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109.謳う雛鳥
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正室は緋色の衣装で、そして、継室は銀の衣装で入宮するのが宮廷の習わし。
自分の母親がそうであったように。
外国人の父親を持ち、国外で育った母に宮廷の生活は馴染まなかったのではと思う。
それなのになぜ、継室の話が持ち上がったかと言えば、母の母が当時ギルド長であったから。
つまり政治的な思惑でしかない。
離宮に移って尚、皇位を弟の瑪瑙帝に譲って尚、強権を振るっていた琥珀の前に否やもないだろうが、二十半ばの女と少年の結婚とは、酷というか普通に考えて非常識な仕打ちではないかと思う。
しかし、母という人はそう不満も言わず、もともと教師だった事もあり、宮廷の子供達を集めて学校の様なことしていたり、彼女なりに居場所を作っていたのだ。
金糸雀や緋連雀や大嘴も天河と机を並べた。
当時の花石膏宮には猩々朱鷺が仕えていた。
突然に母が急逝したのは、天河が士官学校に入った歳。
梟から知らせが入り、宮城に戻って初めて、母の葬儀も終わって居た事を知った。
猩々朱鷺を含む家令達も城から放逐処分されて、下の世代の金糸雀や緋連雀や雉鳩、白鴎達が城に仕えていた。
いかなる事情であれ継室を守れなかった総家令代理の川蝉や、二妃付きの猩々朱鷺だけではなく、皇后の侍従であった青鷺も処分されたという事から、発端が皇后の意図であった事とすぐに分かった。
更には梟からこれ以上の詮索を許されなかった事が確信へと変わるのだけれども。
その後、特例として母方の祖父母と共に海外で生活する事を許された。
呼び戻されたのは、大叔父に当たる瑪瑙帝が崩御し、翡翠が即位する事になったからであり、それまでは、梟から様子を見てこいと含ませられた幼馴染の大嘴が、海外の祖父母の家を訪れて長期滞在する事はあったが、長年、正式には宮廷からも、父である翡翠からも何の便りもなかったのだ。
新しい総家令が誰になるのか特段興味も無かったが、宮廷に関わる大多数の人間がそう思っていたように、おそらく宮廷から追い出された家令の誰かが呼び戻されるのか、あるいは下の世代の金糸雀か雉鳩だろうと見当をつけていた。
戴冠式の後の祭礼で歌舞を務めていた家令のうちの見覚えのある顔に、はっとした。
幼い頃に白鷹に打たれて泣いていたのが嘘のように優雅に謳い、舞い、天女のようだと評判になった。
確かに、天女。
何より、あの声。
天界の鳥はこういう歌声で囀るかなのかと思うほどに、美しかった。
それは祝福の歌。
彼女がたった一人のために謳う、新しい皇帝に捧げられる星の歌だった。
それ以外は、その祝福のおこぼれに与る、それすら光栄という程に、魅力、いや魔力に溢れたものだった。
そして、儀典で梟に促され、新任の総家令であると翡翠の前に進み出たのは、その孔雀であったのだ。
以前、梟に「殿下、園遊会に来たあのチビ助ですが。殿下の花より、陛下の鳥がいいそうです。だからあのチビ助は家令になりました」と、そう言われて、とても、とてもショックだった。
昔、一度、猩々朱鷺に言って、鳥達の庭園に足を運んだ事すらあった。
本当にあのチビが家令になんぞなったのか疑わしかったから。
女官ならまだわかる。
継室候補群の家からも、女官や王族の乳母は出るのだ。
しかしよりにもよって家令だ。
宮廷を取り仕切り、政治に口を出し暗躍し、戦争をする、宮廷でも特異な存在。
例えばあの白鷹、例えば梟。悪魔に近い連中だ。
鳥達の庭園の館の二階から見ていると、神楽服を着せられたあのチビが目元を紅く化粧をされて、池のほとりでめそめそ泣いていた。
「あの子は、孔雀という名前になりました。|白鷹お姉様が、クジャクは、毒蛇でも毒蠍でも食ってしまうからってつけたみたいですね」
猩々朱鷺がそう告げた。
嫌な由来だ、毒蛇や毒蠍なんて、白鷹や|梟の方じゃないか、とむっとした。
「白鷹お姉様にしごかれたかしら。あの様子だと、お尻でも、二、三十発棒でひっぱたかれたわね」
と猩々朱鷺がつぶやいたのに、天河はなんて可哀想な事をするんだと思ったが、同時に、自分がそっちを選んだんだ、当然の報いだ、とも反感も覚えた。
孔雀が泣きやまないのに見かねた姉弟子が来て何か言い聞かせ、飴玉でも口に突っ込むと、孔雀は聞き分けたのか頷いた。
金糸雀は孔雀の重い衣装を手早く脱がせて丸裸にしてしまって、布袋のようなワンピースを頭から被せて、髪の毛も結髪からお下げに編み直すと、手をつないでどこかに行ってしまった。
「継室候補群の家の子を家令にするなんて、白鷹お姉様も梟お兄様も容赦ないんだから。あの家じゃあ断れないもんねえ。・・・まあでも天河様、あの子、継室はもう無理でしょうけれど。家令になったら、いずれお城に上がる事になりますから。・・・天河様のお心得次第でしょう。家令は宮廷の備品であり実用品。お好きなさいませ」
そう言われて、ちょっと期待していたのだ。
可愛がろうか、いじめてやろうか。
しかし、思惑はまたしても大外れしたわけだ。
今度は、皇帝の鳥どころか皇帝の半身である事を望んだのかと、失望と怒りを感じた。
戴冠式の数日後に現れ「総家令を賜りました孔雀と申します。第二太子殿下にご挨拶申し上げます」と可愛らしくも優雅にきっちりと女家令の礼をして、あの葡萄のような目でこちらを見たのだ。これはやっぱり冗談だろう。と恐る恐る梟を見た。
「殿下。ご心配には及びません。しばらくは私が引き続き実務を担います。それにまだ少々若くはありますが、家令の成人を過ぎております。一昨日の晩も、とりたてて、ええ、とりたてまして、何の問題も無く、陛下の求めに応じて勤めを、無事、ええ、無事に、果たせましたので」
やたらそこを強調された。
あの変態、と父親を罵り、それ以上に、こんなしらっこい面してさすが家令と、孔雀を憎んだ。
梟の言葉に、孔雀がちょっと困ったように恥ずかしそうに頬を染めて俯いたあの瞬間、確かに自分は少年時代と決別したのだ。
天河の戸惑いもそっちのけで、しばらくすると孔雀は、生前、木連が植えていたオレンジの木に実がなっているのを珍しそうに眺めていた。
「おみかん・・・」と感嘆して小さく呟いたのに、兄弟子が、じっとしてろ黙ってろ、みかんなんか後で箱で買ってきてやるから余計な事すんな、と言い放った。
孔雀は、悲しそうに目を伏せた。
それも悪くはないが、この木になっている実がすごいのだ、と言いたいのだ。
しかし、この家令のオヤジに、そんな子供の繊細な気持ちなんかわかるわけもないだろうと天河は見兼ねて、取って与えると、孔雀は嬉しそうに受け取り、金糸雀お姉様に家令服のお腹の真ん中にポケットをつけて貰ったと言って、服の腹にオレンジを大切そうにしまった。
何入ってるんだと聞くと、飴や焼き菓子や文房具、まだあったのかと感心する十徳ナイフを続々出して来た。
梟はそれを見て大笑い。
「継室なら銀の服で宝石を賜るが、お前はみかんか、子猿」
天河は、そうした原因はお前だろうが、と、さすがに梟を刺したくなった。
自分の母親がそうであったように。
外国人の父親を持ち、国外で育った母に宮廷の生活は馴染まなかったのではと思う。
それなのになぜ、継室の話が持ち上がったかと言えば、母の母が当時ギルド長であったから。
つまり政治的な思惑でしかない。
離宮に移って尚、皇位を弟の瑪瑙帝に譲って尚、強権を振るっていた琥珀の前に否やもないだろうが、二十半ばの女と少年の結婚とは、酷というか普通に考えて非常識な仕打ちではないかと思う。
しかし、母という人はそう不満も言わず、もともと教師だった事もあり、宮廷の子供達を集めて学校の様なことしていたり、彼女なりに居場所を作っていたのだ。
金糸雀や緋連雀や大嘴も天河と机を並べた。
当時の花石膏宮には猩々朱鷺が仕えていた。
突然に母が急逝したのは、天河が士官学校に入った歳。
梟から知らせが入り、宮城に戻って初めて、母の葬儀も終わって居た事を知った。
猩々朱鷺を含む家令達も城から放逐処分されて、下の世代の金糸雀や緋連雀や雉鳩、白鴎達が城に仕えていた。
いかなる事情であれ継室を守れなかった総家令代理の川蝉や、二妃付きの猩々朱鷺だけではなく、皇后の侍従であった青鷺も処分されたという事から、発端が皇后の意図であった事とすぐに分かった。
更には梟からこれ以上の詮索を許されなかった事が確信へと変わるのだけれども。
その後、特例として母方の祖父母と共に海外で生活する事を許された。
呼び戻されたのは、大叔父に当たる瑪瑙帝が崩御し、翡翠が即位する事になったからであり、それまでは、梟から様子を見てこいと含ませられた幼馴染の大嘴が、海外の祖父母の家を訪れて長期滞在する事はあったが、長年、正式には宮廷からも、父である翡翠からも何の便りもなかったのだ。
新しい総家令が誰になるのか特段興味も無かったが、宮廷に関わる大多数の人間がそう思っていたように、おそらく宮廷から追い出された家令の誰かが呼び戻されるのか、あるいは下の世代の金糸雀か雉鳩だろうと見当をつけていた。
戴冠式の後の祭礼で歌舞を務めていた家令のうちの見覚えのある顔に、はっとした。
幼い頃に白鷹に打たれて泣いていたのが嘘のように優雅に謳い、舞い、天女のようだと評判になった。
確かに、天女。
何より、あの声。
天界の鳥はこういう歌声で囀るかなのかと思うほどに、美しかった。
それは祝福の歌。
彼女がたった一人のために謳う、新しい皇帝に捧げられる星の歌だった。
それ以外は、その祝福のおこぼれに与る、それすら光栄という程に、魅力、いや魔力に溢れたものだった。
そして、儀典で梟に促され、新任の総家令であると翡翠の前に進み出たのは、その孔雀であったのだ。
以前、梟に「殿下、園遊会に来たあのチビ助ですが。殿下の花より、陛下の鳥がいいそうです。だからあのチビ助は家令になりました」と、そう言われて、とても、とてもショックだった。
昔、一度、猩々朱鷺に言って、鳥達の庭園に足を運んだ事すらあった。
本当にあのチビが家令になんぞなったのか疑わしかったから。
女官ならまだわかる。
継室候補群の家からも、女官や王族の乳母は出るのだ。
しかしよりにもよって家令だ。
宮廷を取り仕切り、政治に口を出し暗躍し、戦争をする、宮廷でも特異な存在。
例えばあの白鷹、例えば梟。悪魔に近い連中だ。
鳥達の庭園の館の二階から見ていると、神楽服を着せられたあのチビが目元を紅く化粧をされて、池のほとりでめそめそ泣いていた。
「あの子は、孔雀という名前になりました。|白鷹お姉様が、クジャクは、毒蛇でも毒蠍でも食ってしまうからってつけたみたいですね」
猩々朱鷺がそう告げた。
嫌な由来だ、毒蛇や毒蠍なんて、白鷹や|梟の方じゃないか、とむっとした。
「白鷹お姉様にしごかれたかしら。あの様子だと、お尻でも、二、三十発棒でひっぱたかれたわね」
と猩々朱鷺がつぶやいたのに、天河はなんて可哀想な事をするんだと思ったが、同時に、自分がそっちを選んだんだ、当然の報いだ、とも反感も覚えた。
孔雀が泣きやまないのに見かねた姉弟子が来て何か言い聞かせ、飴玉でも口に突っ込むと、孔雀は聞き分けたのか頷いた。
金糸雀は孔雀の重い衣装を手早く脱がせて丸裸にしてしまって、布袋のようなワンピースを頭から被せて、髪の毛も結髪からお下げに編み直すと、手をつないでどこかに行ってしまった。
「継室候補群の家の子を家令にするなんて、白鷹お姉様も梟お兄様も容赦ないんだから。あの家じゃあ断れないもんねえ。・・・まあでも天河様、あの子、継室はもう無理でしょうけれど。家令になったら、いずれお城に上がる事になりますから。・・・天河様のお心得次第でしょう。家令は宮廷の備品であり実用品。お好きなさいませ」
そう言われて、ちょっと期待していたのだ。
可愛がろうか、いじめてやろうか。
しかし、思惑はまたしても大外れしたわけだ。
今度は、皇帝の鳥どころか皇帝の半身である事を望んだのかと、失望と怒りを感じた。
戴冠式の数日後に現れ「総家令を賜りました孔雀と申します。第二太子殿下にご挨拶申し上げます」と可愛らしくも優雅にきっちりと女家令の礼をして、あの葡萄のような目でこちらを見たのだ。これはやっぱり冗談だろう。と恐る恐る梟を見た。
「殿下。ご心配には及びません。しばらくは私が引き続き実務を担います。それにまだ少々若くはありますが、家令の成人を過ぎております。一昨日の晩も、とりたてて、ええ、とりたてまして、何の問題も無く、陛下の求めに応じて勤めを、無事、ええ、無事に、果たせましたので」
やたらそこを強調された。
あの変態、と父親を罵り、それ以上に、こんなしらっこい面してさすが家令と、孔雀を憎んだ。
梟の言葉に、孔雀がちょっと困ったように恥ずかしそうに頬を染めて俯いたあの瞬間、確かに自分は少年時代と決別したのだ。
天河の戸惑いもそっちのけで、しばらくすると孔雀は、生前、木連が植えていたオレンジの木に実がなっているのを珍しそうに眺めていた。
「おみかん・・・」と感嘆して小さく呟いたのに、兄弟子が、じっとしてろ黙ってろ、みかんなんか後で箱で買ってきてやるから余計な事すんな、と言い放った。
孔雀は、悲しそうに目を伏せた。
それも悪くはないが、この木になっている実がすごいのだ、と言いたいのだ。
しかし、この家令のオヤジに、そんな子供の繊細な気持ちなんかわかるわけもないだろうと天河は見兼ねて、取って与えると、孔雀は嬉しそうに受け取り、金糸雀お姉様に家令服のお腹の真ん中にポケットをつけて貰ったと言って、服の腹にオレンジを大切そうにしまった。
何入ってるんだと聞くと、飴や焼き菓子や文房具、まだあったのかと感心する十徳ナイフを続々出して来た。
梟はそれを見て大笑い。
「継室なら銀の服で宝石を賜るが、お前はみかんか、子猿」
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