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11章 新たな都市の建設
424 ギルドの誘致
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「あ、そういえば各種ギルドの誘致ってどうすればいいんですか?
儀式魔法陣の設置もあるでしょうし、勝手には出来ませんよね?」
「いや、ルイナスリームの話はもう王国中に知れ渡ってるからね。あとはトーマさんが適当に交渉していいんじゃないかな?
ベイクで知り合いのギルド職員を誘ってもいいだろうし、本人を誘わないにしても、人を紹介してもらえばいいんじゃないかな」
「ああっと、トーマさんに拘りがなければ、ウィルスレイア、ヴェルトーガ、ボールクローグから1つずつは選出して欲しいと思いますかね。ミルズレンダはこの際除外されても仕方ないでしょうけれど。
冒険者ギルド、商工ギルド、狩人ギルド、魔法ギルドの4つは、できるだけ違う都市から人を用意して欲しいと思います。気を遣い過ぎかもしれませんけど、こういう配慮は後々になって利いてきますから」
うわ、めんどくせぇ……。
面倒くさいけど、ここは逆に利用しちゃおうか。
「それじゃウィルスレアから商工ギルドを、ベイクから冒険者ギルドを、ボールクローグから狩人ギルドの誘致の対応をしてもらうとして、今まで魔法ギルドって接点がなかったので、そこの折衝をディオーヌ様に頼んでもいいですか? それで島のターミナル設置は対応しますから」
「ふふ。上手いですね。分かりました。魔法ギルドの方はヴェルトーガから斡旋させて頂きましょう」
よし、これで各種ギルドに関しては問題なくなったかな?
あとはタケルに相談して、ルイナスリームに迷宮を作れば、都市としての最低限の体裁は整う、はず。
今度こそ城を脱出して、とりあえずベイクの冒険者ギルドに向かう。
オーサンが来てくれる必要はないけど、オーサンに話さないのはやっぱ気持ち的に落ち着かないし。
「つうことでオーサンよ。新しい街に冒険者ギルドを作りたいと思ってんだけど、誰か人を紹介してくんないかな?」
「またお前はいきなり来たかと思うとめちゃくちゃ言いやがるなぁ。
ま、俺を誘わなかったのは褒めてやるがよ。俺だってベイクでの生活があるから、おいそれとは引っ越せねぇし。
とりあえず、これは俺1人で対応するには大きすぎる案件だ。悪いがギルドマスターに1枚噛んでもらうぜ」
「了解。ってもすぐに対応してくるれるのかな? マスターって忙しいんだろ?」
「はっ! ベイクで異風の旋律を後回しに出来る奴なんか居るわけねぇだろ。
多分すぐ対応してくれると思うからちょっとだけ待ってろ」
オーサンがギルドの奥の階段を上っていく。
別に俺らなんて大したもんじゃないと思うけどなぁ。
スキップオーブが普及した今、みんなガンガン強くなっていって、俺らのことなんかそのうち忘れられるだろ。
「おうトーマ。マスターが会ってくれるってよ。案内するぜ」
オーサンに案内されて、ギルドの階段を上がる。
何気にベイクのギルドで上の階に行くのって初めてだ。
「おうマスター。トーマを連れてきた。入るぜ」
ノックしても、相手の反応を待たずに入室したら、ノックの意味無いんじゃないのかオーサン。
オーサンにそんなこと期待するだけ無駄か!
オーサンに続いて入室すると、オーサンよりも更にがっちりした体格のオッサンがソファに腰掛けていた。この人がベイクの冒険者ギルドマスターか。
「ったくオーサンはいつまで経っても礼儀ってもんを知りやがらねぇから参っちまうぜ。
おう、アンタがトーマか。お初にお目にかかる。俺ぁベイクの冒険者ギルドマスターの『カートキ』だ。宜しく頼むわ」
「自己紹介はいらないだろうけど、異風の旋律のトーマだ。今日はよろしく頼むよ」
「バッハッハ! お前さんの名前を知らねぇ奴なんざベイクに居るわけねぇだろ!
ま、とりあえず座ってくれよ。オーサンから簡単な話は聞いてるからよ。
なんでも、新しい都市の冒険者ギルド建設を手伝って欲しいって話だったか」
「話が早いね。王都で聞いたら、建設の許可は出てるから、人集めやら建設やらは自分でやれって言われてさ。
ベイクの冒険者ギルドは付き合いが長いし、せっかくだからここのお世話になろうと思ってね」
「バハハ! そいつは光栄な話だな。
とりあえず結論から言わせてもらえば、協力する分には問題ねぇんだ。建設も儀式魔法陣の設置もこっちでやっから、トーマは気にしなくていい。
……だが問題なのは人手なんだよなぁ。ただでさえ今のベイクの冒険者ギルドは大忙しだからよ」
人手か。こればっかりはすぐに増えないもんなぁ。
それにベイクのギルドに限らず、王国中の冒険者ギルドが今、スキップオーブによって賑っていることだろう。
「なぁトーマよ。ベテランじゃなくても良いってんなら、俺から紹介できる奴が居るぜ?」
同席しているオーサンが口を挟んでくる。
ベテランじゃなくても、か。構わないよな? 都市だって新しいんだし。
「あ~? そうだな。ギルド員として基本が出来ている人だったら、経験は問わないことにするよ。都市だってこれから建設が始まる場所だしな。
カートキもそれで構わないなら、オーサンの紹介に頼ろうかな?」
「ああ、俺の事は気にしなくていいぜ。忙しいって言ったろ? トーマたちで勝手に話を進めてくれるってんなら願ってもねぇよ。
ああでも、ギルドの建物にはちゃんと規格が定められてるし、儀式魔法陣の設置にはちゃんと申請がいるからよ。実際にギルドの建設を行う前には1回顔出してくれっか。手続きはこっちでやってやっからよ」
「了解。必ず顔を出すと約束するよ。
そんで? オーサンは誰を紹介してくれんだ? すぐ紹介してもらえる?」
「ああ。居場所は分かってっから、この後ゲートで話をしてくるぜ。
そうだなぁ……。全員を集めるのに多少時間をもらいてぇから、日没頃にまたギルドに来てもらえっか?
全員集まってくれれば、8人くらいにはなるんじゃねぇかな」
ふぅん? オーサンもゲートを余裕で使えるくらい稼いでるんだなぁ。
オーサンなら30階層台でもソロで回れるのかもしれないし、スキップオーブで荒稼ぎしてそうだ。
「そんで紹介するのは俺のガキ共が半分、俺がギルド員になる前に組んでたパーティのメンバーが半分ってとこかな。ガキ共はまぁ話が早いと思うが、仲間達がなんて言うかはちょっと読めねぇかな」
おお? オーサンのかつての仲間か。
こりゃちょっと興味が湧いてきたじゃないの。
儀式魔法陣の設置もあるでしょうし、勝手には出来ませんよね?」
「いや、ルイナスリームの話はもう王国中に知れ渡ってるからね。あとはトーマさんが適当に交渉していいんじゃないかな?
ベイクで知り合いのギルド職員を誘ってもいいだろうし、本人を誘わないにしても、人を紹介してもらえばいいんじゃないかな」
「ああっと、トーマさんに拘りがなければ、ウィルスレイア、ヴェルトーガ、ボールクローグから1つずつは選出して欲しいと思いますかね。ミルズレンダはこの際除外されても仕方ないでしょうけれど。
冒険者ギルド、商工ギルド、狩人ギルド、魔法ギルドの4つは、できるだけ違う都市から人を用意して欲しいと思います。気を遣い過ぎかもしれませんけど、こういう配慮は後々になって利いてきますから」
うわ、めんどくせぇ……。
面倒くさいけど、ここは逆に利用しちゃおうか。
「それじゃウィルスレアから商工ギルドを、ベイクから冒険者ギルドを、ボールクローグから狩人ギルドの誘致の対応をしてもらうとして、今まで魔法ギルドって接点がなかったので、そこの折衝をディオーヌ様に頼んでもいいですか? それで島のターミナル設置は対応しますから」
「ふふ。上手いですね。分かりました。魔法ギルドの方はヴェルトーガから斡旋させて頂きましょう」
よし、これで各種ギルドに関しては問題なくなったかな?
あとはタケルに相談して、ルイナスリームに迷宮を作れば、都市としての最低限の体裁は整う、はず。
今度こそ城を脱出して、とりあえずベイクの冒険者ギルドに向かう。
オーサンが来てくれる必要はないけど、オーサンに話さないのはやっぱ気持ち的に落ち着かないし。
「つうことでオーサンよ。新しい街に冒険者ギルドを作りたいと思ってんだけど、誰か人を紹介してくんないかな?」
「またお前はいきなり来たかと思うとめちゃくちゃ言いやがるなぁ。
ま、俺を誘わなかったのは褒めてやるがよ。俺だってベイクでの生活があるから、おいそれとは引っ越せねぇし。
とりあえず、これは俺1人で対応するには大きすぎる案件だ。悪いがギルドマスターに1枚噛んでもらうぜ」
「了解。ってもすぐに対応してくるれるのかな? マスターって忙しいんだろ?」
「はっ! ベイクで異風の旋律を後回しに出来る奴なんか居るわけねぇだろ。
多分すぐ対応してくれると思うからちょっとだけ待ってろ」
オーサンがギルドの奥の階段を上っていく。
別に俺らなんて大したもんじゃないと思うけどなぁ。
スキップオーブが普及した今、みんなガンガン強くなっていって、俺らのことなんかそのうち忘れられるだろ。
「おうトーマ。マスターが会ってくれるってよ。案内するぜ」
オーサンに案内されて、ギルドの階段を上がる。
何気にベイクのギルドで上の階に行くのって初めてだ。
「おうマスター。トーマを連れてきた。入るぜ」
ノックしても、相手の反応を待たずに入室したら、ノックの意味無いんじゃないのかオーサン。
オーサンにそんなこと期待するだけ無駄か!
オーサンに続いて入室すると、オーサンよりも更にがっちりした体格のオッサンがソファに腰掛けていた。この人がベイクの冒険者ギルドマスターか。
「ったくオーサンはいつまで経っても礼儀ってもんを知りやがらねぇから参っちまうぜ。
おう、アンタがトーマか。お初にお目にかかる。俺ぁベイクの冒険者ギルドマスターの『カートキ』だ。宜しく頼むわ」
「自己紹介はいらないだろうけど、異風の旋律のトーマだ。今日はよろしく頼むよ」
「バッハッハ! お前さんの名前を知らねぇ奴なんざベイクに居るわけねぇだろ!
ま、とりあえず座ってくれよ。オーサンから簡単な話は聞いてるからよ。
なんでも、新しい都市の冒険者ギルド建設を手伝って欲しいって話だったか」
「話が早いね。王都で聞いたら、建設の許可は出てるから、人集めやら建設やらは自分でやれって言われてさ。
ベイクの冒険者ギルドは付き合いが長いし、せっかくだからここのお世話になろうと思ってね」
「バハハ! そいつは光栄な話だな。
とりあえず結論から言わせてもらえば、協力する分には問題ねぇんだ。建設も儀式魔法陣の設置もこっちでやっから、トーマは気にしなくていい。
……だが問題なのは人手なんだよなぁ。ただでさえ今のベイクの冒険者ギルドは大忙しだからよ」
人手か。こればっかりはすぐに増えないもんなぁ。
それにベイクのギルドに限らず、王国中の冒険者ギルドが今、スキップオーブによって賑っていることだろう。
「なぁトーマよ。ベテランじゃなくても良いってんなら、俺から紹介できる奴が居るぜ?」
同席しているオーサンが口を挟んでくる。
ベテランじゃなくても、か。構わないよな? 都市だって新しいんだし。
「あ~? そうだな。ギルド員として基本が出来ている人だったら、経験は問わないことにするよ。都市だってこれから建設が始まる場所だしな。
カートキもそれで構わないなら、オーサンの紹介に頼ろうかな?」
「ああ、俺の事は気にしなくていいぜ。忙しいって言ったろ? トーマたちで勝手に話を進めてくれるってんなら願ってもねぇよ。
ああでも、ギルドの建物にはちゃんと規格が定められてるし、儀式魔法陣の設置にはちゃんと申請がいるからよ。実際にギルドの建設を行う前には1回顔出してくれっか。手続きはこっちでやってやっからよ」
「了解。必ず顔を出すと約束するよ。
そんで? オーサンは誰を紹介してくれんだ? すぐ紹介してもらえる?」
「ああ。居場所は分かってっから、この後ゲートで話をしてくるぜ。
そうだなぁ……。全員を集めるのに多少時間をもらいてぇから、日没頃にまたギルドに来てもらえっか?
全員集まってくれれば、8人くらいにはなるんじゃねぇかな」
ふぅん? オーサンもゲートを余裕で使えるくらい稼いでるんだなぁ。
オーサンなら30階層台でもソロで回れるのかもしれないし、スキップオーブで荒稼ぎしてそうだ。
「そんで紹介するのは俺のガキ共が半分、俺がギルド員になる前に組んでたパーティのメンバーが半分ってとこかな。ガキ共はまぁ話が早いと思うが、仲間達がなんて言うかはちょっと読めねぇかな」
おお? オーサンのかつての仲間か。
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