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戦慄の紅玉。
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何をどう言い繕うとも、ウソを見抜く魔道具の前では無駄である事を悟ったのだろう。ローザは椅子に凭れ掛かり、腕は力なく垂れていた。そして、逃げ出そう。そう思ったに違いない。そうでなければ開け放れたままのドアの方は見ないだろう。そこで合ってしまった。室内を覗き見ていた私の視線とローザの視線が。
「ひっ!」
ローザは小さく悲鳴を上げ、椅子ごと床に横倒しになる。そして痛みを気にもせずにそのまま部屋の角へと下がって行った。それを見たウォルハイマーさんが眉を顰める。
「どうされましたローザさん」
「ひ……う、ウソ。ウソよ……」
小さく首を横に振り、それ以上下がれないにもかかわらず、その足は床を蹴っていた。
「久し振り……と言っても会ったのは昨日かな?」
「そ、そんな……そんな筈は……」
一歩近付く度に狼狽えが増すローザ。殺した筈の人間がこうして五体満足で現れれば誰しもこうなる。それを絵に書いた様な狼狽えぶりだった。
「マリーさんを殺した罪。しっかりと償って貰いますよ」
勿論、私を殺した分も含めてね。
「ばっ! バケ……モ……ノ」
ローザは口から泡を吹き白目を剥いて気を失った。バケモノ、か。不老不死の私はもう、人では無いのかもしれない。
「困りますよアユザワさん。姿を見せないって約束したではありませんか」
「すみません。どうしてもひと泡吹かせたくて」
「だからといって本当に泡を吹かせる事も無いでしょう? それにしてもあの狼狽え様。一体何があったというのですか?」
「わ、私が牢から抜け出した事に驚いたんじゃないですか?」
そうですか。とウォルハイマーさんは納得した様子だったが、要らぬ懸念を植え付けてしまったかもしれない。衛兵さん達に運ばれてゆくローザを眺め、彼女の行く末をウォルハイマーさんに尋ねる。
「彼女はこれからどうなるのですか?」
「祭りが終わるまでは勾留処分ですね。その後に裁判を行い刑が執行されます。最低でも彼女は拉致、監禁、拷問、殺人を行っていますので、極刑は免れないでしょう」
「そうですか……」
終わった。そう安堵した時、身体の力がフッと抜ける。視界に映る景色がゆっくりと傾き、傾いたままで止まった。
「大丈夫ですか?」
直ぐ側で聞こえるウォルハイマーさんの声。抱かれた肩に、私が倒れ掛かっていたのだと知った。
「え、ええ。何とか」
「張り詰めていた気が緩んだのでしょう。今日は戻ってもうお休みになられた方がいい。もし良ければ馬車でお送り致します」
「い、いえ。大丈夫です。何とか戻れますので」
祭りで賑わう街中を馬車なんか使ったら余計に目立ってしまう。
「そうですか。もし、何か心配事があるならば、遠慮なく訪ねて下さい。出来得る限りの助力をしますよ」
「有難う御座います」
今出せる精一杯の笑顔で礼を言い、警備隊本部を後にした。
祭りの波に呑まれ、欲情の囁きを振り解いてようやく戻ってこれたアパート。その頃には気力が僅かしか残っていなかった。普段は軽快に登れる階段も、手すりに掴まって一段一段身体を持ち上げる。もう一踏ん張り。と、部屋へ向かって歩き出す。その部屋の前には一人の少女が居た。
ドアに背中を凭れ俯く一人の美少女。やや茶色掛かった黒髪は絹の様な光沢を放ち、そよ風にサラサラと運ばれる。顔に掛かった髪を鬱陶しそうに耳へと掛ける仕草に、グッと来る人も多いだろう。
「あ。お帰りなさいませ、お姉様」
向日葵のような笑顔で首を僅かに傾げるリリーカさん。その笑顔は精神的にも参っている私の心に染み入るよう。
「約束あったのにすっぽかしてゴメンね」
リリーカさんはフルフルと首を振る。
「それはどうでも良いですわ。そんな事よりも、一体何があったのですか? お顔色が優れませんし、お髪もボサボサ。……少しお窶れになりました?」
驚いた。何が驚いたかって、ストーカー並みの観察眼に。それはさておき、この子はこの子で本気で心配をしてくれていたらしい。
「心配してくれて有難う。ちょっと事件に巻き込まれちゃって──」
「事件ですって!? 何処の誰にやられたのですか?! 私、今からそのお方をしばき倒して懲らしめてやりますわっ!」
「いやいやいやっ、もう解決したからっ、大丈夫だからっ!」
杖を構えて何処かへ行こうとするリリーカさんの肩を掴んでそれを阻止する。オジサマといいリリーカさんといい、血の気が多いなこの家はっ!
「本当に……? 本当に大丈夫ですの?」
「うん、大丈夫だよ」
ホラこの通り。と、ポーズを取る。
「そうですか。安心しましたわ。では、今日は戻りますわね」
「え、コレからでも間に合うでしょ?」
お昼はだいぶ過ぎてしまったが、陽が落ちるまでまだあるし、仲睦まじい場面を見せ付けておかなければフォワールに疑念を抱かせる事になる。
「『そんな状態』ではお姉様の身が持ちませんわよ」
「え……」
「明日朝、お迎えに上がりますわ。お姉様」
リリーカさんはニコリ。と微笑み、去って行った。
「そんな状態、か。敵わないなぁ……」
その背を見送りながら呟く。リリーカさんは初めから分かっていた。今の私が立っているのがやっとの状態だ、という事。そして、心に余裕が無い事に。
ドアを開けて室内に入る。目に映る光景は、たった半日しか経ってはいないのに、もう何年も帰って来ていない様な錯覚に見舞われた。
鉛の様に感じる足を引き摺りながら室内を進む。目に映るのは整えられたベッドのみ。それ以外は全く視界に入らなかった。そして、ベッドに倒れ込む様にダイブした所で意識が途絶えた。
──意識が回復する。目を開ければ室内は既に真っ暗。空にも星が浮かんでいる。時計が無いから正確な時間が分からないが、通りを流れる人の波からしてそう遅くも無い様だった。
「ハァ……」
大きくため息を吐く。同時に、お腹の中から異なる種類の要求が二つ届いた。
「そういえば、今日は予定日……」
個室に入り、出すモン出してオジサマのお店に行く。瞬時にプランを練って、全快には程遠く、しかし行動にするには問題無いくらいには回復をした身体で立ち上がる。
個室のドアを開け、良く手入れが成された白磁の器に腰掛ける。器から伝わるヒンヤリとした感触に中枢神経が刺激されたのだろう。即座にソレが姿を見せ始める。
にゅるり。独特の香りは漂わない。ゴトン。重そうな音が白磁の器を振動させて伝わった。
「ふぅ。さて、と」
もう一つの要求を満たす為に腰を上げる。産み落としたモノを回収する為に振り返り、そして凍り付いた。
「な、何よコレ……」
器に盛られていたのはいつもの鉱物とは違っていた。いつもは銀の光沢を放つ銀の鉱物。或いは黄金色に輝く金の鉱物だ。しかし今回、産まれ落ちてきたモノはその何れにも当て嵌まらない。その色とは『赤』。血の様に赤い鉱物。心なしか透き通って見える鉱物だった。
「コレってまさか宝石っ?!」
赤い宝石。ルビーの姿が頭に浮かぶ。しかも原石では無い綺麗にブリリアントカットされたルビーだ。
「な、何でこんなモノが……?」
今日はただの金地日。つまりは金曜日。月初めでも何でも無い普通の日。こんなモノが出てくる筈が無い。何か原因が……
考えを巡らせ始めてすぐに、ある光景が頭に浮かんだ。
「まさか……まさか、まさかまさかまさかっ!」
鬼の様な形相で髪を振り乱し、赤く彩られた刃を振り下ろす姿はまさに山姥。最初のひと突きで十分に致命傷だったにも関わらず、彼女は執拗に刃を振り下ろした。
刺されて初めて知った。心臓を貫かれたとしてもすぐには死ねない。ほんの少しの間だけ意識は残り、僅かながら身体も動く。だから事を行う方は、完全に動かなくなるまでその行為を繰り返す。
滅多刺し。報道等で良く耳にするこの単語は、そういう訳だったのかと理解した。不老不死ならではの貴重な体験。そして、もう二度と同じ目には遭いたくない体験。
その所為で体内に流れ出た液体が混ざり合い、コレが産まれたのだとしたら……
「コレは、コレだけは知られてはいけない……」
知られれば絶対に試す。そして、確定したならば毎週ソレが行われる。老いる事も無く、死す事も無い。永遠に金を産み続けるガチョウ。それが今の私。
その結論に至った瞬間。耐え難い恐怖に襲われた。震える手で個室のドアを開け、覚束ない足取りでベッドに潜り込む。一際大きい祭りの喧騒に身体が鋭敏に反応し、開けたままの窓を閉め、鍵を掛けて部屋の隅で毛布を頭から被り震える事しか出来なかった。
「ひっ!」
ローザは小さく悲鳴を上げ、椅子ごと床に横倒しになる。そして痛みを気にもせずにそのまま部屋の角へと下がって行った。それを見たウォルハイマーさんが眉を顰める。
「どうされましたローザさん」
「ひ……う、ウソ。ウソよ……」
小さく首を横に振り、それ以上下がれないにもかかわらず、その足は床を蹴っていた。
「久し振り……と言っても会ったのは昨日かな?」
「そ、そんな……そんな筈は……」
一歩近付く度に狼狽えが増すローザ。殺した筈の人間がこうして五体満足で現れれば誰しもこうなる。それを絵に書いた様な狼狽えぶりだった。
「マリーさんを殺した罪。しっかりと償って貰いますよ」
勿論、私を殺した分も含めてね。
「ばっ! バケ……モ……ノ」
ローザは口から泡を吹き白目を剥いて気を失った。バケモノ、か。不老不死の私はもう、人では無いのかもしれない。
「困りますよアユザワさん。姿を見せないって約束したではありませんか」
「すみません。どうしてもひと泡吹かせたくて」
「だからといって本当に泡を吹かせる事も無いでしょう? それにしてもあの狼狽え様。一体何があったというのですか?」
「わ、私が牢から抜け出した事に驚いたんじゃないですか?」
そうですか。とウォルハイマーさんは納得した様子だったが、要らぬ懸念を植え付けてしまったかもしれない。衛兵さん達に運ばれてゆくローザを眺め、彼女の行く末をウォルハイマーさんに尋ねる。
「彼女はこれからどうなるのですか?」
「祭りが終わるまでは勾留処分ですね。その後に裁判を行い刑が執行されます。最低でも彼女は拉致、監禁、拷問、殺人を行っていますので、極刑は免れないでしょう」
「そうですか……」
終わった。そう安堵した時、身体の力がフッと抜ける。視界に映る景色がゆっくりと傾き、傾いたままで止まった。
「大丈夫ですか?」
直ぐ側で聞こえるウォルハイマーさんの声。抱かれた肩に、私が倒れ掛かっていたのだと知った。
「え、ええ。何とか」
「張り詰めていた気が緩んだのでしょう。今日は戻ってもうお休みになられた方がいい。もし良ければ馬車でお送り致します」
「い、いえ。大丈夫です。何とか戻れますので」
祭りで賑わう街中を馬車なんか使ったら余計に目立ってしまう。
「そうですか。もし、何か心配事があるならば、遠慮なく訪ねて下さい。出来得る限りの助力をしますよ」
「有難う御座います」
今出せる精一杯の笑顔で礼を言い、警備隊本部を後にした。
祭りの波に呑まれ、欲情の囁きを振り解いてようやく戻ってこれたアパート。その頃には気力が僅かしか残っていなかった。普段は軽快に登れる階段も、手すりに掴まって一段一段身体を持ち上げる。もう一踏ん張り。と、部屋へ向かって歩き出す。その部屋の前には一人の少女が居た。
ドアに背中を凭れ俯く一人の美少女。やや茶色掛かった黒髪は絹の様な光沢を放ち、そよ風にサラサラと運ばれる。顔に掛かった髪を鬱陶しそうに耳へと掛ける仕草に、グッと来る人も多いだろう。
「あ。お帰りなさいませ、お姉様」
向日葵のような笑顔で首を僅かに傾げるリリーカさん。その笑顔は精神的にも参っている私の心に染み入るよう。
「約束あったのにすっぽかしてゴメンね」
リリーカさんはフルフルと首を振る。
「それはどうでも良いですわ。そんな事よりも、一体何があったのですか? お顔色が優れませんし、お髪もボサボサ。……少しお窶れになりました?」
驚いた。何が驚いたかって、ストーカー並みの観察眼に。それはさておき、この子はこの子で本気で心配をしてくれていたらしい。
「心配してくれて有難う。ちょっと事件に巻き込まれちゃって──」
「事件ですって!? 何処の誰にやられたのですか?! 私、今からそのお方をしばき倒して懲らしめてやりますわっ!」
「いやいやいやっ、もう解決したからっ、大丈夫だからっ!」
杖を構えて何処かへ行こうとするリリーカさんの肩を掴んでそれを阻止する。オジサマといいリリーカさんといい、血の気が多いなこの家はっ!
「本当に……? 本当に大丈夫ですの?」
「うん、大丈夫だよ」
ホラこの通り。と、ポーズを取る。
「そうですか。安心しましたわ。では、今日は戻りますわね」
「え、コレからでも間に合うでしょ?」
お昼はだいぶ過ぎてしまったが、陽が落ちるまでまだあるし、仲睦まじい場面を見せ付けておかなければフォワールに疑念を抱かせる事になる。
「『そんな状態』ではお姉様の身が持ちませんわよ」
「え……」
「明日朝、お迎えに上がりますわ。お姉様」
リリーカさんはニコリ。と微笑み、去って行った。
「そんな状態、か。敵わないなぁ……」
その背を見送りながら呟く。リリーカさんは初めから分かっていた。今の私が立っているのがやっとの状態だ、という事。そして、心に余裕が無い事に。
ドアを開けて室内に入る。目に映る光景は、たった半日しか経ってはいないのに、もう何年も帰って来ていない様な錯覚に見舞われた。
鉛の様に感じる足を引き摺りながら室内を進む。目に映るのは整えられたベッドのみ。それ以外は全く視界に入らなかった。そして、ベッドに倒れ込む様にダイブした所で意識が途絶えた。
──意識が回復する。目を開ければ室内は既に真っ暗。空にも星が浮かんでいる。時計が無いから正確な時間が分からないが、通りを流れる人の波からしてそう遅くも無い様だった。
「ハァ……」
大きくため息を吐く。同時に、お腹の中から異なる種類の要求が二つ届いた。
「そういえば、今日は予定日……」
個室に入り、出すモン出してオジサマのお店に行く。瞬時にプランを練って、全快には程遠く、しかし行動にするには問題無いくらいには回復をした身体で立ち上がる。
個室のドアを開け、良く手入れが成された白磁の器に腰掛ける。器から伝わるヒンヤリとした感触に中枢神経が刺激されたのだろう。即座にソレが姿を見せ始める。
にゅるり。独特の香りは漂わない。ゴトン。重そうな音が白磁の器を振動させて伝わった。
「ふぅ。さて、と」
もう一つの要求を満たす為に腰を上げる。産み落としたモノを回収する為に振り返り、そして凍り付いた。
「な、何よコレ……」
器に盛られていたのはいつもの鉱物とは違っていた。いつもは銀の光沢を放つ銀の鉱物。或いは黄金色に輝く金の鉱物だ。しかし今回、産まれ落ちてきたモノはその何れにも当て嵌まらない。その色とは『赤』。血の様に赤い鉱物。心なしか透き通って見える鉱物だった。
「コレってまさか宝石っ?!」
赤い宝石。ルビーの姿が頭に浮かぶ。しかも原石では無い綺麗にブリリアントカットされたルビーだ。
「な、何でこんなモノが……?」
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考えを巡らせ始めてすぐに、ある光景が頭に浮かんだ。
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鬼の様な形相で髪を振り乱し、赤く彩られた刃を振り下ろす姿はまさに山姥。最初のひと突きで十分に致命傷だったにも関わらず、彼女は執拗に刃を振り下ろした。
刺されて初めて知った。心臓を貫かれたとしてもすぐには死ねない。ほんの少しの間だけ意識は残り、僅かながら身体も動く。だから事を行う方は、完全に動かなくなるまでその行為を繰り返す。
滅多刺し。報道等で良く耳にするこの単語は、そういう訳だったのかと理解した。不老不死ならではの貴重な体験。そして、もう二度と同じ目には遭いたくない体験。
その所為で体内に流れ出た液体が混ざり合い、コレが産まれたのだとしたら……
「コレは、コレだけは知られてはいけない……」
知られれば絶対に試す。そして、確定したならば毎週ソレが行われる。老いる事も無く、死す事も無い。永遠に金を産み続けるガチョウ。それが今の私。
その結論に至った瞬間。耐え難い恐怖に襲われた。震える手で個室のドアを開け、覚束ない足取りでベッドに潜り込む。一際大きい祭りの喧騒に身体が鋭敏に反応し、開けたままの窓を閉め、鍵を掛けて部屋の隅で毛布を頭から被り震える事しか出来なかった。
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