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横須賀へ……✨✨✨✨
セーラーエンジェル✨✨(三人称)
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「資産一千億の超セレブですから。
天下の龍崎家のスーパーお嬢様ですよ」
富田は、スマホに龍崎レイラの画像を出した。
「フフゥン、スーパーお嬢様ねえェ……?」
何気なくスマホへ視線を向けた。
黒髪の美少女がピアノを弾いている画像だ。
「ううゥン……、これが龍崎レイラか」
矢作は眉をひそませ睨みつけた。
「ええェ、なんとなく目元や雰囲気は、あの金髪の美少女と似てますけど、やっぱ別人でしょうね。
まさかスーパーお嬢様が、あんな場所のコンビニで焼きそばパンを買食いしないでしょ」
「ンうゥ……、確かにな。これで、この子が金髪にしても万堂の屋敷近くで見た美少女とは別人だろうな。
話しッぷりもヤンキーだったし……」
矢作はピアノを弾く姿やテニスをする姿の龍崎レイラを見てつぶやいた。
目元は似ているが、雰囲気は全くの別人だ。
「よし、もう一度、あの龍崎レイラに会った万堂の屋敷周辺を探るぞ!!」
「マジですか」
富田は不満げな顔で横浜市中区にある万堂の屋敷へハンドルを切った。
だが屋敷周辺で聞き込みをしたが、いっこうにレイラらしき女性を見た者は現れない。
あれだけの金髪の美少女だ。
外を出歩けば、かなり目立つだろう。
その時、屋敷周辺からピアノの調べが聞こえてきた。ショパンの『革命』だ。
独特のタッチだが、印象的な演奏だ。
「ン、またか。いったいどこから……」
矢作は隣りのマンション『ソレイユ』を見上げた。
どうやらここの上の階からピアノ曲が聞こえて来るようだ。
その時、富田が気づいたように矢作へ声を掛けた。
「あッ!! そうそう、そう言えばあの嵐の中、爆走するセーラーエンジェルを撮ったのは、横須賀の新平成大学の生徒らしいですよ」
「ぬうぅ、そうか。横須賀の大学生……」
少し考えているようだ。
「ええェ……、惜しいですね。もう少し前から録画してれば、バッチリ顔も映ってたのに」
「むうゥ、よし!! 行くぞ」
「えェ……、行くッて、また急に何処へ行くんですか」
「横須賀だ。この爆走するセーラーエンジェルを撮ったのがどの辺りなのか。突き止めてやる」
「そんなァ……。また勝手に捜査するんですか」
「るッせぇな。行けよ。早く」
矢作は車まで急いだ。
「ハイハイ、わかりましたよ。ッたく、人使いが荒いんだからなァ……」
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
天下の龍崎家のスーパーお嬢様ですよ」
富田は、スマホに龍崎レイラの画像を出した。
「フフゥン、スーパーお嬢様ねえェ……?」
何気なくスマホへ視線を向けた。
黒髪の美少女がピアノを弾いている画像だ。
「ううゥン……、これが龍崎レイラか」
矢作は眉をひそませ睨みつけた。
「ええェ、なんとなく目元や雰囲気は、あの金髪の美少女と似てますけど、やっぱ別人でしょうね。
まさかスーパーお嬢様が、あんな場所のコンビニで焼きそばパンを買食いしないでしょ」
「ンうゥ……、確かにな。これで、この子が金髪にしても万堂の屋敷近くで見た美少女とは別人だろうな。
話しッぷりもヤンキーだったし……」
矢作はピアノを弾く姿やテニスをする姿の龍崎レイラを見てつぶやいた。
目元は似ているが、雰囲気は全くの別人だ。
「よし、もう一度、あの龍崎レイラに会った万堂の屋敷周辺を探るぞ!!」
「マジですか」
富田は不満げな顔で横浜市中区にある万堂の屋敷へハンドルを切った。
だが屋敷周辺で聞き込みをしたが、いっこうにレイラらしき女性を見た者は現れない。
あれだけの金髪の美少女だ。
外を出歩けば、かなり目立つだろう。
その時、屋敷周辺からピアノの調べが聞こえてきた。ショパンの『革命』だ。
独特のタッチだが、印象的な演奏だ。
「ン、またか。いったいどこから……」
矢作は隣りのマンション『ソレイユ』を見上げた。
どうやらここの上の階からピアノ曲が聞こえて来るようだ。
その時、富田が気づいたように矢作へ声を掛けた。
「あッ!! そうそう、そう言えばあの嵐の中、爆走するセーラーエンジェルを撮ったのは、横須賀の新平成大学の生徒らしいですよ」
「ぬうぅ、そうか。横須賀の大学生……」
少し考えているようだ。
「ええェ……、惜しいですね。もう少し前から録画してれば、バッチリ顔も映ってたのに」
「むうゥ、よし!! 行くぞ」
「えェ……、行くッて、また急に何処へ行くんですか」
「横須賀だ。この爆走するセーラーエンジェルを撮ったのがどの辺りなのか。突き止めてやる」
「そんなァ……。また勝手に捜査するんですか」
「るッせぇな。行けよ。早く」
矢作は車まで急いだ。
「ハイハイ、わかりましたよ。ッたく、人使いが荒いんだからなァ……」
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