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7章 更なる強さを求めて
216 貯蓄
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国境壁外の見学を終え、ウィルスレイアの街に戻る。
「それにしても、国境壁の外に街を作るなんて、考えたこともなかったよ」
帰りの馬車でのシンの呟きが、なんだか耳に残った。
街に戻って、いつも通り救貧院に案内してもらって話を聞く。
うん、やっぱりどこも経営は厳しいらしい。
金板5枚ほどを寄付して、ゲートを使用しベイクに戻った。
国境壁見学に結構時間を取られてしまったので、まだ日没には早いものの、迷宮に潜り始めるには遅い時間だな。
「時間的に半端だよね。迷宮に入るには遅いし、今日はもう訓練して終わりのほうがいいかもね」
「了解。今から潜ると日没過ぎちゃうもんな。じゃあ冒険者ギルドいくか。
リーネはどうする?帰っててもいいけど」
「えと、お邪魔かとは思いますが、私も訓練をしようかと……」
「邪魔とか思わなくていいよー。先輩の私がちゃんと見てあげるからねー」
リーンセンパイが勢力の拡大を図っている。
冒険者ギルドに到着。
っと、オーサンにクリリクさんにした話をしておこうかな。
皆には先に行ってもらう。
「オーサンおっすおっす。ちょっといい?」
「あん?買取じゃねぇのか?」
そんな、俺がいつも迷宮に潜ってるような言い方をして欲しくないねっ。
「いやさ、カンパニーの運営の人手が足りないから、クリリクさんを誘ってみたんだよ。
あ、カンパニーに入れるって話じゃなくて、カンパニーで雇うってことね」
「あぁ?クリリクの奴をか?カンパニーで雇うって、なにさせる気なんだよ?」
「いや、掃除や調理の手伝いだね。うちは人数が多いから、メインは調理の方になるかな?
朝はカンパニーの奴らが食事の用意してるけど、夕食は迷宮帰りだからこっちで準備してるんだよ。
夕食の準備が終われば、日没前には上がっていいって条件で」
俺の話を聞いて、オーサンは少し悩んでいるようだ。
「料理の手伝い、ならアイツの腕なら問題ねぇか。ベイクの外に出るわけでもねぇしな。
トーマのところなら信用出来ないってこともねぇし、日没前には帰ってこれると……。
賃金とか待遇はもう決めてあんのか?」
「ああ。クリリクさんにも伝えてあるけど、10日ごとの0日に金貨3枚払う予定。
オーサンの指導訓練の日は休んでもいいよ。あとはなんか希望があればって感じ?」
「お、お前な……。たかが料理の手伝いにそんな賃金出す奴がどこにいるんだよ?いくらなんでも払いすぎだろ」
「それ結構みんなに言われるんだけどさぁ。俺って今がっつり稼いでるじゃん?このままだと俺だけに貨幣が集中しすぎちゃうと思うんだよね。
俺自身今は金に困ってないし、溜め込むんじゃなくて、積極的に使って世の中に回す方を選びたいんだよね。
ベイクの景気が良くなってるってホムロにも聞いたし、俺だけ金持ってても仕方ないじゃん。
まぁ……、他のみんなの口座は恐ろしいことになってるかもだけど。
すぐに返事しろとは言わないからさ。クリリクさんと話し合ってみてくれないかな?」
大体にして、オーサンの指導が銀貨2枚とか、迷宮の安らぎ亭の宿泊費が銀貨3枚とか、安すぎると思うんだよな。
まぁね、その値段じゃなかったら詰んでたと思うけどねっ!
ってか、この世界の物価を考えると、ディオーヌ様が如何に気前が良かったのか改めて思い知るな。
カルネジア家は賠償金だったのに対して、ディオーヌ様は依頼の達成報酬なわけだし。しかも事前の提示額より増額した上で、空間魔法っていう激レアスクロールを4つもつけてくれたんだからなぁ。
やっぱあの人だけは適に回したくないな。
訓練場では模擬戦をメインに、ハルとリーネへの技術指導などが行われていた。
「なぁなぁ。オーサンと話してた時にチラッと思ったんだけどさ。今みんなって、口座にどれくらいお金入ってるんだ?」
俺自身もちょいちょい使っているけど、家買ったりしてるのに探索での収入の方が多くて口座の総額は確認してないのだ。
アルに口座確認させたときはえらいビビッてたから、商工ギルド員でもあまり見ないような金額なんだろうなーとは思ってるんだけど。
「あー……。実は僕、口座の中身確認してないんだよね。
っていうか異風の旋律のメンバーって、お金使う機会ってないと思うんだ。僕たちの口座要る?って感じだよ」
「うんうん。装備はもう最高級品だし、家賃も食費もかからないし、カンパニーに必要なお金はトーマが全部出しちゃうからねー」
「私も確認してないんですよね。欲しいものがあるわけでもありませんし、全額トーマに管理してもらっても問題ないくらいですよ」
「うん。私もその時買い物に必要な額を引き出したりはしてるけど、総額は確認したことないかな。
正直今の稼ぎを考えると、総額をみるのが恐ろしいというかなんというか、ね?」
「確かに、私もカンパニーの参加費用くらいしか払ってませんし……。お金を使う機会はないですね?
そういえば皆さんは5等級冒険者でしたよね。今何階層あたりを探索してるんですか……?」
「ん?リーネには言ってなかったっけ?今日は52階層に潜ってきたところだよ」
「は、はぁ……!?ご、52階層、です、かっ……!?」
そうか。5等級のオーサンも、47階層だっけ?までしか潜ったことないって言ってたからな。
しかも俺は6等級で低級身分証だし。
「52階層の稼ぎだと、1回の探索で1人白金貨超えてくるからな。全員白金板数枚貯まってるんじゃない?」
「改めて言われると恐ろしい額だよね。だから僕も無意識に口座の確認を避けてたのかも」
「だねー。自分の口座に入ってる額だと言われても現実感無いよねー?」
「全くですよ。私なんてトーマに会うまでは、余計なお金を銅貨1枚すら持たせてもらえなかったっていうのに」
「うん。私もお金が払えなくて食事代が払えなかったことが、遠い昔のように思えるな」
「ええぇぇ……。ほんとになんなのこの人たち……」
こんなに簡単に大金が稼げるっていうのに、世の中に回ってないのは問題だと思うんだよなぁ。
ま、これからどんどん回していけばいいわな。
「それにしても、国境壁の外に街を作るなんて、考えたこともなかったよ」
帰りの馬車でのシンの呟きが、なんだか耳に残った。
街に戻って、いつも通り救貧院に案内してもらって話を聞く。
うん、やっぱりどこも経営は厳しいらしい。
金板5枚ほどを寄付して、ゲートを使用しベイクに戻った。
国境壁見学に結構時間を取られてしまったので、まだ日没には早いものの、迷宮に潜り始めるには遅い時間だな。
「時間的に半端だよね。迷宮に入るには遅いし、今日はもう訓練して終わりのほうがいいかもね」
「了解。今から潜ると日没過ぎちゃうもんな。じゃあ冒険者ギルドいくか。
リーネはどうする?帰っててもいいけど」
「えと、お邪魔かとは思いますが、私も訓練をしようかと……」
「邪魔とか思わなくていいよー。先輩の私がちゃんと見てあげるからねー」
リーンセンパイが勢力の拡大を図っている。
冒険者ギルドに到着。
っと、オーサンにクリリクさんにした話をしておこうかな。
皆には先に行ってもらう。
「オーサンおっすおっす。ちょっといい?」
「あん?買取じゃねぇのか?」
そんな、俺がいつも迷宮に潜ってるような言い方をして欲しくないねっ。
「いやさ、カンパニーの運営の人手が足りないから、クリリクさんを誘ってみたんだよ。
あ、カンパニーに入れるって話じゃなくて、カンパニーで雇うってことね」
「あぁ?クリリクの奴をか?カンパニーで雇うって、なにさせる気なんだよ?」
「いや、掃除や調理の手伝いだね。うちは人数が多いから、メインは調理の方になるかな?
朝はカンパニーの奴らが食事の用意してるけど、夕食は迷宮帰りだからこっちで準備してるんだよ。
夕食の準備が終われば、日没前には上がっていいって条件で」
俺の話を聞いて、オーサンは少し悩んでいるようだ。
「料理の手伝い、ならアイツの腕なら問題ねぇか。ベイクの外に出るわけでもねぇしな。
トーマのところなら信用出来ないってこともねぇし、日没前には帰ってこれると……。
賃金とか待遇はもう決めてあんのか?」
「ああ。クリリクさんにも伝えてあるけど、10日ごとの0日に金貨3枚払う予定。
オーサンの指導訓練の日は休んでもいいよ。あとはなんか希望があればって感じ?」
「お、お前な……。たかが料理の手伝いにそんな賃金出す奴がどこにいるんだよ?いくらなんでも払いすぎだろ」
「それ結構みんなに言われるんだけどさぁ。俺って今がっつり稼いでるじゃん?このままだと俺だけに貨幣が集中しすぎちゃうと思うんだよね。
俺自身今は金に困ってないし、溜め込むんじゃなくて、積極的に使って世の中に回す方を選びたいんだよね。
ベイクの景気が良くなってるってホムロにも聞いたし、俺だけ金持ってても仕方ないじゃん。
まぁ……、他のみんなの口座は恐ろしいことになってるかもだけど。
すぐに返事しろとは言わないからさ。クリリクさんと話し合ってみてくれないかな?」
大体にして、オーサンの指導が銀貨2枚とか、迷宮の安らぎ亭の宿泊費が銀貨3枚とか、安すぎると思うんだよな。
まぁね、その値段じゃなかったら詰んでたと思うけどねっ!
ってか、この世界の物価を考えると、ディオーヌ様が如何に気前が良かったのか改めて思い知るな。
カルネジア家は賠償金だったのに対して、ディオーヌ様は依頼の達成報酬なわけだし。しかも事前の提示額より増額した上で、空間魔法っていう激レアスクロールを4つもつけてくれたんだからなぁ。
やっぱあの人だけは適に回したくないな。
訓練場では模擬戦をメインに、ハルとリーネへの技術指導などが行われていた。
「なぁなぁ。オーサンと話してた時にチラッと思ったんだけどさ。今みんなって、口座にどれくらいお金入ってるんだ?」
俺自身もちょいちょい使っているけど、家買ったりしてるのに探索での収入の方が多くて口座の総額は確認してないのだ。
アルに口座確認させたときはえらいビビッてたから、商工ギルド員でもあまり見ないような金額なんだろうなーとは思ってるんだけど。
「あー……。実は僕、口座の中身確認してないんだよね。
っていうか異風の旋律のメンバーって、お金使う機会ってないと思うんだ。僕たちの口座要る?って感じだよ」
「うんうん。装備はもう最高級品だし、家賃も食費もかからないし、カンパニーに必要なお金はトーマが全部出しちゃうからねー」
「私も確認してないんですよね。欲しいものがあるわけでもありませんし、全額トーマに管理してもらっても問題ないくらいですよ」
「うん。私もその時買い物に必要な額を引き出したりはしてるけど、総額は確認したことないかな。
正直今の稼ぎを考えると、総額をみるのが恐ろしいというかなんというか、ね?」
「確かに、私もカンパニーの参加費用くらいしか払ってませんし……。お金を使う機会はないですね?
そういえば皆さんは5等級冒険者でしたよね。今何階層あたりを探索してるんですか……?」
「ん?リーネには言ってなかったっけ?今日は52階層に潜ってきたところだよ」
「は、はぁ……!?ご、52階層、です、かっ……!?」
そうか。5等級のオーサンも、47階層だっけ?までしか潜ったことないって言ってたからな。
しかも俺は6等級で低級身分証だし。
「52階層の稼ぎだと、1回の探索で1人白金貨超えてくるからな。全員白金板数枚貯まってるんじゃない?」
「改めて言われると恐ろしい額だよね。だから僕も無意識に口座の確認を避けてたのかも」
「だねー。自分の口座に入ってる額だと言われても現実感無いよねー?」
「全くですよ。私なんてトーマに会うまでは、余計なお金を銅貨1枚すら持たせてもらえなかったっていうのに」
「うん。私もお金が払えなくて食事代が払えなかったことが、遠い昔のように思えるな」
「ええぇぇ……。ほんとになんなのこの人たち……」
こんなに簡単に大金が稼げるっていうのに、世の中に回ってないのは問題だと思うんだよなぁ。
ま、これからどんどん回していけばいいわな。
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