16 / 16
イケメン王子に借りられました
しおりを挟む
どうやらアレクシスは私のことが好きだったらしい。
早く言ってよ~!
てっきり手が届かない人だと思って、諦めモードだったじゃないの。
「言ってくれたら良かったのに。わかっていれば私だって……」
「『私だってアレクのこと好きだし、もっとラブラブできたのに~』?」
「そうそう、もっとラブラブ……って! そんなこと思ってないわよ!」
「そう? でもセラが僕のことを好きなのは事実なんだよね?」
クスクス笑いながらアレクシスが立ち上がる。
やはり長身で堂々としているところは悔しいけれど格好いい。
それに、いつもと同じように自信たっぷりに見えるアレクシスだが、やはり少しは緊張しているみたいだ。
両思いの確信があるようでいて、時々頼りない視線が混ざるところにキュンとなってしまう。
ま、これも私だからこそ気付けるくらいの違いだけれど。
「う~~~、そうね、そうかもしれないわね」
「セラ? セラの気持ちを僕に聞かせて?」
ずるい、ずるすぎる!
自分で勝手に『未来の妻』のお題で私を借りておいて、私にもこんな観衆の中で告白させるなんて。
……でも、そんな不安と期待を混ぜたような顔をされたら、断ることなんてできないじゃないの。
「わ、私も好きよ? アレクのこと……」
「セラ!」
小声で囁いた私は、一瞬のうちにアレクの腕に捕らわれ、包まれていた。
ぎゅうぎゅうと抱きしめられるし、周囲はこれ以上ないほどに煩いし、恥ずかしくて堪らない。
「おめでとうございます、アレクシス殿下」
「見事な証明でございました」
ヴァレリー夫人とシュナイダー夫人が拍手をしながら近付いてくる。
その後ろにはグレースとロイバーも笑顔で揃っていたが、そこでグレースが妙なことを言い出した。
「まあ、セラフィーヌがあの髪飾りを着けて現れた時点で、こうなるのはわかっていたけどね」
ん?
髪飾りって、このサンゴの髪飾りのことかしら?
アレクシスの腕からモゾモゾと抜け出すと、ムッとしたような顔をして今度は腰を抱かれてしまった。
彼がこんなにくっつきたがりだったとは意外だ。
「この髪飾りって何か特別なの? 確かに視線は感じていたし、意味深なことを言ってくる方々もいたけれど」
「嘘でしょう? その髪飾りの意味を知らないだなんて! え、そのドレスだって色を合わせて殿下が贈ったものでしょう?」
グレースが呆れたのと同時に、会場全体がどよめいていた。
え、知らないのってもしかして私だけ?
このドレスもアレクからの贈り物だったの?
「その髪飾りは、王家に伝わるものなのよ。代々、未来の王妃に受け継がれるの」
現王妃がお茶目な表情で説明してくれた後、国王と「ねー」と頷きあっている。
うん、仲がよろしくて結構だが、そんなの初耳である。
はあぁ?
聞いたことないし、アレクってば私の髪に勝手に着けてたわよね?
マドレーヌに気を取られているうちに。
……この、策士め!
おばさまも教えてくれたら良かったのに!!
「でも今更よね。二人が相思相愛なのは皆わかっていたし、いつくっ付くかと気を揉んだわ」
「そもそも陛下にモノマネをさせる令嬢なんて前代未聞だし、誰も王家の人間にあんなに気安く接するなんてできないですものね」
「セラフィーヌさんを目にした時のアレクシス殿下は、いつも愛おしい者を見る優しいまなざしをしていますもの」
グレースと二人の夫人が追い打ちをかけてくる。
そうか、そうだったのか……。
思っていたよりも私はアレクシスに愛されていて、私の気持ちは駄々洩れていたらしい。
でも、おじさまとのモノマネショーがそういう風に受け取られていたとはね。
確かに、借り物競争でグレースと宰相様の様子を見たときは、お父さんに認められたってことはもうカップル成立ね!とか思ったのに、自分とおじさまの仲の良さは考えたことがなかったわ。
これって、やっぱり鈍感ってこと?
「ガーーン……」
「もしかして自分の鈍感さにショックを受けているの? 気にすることはないさ、僕はずっと鈍いセラが好きだったんだから。むしろ可愛いとすら思っている」
笑みを浮かべたアレクシスが、髪飾りを避けながら愛おし気に髪を撫でてくる。
甘い!
アレクシスとはこんな男だっただろうか。
「アレク! なんだか急にくっ付くし、甘い台詞を吐くし、どうしちゃったの!?」
「ん? 今までやりたくても我慢していたからその反動かな。でも、基本的には以前と変わっていないと思うけど」
「いやいや、そんな馬鹿な……」
しかし、国王夫妻や貴族たちも、アレクシスの変貌に驚くこともなく、祝福するような目でこちらを見ている。
どうやら彼らにはずっとこの甘いアレクシスが見えていたようだ。
まさか、私たちが並んで立った時のあの何とも言えない視線が、甘酸っぱいカップルを見る目だったとは……恥ずかしすぎる。
「殿下、仕込んでいたものがうまくいって良かったですね」
「ロイバー、それはバラすなよ」
訊けば、借り物競争で私が引いたカードも、アレクシスが引いたカードも、あらかじめ仕込んであったものらしい。
私と国王の親密さをアピールできたらと思っていたら、国王に思いがけず自分のモノマネをされて、そんなに自分の想いはわかりやすかったのかと照れていたんだとか。
ーー私は全く気付いていなかったけどね!
「アレクはいつからプロポーズを計画してくれていたの?」
「それはもちろん、セラが借り物競争を提案してきた時だ。これは絶好の機会になると思ったよ」
まさかこんなイロモノ的な、夜会には不似合いな借り物競争で、自分が王子様にプロポーズをされるとはビックリである。
思ったよりも借り物競争のポテンシャルは高かったようだ。
「本当に侮れなかったわね、借り物競争……。こうなったら本当に体育祭も提案してみようかしら?」
「ん? 『たいいくさい』とは何だ? セラフィーヌのことだ。また面白そうなことを思い付いたに違いない!」
「あら、いつ開催します?」
私の呟きに、余興好きな国王夫妻がすぐさま目を輝かせた。
反応が早い。
「「私たちもお手伝いしますわ」」
「私も! ロイバー様もまた一緒にやりませんこと?」
「もちろんお手伝いさせていただきます」
借り物競争実行委員のメンバーもノリノリで委員に立候補してきた。
これは、体育祭実行委員に任命される日も近いかもしれない。
「父上、でしたら我々の結婚式でお願いします」
「よし、では二人の結婚式で『タイイクサイ』とやらを行う!」
『うわぁぁ!』と歓声が上がる。
は?
結婚式で体育祭!?
それはまた素晴らしいごった煮ですこと……。
「まあ……それもありかな? 二人三脚だったら『初めての共同作業』的な感じになるし?」
「セラ、『ニニンサンキャク』とは何だい? セラとなら何でも楽しそうだ」
「ふふっ、そうね。二人で幸せのゴールテープを切っちゃいましょうか」
背伸びしてアレクシスの頬にくちづけた私の脳裏には、タキシードとウェディングドレスで走る少し未来の私たちの姿が浮かんでいたのだった。
早く言ってよ~!
てっきり手が届かない人だと思って、諦めモードだったじゃないの。
「言ってくれたら良かったのに。わかっていれば私だって……」
「『私だってアレクのこと好きだし、もっとラブラブできたのに~』?」
「そうそう、もっとラブラブ……って! そんなこと思ってないわよ!」
「そう? でもセラが僕のことを好きなのは事実なんだよね?」
クスクス笑いながらアレクシスが立ち上がる。
やはり長身で堂々としているところは悔しいけれど格好いい。
それに、いつもと同じように自信たっぷりに見えるアレクシスだが、やはり少しは緊張しているみたいだ。
両思いの確信があるようでいて、時々頼りない視線が混ざるところにキュンとなってしまう。
ま、これも私だからこそ気付けるくらいの違いだけれど。
「う~~~、そうね、そうかもしれないわね」
「セラ? セラの気持ちを僕に聞かせて?」
ずるい、ずるすぎる!
自分で勝手に『未来の妻』のお題で私を借りておいて、私にもこんな観衆の中で告白させるなんて。
……でも、そんな不安と期待を混ぜたような顔をされたら、断ることなんてできないじゃないの。
「わ、私も好きよ? アレクのこと……」
「セラ!」
小声で囁いた私は、一瞬のうちにアレクの腕に捕らわれ、包まれていた。
ぎゅうぎゅうと抱きしめられるし、周囲はこれ以上ないほどに煩いし、恥ずかしくて堪らない。
「おめでとうございます、アレクシス殿下」
「見事な証明でございました」
ヴァレリー夫人とシュナイダー夫人が拍手をしながら近付いてくる。
その後ろにはグレースとロイバーも笑顔で揃っていたが、そこでグレースが妙なことを言い出した。
「まあ、セラフィーヌがあの髪飾りを着けて現れた時点で、こうなるのはわかっていたけどね」
ん?
髪飾りって、このサンゴの髪飾りのことかしら?
アレクシスの腕からモゾモゾと抜け出すと、ムッとしたような顔をして今度は腰を抱かれてしまった。
彼がこんなにくっつきたがりだったとは意外だ。
「この髪飾りって何か特別なの? 確かに視線は感じていたし、意味深なことを言ってくる方々もいたけれど」
「嘘でしょう? その髪飾りの意味を知らないだなんて! え、そのドレスだって色を合わせて殿下が贈ったものでしょう?」
グレースが呆れたのと同時に、会場全体がどよめいていた。
え、知らないのってもしかして私だけ?
このドレスもアレクからの贈り物だったの?
「その髪飾りは、王家に伝わるものなのよ。代々、未来の王妃に受け継がれるの」
現王妃がお茶目な表情で説明してくれた後、国王と「ねー」と頷きあっている。
うん、仲がよろしくて結構だが、そんなの初耳である。
はあぁ?
聞いたことないし、アレクってば私の髪に勝手に着けてたわよね?
マドレーヌに気を取られているうちに。
……この、策士め!
おばさまも教えてくれたら良かったのに!!
「でも今更よね。二人が相思相愛なのは皆わかっていたし、いつくっ付くかと気を揉んだわ」
「そもそも陛下にモノマネをさせる令嬢なんて前代未聞だし、誰も王家の人間にあんなに気安く接するなんてできないですものね」
「セラフィーヌさんを目にした時のアレクシス殿下は、いつも愛おしい者を見る優しいまなざしをしていますもの」
グレースと二人の夫人が追い打ちをかけてくる。
そうか、そうだったのか……。
思っていたよりも私はアレクシスに愛されていて、私の気持ちは駄々洩れていたらしい。
でも、おじさまとのモノマネショーがそういう風に受け取られていたとはね。
確かに、借り物競争でグレースと宰相様の様子を見たときは、お父さんに認められたってことはもうカップル成立ね!とか思ったのに、自分とおじさまの仲の良さは考えたことがなかったわ。
これって、やっぱり鈍感ってこと?
「ガーーン……」
「もしかして自分の鈍感さにショックを受けているの? 気にすることはないさ、僕はずっと鈍いセラが好きだったんだから。むしろ可愛いとすら思っている」
笑みを浮かべたアレクシスが、髪飾りを避けながら愛おし気に髪を撫でてくる。
甘い!
アレクシスとはこんな男だっただろうか。
「アレク! なんだか急にくっ付くし、甘い台詞を吐くし、どうしちゃったの!?」
「ん? 今までやりたくても我慢していたからその反動かな。でも、基本的には以前と変わっていないと思うけど」
「いやいや、そんな馬鹿な……」
しかし、国王夫妻や貴族たちも、アレクシスの変貌に驚くこともなく、祝福するような目でこちらを見ている。
どうやら彼らにはずっとこの甘いアレクシスが見えていたようだ。
まさか、私たちが並んで立った時のあの何とも言えない視線が、甘酸っぱいカップルを見る目だったとは……恥ずかしすぎる。
「殿下、仕込んでいたものがうまくいって良かったですね」
「ロイバー、それはバラすなよ」
訊けば、借り物競争で私が引いたカードも、アレクシスが引いたカードも、あらかじめ仕込んであったものらしい。
私と国王の親密さをアピールできたらと思っていたら、国王に思いがけず自分のモノマネをされて、そんなに自分の想いはわかりやすかったのかと照れていたんだとか。
ーー私は全く気付いていなかったけどね!
「アレクはいつからプロポーズを計画してくれていたの?」
「それはもちろん、セラが借り物競争を提案してきた時だ。これは絶好の機会になると思ったよ」
まさかこんなイロモノ的な、夜会には不似合いな借り物競争で、自分が王子様にプロポーズをされるとはビックリである。
思ったよりも借り物競争のポテンシャルは高かったようだ。
「本当に侮れなかったわね、借り物競争……。こうなったら本当に体育祭も提案してみようかしら?」
「ん? 『たいいくさい』とは何だ? セラフィーヌのことだ。また面白そうなことを思い付いたに違いない!」
「あら、いつ開催します?」
私の呟きに、余興好きな国王夫妻がすぐさま目を輝かせた。
反応が早い。
「「私たちもお手伝いしますわ」」
「私も! ロイバー様もまた一緒にやりませんこと?」
「もちろんお手伝いさせていただきます」
借り物競争実行委員のメンバーもノリノリで委員に立候補してきた。
これは、体育祭実行委員に任命される日も近いかもしれない。
「父上、でしたら我々の結婚式でお願いします」
「よし、では二人の結婚式で『タイイクサイ』とやらを行う!」
『うわぁぁ!』と歓声が上がる。
は?
結婚式で体育祭!?
それはまた素晴らしいごった煮ですこと……。
「まあ……それもありかな? 二人三脚だったら『初めての共同作業』的な感じになるし?」
「セラ、『ニニンサンキャク』とは何だい? セラとなら何でも楽しそうだ」
「ふふっ、そうね。二人で幸せのゴールテープを切っちゃいましょうか」
背伸びしてアレクシスの頬にくちづけた私の脳裏には、タキシードとウェディングドレスで走る少し未来の私たちの姿が浮かんでいたのだった。
344
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(5件)
あなたにおすすめの小説
【完結】『推しの騎士団長様が婚約破棄されたそうなので、私が拾ってみた。』
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
恋愛
【完結まで執筆済み】筋肉が語る男、冷徹と噂される騎士団長レオン・バルクハルト。
――そんな彼が、ある日突然、婚約破棄されたという噂が城下に広まった。
「……えっ、それってめっちゃ美味しい展開じゃない!?」
破天荒で豪快な令嬢、ミレイア・グランシェリは思った。
重度の“筋肉フェチ”で料理上手、○○なのに自由すぎる彼女が取った行動は──まさかの自ら押しかけ!?
騎士団で巻き起こる爆笑と騒動、そして、不器用なふたりの距離は少しずつ近づいていく。
これは、筋肉を愛し、胃袋を掴み、心まで溶かす姉御ヒロインが、
推しの騎士団長を全力で幸せにするまでの、ときめきと笑いと“ざまぁ”の物語。
身代わり令嬢、恋した公爵に真実を伝えて去ろうとしたら、絡めとられる(ごめんなさぁぁぁぁい!あなたの本当の婚約者は、私の姉です)
柳葉うら
恋愛
(ごめんなさぁぁぁぁい!)
辺境伯令嬢のウィルマは心の中で土下座した。
結婚が嫌で家出した姉の身代わりをして、誰もが羨むような素敵な公爵様の婚約者として会ったのだが、公爵あまりにも良い人すぎて、申し訳なくて仕方がないのだ。
正直者で面食いな身代わり令嬢と、そんな令嬢のことが実は昔から好きだった策士なヒーローがドタバタとするお話です。
さくっと読んでいただけるかと思います。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
自己肯定感の低い令嬢が策士な騎士の溺愛に絡め取られるまで
嘉月
恋愛
平凡より少し劣る頭の出来と、ぱっとしない容姿。
誰にも望まれず、夜会ではいつも壁の花になる。
でもそんな事、気にしたこともなかった。だって、人と話すのも目立つのも好きではないのだもの。
このまま実家でのんびりと一生を生きていくのだと信じていた。
そんな拗らせ内気令嬢が策士な騎士の罠に掛かるまでの恋物語
執筆済みで完結確約です。
地味令嬢の私が婚約破棄された結果、なぜか最強王子に溺愛されてます
白米
恋愛
侯爵家の三女・ミレイアは、控えめで目立たない“地味令嬢”。
特に取り柄もなく、華やかな社交界ではいつも壁の花。だが幼いころに交わされた約束で、彼女は王弟・レオンハルト殿下との婚約者となっていた。
だがある日、突然の婚約破棄通告――。
「やはり君とは釣り合わない」
そう言い放ったのは、表向きには完璧な王弟殿下。そしてその横には、社交界の華と呼ばれる公爵令嬢の姿が。
悲しみも怒りも感じる間もなく、あっさりと手放されたミレイア。
しかしその瞬間を見ていたのが、王家随一の武闘派にして“最強”と噂される第一王子・ユリウスだった。
「……くだらん。お前を手放すなんて、あいつは見る目がないな」
「よければ、俺が貰ってやろうか?」
冗談かと思いきや、なぜか本気のご様子!?
次の日には「俺の婚約者として紹介する」と言われ、さらには
「笑った顔が見たい」「他の男の前で泣くな」
――溺愛モードが止まらない!
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
【完結】「政略結婚ですのでお構いなく!」
仙冬可律
恋愛
文官の妹が王子に見初められたことで、派閥間の勢力図が変わった。
「で、政略結婚って言われましてもお父様……」
優秀な兄と妹に挟まれて、何事もほどほどにこなしてきたミランダ。代々優秀な文官を輩出してきたシューゼル伯爵家は良縁に恵まれるそうだ。
適齢期になったら適当に釣り合う方と適当にお付き合いをして適当な時期に結婚したいと思っていた。
それなのに代々武官の家柄で有名なリッキー家と結婚だなんて。
のんびりに見えて豪胆な令嬢と
体力系にしか自信がないワンコ令息
24.4.87 本編完結
以降不定期で番外編予定
王弟殿下の番様は溺れるほどの愛をそそがれ幸せに…
ましろ
恋愛
見つけた!愛しい私の番。ようやく手に入れることができた私の宝玉。これからは私のすべてで愛し、護り、共に生きよう。
王弟であるコンラート公爵が番を見つけた。
それは片田舎の貴族とは名ばかりの貧乏男爵の娘だった。物語のような幸運を得た少女に人々は賞賛に沸き立っていた。
貧しかった少女は番に愛されそして……え?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
楽しかったです✨😄
私もタイイクサイ編を読んでみたいです!🤸
続きのタイイクサイを読みたいです。
よろしくお願いいたします。
何という平和な世界……!
周囲にはバレバレなアレクシスの溺愛、素敵ですね。
温かく見守られている2人にほっこりしました。
そして国王様のモノマネ最高です!
特に宰相様のモノマネが好きです笑
楽しいお話をありがとうございました✨
確かに平和でしたよね、借り物競争なんてやっているくらいに(笑)
敵もいなかったので、ひたすら溺愛されるだけのお話でしたが、書いていて楽しかったです。
宰相様のモノマネがお好きとは通ですね!(笑)
細かいところまで読んでいただけて嬉しいです。
こちらこそ楽しいご感想をありがとうございました!