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「目玉焼きの食べ方戦争」
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「ん~~~、めっちゃええ匂い……朝から幸せやぁ」
寝ぼけ眼でダイニングにやってきた蒼汰が、ふわっと笑う。
寝癖のまま、Tシャツ一枚でぽけーっと立ってる姿が、なんだか猫みたいで、俺は思わず頬が緩んだ。
「おはよう、蒼汰。目玉焼き、もうすぐ焼けるよ」
「やったぁ~!……って、それ、まさか」
「ん?塩コショウして、醤油もテーブルに出しておいた」
「はあぁ!? なんで醤油なん!? 目玉焼きには、ソースやろぉ!?」
朝からいきなりボリュームマックスで抗議されて、俺は笑いをこらえる。
「またその話?蒼汰、何回目だっけ、目玉焼き論争」
「いやでもな、これは譲れへん!ソースの甘さと卵のまろやかさが絶妙なんやって!」
「いやいや、目玉焼きの黄身にじゅわっと醤油をたらす、それこそが王道でしょ?」
ふたりで「絶対こっち派!」と譲らず、箸を構えて小さく睨み合う。
いつもの光景。朝の、ちっちゃな戦争。
「なあ、いっそミックスしてみる?醤油&ソースで」
「なにそれ恐怖の合わせ技……! いや、でも逆にアリかも……?」
興味はあるけど怖くて試せない。
結局、それぞれ自分の皿に自分好みの味をかけることに落ち着いた。
「でもまあ、うちの目玉焼きは、悠真が焼いてくれるから美味しい」
蒼汰が口いっぱいに目玉焼きをほおばって、もごもご言いながら笑った。
「……そっか、何回でも焼いてやるよ」
「ふふ、やったー♪」
そんな朝のキスは、ちょっとソースの匂いがしたけど――
俺はやっぱり、醤油が好きだ。
寝ぼけ眼でダイニングにやってきた蒼汰が、ふわっと笑う。
寝癖のまま、Tシャツ一枚でぽけーっと立ってる姿が、なんだか猫みたいで、俺は思わず頬が緩んだ。
「おはよう、蒼汰。目玉焼き、もうすぐ焼けるよ」
「やったぁ~!……って、それ、まさか」
「ん?塩コショウして、醤油もテーブルに出しておいた」
「はあぁ!? なんで醤油なん!? 目玉焼きには、ソースやろぉ!?」
朝からいきなりボリュームマックスで抗議されて、俺は笑いをこらえる。
「またその話?蒼汰、何回目だっけ、目玉焼き論争」
「いやでもな、これは譲れへん!ソースの甘さと卵のまろやかさが絶妙なんやって!」
「いやいや、目玉焼きの黄身にじゅわっと醤油をたらす、それこそが王道でしょ?」
ふたりで「絶対こっち派!」と譲らず、箸を構えて小さく睨み合う。
いつもの光景。朝の、ちっちゃな戦争。
「なあ、いっそミックスしてみる?醤油&ソースで」
「なにそれ恐怖の合わせ技……! いや、でも逆にアリかも……?」
興味はあるけど怖くて試せない。
結局、それぞれ自分の皿に自分好みの味をかけることに落ち着いた。
「でもまあ、うちの目玉焼きは、悠真が焼いてくれるから美味しい」
蒼汰が口いっぱいに目玉焼きをほおばって、もごもご言いながら笑った。
「……そっか、何回でも焼いてやるよ」
「ふふ、やったー♪」
そんな朝のキスは、ちょっとソースの匂いがしたけど――
俺はやっぱり、醤油が好きだ。
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