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6章 波乱のヴェルトーガ
129 1階層での感触
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特に目的もなく、ただ迷わないようにだけ気をつけて進んでいく。
草原だけあって遠くまで見渡せるので、結構他のパーティが戦っているのが見える。
ベイクと比べると、冒険者集団の規模が全体的に大きい。
20~30人規模の集団が多い印象。
なぜベイクよりも冒険者の規模が大きくなっているのか。
単純にヴェルトーガの迷宮が開けているというのもあるのだろうが、ベイクの迷宮よりも、1階層の危険度が高いるんだろうな。
ぶっちゃけベイク1階層のマッドスライム先生って何の脅威もないし。お世話になったけど。
ギルドで聞いたところによると、ヴェルトーガの1階層には7種類の魔物が出現するらしい。
そのうちの2種類は、レッサーゴブリンとシャドウボアだ。
ベイク迷宮では3階層、4階層で始めて出会う魔物が、ヴェルトーガでは1階層から出現するのだ。
まぁかなり明るい階層なので、シャドウボアの迷彩能力は全く意味ないと思うけど。
残る5種類。
まずは別に緑色ではないらしい『草原狼』。
戦利品は『狼の爪』で15リーフ。鍛冶や錬金術の素材になるらしい。
2種目は、草原という地形を最大限に活かして襲ってくる『草原蛇』。
地球にもいるくらいの、やや大型サイズの蛇で毒はなし。草に紛れて接近してくる嫌な相手らしい。
戦利品は『蛇革』。衣料品や雑貨の素材になるそうで、単価15リーフ。
3種目。ぶっちゃけアルマジロの『装甲鼠』。攻撃能力はあまり高くないそうだが、丸まることで体を硬い甲羅で防御するため、武器の損耗を招くなかなかの嫌われ者。
戦利品は『鼠の甲羅』。防具や衣料品素材の素材で15リーフ。
残る2種はどちらも鳥系魔物。
小さめのダチョウみたいな『暴力鳥』。嘴と蹴りが武器で、空は飛ばない。
ダチョウと言っても首から先もモフモフの羽毛に覆われていて、多少打撃に強いらしい。
戦利品は『羽毛』。雑貨品や衣料品素材で10リーフ。
そして最後に、こちらは空から襲ってくる『飛行槍』。
名前通りの長くて鋭い嘴を武器に、空中から突撃してくるらしい。
ヴェルトーガ1階層での事故死率ナンバーワンの、危険な魔物だ。
戦利品は『食用肉(鶏)』。まぁ鶏肉ってか鳥肉なのかな?
危険度には見合わないお値段、15リーフ。
単価も危険度もベイクの迷宮とは全く違う。
1階層探索者と言っても、それなりの戦闘力を求められそうだ。
ただまぁ見通しはかなり良いので、フィールドスネークとスカイジャベリン以外に奇襲を警戒する必要はないか。
その2種類も比較的遭遇率は低めで、襲われても奇襲でなければ、そこまで危険な魔物でもない。
というか競合が結構激しくて、自分たちで戦う前に魔物の姿を全部確認出来てしまったので、わりと心には余裕がある。流石にハルは緊張でガッチガチだけど。
かなり奥の方まで進んで、ようやく人が減ってきた。ここまで来れるような冒険者なら2階層に行ってしまうのかも知れない。
「そろそろ戦えそうだから、ハルは緊張し過ぎないようにな。
ふわわとつららはハルの近くに居て警戒してくれ。
通すつもりはないが、もし魔物が接近していたら教えてくれ」
「みゃー」「わん!」
ああ可愛い。ほんと可愛い。
「ふふ。ふわわちゃん、つららちゃん。よろしくね」
ああ、動物と女の子の組み合わせ、いいっすねぇ。
ハルは、アイドル顔負けの超美人!とかではないが、普通に可愛い容姿をしていると思う。
転移前は生涯独身だったそうで、本人はあまり容姿に自信はないらしいが。
お?前方からでっかくて真っ黒な物体がこっちに接近してきているのが見える。
明るいとシャドウボアってただのイノシシでしかないな。
ブモオオオオ!
相変わらず声も足音もでかすぎる。迷彩効果が無いと本当に的でしかない。
「ウォータースフィア」
正面から水球を受けたシャドウボアは、パァン!と良い音を立てて上半身が吹っ飛んだ。
スリングショットと比べても、ほんと攻撃魔法は殺傷力高い。
「え、えええ、ええええええええ!?」
初めて魔物が死ぬところを見たのだから、やはり動揺するよな。
日本では生き物を殺すこと自体あまりないし。
あっても虫を殺すくらい?
「シャドウボアに牽引されて他の魔物も接近中。
スカイジャベリンとフィールドスネークは見落とさないよう各自注意な」
見た感じ20前後の規模かな?
1階層だと考えると、かなりの脅威度だ。
まずは足の速いグリーンウルフが襲ってくる。
ギャイン!
ロングソード一閃、首を飛ばしてやる。
他のグリーンウルフも問題なく処理されている模様。
今更正面から突撃してくる狼なんて敵じゃない。
次にワイルドバードとアーマーラットが1体ずつ到着。
せっかくなのでウォーハンマーを使って、正面から叩き潰してやる。
わぉ。殴った場所どころか、体全体が爆散してしまったぞ?
このウォーハンマーには、打撃の威力と重量を増加する魔法効果が乗っているらしい。
魔法効果なので、ウォーハンマー自体は片手でも扱えるくらいの重さしかない。
魔法って本当凄いよな。何度体験しても凄いと思ってしまう。
「やぁ!」
リーンが新兵器の蛇腹剣で草原を凪ぐように切り払う。
草と一緒にフィールドスネークの首が飛んだ。
目視はしにくいけど、魔力感知や熱感知があれば見落とすことはまずない。
「は!」
飛んできたスカイジャベリンを回避しつつ、短槍で斬り捨てるトルネ。
槍って行っても刺すだけじゃなく、ちゃんと斬る事もできるのね。
そしてトルネの槍の扱いには不安を感じないな。普通に扱えてるように見える。
「しっ!」
他の魔物が全滅してから到着したマヌケなレッサーゴブリンの首をシンが斬り飛ばす。
ロングソードも問題なく扱えているようだ。
流石に苦戦はないか。殲滅完了。
「ひええぇぇ……。みんな本当に戦えるのね……。
私も戦えるようになんて、本当になるのかしら……」
ハルが震えているが無理もないか。
俺みたいにマッドスライム先生で慣らしたわけじゃないしな。
「そりゃ俺たちは基礎から鍛えてきたからな。流石にハルにいきなりここまでやれなんて言わねぇって。
焦らず少しずつ慣れて行けばいいさ」
「ハルには先輩の私が、ちゃんと1から教えてあげるからねー」
「う、うん……。よろしく頼むわねリーン……」
1階層は全く問題無さそうだけど、今日はハルの初陣だし、2階層の情報は仕入れてないしだから、素直に1階層を攻略するとしよう。
ハルには酷な話だと思うけれど、リンカーズで生きていくためには、魔物との戦闘は避けて通れない。
探索に慣れて貰いつつ、少しずつ武器の扱いも教えていこう。
草原だけあって遠くまで見渡せるので、結構他のパーティが戦っているのが見える。
ベイクと比べると、冒険者集団の規模が全体的に大きい。
20~30人規模の集団が多い印象。
なぜベイクよりも冒険者の規模が大きくなっているのか。
単純にヴェルトーガの迷宮が開けているというのもあるのだろうが、ベイクの迷宮よりも、1階層の危険度が高いるんだろうな。
ぶっちゃけベイク1階層のマッドスライム先生って何の脅威もないし。お世話になったけど。
ギルドで聞いたところによると、ヴェルトーガの1階層には7種類の魔物が出現するらしい。
そのうちの2種類は、レッサーゴブリンとシャドウボアだ。
ベイク迷宮では3階層、4階層で始めて出会う魔物が、ヴェルトーガでは1階層から出現するのだ。
まぁかなり明るい階層なので、シャドウボアの迷彩能力は全く意味ないと思うけど。
残る5種類。
まずは別に緑色ではないらしい『草原狼』。
戦利品は『狼の爪』で15リーフ。鍛冶や錬金術の素材になるらしい。
2種目は、草原という地形を最大限に活かして襲ってくる『草原蛇』。
地球にもいるくらいの、やや大型サイズの蛇で毒はなし。草に紛れて接近してくる嫌な相手らしい。
戦利品は『蛇革』。衣料品や雑貨の素材になるそうで、単価15リーフ。
3種目。ぶっちゃけアルマジロの『装甲鼠』。攻撃能力はあまり高くないそうだが、丸まることで体を硬い甲羅で防御するため、武器の損耗を招くなかなかの嫌われ者。
戦利品は『鼠の甲羅』。防具や衣料品素材の素材で15リーフ。
残る2種はどちらも鳥系魔物。
小さめのダチョウみたいな『暴力鳥』。嘴と蹴りが武器で、空は飛ばない。
ダチョウと言っても首から先もモフモフの羽毛に覆われていて、多少打撃に強いらしい。
戦利品は『羽毛』。雑貨品や衣料品素材で10リーフ。
そして最後に、こちらは空から襲ってくる『飛行槍』。
名前通りの長くて鋭い嘴を武器に、空中から突撃してくるらしい。
ヴェルトーガ1階層での事故死率ナンバーワンの、危険な魔物だ。
戦利品は『食用肉(鶏)』。まぁ鶏肉ってか鳥肉なのかな?
危険度には見合わないお値段、15リーフ。
単価も危険度もベイクの迷宮とは全く違う。
1階層探索者と言っても、それなりの戦闘力を求められそうだ。
ただまぁ見通しはかなり良いので、フィールドスネークとスカイジャベリン以外に奇襲を警戒する必要はないか。
その2種類も比較的遭遇率は低めで、襲われても奇襲でなければ、そこまで危険な魔物でもない。
というか競合が結構激しくて、自分たちで戦う前に魔物の姿を全部確認出来てしまったので、わりと心には余裕がある。流石にハルは緊張でガッチガチだけど。
かなり奥の方まで進んで、ようやく人が減ってきた。ここまで来れるような冒険者なら2階層に行ってしまうのかも知れない。
「そろそろ戦えそうだから、ハルは緊張し過ぎないようにな。
ふわわとつららはハルの近くに居て警戒してくれ。
通すつもりはないが、もし魔物が接近していたら教えてくれ」
「みゃー」「わん!」
ああ可愛い。ほんと可愛い。
「ふふ。ふわわちゃん、つららちゃん。よろしくね」
ああ、動物と女の子の組み合わせ、いいっすねぇ。
ハルは、アイドル顔負けの超美人!とかではないが、普通に可愛い容姿をしていると思う。
転移前は生涯独身だったそうで、本人はあまり容姿に自信はないらしいが。
お?前方からでっかくて真っ黒な物体がこっちに接近してきているのが見える。
明るいとシャドウボアってただのイノシシでしかないな。
ブモオオオオ!
相変わらず声も足音もでかすぎる。迷彩効果が無いと本当に的でしかない。
「ウォータースフィア」
正面から水球を受けたシャドウボアは、パァン!と良い音を立てて上半身が吹っ飛んだ。
スリングショットと比べても、ほんと攻撃魔法は殺傷力高い。
「え、えええ、ええええええええ!?」
初めて魔物が死ぬところを見たのだから、やはり動揺するよな。
日本では生き物を殺すこと自体あまりないし。
あっても虫を殺すくらい?
「シャドウボアに牽引されて他の魔物も接近中。
スカイジャベリンとフィールドスネークは見落とさないよう各自注意な」
見た感じ20前後の規模かな?
1階層だと考えると、かなりの脅威度だ。
まずは足の速いグリーンウルフが襲ってくる。
ギャイン!
ロングソード一閃、首を飛ばしてやる。
他のグリーンウルフも問題なく処理されている模様。
今更正面から突撃してくる狼なんて敵じゃない。
次にワイルドバードとアーマーラットが1体ずつ到着。
せっかくなのでウォーハンマーを使って、正面から叩き潰してやる。
わぉ。殴った場所どころか、体全体が爆散してしまったぞ?
このウォーハンマーには、打撃の威力と重量を増加する魔法効果が乗っているらしい。
魔法効果なので、ウォーハンマー自体は片手でも扱えるくらいの重さしかない。
魔法って本当凄いよな。何度体験しても凄いと思ってしまう。
「やぁ!」
リーンが新兵器の蛇腹剣で草原を凪ぐように切り払う。
草と一緒にフィールドスネークの首が飛んだ。
目視はしにくいけど、魔力感知や熱感知があれば見落とすことはまずない。
「は!」
飛んできたスカイジャベリンを回避しつつ、短槍で斬り捨てるトルネ。
槍って行っても刺すだけじゃなく、ちゃんと斬る事もできるのね。
そしてトルネの槍の扱いには不安を感じないな。普通に扱えてるように見える。
「しっ!」
他の魔物が全滅してから到着したマヌケなレッサーゴブリンの首をシンが斬り飛ばす。
ロングソードも問題なく扱えているようだ。
流石に苦戦はないか。殲滅完了。
「ひええぇぇ……。みんな本当に戦えるのね……。
私も戦えるようになんて、本当になるのかしら……」
ハルが震えているが無理もないか。
俺みたいにマッドスライム先生で慣らしたわけじゃないしな。
「そりゃ俺たちは基礎から鍛えてきたからな。流石にハルにいきなりここまでやれなんて言わねぇって。
焦らず少しずつ慣れて行けばいいさ」
「ハルには先輩の私が、ちゃんと1から教えてあげるからねー」
「う、うん……。よろしく頼むわねリーン……」
1階層は全く問題無さそうだけど、今日はハルの初陣だし、2階層の情報は仕入れてないしだから、素直に1階層を攻略するとしよう。
ハルには酷な話だと思うけれど、リンカーズで生きていくためには、魔物との戦闘は避けて通れない。
探索に慣れて貰いつつ、少しずつ武器の扱いも教えていこう。
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