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190.春を待ちかねて咲く花
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琥珀帝が生前愛した離宮は、いつもよく手入れされていた。
潔癖なまでに、病質的なまでに。
けれど訪れた人間は、離宮として何かが違うという違和感を抱く。
はて、それが何であるか言語化出来ない程にただ整然としているのだ。
梟は、昔、孔雀が「病院みたい」と呟いたのを思い出す。
離宮にしては、寛ぐ雰囲気が少ないのだ。
どこかいつも張り詰めた雰囲気がするのは、白鷹のせいなのだと思っていたが違う、いつも神経を張り巡らせていたのは、亡き女皇帝であったのだ。
|白鷹は、離宮に携わっている人員には殊の外厳しく、庭に、通路に、枯葉の一枚、小石の一粒でも落ちていたら烈火の如く怒り出すと皆震え上がっているし、非難の的だよ、と|孔雀にぼやいたものだ。
末の妹弟子がまだ見習い家令程であった時に、手を繋いでこの廊下を歩いている時、目が見えないからよ、と唇だけでそう伝えて来た時にはっとしたものだ。
琥珀が離宮に居を移した時、自分の愛するものだけ、好きなものだけを持って行ったと非難されたが、それは大急ぎでほぼ捨て去るように持てるものだけ持って行ったとも言えた。
身の回りの物をコンパクトにし、急いでいたのは守るためで、それは女皇帝の視力が落ちていたからか、と梟は合点が行った。
しかし、華奢であるがあの毅然とした、いつでも飛びかかる準備は出来ている大型のネコ科のような女皇帝は、そんな素振りを見せたことなどなかった。
離宮の中を好きなように歩き回っていたではないか。
信じ難く困惑していると、孔雀は、壁にある凝った彫刻の溝を指で辿り始めた。
上から、こっちがお庭、こっちが白鷹お姉様の部屋。そう言って。
この溝を辿ると、確かに目を瞑っていても離宮のあちこちに辿り着ける。
ああ、だから、姉弟子は彼女の歩くであろう道に、何か落ちているのを嫌ったのか。
病気であるのかと訝ったが多分、琥珀は若い頃に従軍し、大怪我をした事があったのだ。その後遺症では、と思う。
大戦の折、家令どころか王族まで戦死した時代だ。
自分達の兄弟子姉弟子、つまり親も戦死した。
総家令を辞してから何度も訪れていた極北の地は、自らも少年の日に果たしてここに居たのかと信じがたい程の荒野であった。
女官が|梟の来訪を白鷹に伝えた。
中庭の一角で、姉弟子が椅子にかけていた。
寛いでいる、という様子ではなく、苛々としている様子だった。
「・・・白鷹姉上」
姉弟子に礼を尽くすと、彼女は頷いた。
来るのはわかっていたのだろう。
座りなさい、と椅子を勧めた。
長い時間立っていると、弟弟子が少年の頃に戦場で受けた脚の傷が痛むのを知っているからだ。
梟は姉弟子の向かいの椅子にかけると、ふと顔をあげた。
風に乗って、芳香を感じる。
この庭はいつも良い香りがする。
妹弟子が亡き女皇帝の為に季節事に香りのする樹木ばかり植えた一角があるからだ。
香りの庭と言って、琥珀は喜んだそうだ。
特に、春を待ちかねて香るこの瑞々しく小さな可愛らしい花姿を愛したらしい。
「・・・良い香りですね」
「沈丁花よ。孔雀が植えたのよ」
まあ聞いたことはあるような気はするが、植物には大して興味が無い梟が適当に頷いた。
「ああ・・・思い出してならないわ」
白鷹が苛立っている原因はこれだ。
この庭で、この香りで、どうしても妹弟子に自分がした所業を思い出す。
彼女はつまり罪悪感に苛まれているのだ。
「・・・姉上、孔雀を大神官にというのは?」
鷂が連絡を寄越したのだ。
あのババア、孔雀の存在を殺す気よ、と。
大神官は外界との接触を禁じられて視力を奪われて神殿の奥の院でほぼ一生を神に仕えて過ごす。
今まで、その任に耐えたのは、王族で数人、家令では遠い昔に一人だけ。
「その命令は|翡翠様が破棄したはずですが」
真鶴に恐喝されて、翡翠が逆に強請り返した時に取り付けたものだ。
確かに、孔雀は一度大神官候補になってはいるが、総家令を賜った際に反故にされているはずだ。
「あれはただの延期よ、取り消しになんかならない」
「・・・・姉上。陛下がならぬとされた事です」
孔雀を神殿に閉じ込めたのを後悔している様子なのに、なぜそこまで拘るのか。
「戴勝お姉様も、閉じ込めとけと言ったのよ。そもそも龍現が二人。孔雀はどちらにも乗らないと言ったわ。なんて頑固な子でしょう。・・・我々の命運を潰す気よ」
万が一を考えなさい、我々家令の命運がかかっている。
翡翠から天河と真鶴、どちらに乗り換えるの。
そう聞いたが、あの妹弟子はそんな必要ないと言ったのだ。
だから、あの地獄の底のような場所に閉じ込めた。
幼い日、腹を食い破られるような目に遭わせたのに。
「しばらくして考えを変えるなら出してやるわ。・・・でも、きっと変えないから、あの子は大神官にする」
白鷹は深くため息をつき、唐突に弟弟子を睨みつけた。
「・・・・お前までがヘルメスだったなんて」
宮廷を国体を揺るがす思想。
女皇帝と自分が恐れ、ヘルメス狩りは一時、苛烈を極めた。
琥珀からの命令を受け、その陣頭指揮を執ったのは、この梟だ。
「お前はあの時なんのつもりでいたんだい。・・・お前が、真珠や大鷲に吹き込んだの・・・?」
だとしたらなんと恐ろしいことを、と老女家令の目が憎しみよりも恐れで揺れていた。
梟は首を振った。
「そもそもヘルメスは意思体のようなもの。自分がそうであると思えばそうであり、そうでない時はそうではない。輪郭を曖昧にする思想。自分がそうかどうかはわからない。発症したり、しなかったり。気がつくとキャリアになっていたりする。タチの悪いウィルスのようなもので、だから厄介。でもその毒は、曖昧な夢のように人々の中に間違いなく広まっていくんです」
白鷹がなんだいそれは、と呆れたように天を仰いだ。
「・・・そんないい加減な流言飛語のようなもので・・・・。|孔雀じゃないんだよ。大昔は、変な流行り歌が流行るとクーデターが起こったりしたんですって、なんて言ってたけど・・・」
言いながら、白鷹がはっとしたような顔をして梟を見た。
「・・・あの子も・・・・?」
「まあ、恐らく」
白鷹が顔を覆った。
「・・・・・・あぁ、あの絵描き。そうだ、あいつとあの子の家は古くは続いてたはずだ・・・・」
大昔、棕櫚家から、蛍石女皇帝と総家令の五位鷺の間の太子の乳母になった女がいた。
そして彼女は総家令の妻でもあった。
「お前も五位鷺お兄様の日記を読んだろ?・・・異常な話だよ。あいつら三人で結婚してたんだよ」
そして、蛍石女皇帝と五位鷺はA国で凶弾に倒れ暗殺され、その後、その二人の間の子は、皇籍を離れて国外に出た。
蛍石女皇帝と正室との皇女が皇帝の地位に就き、存在を疎まれたからだ。
「問題なのはここから。・・・・棕梠家の乳母の女。確か、残雪・・・佐保姫残雪と言ったっけね。残雪と五位鷺の娘が、その廃太子と結婚してる。腹違いの兄妹だ。その末が、淡雪i」
そして、佐保姫残雪の方は、新たな皇帝の嫌がらせで、A国に人質に出されたのだ。
彼女はA国の高官であった男を連れて帰国し、子供を産む。
それが孔雀に続くわけだ。
「・・・・あの因業娘」
自分は一番引き入れてしまってはいけない者を宮廷に、皇帝の懐に引き入れたことになる。
梟は、いやそんなに過激なものではないと首を振った。
「ヘルメスという特異な性質のおかげで、別に積極的に孔雀が国体をどうにかしようなんて考えているわけではないでしょう。ただ、そういう事もあるかもしれないという可能性を頭のどこかに置いておれば、そうする必要がある場合にそう出来る可能性がある、という話」
同じじゃないか、と|白鷹は吐き捨てた。
緩やかな変化。でもそれは、破滅?
そうではない。
そう疑問を持ち、肯定出来てしまえば、人はやれぬと思うことを、やれる。
「・・・淡雪を、殺したのは姉上ですか」
彼は梟にとっても友人であった。
「・・・そうよ。呆れたことだわ。皇女と夫婦ごっこだなんて。皇女がテロリストの片棒を担いだことになるのよ」
「そんな事。王族が殺し合うのなんて常だ。放っておけばいいのに」
ああ、と梟もため息をついた。
家令のなんと因業な事。
「ヘルメスというのは幸運と伝令の使者であり、商業、万物流転の神。それから盗賊でもあるそうですね。冥界と地上と天界を行ったり来たりするトリックスターだ。
・・・あの末の妹にぴったりじゃないですか」
梟が封書を取り出した。
青漆色の皇帝の親書。
これを見るのは二回目だ。
「・・・翡翠がなんだって?」
「総家令の即時解放命令です。従わない場合は、拘束の後、訴追されます」
「馬鹿馬鹿しい。家令がまともな裁判になるもんですか」
「だからですよ」
皇帝の意思は、戦場でも、宮廷でもなく、衆目に晒され惨めに死ねと言うことだ。
人肉を屠るダキニの最後の面白い見せ物だろう。
翡翠の意図がありありと見て取れた。
潔癖なまでに、病質的なまでに。
けれど訪れた人間は、離宮として何かが違うという違和感を抱く。
はて、それが何であるか言語化出来ない程にただ整然としているのだ。
梟は、昔、孔雀が「病院みたい」と呟いたのを思い出す。
離宮にしては、寛ぐ雰囲気が少ないのだ。
どこかいつも張り詰めた雰囲気がするのは、白鷹のせいなのだと思っていたが違う、いつも神経を張り巡らせていたのは、亡き女皇帝であったのだ。
|白鷹は、離宮に携わっている人員には殊の外厳しく、庭に、通路に、枯葉の一枚、小石の一粒でも落ちていたら烈火の如く怒り出すと皆震え上がっているし、非難の的だよ、と|孔雀にぼやいたものだ。
末の妹弟子がまだ見習い家令程であった時に、手を繋いでこの廊下を歩いている時、目が見えないからよ、と唇だけでそう伝えて来た時にはっとしたものだ。
琥珀が離宮に居を移した時、自分の愛するものだけ、好きなものだけを持って行ったと非難されたが、それは大急ぎでほぼ捨て去るように持てるものだけ持って行ったとも言えた。
身の回りの物をコンパクトにし、急いでいたのは守るためで、それは女皇帝の視力が落ちていたからか、と梟は合点が行った。
しかし、華奢であるがあの毅然とした、いつでも飛びかかる準備は出来ている大型のネコ科のような女皇帝は、そんな素振りを見せたことなどなかった。
離宮の中を好きなように歩き回っていたではないか。
信じ難く困惑していると、孔雀は、壁にある凝った彫刻の溝を指で辿り始めた。
上から、こっちがお庭、こっちが白鷹お姉様の部屋。そう言って。
この溝を辿ると、確かに目を瞑っていても離宮のあちこちに辿り着ける。
ああ、だから、姉弟子は彼女の歩くであろう道に、何か落ちているのを嫌ったのか。
病気であるのかと訝ったが多分、琥珀は若い頃に従軍し、大怪我をした事があったのだ。その後遺症では、と思う。
大戦の折、家令どころか王族まで戦死した時代だ。
自分達の兄弟子姉弟子、つまり親も戦死した。
総家令を辞してから何度も訪れていた極北の地は、自らも少年の日に果たしてここに居たのかと信じがたい程の荒野であった。
女官が|梟の来訪を白鷹に伝えた。
中庭の一角で、姉弟子が椅子にかけていた。
寛いでいる、という様子ではなく、苛々としている様子だった。
「・・・白鷹姉上」
姉弟子に礼を尽くすと、彼女は頷いた。
来るのはわかっていたのだろう。
座りなさい、と椅子を勧めた。
長い時間立っていると、弟弟子が少年の頃に戦場で受けた脚の傷が痛むのを知っているからだ。
梟は姉弟子の向かいの椅子にかけると、ふと顔をあげた。
風に乗って、芳香を感じる。
この庭はいつも良い香りがする。
妹弟子が亡き女皇帝の為に季節事に香りのする樹木ばかり植えた一角があるからだ。
香りの庭と言って、琥珀は喜んだそうだ。
特に、春を待ちかねて香るこの瑞々しく小さな可愛らしい花姿を愛したらしい。
「・・・良い香りですね」
「沈丁花よ。孔雀が植えたのよ」
まあ聞いたことはあるような気はするが、植物には大して興味が無い梟が適当に頷いた。
「ああ・・・思い出してならないわ」
白鷹が苛立っている原因はこれだ。
この庭で、この香りで、どうしても妹弟子に自分がした所業を思い出す。
彼女はつまり罪悪感に苛まれているのだ。
「・・・姉上、孔雀を大神官にというのは?」
鷂が連絡を寄越したのだ。
あのババア、孔雀の存在を殺す気よ、と。
大神官は外界との接触を禁じられて視力を奪われて神殿の奥の院でほぼ一生を神に仕えて過ごす。
今まで、その任に耐えたのは、王族で数人、家令では遠い昔に一人だけ。
「その命令は|翡翠様が破棄したはずですが」
真鶴に恐喝されて、翡翠が逆に強請り返した時に取り付けたものだ。
確かに、孔雀は一度大神官候補になってはいるが、総家令を賜った際に反故にされているはずだ。
「あれはただの延期よ、取り消しになんかならない」
「・・・・姉上。陛下がならぬとされた事です」
孔雀を神殿に閉じ込めたのを後悔している様子なのに、なぜそこまで拘るのか。
「戴勝お姉様も、閉じ込めとけと言ったのよ。そもそも龍現が二人。孔雀はどちらにも乗らないと言ったわ。なんて頑固な子でしょう。・・・我々の命運を潰す気よ」
万が一を考えなさい、我々家令の命運がかかっている。
翡翠から天河と真鶴、どちらに乗り換えるの。
そう聞いたが、あの妹弟子はそんな必要ないと言ったのだ。
だから、あの地獄の底のような場所に閉じ込めた。
幼い日、腹を食い破られるような目に遭わせたのに。
「しばらくして考えを変えるなら出してやるわ。・・・でも、きっと変えないから、あの子は大神官にする」
白鷹は深くため息をつき、唐突に弟弟子を睨みつけた。
「・・・・お前までがヘルメスだったなんて」
宮廷を国体を揺るがす思想。
女皇帝と自分が恐れ、ヘルメス狩りは一時、苛烈を極めた。
琥珀からの命令を受け、その陣頭指揮を執ったのは、この梟だ。
「お前はあの時なんのつもりでいたんだい。・・・お前が、真珠や大鷲に吹き込んだの・・・?」
だとしたらなんと恐ろしいことを、と老女家令の目が憎しみよりも恐れで揺れていた。
梟は首を振った。
「そもそもヘルメスは意思体のようなもの。自分がそうであると思えばそうであり、そうでない時はそうではない。輪郭を曖昧にする思想。自分がそうかどうかはわからない。発症したり、しなかったり。気がつくとキャリアになっていたりする。タチの悪いウィルスのようなもので、だから厄介。でもその毒は、曖昧な夢のように人々の中に間違いなく広まっていくんです」
白鷹がなんだいそれは、と呆れたように天を仰いだ。
「・・・そんないい加減な流言飛語のようなもので・・・・。|孔雀じゃないんだよ。大昔は、変な流行り歌が流行るとクーデターが起こったりしたんですって、なんて言ってたけど・・・」
言いながら、白鷹がはっとしたような顔をして梟を見た。
「・・・あの子も・・・・?」
「まあ、恐らく」
白鷹が顔を覆った。
「・・・・・・あぁ、あの絵描き。そうだ、あいつとあの子の家は古くは続いてたはずだ・・・・」
大昔、棕櫚家から、蛍石女皇帝と総家令の五位鷺の間の太子の乳母になった女がいた。
そして彼女は総家令の妻でもあった。
「お前も五位鷺お兄様の日記を読んだろ?・・・異常な話だよ。あいつら三人で結婚してたんだよ」
そして、蛍石女皇帝と五位鷺はA国で凶弾に倒れ暗殺され、その後、その二人の間の子は、皇籍を離れて国外に出た。
蛍石女皇帝と正室との皇女が皇帝の地位に就き、存在を疎まれたからだ。
「問題なのはここから。・・・・棕梠家の乳母の女。確か、残雪・・・佐保姫残雪と言ったっけね。残雪と五位鷺の娘が、その廃太子と結婚してる。腹違いの兄妹だ。その末が、淡雪i」
そして、佐保姫残雪の方は、新たな皇帝の嫌がらせで、A国に人質に出されたのだ。
彼女はA国の高官であった男を連れて帰国し、子供を産む。
それが孔雀に続くわけだ。
「・・・・あの因業娘」
自分は一番引き入れてしまってはいけない者を宮廷に、皇帝の懐に引き入れたことになる。
梟は、いやそんなに過激なものではないと首を振った。
「ヘルメスという特異な性質のおかげで、別に積極的に孔雀が国体をどうにかしようなんて考えているわけではないでしょう。ただ、そういう事もあるかもしれないという可能性を頭のどこかに置いておれば、そうする必要がある場合にそう出来る可能性がある、という話」
同じじゃないか、と|白鷹は吐き捨てた。
緩やかな変化。でもそれは、破滅?
そうではない。
そう疑問を持ち、肯定出来てしまえば、人はやれぬと思うことを、やれる。
「・・・淡雪を、殺したのは姉上ですか」
彼は梟にとっても友人であった。
「・・・そうよ。呆れたことだわ。皇女と夫婦ごっこだなんて。皇女がテロリストの片棒を担いだことになるのよ」
「そんな事。王族が殺し合うのなんて常だ。放っておけばいいのに」
ああ、と梟もため息をついた。
家令のなんと因業な事。
「ヘルメスというのは幸運と伝令の使者であり、商業、万物流転の神。それから盗賊でもあるそうですね。冥界と地上と天界を行ったり来たりするトリックスターだ。
・・・あの末の妹にぴったりじゃないですか」
梟が封書を取り出した。
青漆色の皇帝の親書。
これを見るのは二回目だ。
「・・・翡翠がなんだって?」
「総家令の即時解放命令です。従わない場合は、拘束の後、訴追されます」
「馬鹿馬鹿しい。家令がまともな裁判になるもんですか」
「だからですよ」
皇帝の意思は、戦場でも、宮廷でもなく、衆目に晒され惨めに死ねと言うことだ。
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翡翠の意図がありありと見て取れた。
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