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10章 壁外世界
393 推進装置
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「どうやら船の開発もこっちでやる必要が出てきそうなんだけどさ。船の推進力を生み出すためのスクリュー? プロペラ? に近いものは既にあるみたいなんだ。なので、船の設計さえ出来れば造船は可能だと思う」
現在夕食後のパーティ会議。いやもう家族会議と言っていいな。
家族会議で、スクリューの存在で思い付いたことを提案する。
「マーサ。シンの背中についてる遠隔操作武器って高速回転してるよな? あれの応用で、羽が回転する魔導具を作って欲しいんだよ。所謂、水中専用装備って奴だ。」
「そりゃあ作れるけど、遠隔操作武器の応用って、そこまでする意味があるのか? ただ回転するだけじゃダメな理由を教えて貰いてぇな」
高速回転するだけでいいなら楽そうなんだけどな。俺は高速回転に加えて姿勢制御にも使いたいんだよ。
「ん、例えば両肩の後ろと両足とか、最低4ヶ所は魔導具を装着して、出来れば1つ1つ別々に制御できるようにして欲しいんだ。緊急時には一斉起動して高速移動に、通常時は細かく使い分けて姿勢制御に役立てられたらと思ってるんだよ」
「なるほど。単純に高速回転できりゃいいってもんじゃないのか。それぞれを個別にも同時にも、更には精密に操作できる魔導具が必要と。
ふむ。まだ作ってみないとわからねぇ部分もあるが、作れると思うぜ。
出来たらヴェルトーガから、実物の推進装置か外見の見本を貰ってきてほしい。流石に造船の経験はねぇからよ。推進装置のイメージが出来ねぇんだわ」
「了解した。必ず用意するよ。水中専用装備が出来たら、改めて造船もしてみよう。スクリューさえ完成すれば、船を作るのはリモデリングごり押しでいけると思う」
大人数の輸送が目的じゃないし、今回さえ持てばいいのだし、エリアキーパーにエンカウントしたら沈められそうだし、あまりコストをかけたくない部分なんだよな。
本格的な外洋船は、ザルトワシルドアを排除した後にゆっくり開発してもらえばいい。他の誰かに。
「水中スキルに水圧無効とか凄まじいっすねぇ。私も絶対将来揃えるっすよ! 無装備ダイビングとか人類の夢っす!」
「この力を持って地球に戻れれば、深海の謎も一瞬で解明できそうね。戻る方法なんてないし、今さら戻る気も無いんだけど」
「うん。もしかしたらチート能力で、日本とこっちを自由に行き来出来る能力、なんてものを望む異邦人はいるかもしれないけどね。恐らくは上手くいかない気がするかな」
「異なる世界を行き来できる能力かぁ……。私にとってはベイクから出る事だって大冒険だったのに、違う世界の話なんて想像も出来ないなぁ……」
「異邦人の皆さんを見る限りでは、私達とそこまで極端な違いは無いみたいですけどね。1度行ってみたいなぁとは思います」
「うんうん! 興味あるよねー! トーマやハル達の生まれ故郷なんだもんねー。
そっちに行くことは出来ないけど、異邦人達の作るルイナスリームが、いったいどんな街になるかも楽しみだよー!」
ルイナスリームの建設も、早いところ終わらせたいんだよなー。
別に軌道にさえ乗れば、俺が最後まで面倒見る必要もないだろうし。
「ルイナスリームのほうは順調? 僕もトーマももう少しヴェルトーガにかかりっきりだし、手伝えなくて申し訳ないよ」
「こっちのほうは何も問題ないかなー? 鱗運びと城壁の補強作業がメインだしねー。
大雑把な設備建設の予定とかは立ててるけど、まだ殆ど動かせないからねー。まだ迷宮がないんだもん。
タケルの協力はトーマと兄さんが戻ってからやったほうがいいと思うしね。それまで私たちはゆっくりしてるよー」
「なるほど。それもいいかもね。女性陣は身篭ってる人も多いし、ゆっくり出来る時に休んでくれたほうが僕としても安心だね」
そうだなぁ。都市建設が本格的に始まれば身動きが取れなくなるだろうし、そうしたら俺も飛び回るのは一旦止めて、出産と育児に立ち会いたい。
そう考えると、ザルトワシルドア討伐もあまりゆっくりしてられない。出来るだけ早くペルの旦那も見つけてあげたいし。
「やる事は決まってるけど、終着点は見えてきたって感じがするよ。勿論そんなすぐに引退する気はないけどさ。ルイナスリームの建設が終われば、あとは自由に生きさせてもらっても文句ねぇだろ」
「うん。私も異風の旋律に参加しちゃってから、怒涛の展開だったし、暫くゆっくりしたいかな?
子供達と一緒にリンカーズを回ってみるのも楽しそうだけど」
「私達の子供が大きくなる頃、10~15年後ですか。リヴァーブ王国の人口、思い切り増えそうですよね。
私達だけじゃなく、普通に子供を育てられる環境が整っているでしょうから」
「うん、栄光の運び手のみんなも、もう子供を作っても全然問題ない経済状況だからね……。
院、各地の救貧院も、以前と比べると大幅に環境が良くなってるし、子供は産みやすいだろうね……!」
「異邦人達の中にも、普通にハーレムとか作る奴いそうっすもんねぇ。ま、全員を幸せにできるなら、ハーレムも悪くないとは思うようになったすよ、最近は」
「恋愛感情があるのは勿論だけど、誰も頼れる人がいない異世界で、家族が出来るっていうほど心強いこともないものね。
一夫一妻制度もないし、変に捨てられる心配がないのはこっち側のいいところだと思うわね。取り合わないで共有できるって、楽な関係よねぇ」
「俺が口出しするのは薮蛇だとは思うけど、みんながいがみ合う理由が無いっていうのは単純に嬉しいよ。
今だって大変なのに、奪い合いの修羅場なんて頻発するようなら、俺の手に負えないからなぁ」
一方的に俺だけが得している関係にしか見えないけれど、女性陣が争わずに済むならそれだけでありがたい。
ほんと、嫁にも家族にも、いつも支えてもらいっぱなしだな。
「あ、そうだトーマ。僕はスクリュー? ってのが良く分からないから、別の方法を考えてみたんだよ。
――――――――って方法なんだけど、トーマ、マーサ、どんな感じかな?」
「……俺はアリだと思う。というか、作れるなら是非作って欲しい装備だ。
マーサ、作れそうか?」
「んー、理論上は問題ねぇと思うが、安全面的にどうなのかわからねぇな……。
2人の装備品を考慮すれば、さほどの危険はねぇとは思うから、とりあえずスクリューと合わせて作ってみるわ」
ザルトワシルドア討伐の準備も着々と進んでいる。
あとは前回の様に、1度姿を拝んでおきたいところだ。
海のエリアキーパーってだけで嫌な予感しかしないぜ……。
大きさも姿も、全く想像できないんだよなぁ……。
現在夕食後のパーティ会議。いやもう家族会議と言っていいな。
家族会議で、スクリューの存在で思い付いたことを提案する。
「マーサ。シンの背中についてる遠隔操作武器って高速回転してるよな? あれの応用で、羽が回転する魔導具を作って欲しいんだよ。所謂、水中専用装備って奴だ。」
「そりゃあ作れるけど、遠隔操作武器の応用って、そこまでする意味があるのか? ただ回転するだけじゃダメな理由を教えて貰いてぇな」
高速回転するだけでいいなら楽そうなんだけどな。俺は高速回転に加えて姿勢制御にも使いたいんだよ。
「ん、例えば両肩の後ろと両足とか、最低4ヶ所は魔導具を装着して、出来れば1つ1つ別々に制御できるようにして欲しいんだ。緊急時には一斉起動して高速移動に、通常時は細かく使い分けて姿勢制御に役立てられたらと思ってるんだよ」
「なるほど。単純に高速回転できりゃいいってもんじゃないのか。それぞれを個別にも同時にも、更には精密に操作できる魔導具が必要と。
ふむ。まだ作ってみないとわからねぇ部分もあるが、作れると思うぜ。
出来たらヴェルトーガから、実物の推進装置か外見の見本を貰ってきてほしい。流石に造船の経験はねぇからよ。推進装置のイメージが出来ねぇんだわ」
「了解した。必ず用意するよ。水中専用装備が出来たら、改めて造船もしてみよう。スクリューさえ完成すれば、船を作るのはリモデリングごり押しでいけると思う」
大人数の輸送が目的じゃないし、今回さえ持てばいいのだし、エリアキーパーにエンカウントしたら沈められそうだし、あまりコストをかけたくない部分なんだよな。
本格的な外洋船は、ザルトワシルドアを排除した後にゆっくり開発してもらえばいい。他の誰かに。
「水中スキルに水圧無効とか凄まじいっすねぇ。私も絶対将来揃えるっすよ! 無装備ダイビングとか人類の夢っす!」
「この力を持って地球に戻れれば、深海の謎も一瞬で解明できそうね。戻る方法なんてないし、今さら戻る気も無いんだけど」
「うん。もしかしたらチート能力で、日本とこっちを自由に行き来出来る能力、なんてものを望む異邦人はいるかもしれないけどね。恐らくは上手くいかない気がするかな」
「異なる世界を行き来できる能力かぁ……。私にとってはベイクから出る事だって大冒険だったのに、違う世界の話なんて想像も出来ないなぁ……」
「異邦人の皆さんを見る限りでは、私達とそこまで極端な違いは無いみたいですけどね。1度行ってみたいなぁとは思います」
「うんうん! 興味あるよねー! トーマやハル達の生まれ故郷なんだもんねー。
そっちに行くことは出来ないけど、異邦人達の作るルイナスリームが、いったいどんな街になるかも楽しみだよー!」
ルイナスリームの建設も、早いところ終わらせたいんだよなー。
別に軌道にさえ乗れば、俺が最後まで面倒見る必要もないだろうし。
「ルイナスリームのほうは順調? 僕もトーマももう少しヴェルトーガにかかりっきりだし、手伝えなくて申し訳ないよ」
「こっちのほうは何も問題ないかなー? 鱗運びと城壁の補強作業がメインだしねー。
大雑把な設備建設の予定とかは立ててるけど、まだ殆ど動かせないからねー。まだ迷宮がないんだもん。
タケルの協力はトーマと兄さんが戻ってからやったほうがいいと思うしね。それまで私たちはゆっくりしてるよー」
「なるほど。それもいいかもね。女性陣は身篭ってる人も多いし、ゆっくり出来る時に休んでくれたほうが僕としても安心だね」
そうだなぁ。都市建設が本格的に始まれば身動きが取れなくなるだろうし、そうしたら俺も飛び回るのは一旦止めて、出産と育児に立ち会いたい。
そう考えると、ザルトワシルドア討伐もあまりゆっくりしてられない。出来るだけ早くペルの旦那も見つけてあげたいし。
「やる事は決まってるけど、終着点は見えてきたって感じがするよ。勿論そんなすぐに引退する気はないけどさ。ルイナスリームの建設が終われば、あとは自由に生きさせてもらっても文句ねぇだろ」
「うん。私も異風の旋律に参加しちゃってから、怒涛の展開だったし、暫くゆっくりしたいかな?
子供達と一緒にリンカーズを回ってみるのも楽しそうだけど」
「私達の子供が大きくなる頃、10~15年後ですか。リヴァーブ王国の人口、思い切り増えそうですよね。
私達だけじゃなく、普通に子供を育てられる環境が整っているでしょうから」
「うん、栄光の運び手のみんなも、もう子供を作っても全然問題ない経済状況だからね……。
院、各地の救貧院も、以前と比べると大幅に環境が良くなってるし、子供は産みやすいだろうね……!」
「異邦人達の中にも、普通にハーレムとか作る奴いそうっすもんねぇ。ま、全員を幸せにできるなら、ハーレムも悪くないとは思うようになったすよ、最近は」
「恋愛感情があるのは勿論だけど、誰も頼れる人がいない異世界で、家族が出来るっていうほど心強いこともないものね。
一夫一妻制度もないし、変に捨てられる心配がないのはこっち側のいいところだと思うわね。取り合わないで共有できるって、楽な関係よねぇ」
「俺が口出しするのは薮蛇だとは思うけど、みんながいがみ合う理由が無いっていうのは単純に嬉しいよ。
今だって大変なのに、奪い合いの修羅場なんて頻発するようなら、俺の手に負えないからなぁ」
一方的に俺だけが得している関係にしか見えないけれど、女性陣が争わずに済むならそれだけでありがたい。
ほんと、嫁にも家族にも、いつも支えてもらいっぱなしだな。
「あ、そうだトーマ。僕はスクリュー? ってのが良く分からないから、別の方法を考えてみたんだよ。
――――――――って方法なんだけど、トーマ、マーサ、どんな感じかな?」
「……俺はアリだと思う。というか、作れるなら是非作って欲しい装備だ。
マーサ、作れそうか?」
「んー、理論上は問題ねぇと思うが、安全面的にどうなのかわからねぇな……。
2人の装備品を考慮すれば、さほどの危険はねぇとは思うから、とりあえずスクリューと合わせて作ってみるわ」
ザルトワシルドア討伐の準備も着々と進んでいる。
あとは前回の様に、1度姿を拝んでおきたいところだ。
海のエリアキーパーってだけで嫌な予感しかしないぜ……。
大きさも姿も、全く想像できないんだよなぁ……。
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