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砂の城……✨✨✨
砂の城……✨✨✨
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「今なら引き返せる……。未成年だし……、これ以上進めば地獄が待っているかもしれない」
「……」確かに、そうかもしれない。
「レイラとして腹をくくるか。それともシッポを巻いて逃げ出すか」
「ン……」行くも地獄。引き返すも……。
だったら、イチかバチか、突っ走ってやろうじゃないか。どうせ、レイラのいない世界だ。
「さァ、今すぐ決めろ!!」
アキラが決断を迫った。
「るッせぇな。じゃァ、とっととレイラを殺したヤツを教えろよ」
私は振り絞るように声を出した。
自分の声ではないような気がする。
「さァな……。伏魔殿だからな。どいつもこいつも全員怪しいさ!」
「そう言うアキラは……?」
「なッ、オレか。そうだな……」
少し戸惑ったようだ。
「最後に全部手に入れた後、アンタが裏切らない保証はないだろう」
「なるほど、一番信頼していたヤツが実は真犯人ッてパターンか。アガサ・クリスティの時代からあるアンフェアなタイプだが」
「知るかよ。ミステリーなんて、コナンと金田一少年しか知らねェよ……」
「何を賭ければ信じられるんだ。オレの心臓か。
レイラを殺した真犯人を追いかけて、その先にオレが黒幕として居たら、笑い話しにもならないがねえェが……」
「ぬうぅ……、取り敢えずアキラは保留にしといてやるぜ」
「フフゥン、ありがとうと礼を言うべきかな」
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
「……」確かに、そうかもしれない。
「レイラとして腹をくくるか。それともシッポを巻いて逃げ出すか」
「ン……」行くも地獄。引き返すも……。
だったら、イチかバチか、突っ走ってやろうじゃないか。どうせ、レイラのいない世界だ。
「さァ、今すぐ決めろ!!」
アキラが決断を迫った。
「るッせぇな。じゃァ、とっととレイラを殺したヤツを教えろよ」
私は振り絞るように声を出した。
自分の声ではないような気がする。
「さァな……。伏魔殿だからな。どいつもこいつも全員怪しいさ!」
「そう言うアキラは……?」
「なッ、オレか。そうだな……」
少し戸惑ったようだ。
「最後に全部手に入れた後、アンタが裏切らない保証はないだろう」
「なるほど、一番信頼していたヤツが実は真犯人ッてパターンか。アガサ・クリスティの時代からあるアンフェアなタイプだが」
「知るかよ。ミステリーなんて、コナンと金田一少年しか知らねェよ……」
「何を賭ければ信じられるんだ。オレの心臓か。
レイラを殺した真犯人を追いかけて、その先にオレが黒幕として居たら、笑い話しにもならないがねえェが……」
「ぬうぅ……、取り敢えずアキラは保留にしといてやるぜ」
「フフゥン、ありがとうと礼を言うべきかな」
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