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7章 更なる強さを求めて
186 任意取得の可能性
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異風の旋律以外のメンバーには先に退出してもらって、改めてスキルの確認を行う。
今回俺が新たに取得したスキルは『攻撃範囲拡張:小』『魔法範囲拡張:中』『魔力量増加:中』の三種類。
習得済みのスキルは、『リンカーズ会話理解』『免疫力強化:小』『環境適応:小』『暗視』『魔装術』『魔法範囲拡張:中』『身体能力強化:中』『魔力探知』『魔力量増加:中』『集中』『精神安定』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』の全13個だな。
数的には1つしか変わっていないけど、魔法範囲拡張と魔力量増加が小から中にグレードアップした。
シンとリーンは新たに『魔法発射速度上昇:小』『魔法範囲拡張:中』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』の4つを取得している。
覚えているスキルは『免疫力強化:小』『環境適応:小』『暗視』『魔装術』『魔法発射速度上昇:小』『魔法範囲拡張:中』『身体能力強化:中』『魔力探知』『魔力量増加:小』『集中』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』の12個だ。
精神安定とリンカーズ会話理解の分がなくて、魔法発射速度上昇が俺にはない。
トルネが新たに覚えたのは『魔法範囲拡張:中』『身体能力強化:中』『攻撃範囲拡張:小』の3つ。
トルネのスキルは『免疫力強化:小』『環境適応:小』『暗視』『魔装術』『魔法範囲拡張:中』『身体能力強化:中』『魔力探知』『魔力量増加:小』『集中』『精神安定』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』でこちらも12個だ。
トルネは精神安定持ってるからな。
ハルは今回『身体能力強化:中』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』の3つを取得。
『リンカーズ会話理解』『免疫力強化:小』『環境適応:小』『暗視』『魔装術』『魔法範囲拡張:小』『身体能力強化:中』『魔力探知』『魔力量増加:小』『集中』『精神安定』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』とスキル13個持ちになり、5等級試験は余裕で上がりそうなスキル構成になった。
ふわわとつららのいぬねこコンビは『集中』と『身体能力強化:中』を取得した模様。その辺の6等級より強い気がする。まだ一度も戦ったことないけど。
スキル一覧は『免疫力強化:小』『環境適応:小』『魔装術』『暗視』『身体能力強化:中』『魔力探知』『魔力量増加:小』『集中』の8つだ。マジで強い。
これで異風の旋律のメンバーはふわわとつららを含めて全員が身体強化が中になって、人間メンバーの全員が瞬間加速持ちになったわけだ。模擬戦が捗りそう。
「無事に全員が攻撃範囲拡張を覚えることが出来たな。因みに『中』に必要な経験は跳ね上がってるから、当分取れないと思う。恐らく全員が取得条件達成してると思うけどな」
「異邦人のおかげで、スキルが取れるまでの経験と取得条件が確認できるのは大きな強みだね。
あとは攻撃範囲拡張の効果がどれほどのものかが問題だけど」
「私も瞬間加速取れたー!スネークソードとの相性がどうなのか早く試したいなー」
「はい、早く試したいですね。私も身体強化が上がりましたし今から楽しみです」
「うん。私もスキルだけなら5等級でもなんらおかしくなくなっちゃったね……。
まだこっちにきて1ヶ月も経ってない筈なのになぁ……」
ま、ハルはこっちに来てすぐにチート能力者に狙われたり、深階層域の手前まで潜ったりと、わりと修羅場続きって感じだもんな。俺とはまた違った意味で、普通の異邦人とは違うルートを歩んでいそうだ。
おっと、忘れないうちにストレージの拡張をしておこうっと。
『魔法範囲拡張:中を適用し、ストレージを更に拡張しますか?』
もちろんですとも!適用ーっと。
ぐわん、と一瞬立ちくらみを覚える。
おお、一辺の長さがほぼ俺の身長くらいになったのが分かる。170センチくらいかな?
1㎥から1.7㎥になると、数字上は大した事ないようにしか見えないけど、収納としてみれば大拡張と言ってもいい。長柄の武器とかもいつでも携帯できるようになるし、弓も大型の物を収納できそうだ。これはいい。
「しかし、全員が攻撃範囲拡張を取得出来たって事は、祝福の儀で覚えるスキルはある程度任意に決められそうだな。
事前にどんなスキルがあるか分かっていないと難しいだろうが」
「そうだね。今後異邦人が増えてくれば変わっていくだろうけど、現時点では僕たちにとって大きなアドバンテージになりそうだね。効率的に必要なスキルを取得できるなんて信じられないよ」
「トーマとハルはどのくらい経験が貯まっているかもわかるんだよねー。いいなー。
私達もどうにかして自分の能力とか確認する方法あれば良いんだけどねー」
「そうですけど、トーマとハルのおかげで異風の旋律が、他の冒険者と比べて圧倒的に有利なのは間違いないですからね。これ以上は欲張りすぎな気もします」
「うん。それを言ったらみんなのおかげで私も大量にスキルを獲得できているわけだし、お互い様だよね。
異邦人とリヴァーブ王国出身者としての関係性としてはありかもね。
異邦人は冒険者に護衛してもらいながらSPを貯めて、冒険者はスキルの確認をしてもらうっていう」
ああ、それは確かにありそうな流れだな。
っていうか、既にこの世界のどこかで行われていても不思議ではない気がする。
「よし、それじゃあ迷宮に行こうか。
トルネはまず自分にジェネレイトな。回復したら俺にもよろしく。
今回のスキルで仮に50階層が楽に回れるようになったとしても、昇級試験が終わるまでは50階層回ることにしよう。事故とか起こしたくないからな」
さてさて、相当強化されたと思うけど、どの程度変わったか早く試してみたい。
グランドドラゴンをラクに倒せるようになっててくれたら最高なんだけどなぁ。
今回俺が新たに取得したスキルは『攻撃範囲拡張:小』『魔法範囲拡張:中』『魔力量増加:中』の三種類。
習得済みのスキルは、『リンカーズ会話理解』『免疫力強化:小』『環境適応:小』『暗視』『魔装術』『魔法範囲拡張:中』『身体能力強化:中』『魔力探知』『魔力量増加:中』『集中』『精神安定』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』の全13個だな。
数的には1つしか変わっていないけど、魔法範囲拡張と魔力量増加が小から中にグレードアップした。
シンとリーンは新たに『魔法発射速度上昇:小』『魔法範囲拡張:中』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』の4つを取得している。
覚えているスキルは『免疫力強化:小』『環境適応:小』『暗視』『魔装術』『魔法発射速度上昇:小』『魔法範囲拡張:中』『身体能力強化:中』『魔力探知』『魔力量増加:小』『集中』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』の12個だ。
精神安定とリンカーズ会話理解の分がなくて、魔法発射速度上昇が俺にはない。
トルネが新たに覚えたのは『魔法範囲拡張:中』『身体能力強化:中』『攻撃範囲拡張:小』の3つ。
トルネのスキルは『免疫力強化:小』『環境適応:小』『暗視』『魔装術』『魔法範囲拡張:中』『身体能力強化:中』『魔力探知』『魔力量増加:小』『集中』『精神安定』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』でこちらも12個だ。
トルネは精神安定持ってるからな。
ハルは今回『身体能力強化:中』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』の3つを取得。
『リンカーズ会話理解』『免疫力強化:小』『環境適応:小』『暗視』『魔装術』『魔法範囲拡張:小』『身体能力強化:中』『魔力探知』『魔力量増加:小』『集中』『精神安定』『瞬間加速』『攻撃範囲拡張:小』とスキル13個持ちになり、5等級試験は余裕で上がりそうなスキル構成になった。
ふわわとつららのいぬねこコンビは『集中』と『身体能力強化:中』を取得した模様。その辺の6等級より強い気がする。まだ一度も戦ったことないけど。
スキル一覧は『免疫力強化:小』『環境適応:小』『魔装術』『暗視』『身体能力強化:中』『魔力探知』『魔力量増加:小』『集中』の8つだ。マジで強い。
これで異風の旋律のメンバーはふわわとつららを含めて全員が身体強化が中になって、人間メンバーの全員が瞬間加速持ちになったわけだ。模擬戦が捗りそう。
「無事に全員が攻撃範囲拡張を覚えることが出来たな。因みに『中』に必要な経験は跳ね上がってるから、当分取れないと思う。恐らく全員が取得条件達成してると思うけどな」
「異邦人のおかげで、スキルが取れるまでの経験と取得条件が確認できるのは大きな強みだね。
あとは攻撃範囲拡張の効果がどれほどのものかが問題だけど」
「私も瞬間加速取れたー!スネークソードとの相性がどうなのか早く試したいなー」
「はい、早く試したいですね。私も身体強化が上がりましたし今から楽しみです」
「うん。私もスキルだけなら5等級でもなんらおかしくなくなっちゃったね……。
まだこっちにきて1ヶ月も経ってない筈なのになぁ……」
ま、ハルはこっちに来てすぐにチート能力者に狙われたり、深階層域の手前まで潜ったりと、わりと修羅場続きって感じだもんな。俺とはまた違った意味で、普通の異邦人とは違うルートを歩んでいそうだ。
おっと、忘れないうちにストレージの拡張をしておこうっと。
『魔法範囲拡張:中を適用し、ストレージを更に拡張しますか?』
もちろんですとも!適用ーっと。
ぐわん、と一瞬立ちくらみを覚える。
おお、一辺の長さがほぼ俺の身長くらいになったのが分かる。170センチくらいかな?
1㎥から1.7㎥になると、数字上は大した事ないようにしか見えないけど、収納としてみれば大拡張と言ってもいい。長柄の武器とかもいつでも携帯できるようになるし、弓も大型の物を収納できそうだ。これはいい。
「しかし、全員が攻撃範囲拡張を取得出来たって事は、祝福の儀で覚えるスキルはある程度任意に決められそうだな。
事前にどんなスキルがあるか分かっていないと難しいだろうが」
「そうだね。今後異邦人が増えてくれば変わっていくだろうけど、現時点では僕たちにとって大きなアドバンテージになりそうだね。効率的に必要なスキルを取得できるなんて信じられないよ」
「トーマとハルはどのくらい経験が貯まっているかもわかるんだよねー。いいなー。
私達もどうにかして自分の能力とか確認する方法あれば良いんだけどねー」
「そうですけど、トーマとハルのおかげで異風の旋律が、他の冒険者と比べて圧倒的に有利なのは間違いないですからね。これ以上は欲張りすぎな気もします」
「うん。それを言ったらみんなのおかげで私も大量にスキルを獲得できているわけだし、お互い様だよね。
異邦人とリヴァーブ王国出身者としての関係性としてはありかもね。
異邦人は冒険者に護衛してもらいながらSPを貯めて、冒険者はスキルの確認をしてもらうっていう」
ああ、それは確かにありそうな流れだな。
っていうか、既にこの世界のどこかで行われていても不思議ではない気がする。
「よし、それじゃあ迷宮に行こうか。
トルネはまず自分にジェネレイトな。回復したら俺にもよろしく。
今回のスキルで仮に50階層が楽に回れるようになったとしても、昇級試験が終わるまでは50階層回ることにしよう。事故とか起こしたくないからな」
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グランドドラゴンをラクに倒せるようになっててくれたら最高なんだけどなぁ。
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