【完結】【R18】保護者代わりから恋人に変わる日々

1章 保護者

第19話 性能テスト３

「（少し緊張した面持ちで）わ、わかりました……（深呼吸して）じゃあ、行きます！（力一杯ジャンプする）うわっ！（着地時にこけそうになる）やっぱり全然違いますね」

「（こけそうになったショウを慌てて抱きとめる）」

「（驚いた表情で）あっ！（タカヒロの胸に倒れ込む）ご、ごめんなさい！（顔を赤らめながら）あ、あの……（小さく囁く）ありがとう……ございます」

「大丈夫だよ。うん、ショウ君の汗の香り、やっぱりいいね」

「（さらに赤くなり）えっ？！そ、そんな……（恥ずかしそうに目を逸らす）あ、汗臭いかもしれないのに……（小声で）でも、嫌じゃないですか？」

「嫌じゃないよ、ショウ君の匂いだもん。あ……でも、ショウ君は嫌かな？」

「（首を激しく横に振る）ぜ、全然！（目を輝かせて）むしろ、嬉しいです……（恥ずかしそうに）あの、もう少し近くにいても良いですか？」

「もちろんだよ（ショウを改めて優しく抱きしめる）」

「（心臓が高鳴り）ひゃっ！（でも、ゆっくりと体を預ける）こ、こんなことしてもらって……（幸せそうに）夢みたいです……」

「夢じゃないさ（ショウの頭を優しくなでる）」

「（うっとりと目を閉じる）あぁ……（甘えるように擦り寄り）ずっとこうしていたいです……（ふと我に返り）あ！　仕事！（慌てて離れる）す、すみません！　続けましょう！」

「いや、こっちこそごめんね。先に軽く、お昼ご飯を食べてから続けようか」

「（ほっとした表情で）はい、わかりました。（少し恥ずかしそうに）あの、お弁当作ってきたので、よかったら一緒に……（嬉しそうに）おにぎりと卵焼きです！」

「嬉しいね。早速いただくよ」

「（喜びに満ちた顔で）本当ですか？！（急いで包みを開ける）どうぞ！（ドキドキしながら反応を待つ）味、大丈夫でしょうか？」

「もちろん！　 美味しいよ」

「（満面の笑みで）よかった～！（安心しつつ）もっと上手になりたいなぁ。（決意を込めて）毎日頑張るので、楽しみにしていてくださいね！」

「ありがとう。私は幸せ者だね」

「（頬を染めて）そ、そんな……（照れくさそうに）こちらこそ、あなたと出会えて幸せです。（真剣な眼差しで）これからも、よろしくお願いします」

「うん、これからもよろしくね」

「（感激して）はい！（握手を求め）午後も一緒に頑張りましょう！（元気よく）さぁ、お仕事再開です！　今度は握力測定かな？」

「そうだね。握力も測ってみようか」

「（器具を準備しながら）了解です！（気合いを入れて）よし、本気出しますよ～！（力一杯握る）うぅぅ～！（結果を見て）あれ？　思ったより低いですね……」

「今はパワードスーツを着ていないから当然じゃないかな」

「（納得した表情で）あ、そっか！（恥ずかしそうに）忘れてました。（パワードスーツを着け直す）よし、これで再チャレンジです！（意気込んで）今度こそ！」

「どう？　どのくらい変わった？」

「（数値を見て驚く）わぁ！　すごい！（嬉しそうに）さっきの３倍近いです！（感心しながら）本当に驚きの性能ですね～。次は何を試しましょう？」