💕ヴァージン✨ゲーム✨💕 一千億円で私のバージンを売ってやる✨✨ さァ✨ゲームの始まりです❗❗

セーラーエンジェル✨✨💕

バージンなんか……✨✨✨

　戦後最大級と呼ばれる台風はいっそう激しさを増していく。



　ドッドドォォンッと地鳴りみたいな落雷が轟音を響かせた。



「ケッケケェ、ルナちゃん！！   良い子だ。可愛らしいねえェ……。おとなしくしなよ！！」
　示し合わせたように二人がかりで私に飛びかかってきた。




「キャァァァーー！！」
　声を限りに悲鳴を上げるが､激しい雷雨にかき消されていった。




「ッたくゥ、いつも言ってるだろう！！
　バージンなんて邪魔なだけだってェーー！！」


「そッそうだよ。オジさんが痛くないように優しくして上げるからねえェ……」
　またロリコン万堂が私に猫なで声を上げて抱きついてきた。



「ギャァァァァーー！！  るッせェェェーー！！
　どこを触ってンだよ！！」
　ゾワゾワッと全身に鳥肌がたった。



「ケッケケッ、幾ら騒いでも誰にも聞こえやしねぇよ！！  諦めな。ルナちゃん！！」
　万堂は､気色悪い笑い声を上げ私の下着を剥ぎ取ろうとしち。




「ギャァッ、やめろォォォォ！！」
　まさに阿鼻叫喚だ。



「ハッハハッ､ルナ！！   考えてもみろ！
　二千万の半分でも一千万だぞ！！
　スマホでも新機種が買い放題だろうォォ」
　親父も得意の寝技に持ち込もうとしている。



「ッざっけんなァッ！   テメェ、半分もピンハネする気かァ！！」
　なんとか､暴れて主導権を握らせない。
　腕でも脚でも関節を取られたら万事休すだ。


「当たり前だろう！   オレが上客を集めているんだァ！   半分くらい貰っても構わないだろう！！」
　なおも図々しく金を要求してきた。






　瞬間、嵐の夜空に閃光が走った。









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