそ不気味だ。
「・・・食えるんですか・・・?」
「うまいよ」
へえ、と川蝉は微妙な顔で頷いた。
記憶の中で彼は、生野菜や生の果物は細菌やカビがいる、魚は重金属が多い、肉は寄生虫がいる、練り物はなんだこれ消しゴムか、と言っていたのに。
「川蝉お兄様、翡翠様はなんでも召し上がれるのよ」
褒められて翡翠は誇らしそうに微笑んだ。
へえ、とまた川蝉は妙な顔で頷いた。
「川蝉お兄様、冷たいものの方がよかったですか?」
兄弟子があまり紅茶に手をつけないのを見て孔雀が尋ねた。
「え。あ、なら・・・。ビールかハイボール?」
兄弟子の答えに孔雀が眉を寄せた。
「居酒屋じゃないのよ?麦茶かサイダーのつもりで聞いたの」
「そんなものここ十年飲んでない。こんな甘いもんとか水っぽいもんじゃなくてもっと食いでのあるものはないのか」
孔雀はちょっと考えてから、厨房の白鴎と相談してくる、と出て行った。
梟の好みの陰気臭いプラム色の緞帳のように厚いカーテンは撤去されていたのは、何より良しとしよう。
さんさんと太陽が入り、ペールグリーンのファブリックが草原のように柔らかく輝き。
家令殿、ごきげんよう。と、知らぬ女官や官吏が愛想よく挨拶をする。
見知った顔の古株の女官も、一瞬驚いた様子でこちらを見るが、すぐに微笑み礼を尽くす。
驚くのも無理はない。自分は、一度は宮城を追われた身である。
二妃が亡くなった折、それは対外的には病死とされているけれど、宮廷に関わる人間は言わずともそれが事実ではない事は知っている。
当時、瑪瑙帝は后と離宮に移っており、梟もまたそちらの宮廷へと出仕していた。
宮城には皇太子である翡翠とその家族達が残されており、川蝉は総家令代理という役職で宮城で翡翠の侍従として仕えていたのだ。
その折の二妃の死は、間違いなく自分の不手際である。
家令というのは、宮廷において災いをコントロール出来ないという事は許されないのだ。
二妃が亡くなって間も無く、宮城に駆けつけたのは梟ではなく白鷹だった。
凄まじい怒りに任せて、当時城に仕えていた弟妹弟子達を怒鳴りつけて断罪した。
宮城から出て行きな、戻る事は白鷹が許さないよ。そう言って放逐された。
宮廷から家令が追われるというのは罰であり罪である。
考えようによっては宮廷家令の身分のまま死を賜るよりもそれは罪深い事。
けれどそれが、我々が裁判に送られない為の唯一の道であったのだ。
家令は宮廷の備品。裁判送りになったら間違いなく死刑だ。
同時期に、梟は中央裁判所に出向いて元老院及び議会からの訴追や収監の要請に対して牽制していたそうだ。
結局、自分達は白鷹と梟に守られたのだ。
その後、城を追われた家令達は各々自分達の足元を作るのに必死であったし、身分の回復については半分は諦めてもいた。
だが、翡翠が皇帝になり総家令への祝賀として自分達へ恩赦が降りた。
女家令達は末の妹弟子がよくやったと大喜びであったが、自分は戻る気にはならなかった。
それで、帰還が今になってしまったのだけれど。
聞きつけたらしい女官長と以下三役である女性達が現れて、美しい礼を尽くした。
女家令の優雅な礼とはまた違う懐かしい貞淑な仕草に思わず見惚れてから、男家令の礼を返した。
女官達の以前の張り詰めたような美しさもいいが、今はずっと生き生きと魅力的に見える。
さらに驚いたのは、庭を子犬や子供達が走り回っていた事。
乳母と呼ばれる男女と、女官見習い程の少女、もっと小さな幼児達が楽しげに歓声をあげていた。
本来宮廷内で生き物を飼うのは厳しい許可制で、それは後宮でも同じ。
女官も后妃ですらその為に足の引っ張り合いや収賄があったのだが、今はその様子はない。
当時はその大事な愛玩物でもありアクセサリーでもありマウンティングの材料、ひいては面倒事にもなる子犬を妃や高位の女官達は部下達に抱かせて運ばせていた。
猫はもっと難しく、爪を立てるから妃や皇帝の子供達を傷つけるし、服飾品や宝飾品が傷むと特別に理由がなければ許されなかった。隠れて飼う者は後を断たなかったけれど。
美しい装いの女官たちの腕から腕へと常に抱かれて、床を走り回る暇すらないのが宮廷の犬のはず。あんなに泥だらけにはさせなかった。
「・・・汚れないか?」
宮廷内が汚れるのと騒がしいのを嫌った白鷹と梟をつい思い出し心配になった。
案内していた燕《つばめ》がああ、と庭を指差した。
「外部水栓がいっぱいありますから。汚れたらとりあえずそこで洗って。あとはそのまま浴室とランドリーがあるんです。犬も洗えます。お湯は温泉ですよ。掘ったら出たんです」
温室には、そのままポーチで昼寝ができるように大きなソファがいくつもあるらしい。
「チビ達はそこでおやつを食べてお昼寝が定番コースですね」
おやつの予算は総家令持ち、つまり食べ放題です。
と燕はおかしそうに付け加えた。
梟が総家令だった時代に宮廷で育った燕は、自分の頃と比べると今の宮廷の子供達のなんと幸せなことかと羨んだ。
以前から自分の所属する宮の主人である妃達が許せば、女官も官吏も家令も子供達は宮廷で育つ事が出来る。
后妃達からは自分の子供達の遊び相手だと好意的な事も多い。が、実際の宮廷の管理人である宮宰の総家令の意向というのもある。
梟は金は出すから子供はある程度の分別かつく年齢まで外で育てろという方針だったし、白鷹に至っては、役に立たないような子供を宮廷に置いておくのも好まなかった。
皇太子も第二太子も皇女も、翡翠の子供達は遊び相手が必要という年齢でもあるまい、と川蝉は不思議に思った。
孔雀《くじゃく》は何でそんな年齢の子供達を、妃方の宮だけでなく、宮廷の内廷に置いておくのか。
自分の知る限り、翡翠も子供好きとは言い難いだろう。
「尉鶲もよくここで遊んでますよ」
川蝉は目を細めた。
「・・・そうか。尉鶲は・・・ええと・・・」
「十歳になりましたよ」
川蝉と黄鶲との間の息子だ。
正直、年齢すらきちんと覚えていない。
家令の常ではあるが、それほど親子関係に執着しないのだ。
「そろそろ宮廷で使い走りをさせなきゃならないのに。孔雀姉上が甘やかすから。パシリくらいさせたらいいのに」
この燕は、白鷹が琥珀帝から下賜された館で木ノ葉梟が産んで育っていたのだが、物心つく頃から瑪瑙《めのう》帝の宮廷に移り、使い走りや手伝いをさせられていたのだ。
十五歳になってアカデミーに移るまで、宮廷の人間の輝く華やかさと淀んだ澱を見て、家令として生きて行く術を覚えていく。
そうして宮廷育ちと呼ばれる家令が出来上がっていくわけだ。
黄鶲はそもそも宮廷の典医としての業務の他に、アカデミーの医局と、北の野戦病院での勤務にと激務だし、そもそも家令に育児など出来やしない。
家令は、医師も、弁護士も、軍人も、教師、電気工から、設備工から何でもスキルはあるが、保育士の資格を持つものは、この長い歴史の中で、一人も存在しないのだ。
鳥は哺乳類じゃないから無理、というのが家令達の体のいい言い訳。
困ったもんだ、と自分の事を棚に上げて川蝉はため息をついた。
川蝉は総家令となった孔雀との対面を果たしていた。
印象は小さな孔雀と呼ばれていた頃とあまり変わらない。
個性の強い姉弟子や兄弟子に振り回されている環境が変わらないから仕方ないにしても。
十五で総家令を拝命し、今や寵姫宰相、と揶揄される彼女。
川蝉は出された柑橘の香りのする茶を飲んだ。
テーブルいっぱいに菓子や果物が並んでいて、それをあれこれ話しながらつまんでいる翡翠《ひすい》が隣にべったりしているわけだ。
桃やらチーズケーキを平らげている翡翠を不審気に川蝉は見ていた。
彼は、記憶の限りではとにかく偏食がひどく、生物も発酵食品も加工品も一切食べなかった。
最近、結構食べるわよ、と黄鶲に聞いてはいたが。
いざこう目の当たりにすると不思議な気持ちで、いっそ不気味だ。
「・・・食えるんですか・・・?」
「うまいよ」
へえ、と川蝉は微妙な顔で頷いた。
記憶の中で彼は、生野菜や生の果物は細菌やカビがいる、魚は重金属が多い、肉は寄生虫がいる、練り物はなんだこれ消しゴムか、と言っていたのに。
「川蝉お兄様、翡翠様はなんでも召し上がれるのよ」
褒められて翡翠は誇らしそうに微笑んだ。
へえ、とまた川蝉は妙な顔で頷いた。
「川蝉お兄様、冷たいものの方がよかったですか?」
兄弟子があまり紅茶に手をつけないのを見て孔雀が尋ねた。
「え。あ、なら・・・。ビールかハイボール?」
兄弟子の答えに孔雀が眉を寄せた。
「居酒屋じゃないのよ?麦茶かサイダーのつもりで聞いたの」
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