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89.総家令、撃たれる
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食事を終えて、雉鳩と鷂がケータリングや一部の海兵隊員を引き連れてキャンプに戻っていた。
孔雀は鸚鵡と、明日の午前中から予定している予防接種の準備をする事にした。
「ポリオと、結核、破傷風、これでとりあえず五百人分。来月、黄鶲お姉様がもう五百人分持ってくる予定です。破傷風、追加であった方がいいね」
「そうだね。雉鳩は大丈夫なのかなあ」
早くに医学部を出て医師免許を取ったが、その後、すっかり医局には入らずにいる。
臨床どころか注射なんて何年もしていないだろう。
鸚鵡と雉鳩が難民キャンプに出向いて二百五十人づつ注射するという話だがどうにも怪しい。
孔雀が家令服の袖をまくって腕を見せた。
「私、練習台になったの。だいぶうまくなったから大丈夫」
「・・・・内出血だらけじゃないか・・・。どこが上達したんだ・・・」
鸚鵡がダルメシアンのようにぶちている孔雀の腕を見た。
練習なら豚足か鶏モモでやってよ、と言ったのだが、やっぱり人間がいいと言われて仕方なく両腕を犠牲にしたのだ。
「・・・それにしても、カエルマークのキッチンカー、おいしかったなぁ」
思い出したように鸚鵡が言った。
「パーラーとほぼ同じメニューが食べれるようになってるの」
「いいねえ。カエルマークのオムライスが好きなんだよね」
孔雀がわかる、と頷いた。
特製ケチャップ、ベシャメルソース、デミグラスソース、しょうゆあんかけ、とかけるソースが選べるオムライスはカエルマークのパーラーでも人気メニューだ。
白鷹も好物で、ガーデンではオムライスとパフェ持って来いと言いつけられて孔雀《くじゃく》がよく作っていた。
今回、海兵隊でも難民キャンプでも、カエルマークのケータリングは好評で孔雀は満足。
皇帝から、隊員の配偶者や恋人へのプレゼントと配布されたリボンの包みのシャンパンはちょっとした騒ぎになった。
更に特別休暇の辞令のカードも同封されていた。そもそも海軍の習慣らしい。
「海軍は優遇されすきだ。誕生日にシャンパンに休暇だなんてやりすぎだ」
鸚鵡が肩をすくめた。
海軍は殊更待遇がいい。皇帝と総家令が海軍所属という事で、どうしても忖度が発生するのだ。
「軍中央の食事の悲惨な事ったらもう・・・。ご飯にな、挽き肉のあんかけとかかかってたりな。食パンにうっすいシチューかかってたりすんだ」
栄養士の資格もあり料理上手の鸚鵡からしたらぞっとする話らしい。
孔雀の実家がかなり無茶な入札で納入権を取得して以来、軍の食糧事情は大分改善されたと言うのに、と鸚鵡は大変不服だ。
「だって軍中央は、保守層が手強いからカエルマークは締め出しですから。でも、予算は他と一緒よ。宮城の花形の禁軍の近衛兵の子弟だっているんだからって言われて、予算多いくらいなんだから。なのに何でそのお献立なの?どうやってそのメニューで栄養取るの?」
「カロリーは取れるんだ。量が多いから。あと、成型肉の缶詰。野菜ジュースと牛乳が毎食二本づつ。それから、プロテインチョコレートバー、ビタミン剤の類」
孔雀はため息をついた。それではなんとも味気ない。
また茉莉に相談しなければならないだろう。
ふと、外が騒がしいのに気付いた。
「何でしょう?・・・鸚鵡お兄様、急患かな。準備しないと」
孔雀が窓から身を乗り出した。
鸚鵡も外を眺めた。
西の方に煙が上がっていた。
「・・・難民キャンプで火事か・・・?」
二千人を超す人間がいるのだ。大変な事になる。
違う、と孔雀は目を眇《すが》めた。
連続して発破音が聞こえた。敵襲だ。
三国が睨み合う中、またどちらかが痺れを切らしたのか。
今、ここにいる人間で、鸚鵡を除くと階級が一番上なのは自分。
「鸚鵡お兄様、難民キャンプごと前線を後退させて。青鷺お姉様に言って、雉鳩お兄様か鷂お姉様寄越して!」
この妹弟子はさすがの真鶴《まづる》仕込み。
有事に強く、判断が早いのはさすがだ。
鸚鵡が手早く孔雀の家令服を脱がせて戦闘用の装備を引っ張り出して着せつけて紐をきつく縛った。
金糸雀が送って来た新しい素材を使用したプロテクターのプロトタイプだ。
なんだっていいから妹弟子を守ってくれればいいと願った。
「あまり奥まで行くなよ。鷂《はいたか》姉上か雉鳩が来たら戻って合流しなさい」
頷きながら孔雀が飛び出した。
煙と油と血の肉の焦げる匂いの中、海兵隊の面々が、改めて孔雀を驚きを持って見た。
この総家令は、怪我人や病人を含む逃げ惑う人々を退避させながら鸚鵡に誘導させて、初動から三十分足らずで現場を制圧したのだ。
驚異的な時間だと称賛されたが、孔雀はそうでもないのよ、と答えた。
謙遜に聞こえたろうが、それは家令ならば当然、あるいは遅いくらいだと言う事実。
家令全員が家令で構成されていれば、またはもう一人誰か家令がいれば、被害は確実にもっと少なかっただろうと孔雀は悔やんだ。
急ごしらえであるが鸚鵡が選出した海兵隊の面々はよく訓練されていたが、それでも家令同士の阿吽の呼吸とは行かない。
孔雀《くじゃく》は周囲の惨憺たる有様を眺めながら生存者は居ない、と判断した。そんなものいるはずもない程の攻撃を加えたのは、やった自分が一番分かる。
襲撃は、二国、どちらでもなかった。反政府勢力だった。
前線と空白地帯では、災害と反政府勢力の制圧と駆逐は、発見者の義務とされている。
何より、迅速に履行しなければ、仮想敵国から侵入の口実にされる。
車両が五台。攻撃してきたのは二十人といった所。
テロリストにしては、人間の数に対して車両が多いのに違和感を感じた。
連行する為か、いや、囲い込んで一斉攻撃する為か。
初動が早かったから、そうはならなかったけれど、難民キャンプの犠牲者は現時点で十六人。
何とも痛ましいことだ。
孔雀が攻撃して来た死亡した人間の持っていたまだ熱いマシンガンを拾い上げ、軽さに驚く。
見たことないのない型式だった。
旧式ではない、最新式のようだが見覚えもないし新作のカタログにも見当たらなかった。
孔雀は革手袋を嵌めて手早く分解を始めた。
構成する構造体の部品が少ない。
だから軽いのか、と納得した。
衝撃でよくバラバラにならないものだ、と感心する。
「・・・・偽造品か改造品でしょうか」
そう言う海兵隊員に孔雀も頷いたが、何とも違和感があった。
「でも。すごい。これ、あれだけ撃って歪みもない。・・・とにかく装備品は全部チェックしてみなくてはね。遺体はこちらで後で回収しましょうね。照合出来るようにナンバーつけて、性別とか状態をチェックして。感染症には注意してね」
孔雀は手短に告げた。
それから、と表情を和らげた。
「・・・今回の作戦に動員、感謝申し上げます。ひと段落したら、青鷺お姉様の主催でお茶会しましょうね」
強面の海兵隊の面々が笑った。
あのバジリスクは、荒々しい海兵隊に、定期的にタキシードを着せて、たまに午後のお茶会を強要しているのだ。
お上品機雷と言われる彼女の鬼のしごきのお茶会に、毎回、強面達は戦々恐々だ。
孔雀は、視界に小さな布がひらひらと風に揺れているのに気付いた
血と硝煙と砂埃にまみれた場所で、羽根のようなその淡い色に心を奪われた。
何だろう、と見ると、水色のスカーフのようだった。
石だらけの地面に子供が蹲っていた。
逃げ遅れたのか、頬が血で濡れて、瞼を何度も動かして瞬きを繰り返している。
燕よりも更に年下。
尉鶲と同じ頃合いの十歳前後といったところの小さな女の子の姿に孔雀は驚いて近付いて手を伸ばした。
「・・・ママかパパは?」
辛い質問だったろうか、親はきっと殺された人間の誰かに違いない。
少女は答えずに目の涙をぬぐった。
その瞬間、軽い破裂音が聞こえた。
それと、腹部に熱い、という感覚。
足元にすぐに血だまりが出来た。
その血だまりに慄いたように、少女は小さな銃を放り出して走り去った。
何人かが追おうとしたが、孔雀が止めた。
どちらに捕まっても、どんな目に合うか。
うまく逃げ切れるといいけれど。
水色のスカーフだけが、目に焼きついた。
突然寒くなり、目の前が暗くなり始めた。
「・・・あの子、追いかけないで」
とだけ言って。そこから意識は途切れた。
孔雀は鸚鵡と、明日の午前中から予定している予防接種の準備をする事にした。
「ポリオと、結核、破傷風、これでとりあえず五百人分。来月、黄鶲お姉様がもう五百人分持ってくる予定です。破傷風、追加であった方がいいね」
「そうだね。雉鳩は大丈夫なのかなあ」
早くに医学部を出て医師免許を取ったが、その後、すっかり医局には入らずにいる。
臨床どころか注射なんて何年もしていないだろう。
鸚鵡と雉鳩が難民キャンプに出向いて二百五十人づつ注射するという話だがどうにも怪しい。
孔雀が家令服の袖をまくって腕を見せた。
「私、練習台になったの。だいぶうまくなったから大丈夫」
「・・・・内出血だらけじゃないか・・・。どこが上達したんだ・・・」
鸚鵡がダルメシアンのようにぶちている孔雀の腕を見た。
練習なら豚足か鶏モモでやってよ、と言ったのだが、やっぱり人間がいいと言われて仕方なく両腕を犠牲にしたのだ。
「・・・それにしても、カエルマークのキッチンカー、おいしかったなぁ」
思い出したように鸚鵡が言った。
「パーラーとほぼ同じメニューが食べれるようになってるの」
「いいねえ。カエルマークのオムライスが好きなんだよね」
孔雀がわかる、と頷いた。
特製ケチャップ、ベシャメルソース、デミグラスソース、しょうゆあんかけ、とかけるソースが選べるオムライスはカエルマークのパーラーでも人気メニューだ。
白鷹も好物で、ガーデンではオムライスとパフェ持って来いと言いつけられて孔雀《くじゃく》がよく作っていた。
今回、海兵隊でも難民キャンプでも、カエルマークのケータリングは好評で孔雀は満足。
皇帝から、隊員の配偶者や恋人へのプレゼントと配布されたリボンの包みのシャンパンはちょっとした騒ぎになった。
更に特別休暇の辞令のカードも同封されていた。そもそも海軍の習慣らしい。
「海軍は優遇されすきだ。誕生日にシャンパンに休暇だなんてやりすぎだ」
鸚鵡が肩をすくめた。
海軍は殊更待遇がいい。皇帝と総家令が海軍所属という事で、どうしても忖度が発生するのだ。
「軍中央の食事の悲惨な事ったらもう・・・。ご飯にな、挽き肉のあんかけとかかかってたりな。食パンにうっすいシチューかかってたりすんだ」
栄養士の資格もあり料理上手の鸚鵡からしたらぞっとする話らしい。
孔雀の実家がかなり無茶な入札で納入権を取得して以来、軍の食糧事情は大分改善されたと言うのに、と鸚鵡は大変不服だ。
「だって軍中央は、保守層が手強いからカエルマークは締め出しですから。でも、予算は他と一緒よ。宮城の花形の禁軍の近衛兵の子弟だっているんだからって言われて、予算多いくらいなんだから。なのに何でそのお献立なの?どうやってそのメニューで栄養取るの?」
「カロリーは取れるんだ。量が多いから。あと、成型肉の缶詰。野菜ジュースと牛乳が毎食二本づつ。それから、プロテインチョコレートバー、ビタミン剤の類」
孔雀はため息をついた。それではなんとも味気ない。
また茉莉に相談しなければならないだろう。
ふと、外が騒がしいのに気付いた。
「何でしょう?・・・鸚鵡お兄様、急患かな。準備しないと」
孔雀が窓から身を乗り出した。
鸚鵡も外を眺めた。
西の方に煙が上がっていた。
「・・・難民キャンプで火事か・・・?」
二千人を超す人間がいるのだ。大変な事になる。
違う、と孔雀は目を眇《すが》めた。
連続して発破音が聞こえた。敵襲だ。
三国が睨み合う中、またどちらかが痺れを切らしたのか。
今、ここにいる人間で、鸚鵡を除くと階級が一番上なのは自分。
「鸚鵡お兄様、難民キャンプごと前線を後退させて。青鷺お姉様に言って、雉鳩お兄様か鷂お姉様寄越して!」
この妹弟子はさすがの真鶴《まづる》仕込み。
有事に強く、判断が早いのはさすがだ。
鸚鵡が手早く孔雀の家令服を脱がせて戦闘用の装備を引っ張り出して着せつけて紐をきつく縛った。
金糸雀が送って来た新しい素材を使用したプロテクターのプロトタイプだ。
なんだっていいから妹弟子を守ってくれればいいと願った。
「あまり奥まで行くなよ。鷂《はいたか》姉上か雉鳩が来たら戻って合流しなさい」
頷きながら孔雀が飛び出した。
煙と油と血の肉の焦げる匂いの中、海兵隊の面々が、改めて孔雀を驚きを持って見た。
この総家令は、怪我人や病人を含む逃げ惑う人々を退避させながら鸚鵡に誘導させて、初動から三十分足らずで現場を制圧したのだ。
驚異的な時間だと称賛されたが、孔雀はそうでもないのよ、と答えた。
謙遜に聞こえたろうが、それは家令ならば当然、あるいは遅いくらいだと言う事実。
家令全員が家令で構成されていれば、またはもう一人誰か家令がいれば、被害は確実にもっと少なかっただろうと孔雀は悔やんだ。
急ごしらえであるが鸚鵡が選出した海兵隊の面々はよく訓練されていたが、それでも家令同士の阿吽の呼吸とは行かない。
孔雀《くじゃく》は周囲の惨憺たる有様を眺めながら生存者は居ない、と判断した。そんなものいるはずもない程の攻撃を加えたのは、やった自分が一番分かる。
襲撃は、二国、どちらでもなかった。反政府勢力だった。
前線と空白地帯では、災害と反政府勢力の制圧と駆逐は、発見者の義務とされている。
何より、迅速に履行しなければ、仮想敵国から侵入の口実にされる。
車両が五台。攻撃してきたのは二十人といった所。
テロリストにしては、人間の数に対して車両が多いのに違和感を感じた。
連行する為か、いや、囲い込んで一斉攻撃する為か。
初動が早かったから、そうはならなかったけれど、難民キャンプの犠牲者は現時点で十六人。
何とも痛ましいことだ。
孔雀が攻撃して来た死亡した人間の持っていたまだ熱いマシンガンを拾い上げ、軽さに驚く。
見たことないのない型式だった。
旧式ではない、最新式のようだが見覚えもないし新作のカタログにも見当たらなかった。
孔雀は革手袋を嵌めて手早く分解を始めた。
構成する構造体の部品が少ない。
だから軽いのか、と納得した。
衝撃でよくバラバラにならないものだ、と感心する。
「・・・・偽造品か改造品でしょうか」
そう言う海兵隊員に孔雀も頷いたが、何とも違和感があった。
「でも。すごい。これ、あれだけ撃って歪みもない。・・・とにかく装備品は全部チェックしてみなくてはね。遺体はこちらで後で回収しましょうね。照合出来るようにナンバーつけて、性別とか状態をチェックして。感染症には注意してね」
孔雀は手短に告げた。
それから、と表情を和らげた。
「・・・今回の作戦に動員、感謝申し上げます。ひと段落したら、青鷺お姉様の主催でお茶会しましょうね」
強面の海兵隊の面々が笑った。
あのバジリスクは、荒々しい海兵隊に、定期的にタキシードを着せて、たまに午後のお茶会を強要しているのだ。
お上品機雷と言われる彼女の鬼のしごきのお茶会に、毎回、強面達は戦々恐々だ。
孔雀は、視界に小さな布がひらひらと風に揺れているのに気付いた
血と硝煙と砂埃にまみれた場所で、羽根のようなその淡い色に心を奪われた。
何だろう、と見ると、水色のスカーフのようだった。
石だらけの地面に子供が蹲っていた。
逃げ遅れたのか、頬が血で濡れて、瞼を何度も動かして瞬きを繰り返している。
燕よりも更に年下。
尉鶲と同じ頃合いの十歳前後といったところの小さな女の子の姿に孔雀は驚いて近付いて手を伸ばした。
「・・・ママかパパは?」
辛い質問だったろうか、親はきっと殺された人間の誰かに違いない。
少女は答えずに目の涙をぬぐった。
その瞬間、軽い破裂音が聞こえた。
それと、腹部に熱い、という感覚。
足元にすぐに血だまりが出来た。
その血だまりに慄いたように、少女は小さな銃を放り出して走り去った。
何人かが追おうとしたが、孔雀が止めた。
どちらに捕まっても、どんな目に合うか。
うまく逃げ切れるといいけれど。
水色のスカーフだけが、目に焼きついた。
突然寒くなり、目の前が暗くなり始めた。
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