21 / 235
一週間の重み。
しおりを挟む
列に並んで一体どれ位の時間が経ったのだろう。一歩また一歩とその動きは遅いが、着実に個室の入り口が近付いている。それと同時に、ヤツは確実に出口へと近付いていた。
後方で並んでいた人達の一人が、手で口を抑えて涙目になりながら駆け出した。その奇怪な行動も、ここに並ぶ人達なら瞬時に理解出来ただろう。そして、他人事ではない。と、この場に居る誰もが気を引き締め直したに違いない。最早後戻りは出来ない。もし今、この場を離れたら私ではもうヤツを抑え込んではいられない。待ち受けるのは死(社会的な)だ。
残りは三人。油断は禁物。残りは二人。背筋をピンッと伸ばし、何処とは恥ずかしくて言えないが、ギュッと力を入れて無表情で一点を見つめる。残りは一人。更に力を入れる。この頃になると身体は微かに震え、額には脂汗がビッシリと浮き出ていた。そして私の番。
悟られぬ様に普段の動作で個室に入る。ドアを閉めた所から三倍速で動作をし、白磁の器に腰掛ける。この時、ワンピースである事が功を奏した。もし、着ていたのがズボンであったなら、降ろしている最中にヤツが解き放たれたに違いない。それだけギリギリだった。
我慢して我慢しきって訪れた開放感は、言葉では言い表せない程の至福のひと時を与えてくれた。フニャリと表情筋が緩みきっているのがその証拠だ。遠くから聞こえる歓声も、心地よく耳に届いている。一週間。溜まりに溜まったアレは、姿を見せては次々と重力に引かれて落ちる。身重の身体が軽くなってゆくのが感じられた。
「フゥ……」
私は全てを出しきった。悔いは無い。あろう筈が無い。そんな満足感に浸っているとドンドン。と扉を叩く音が聞こえた。恐らくは『早くしろ』。という事だろう。
「すみません。すぐに出ます」
立ち上がってパンツを引き上げる。そして、流水レバーに手を掛けた所で緩みきっていた表情が凍り付いた。
この時になって独特な香りが無い事に気付いた。眼下の器にはアルミニウムにも似た光沢を放ち、それがうず高く盛られている。恐らくは一週間分。どうやら予定日を過ぎてもボーナスタイムは継続していた様だった。
「どどど、どうしよう……」
ドンドン。と再びドアが叩かれる。切羽詰まった私に、切羽詰まった人達がまだかと催促をしているのだ。
「どうしよう。どうしたら……?」
ドンドンドン。三度叩かれた個室のドア。これがバレればあらぬ疑いが掛かる事は目に見えている。あの受付嬢の時の様に、今度は周囲から懐疑の視線を注がれる。そうなればもう街を出るしかない。
追い詰められた私は、視界の隅に映っていたある物に手を伸ばした。
「すみませんっ、お待たせしましたっ」
個室のドアを開けるなり、更に人数が増えていた列に声を掛けて走り出す。頃合いを見計らって速度を落とすと、待っていてくれたリリーカさんがヒョッコリと顔を出した。
「ああ、リリーカさん。ごめんね待たせて」
「どうされたのです? そんなに慌てて……あ。まさか、出ませんでしたの?」
「え。ううん、そんな事ないよ。ホラ、この通り」
全力を出し切った証であるキュッと引き締まったお腹をポンポンと叩く。
「ただちょっと用事を思い出しちゃって、これから行ってくるからもう少し待っててくれないかな」
「でしたら私もご一緒しますわ」
「あ、大丈夫大丈夫。すぐに戻ってくるから」
リリーカさんを置き去りにして私はとある場所へと駆け出した──
ラグビーを見た事があるだろうか? 今の私はその選手の様だと思えた。小脇に抱えた鉱物が周りに気付かれていないかと焦りながら、祭りで溢れかえっている人海を右へ左へと避けてゆく。そうしてやって来たのは換金ギルドの『ポーン』。店内はそこそこに混んでいたが、回転率が良いのかすぐに私の番となった。
「次の方ぁ」
前の人のものであろう書類を脇に置き、私へと視線を向けた受付嬢は、カウンター上に置かれた包みがわりの上着を見て表情をヒクつかせた。
「これの換金をお願いします」
「は、はい。分かりました。それでは品物を拝見致しま……す。こ、これはっ」
その中身を見て受付嬢が驚きの声を上げる。それを見た他の人達もざわめき始め、瞬く間に店内に広がっていった。
「し、少々お待ち下さいっ」
言って受付嬢は奥へと引っ込み、程なくして戻って来た彼女の後ろには、見覚えのある顔があった。確かこの店のマスターの確かザンダさん。
「これはこれは。先の件では大変ご迷惑をお掛けしました。本日のご用件は換金という事です、が……」
カウンター上に置かれたアルミニウムに似た光沢を放つ物を見て、ザンダさんの口元がヒクッとしたのを私は見逃さなかった。
「友人を待たせているので早くお願いします」
「え? ああ。兎に角ここでは何ですので、奥へどうぞ」
ザンダさんの後をついてゆき、私の後を受付嬢がついて来る。両手に持った例の鉱物が重いのか、多少足元がふらついている。大丈夫か?
案内された部屋は応接室と書かれていた。室内には、価値があるであろう調度品が置かれ、私のアレと同じ光沢を放つ壺などもあった。『アルカイック』に比べれば狭い感じがするが、商談をするのには問題の無い広さだ。
私の後をついて来ていた受付嬢は、応接セットのテーブルの上に鉱物を置いて退出してゆく。鉱物を乗せた際ギシリと聞こえたのは気の所為か。
「いやはや、中々の代物ですな」
そりゃそうだよ。何しろ一週間分なんだから。こんな事になるなんて私だって予想がつかなかったよ。
「アユザワ様はお忙しいと言う事ですので、早速鑑定させて頂きますね」
ザンダさんは立ち上がり、棚に置かれていたクッキングスケールを持ち出した。それをテーブルに置いて、その上に例のブツをよっこいせと置いてボタンを押す。青白い光が例のブツを包み込み、程なく消えるとジャコジャコとレシートが出て来た。見れば見る程不可解な機械だな。
「こちらが鑑定額となります」
渡されたレシートを見る。そこには驚くべき値段が記載されていた。
「じ、十二万?!」
その金額は金鉱よりも四万高い。たかが銀鉱なのに……
「ええ、これだけ良質で量のある銀も珍しいですからね。彫金師や鍛治師などが高く買ってくれるのです」
彫金師はシルバーアクセサリに。鍛治師は鎧の材料として使われるのだという。
「ところで、アユザワ様はギルドカードをお持ちでは無いのですか?」
ギルドカード。身分証明を兼ねた預金通帳だっけ?
「ええ、取り敢えずは後回しにしているけど……」
他の街に行かない以上は使う機会がほぼ無いし、お金も散歩がてら金融ギルドへと行けばいいと思っているので、特に必要とは思ってない。
「これを機にお作りなられては?」
「カードをですか?」
「はい」
「うーん、でも……時間かかりますよね?」
広場近くでリリーカさんが待っている筈だ。あまり時間は掛けていられない。
「いえ、そんな事はありません。登録だけならほんの数分で済みます」
「うーん。じゃあお願いしようかな……」
「分かりました。それではご用意致します」
言ってザンダさんは席を立ち、カードを取りに行った。数分で済むならまあ良いか。
フーッ。フーッ。荒い呼吸を繰り返し、顔から十センチ程離れた場所に聳え立つ右人差し指と、それに添えられた鋭利な刃物を凝視する。多分、今の私の目は顔の中心に向かって寄っていると思う。血液から情報を読み取ればそりゃあ数分で済むわな。
「あ、アユザワ様。肩の力を抜いて……」
「黙って! ……黙ってて下さい」
はい。と言って口を噤むザンダさん。そうは言ってもね。裁縫中とかの不意な出来事では無く自らの意思でって事になると、結構な覚悟になるんだよ。
静かな室内で再び息衝く荒い吐息。瞬きもせずに凝視していた所為で目が乾き、一旦目を閉じて開けると、眼前の鋭利な刃物は指にさっくりと刺さっていた。
「の、のぉぉっ!」
指から溢れる思いがけない量の赤い液体。それがテーブル上に置かれた名刺サイズのカードにボタボタと落ちると、カード自体が青白い光を放ってすぐに消えた。
「お、落ち着いて下さいアユザワ様っ。傷口を見せて下さいっ」
オホホっ。血よっ、血だわっ。と、内心でパニクっている私の手を取ったザンダさんは、ポケットから取り出した試験管の液体を傷口に掛けた。すると、赤い液体を溢れさせていた一筋の傷が見る間に塞がり、元通りの人差し指に戻っていた。
「あれ、傷が……」
「ポーションの効果です。切り傷等の軽傷なら掛けるだけで治ります」
飲めば体力も回復するのだという。元の世界なら暫くはズキズキと痛みが残る所だが、それすらも残らないとはファンタジー様様だな。
「すみません取り乱しました」
「と、兎に角これで登録は完了しました。アユザワ様、カードを手に取ってみて下さい」
言われた通り、赤い液体に塗れたカードを手に取ると、内枠の白い部分に私の顔写真が映し出された。まるで学生証みたいだ。
「これで入金も出来るのですか?」
私の問いにザンダさんは首を横に振る。
「いえ、カードに口座の情報を登録しなければなりません。その為には一度金融ギルドへと足を運んで頂く必要があります」
なんだ。即使えるのかと思っていたら、結局は行かなきゃならないのか。
後方で並んでいた人達の一人が、手で口を抑えて涙目になりながら駆け出した。その奇怪な行動も、ここに並ぶ人達なら瞬時に理解出来ただろう。そして、他人事ではない。と、この場に居る誰もが気を引き締め直したに違いない。最早後戻りは出来ない。もし今、この場を離れたら私ではもうヤツを抑え込んではいられない。待ち受けるのは死(社会的な)だ。
残りは三人。油断は禁物。残りは二人。背筋をピンッと伸ばし、何処とは恥ずかしくて言えないが、ギュッと力を入れて無表情で一点を見つめる。残りは一人。更に力を入れる。この頃になると身体は微かに震え、額には脂汗がビッシリと浮き出ていた。そして私の番。
悟られぬ様に普段の動作で個室に入る。ドアを閉めた所から三倍速で動作をし、白磁の器に腰掛ける。この時、ワンピースである事が功を奏した。もし、着ていたのがズボンであったなら、降ろしている最中にヤツが解き放たれたに違いない。それだけギリギリだった。
我慢して我慢しきって訪れた開放感は、言葉では言い表せない程の至福のひと時を与えてくれた。フニャリと表情筋が緩みきっているのがその証拠だ。遠くから聞こえる歓声も、心地よく耳に届いている。一週間。溜まりに溜まったアレは、姿を見せては次々と重力に引かれて落ちる。身重の身体が軽くなってゆくのが感じられた。
「フゥ……」
私は全てを出しきった。悔いは無い。あろう筈が無い。そんな満足感に浸っているとドンドン。と扉を叩く音が聞こえた。恐らくは『早くしろ』。という事だろう。
「すみません。すぐに出ます」
立ち上がってパンツを引き上げる。そして、流水レバーに手を掛けた所で緩みきっていた表情が凍り付いた。
この時になって独特な香りが無い事に気付いた。眼下の器にはアルミニウムにも似た光沢を放ち、それがうず高く盛られている。恐らくは一週間分。どうやら予定日を過ぎてもボーナスタイムは継続していた様だった。
「どどど、どうしよう……」
ドンドン。と再びドアが叩かれる。切羽詰まった私に、切羽詰まった人達がまだかと催促をしているのだ。
「どうしよう。どうしたら……?」
ドンドンドン。三度叩かれた個室のドア。これがバレればあらぬ疑いが掛かる事は目に見えている。あの受付嬢の時の様に、今度は周囲から懐疑の視線を注がれる。そうなればもう街を出るしかない。
追い詰められた私は、視界の隅に映っていたある物に手を伸ばした。
「すみませんっ、お待たせしましたっ」
個室のドアを開けるなり、更に人数が増えていた列に声を掛けて走り出す。頃合いを見計らって速度を落とすと、待っていてくれたリリーカさんがヒョッコリと顔を出した。
「ああ、リリーカさん。ごめんね待たせて」
「どうされたのです? そんなに慌てて……あ。まさか、出ませんでしたの?」
「え。ううん、そんな事ないよ。ホラ、この通り」
全力を出し切った証であるキュッと引き締まったお腹をポンポンと叩く。
「ただちょっと用事を思い出しちゃって、これから行ってくるからもう少し待っててくれないかな」
「でしたら私もご一緒しますわ」
「あ、大丈夫大丈夫。すぐに戻ってくるから」
リリーカさんを置き去りにして私はとある場所へと駆け出した──
ラグビーを見た事があるだろうか? 今の私はその選手の様だと思えた。小脇に抱えた鉱物が周りに気付かれていないかと焦りながら、祭りで溢れかえっている人海を右へ左へと避けてゆく。そうしてやって来たのは換金ギルドの『ポーン』。店内はそこそこに混んでいたが、回転率が良いのかすぐに私の番となった。
「次の方ぁ」
前の人のものであろう書類を脇に置き、私へと視線を向けた受付嬢は、カウンター上に置かれた包みがわりの上着を見て表情をヒクつかせた。
「これの換金をお願いします」
「は、はい。分かりました。それでは品物を拝見致しま……す。こ、これはっ」
その中身を見て受付嬢が驚きの声を上げる。それを見た他の人達もざわめき始め、瞬く間に店内に広がっていった。
「し、少々お待ち下さいっ」
言って受付嬢は奥へと引っ込み、程なくして戻って来た彼女の後ろには、見覚えのある顔があった。確かこの店のマスターの確かザンダさん。
「これはこれは。先の件では大変ご迷惑をお掛けしました。本日のご用件は換金という事です、が……」
カウンター上に置かれたアルミニウムに似た光沢を放つ物を見て、ザンダさんの口元がヒクッとしたのを私は見逃さなかった。
「友人を待たせているので早くお願いします」
「え? ああ。兎に角ここでは何ですので、奥へどうぞ」
ザンダさんの後をついてゆき、私の後を受付嬢がついて来る。両手に持った例の鉱物が重いのか、多少足元がふらついている。大丈夫か?
案内された部屋は応接室と書かれていた。室内には、価値があるであろう調度品が置かれ、私のアレと同じ光沢を放つ壺などもあった。『アルカイック』に比べれば狭い感じがするが、商談をするのには問題の無い広さだ。
私の後をついて来ていた受付嬢は、応接セットのテーブルの上に鉱物を置いて退出してゆく。鉱物を乗せた際ギシリと聞こえたのは気の所為か。
「いやはや、中々の代物ですな」
そりゃそうだよ。何しろ一週間分なんだから。こんな事になるなんて私だって予想がつかなかったよ。
「アユザワ様はお忙しいと言う事ですので、早速鑑定させて頂きますね」
ザンダさんは立ち上がり、棚に置かれていたクッキングスケールを持ち出した。それをテーブルに置いて、その上に例のブツをよっこいせと置いてボタンを押す。青白い光が例のブツを包み込み、程なく消えるとジャコジャコとレシートが出て来た。見れば見る程不可解な機械だな。
「こちらが鑑定額となります」
渡されたレシートを見る。そこには驚くべき値段が記載されていた。
「じ、十二万?!」
その金額は金鉱よりも四万高い。たかが銀鉱なのに……
「ええ、これだけ良質で量のある銀も珍しいですからね。彫金師や鍛治師などが高く買ってくれるのです」
彫金師はシルバーアクセサリに。鍛治師は鎧の材料として使われるのだという。
「ところで、アユザワ様はギルドカードをお持ちでは無いのですか?」
ギルドカード。身分証明を兼ねた預金通帳だっけ?
「ええ、取り敢えずは後回しにしているけど……」
他の街に行かない以上は使う機会がほぼ無いし、お金も散歩がてら金融ギルドへと行けばいいと思っているので、特に必要とは思ってない。
「これを機にお作りなられては?」
「カードをですか?」
「はい」
「うーん、でも……時間かかりますよね?」
広場近くでリリーカさんが待っている筈だ。あまり時間は掛けていられない。
「いえ、そんな事はありません。登録だけならほんの数分で済みます」
「うーん。じゃあお願いしようかな……」
「分かりました。それではご用意致します」
言ってザンダさんは席を立ち、カードを取りに行った。数分で済むならまあ良いか。
フーッ。フーッ。荒い呼吸を繰り返し、顔から十センチ程離れた場所に聳え立つ右人差し指と、それに添えられた鋭利な刃物を凝視する。多分、今の私の目は顔の中心に向かって寄っていると思う。血液から情報を読み取ればそりゃあ数分で済むわな。
「あ、アユザワ様。肩の力を抜いて……」
「黙って! ……黙ってて下さい」
はい。と言って口を噤むザンダさん。そうは言ってもね。裁縫中とかの不意な出来事では無く自らの意思でって事になると、結構な覚悟になるんだよ。
静かな室内で再び息衝く荒い吐息。瞬きもせずに凝視していた所為で目が乾き、一旦目を閉じて開けると、眼前の鋭利な刃物は指にさっくりと刺さっていた。
「の、のぉぉっ!」
指から溢れる思いがけない量の赤い液体。それがテーブル上に置かれた名刺サイズのカードにボタボタと落ちると、カード自体が青白い光を放ってすぐに消えた。
「お、落ち着いて下さいアユザワ様っ。傷口を見せて下さいっ」
オホホっ。血よっ、血だわっ。と、内心でパニクっている私の手を取ったザンダさんは、ポケットから取り出した試験管の液体を傷口に掛けた。すると、赤い液体を溢れさせていた一筋の傷が見る間に塞がり、元通りの人差し指に戻っていた。
「あれ、傷が……」
「ポーションの効果です。切り傷等の軽傷なら掛けるだけで治ります」
飲めば体力も回復するのだという。元の世界なら暫くはズキズキと痛みが残る所だが、それすらも残らないとはファンタジー様様だな。
「すみません取り乱しました」
「と、兎に角これで登録は完了しました。アユザワ様、カードを手に取ってみて下さい」
言われた通り、赤い液体に塗れたカードを手に取ると、内枠の白い部分に私の顔写真が映し出された。まるで学生証みたいだ。
「これで入金も出来るのですか?」
私の問いにザンダさんは首を横に振る。
「いえ、カードに口座の情報を登録しなければなりません。その為には一度金融ギルドへと足を運んで頂く必要があります」
なんだ。即使えるのかと思っていたら、結局は行かなきゃならないのか。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
3歳で捨てられた件
玲羅
恋愛
前世の記憶を持つ者が1000人に1人は居る時代。
それゆえに変わった子供扱いをされ、疎まれて捨てられた少女、キャプシーヌ。拾ったのは宰相を務めるフェルナー侯爵。
キャプシーヌの運命が再度変わったのは貴族学院入学後だった。
【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。
能力値カンストで異世界転生したので…のんびり生きちゃダメですか?
火産霊神
ファンタジー
私の異世界転生、思ってたのとちょっと違う…?
24歳OLの立花由芽は、ある日異世界転生し「ユメ」という名前の16歳の魔女として生きることに。その世界は魔王の脅威に怯え…ているわけでもなく、レベルアップは…能力値がカンストしているのでする必要もなく、能力を持て余した彼女はスローライフをおくることに。そう決めた矢先から何やらイベントが発生し…!?
【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】
佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。
新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。
「せめて回復魔法とかが良かった……」
戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。
「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」
家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。
「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」
そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。
絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。
これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ヒロインですが、舞台にも上がれなかったので田舎暮らしをします
未羊
ファンタジー
レイチェル・ウィルソンは公爵令嬢
十二歳の時に王都にある魔法学園の入学試験を受けたものの、なんと不合格になってしまう
好きなヒロインとの交流を進める恋愛ゲームのヒロインの一人なのに、なんとその舞台に上がれることもできずに退場となってしまったのだ
傷つきはしたものの、公爵の治める領地へと移り住むことになったことをきっかけに、レイチェルは前世の夢を叶えることを計画する
今日もレイチェルは、公爵領の片隅で畑を耕したり、お店をしたりと気ままに暮らすのだった
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる