殺し屋さんと自殺少女

キノハタ

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こころと殺し 前編

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 そもそも、二人はどうやって知り合ったんですか。

 教授の紹介、だね。

 俺がもともと、ダイビングしてるときにあの教授と知り合ってよ。離婚調停とかのクライアントの精神状態が不安定だったから、誰かカウンセラー紹介してくれって頼んだんだ。

 で、僕がこいつと引き合わされたんだね。それから、一緒に仕事するようになった。

 普通はそんなに一緒に仕事せんが、こいつに見てもらったクライアントの方が何かとやりやすかったからな、頼むようになったんだ。大体、5・6回か、その間、何度か飲みに行った。

 へー。

 7人だよ、お前と仕事したのは。で、8人目があの人だった。

 ああ。そうか。

 ・・・。

 僕の最初の、人殺し。

 ---------

 ああ、これはまずい。

 顔なじみから紹介されたその女の人を最初に見たときに、僕は思わずそう心の中で息を吐いた。

 事前に聞いていた情報では、その人は夫に離婚と損害賠償の裁判を起こそうか悩んでいるらしい。ただ精神的に不安定だから、そこかが落ち着いてからの方がいいと判断したみたいだった。

 応接間で顔なじみに引き合わせられ、顔なじみはそのまま飲み物を置いて席を外した。

 部屋に入る前に、あの人、結構、しんどそうだから頼むわ。と、声をかけられていたが、これはなかなか重症そうだ。

 まず、首のあたりに大きな痣、乱れた髪、おびえた眼。一つ、一つは心境がしんどい人たちにありがちなものだけれど、どう考えても程度が酷い。 特におびえた様子は尋常じゃなくて、僕を猛獣か何かを見るような目で見てくる。

 一挙手一投足を見逃すまいとでもいうように、凝視してくる。視線が恐怖と警戒で黒くどろどろに染まっている。

 十中八九、離婚に暴力沙汰が絡んでるんだろう。僕は内心、ため息をつく。

 これ、確実に僕じゃなくて警察向けのやつだろ。

 まあ、とりあえず話すかと僕は、両手を軽く上げて害意がないことをアピールする。

 「はじめまして、女でも男でもないカウンセラーの篠原 心愛です。よろしくお願いします」

 え?と相手の顔に疑念が浮かぶ。うんうん、とりあえずそれでいい。早めに警戒をとかないと話が進まない、警戒よりは疑問の方がまだ話ができる。

 「あ、戸籍上は女性なんですけれど、生殖機能がないので。生理も胸もありません」

 「・・・・・羨ましい」

 「はは、よく言われます」

 『私』の頃に聞いていたら、そのまま部屋を飛び出してしまいそうだが、今は落ち着いて流せる。訂正、それでもちょっぴりムカっと来る。まあ、人によって悩みや視点は違うのだと散々学んだわけだが。僕があれほど欲してやまなかった生理や胸のふくらみも、人によって人生の重りになったりするのだ。わからないもので。まあ、誰も彼もがないものねだりなのだろう、きっと。

 「と、言うわけでもしあなたが男性恐怖症でも、あまりお気になさらないでください」

 「・・・なんで私が男性恐怖症だって?」

 いや、見たらわかるよ。露骨すぎる。夫からの暴力。性別不詳の相手への警戒。自身の性別に対するマイナス感情。役満だよ。顔なじみが僕を頼ってきたのも、さもありなんという感じだった。男のあいつだけではいささか荷が重い。

 「事前に聞いていた状況から、もしかしたらと思ったんです。やっぱり、そうなんですね?」

 「カウンセラーって、本当に心が読めるんですね・・・」

 「いえ、状況から推測しただけで、心なんて読めませんよ。僕にできるのは、あなたのお話を聞いて、あなたが自分自身を救えるようにお手伝いするだけです」

 脳内でいつかの教授の言葉を反芻しながら、僕は女の人に語りかけた。女の人はしばらくうつむいていたが、少し黙ってから意を決したように僕を見た。警戒はまだ少し残っているが、さっきほどきつくはない。話をしようという気にくらいはなってくれたみたいだった。

 女性の名前は、瀬田 聡美 (亜衣にはこの部分は伏せておいた)。29歳、結婚3年目。結婚後、夫のアルコール癖の悪さが発覚し、次第に暴力を受けるようになる。当初はアルコールが入ったときにのみしていた暴力が、次第に素面でも振るわれるようになり、加えてアルコールの量は増大している。そんな日常に耐えかねて、離婚を望んでいる。

 ・・・・酷い話だ。酷い話だけれどよくある話でもあった。

 「前提の確認になるんですけれど、警察にご相談は?」

 「・・・一度しようとしたんですけれど、行く前にバレて。次、そんなことをしたら、殺してやるって・・・」

 「・・・・」

 正直な話、手に余る。その話の流れで行けば、ここにきていることも知られれば、手酷い暴力が待っているわけだ。行動を起こすなら、一度に徹底的に行われるべきだった。じわじわとカウンセリングで心の平穏を取り戻している場合ではないのだ。

 僕は内心、深くため息をついて、とりあえずその日は彼女の話を聞くに努めた。役割的には痛み止めに近い、根本的な解決にはなっていない。対処療法、根本的に彼女に必要なのは精神的なものでなく、物理的かつ社会的解決なのだ。

 面談が終わって、彼女が帰ったころ合いに顔なじみと二人で事務所で話をする。

 「・・・やばくないか?あれ、カウンセリングでどうこうなる問題じゃないよ?早く警察に保護してもらうなり、別居するなりしたほうがいい」

 「・・・だよなあ。俺もそう思う」

 顔なじみは僕と同じように深いため息をついた。

 「じゃあ・・・」

 なんでしないのさ、と言葉を続けかけたところで、首を横に振られた。

 「本人が望んでない」

 「は?」

 「というか、できないと思い込んでる。思い込まされてるってのが近いか」

 「・・・どういうこと?」

 「調べてみたらよ、あの人の夫、弁護士なんだわ。DVが犯罪なのも、奥さんがその気になれば保護命令が出るのも、全部織り込み済みだ。

 そのうえで、奥さんの精神をぽっきり折って、警察に言っても保護はされない。すぐ戻ってくる。戻ってきたら殺してやるって、すりこみをしてる。
 
 加えて、奥さんの自尊感情をぶっ壊すようなことも、多分、わかってやってる。そうすることで、逃げられないようにしてる」

 「・・・・」

 「あの人な、離婚したいっていうわりには肝心なとこで首を縦に振らねえんだわ。保護命令の申請だしますかとか、警察に連絡しますかとかの肝心なところで、夫にバレたらどうしよう、殺されるって、踏み出せなくなってる。

 元から優柔不断の気はあるかもしらんが、そこもこみこみであの人の夫はわかってやってるようにしか俺には思えん」

 「・・・なんだよ、それ」

 「で、多分、聞く限りまじで下らん理由で復讐に来る。法律関連に明るいから、保護命令が切れるタイミングとかどこまでの接触が合法かとかわかってるのが余計に質悪い」

 「・・・・」

 二人して、長く長くため息をついた。話せば話すほど、話は陰鬱を極めた。どうにもならない、という事実ばかりが出てきている。ただただ、救われないという現実ばかりが積み重なる。

 「なんで僕を呼んだんだ?」

 「ネックなのが何より、クライアントの精神的な脆さだ。あの調子じゃ、今、俺が出張って無理矢理引き剥がしてもすぐに引き戻される」

 「そこを僕にちょっとでも改善しろと・・・」

 「難しいか?」

 「・・・難しい。自分で自分を救おうとしていない人が、一番、救いようがない。僕らがいくら手を引っ張っても歩けない、自分で座り込んじゃう。

 というか、そういう人はおびえることで頭が一杯だから、危機的状況から引っ張り出すのが先なんだ。順序が違う」

 「・・・でも、危機的状況から引っ張り出すには、ある程度心が立っててもらわないといけない・・・堂々巡りだな、おい」

 顔なじみは深く深くため息をついた。両手で顔覆って考える。

 「まあ、でも救いなのはまだ離婚しようとはしてるってことかな」

 「・・・ん?」

 「前に進もうとはしてるだろ。少しずつ心を立て直して、具体的に危機を回避する手段を模索していけば、そのうち保護を求めれるくらいには立ち直るさ」

 「・・・・・ま、そう考えるしかないわな。他にできることもないし」

 僕らは互いに顔を見合わせた。楽観はできないけれど、他に手の打ちようもない。何より、僕らが心を折るわけにもいかない。

 「ああ、できることをしよう」

 僕は顔なじみにそう口にした。僕自身にきっとそう言い聞かせた。

 -------------

 「-----というわけで、僕らは聡美さんが前向きに離婚や保護の踏ん切りがつくようにサポートします」

 「ま、それはそれとして現実的に暴力を回避する手段を考えましょ。まあ、そのうちなんとかなりますよ」

 僕らが出した結論を揃って聡美さんに伝えると、聡美さんは最初少しきょとんとしたようにぼーっとしていたが、やがてくすくすと笑い始めた。目じりには少し涙が滲んでいた。笑い泣きではない、どういう涙なのかは彼女しか知らない。

 「ふふ、変な方々ですね」

 そういえば、この時、初めて彼女の笑みを見たように思う。

 ---------

 それから、色々と試した。

 認知行動療法を試したり、自尊心の回復を図ったり、彼女に法律の正しい知識をつけた。どのようにすれば正式に離婚が行われるかなどの知識を与えた。他にも、正直カウンセラーと弁護士の領分を逸脱するかのようなことを結構した。

 お酒を減らすよう工夫したり、夫のお酒の分解が早くなるよう食事に気をつかってもらったり、それとなく日常からお酒を遠ざけてみたり、暴力を受けそうになったら身代わりになりそうなものを近くに置いておいてもらったり。近所の人にそれとなく気づいてもらえそうな対応をしてみたり。

 聡美さんの精神状態は少しずつだけれどマシになっていった。

 ただ、時折増える痣ばかりはどうしようもなかった。

 押し寄せる暴力に僕らの微細な積み重ねが間に合っていない、それがどうしようもない事実だった。

 ある日、聡美さんが血相を変えて事務所に駆け込んできた。身体には前来た時より随分と増えた痣があったらしい。

 僕もすぐに顔なじみに呼び出されて事務所に向かった。

 夫がいつもより強い酒を買ってきた。仕事でのストレスが強くなったのだと言っていた。暴力は当然、酷くなったらしい。

 「聡美さん、いい加減、通報しましょう。あなたの命が危ない」

 顔なじみの言葉に、聡美さんは一瞬頷きかけたが、慌てて首を横に振った。

 ダメ、イヤ、ころされる。

 僕らはただ、顔を見合わせた。

 「どうする?」

 「いや、通報しよう」

 顔なじみの問いに、僕はそう答え返した。

 「だめ、だめよ・・・」

 「いえ、それこそダメです。もう、あなたの命が危ない」

 「ま、・・・・そうだな。さすがにもう、見てらんねーもんな。俺らだけでどうこうできる限界こえてる」

 これはクライアントの意思と反する。でも、もう多分、ここが彼女の命の限界のラインだと思った。

 教授が見たらなんていうかな。お前しだいだろ、と言われる気がした。正解は、わからない。

 「というわけで、通報します」

 「すんませんね、恨み言は後で聞きますわ」

 行動指針が決まった後の顔なじみは素早かった。即座に警察に通報すると、すぐ保護申請の準備と彼女が受けた暴力の記録をまとめ始めた。

 僕は聡美さんを落ち着かせるために、飲み物を置いて傍にいた。聡美さんはしばらく動揺したように、眼を揺らしていた。ただしばらくすると縮こまって震えだした。指が、身体が凍えているみたいにがたがたと震えていた。僕が背中を撫でたり、言葉をかけても反応は示さなかった。

 後日、聡美さんの保護と夫に対する接近禁止命令が下った。

 あれだけ怯えていて踏み切れなかった選択肢は、通ってみれば実にあっさりしたものだった。

 これで、彼女は当座の安全を確保することができたわけだ。

 ただ、僕らの顔は一様に浮かなかった。

 接近禁止命令でも、彼女の夫が何をしてくるかはわからない。命令を守る保証もない。本当に見境がなくなった時に何をしてくるかわからない、何より、命令が解けた時が一番危うかった。並行して離婚裁判が行われる。顔なじみ曰く、相手が弁護士ということもあって、結構難航しそうだということだった。

 その後も何度か3人で面談をしながら僕らは考えた。

 どうにか、彼女の安全を恒久的に確保する手段はないものか。

 そんなふうに僕らは頭を悩ませていた。

 「逆に酒を飲ますってのはどう?」

 「・・・・どういうことだ?」

 「だからさ、今はどうにか飲まさないように頑張っているだろう?でもあえていっぱい飲ますんだ。今なら、聡美さんに危害が及ぶことはないし、それで酔いすぎて痛い目を見れば、少し酒を控えるようになるんじゃないか?」

 「・・・うまくいくかそれ?第一、どうやって飲ますんだよ。別居中だぞ今」

 「うーん・・・・」

 「いえ、できます」

 聡美さんが静かに言葉を紡いだ。

 「夫は今、電話は禁止されていないので。時々、掛けてくるんです。ちょっと気味悪いくらい、優しい言葉とか。戻ってきてほしいとか、そんな内容の。

 だから連絡の手段はあります。何より、私からの接触は何も禁止されていません」

 基本的に消極的な聡美さんから出た、とても具体的で建設的な案だった。

 僕らはこの時、違和感を覚えるべきだった。

 「篠原さん、以前、夫に酒を忌避するような暗示を日常に仕込む話をしてくださいましたけど、あれの逆もできますか?お酒を認識しやすくするような」

 「・・・・多分、できますけど」

 「それをお願いしてもよろしいでしょうか。

 接触できると言っても、おおっぴらにはできません。あ、あと、それとなく夫に何かのお礼やお詫びと言ってお酒を届けていただけないでしょうか」

 「・・・・・はい」

 僕らは突然、積極的になった彼女に首を傾げながら、言われるがままことを実行した。

 違和感を確かに抱えながら。でもお互いなんとなく相談できなかった。

 お酒を避けるより、お酒に誘惑する暗示はとても簡単だ。

 日常の中に無意味に酒の缶を置いたり。迷惑メールを装ってお酒の広告を流したり。お酒の広告に使われているCM曲を彼のとなりで通行人のふりをして聞いてみたり。懸賞の誤発注を装って彼の家に酒を送ったりもした。

 いうなればそれだけ、たったそれだけ。実害は何もない。

 でも、些細な誘惑を繰り返せば、人間は弱くなる。

 見えないほどの小さな事で誘惑の積み重ねは、確実に人を蝕んでいく。もとより誘惑に弱かった人間であれば尚更だ。

 積み重ねが健康を作り、人を幸せにするのなら、逆もまた同じこと。

 些細なことを、習慣のように繰り返す。

 その力の凄さを、僕は知っていたはずなのに。

 どことなく、無視をしていた。いや、そもそもそんな選択肢があるなんて考えてもいなかった。

 いや、きっとうっすらと考えはしたけれど、否定したのだ。そんなわけがないだろうと。

 彼女の殺意があることを。

 
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