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「少しのすれ違い、大きな好き」(蒼汰視点)
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12月に入って、街はどこもキラキラしてる。
仕事帰りに見上げたイルミネーションが、
なんか胸の奥をふわっとさせる。
……うちでも、ちょっとくらい飾りたいなぁ
SNSで流れてくる部屋の飾りつけ写真を眺める。
白い壁にちっさいツリー置いたり、ライトつけたり……
ほんまはすぐ準備したかったけど、最近残業続きで買いに行く時間ない……
だから、朝コ-ヒ-を飲みながら、何気なく言ってみた。
「なぁ……ツリーとか、ちょっと飾りたいな~って思ったりするんやけど」
すると悠真は、悪気なんてない顔で
「外出ればイルミネーションいっぱい見れるじゃん?それでよくない?」
……ああ、そういう感じなんかぁ
「……そっか。まあ、外の見たらええか」
自分でもびっくりするくらい、声がしぼんでた。
悠真は気づいてないようで、どこか気まずそうな顔。でも、俺はそのまま仕事へ向かった。
そして、夜……
家のドアを開けた瞬間、足が止まった。
玄関すぐ横に、見慣れへん大きめの袋がひとつ。
(……なにこれ?)
「おかえり」
キッチンから悠真が顔を出す。
その顔が、普段よりちょっと照れてて、妙に胸がざわついた。
「それさ……蒼汰の。買ってきた」
「え、なにを?」
「朝、蒼汰……なんかしょんぼりしてただろ?
あれ見たら、放っとけなかった」
袋を開けると……
・組み立て前のクリスマスツリー
・飾りのセット
・俺が好きそうな落ち着いた色合いのライト
全部、ちゃんと選ばれてる。
「まだ組み立ててないよ。……一緒にやりたいから」
悠真はそう言って、ちょっと視線を逸らした。
耳の先が赤い。なんやもう、反則やろ、こんなん。
「……悠真、なんでそんなん……」
「昨日のは俺が悪かった。
蒼汰、こういうの好きなの知ってたのに。
ちゃんと聞いてあげられなかった、ごめん」
胸の奥がじんわりあったかくなる。
なんでか笑ってしまって、ぽそっと言う。
「ほんなら……次の休み、一緒に飾ろな」
部屋の片隅に置かれたツリーの箱が、
なんかこれからの“ふたりの冬”を待ってるみたいやった。
……結局、俺も、悠真も、好きが大きすぎるんよなぁ
仕事帰りに見上げたイルミネーションが、
なんか胸の奥をふわっとさせる。
……うちでも、ちょっとくらい飾りたいなぁ
SNSで流れてくる部屋の飾りつけ写真を眺める。
白い壁にちっさいツリー置いたり、ライトつけたり……
ほんまはすぐ準備したかったけど、最近残業続きで買いに行く時間ない……
だから、朝コ-ヒ-を飲みながら、何気なく言ってみた。
「なぁ……ツリーとか、ちょっと飾りたいな~って思ったりするんやけど」
すると悠真は、悪気なんてない顔で
「外出ればイルミネーションいっぱい見れるじゃん?それでよくない?」
……ああ、そういう感じなんかぁ
「……そっか。まあ、外の見たらええか」
自分でもびっくりするくらい、声がしぼんでた。
悠真は気づいてないようで、どこか気まずそうな顔。でも、俺はそのまま仕事へ向かった。
そして、夜……
家のドアを開けた瞬間、足が止まった。
玄関すぐ横に、見慣れへん大きめの袋がひとつ。
(……なにこれ?)
「おかえり」
キッチンから悠真が顔を出す。
その顔が、普段よりちょっと照れてて、妙に胸がざわついた。
「それさ……蒼汰の。買ってきた」
「え、なにを?」
「朝、蒼汰……なんかしょんぼりしてただろ?
あれ見たら、放っとけなかった」
袋を開けると……
・組み立て前のクリスマスツリー
・飾りのセット
・俺が好きそうな落ち着いた色合いのライト
全部、ちゃんと選ばれてる。
「まだ組み立ててないよ。……一緒にやりたいから」
悠真はそう言って、ちょっと視線を逸らした。
耳の先が赤い。なんやもう、反則やろ、こんなん。
「……悠真、なんでそんなん……」
「昨日のは俺が悪かった。
蒼汰、こういうの好きなの知ってたのに。
ちゃんと聞いてあげられなかった、ごめん」
胸の奥がじんわりあったかくなる。
なんでか笑ってしまって、ぽそっと言う。
「ほんなら……次の休み、一緒に飾ろな」
部屋の片隅に置かれたツリーの箱が、
なんかこれからの“ふたりの冬”を待ってるみたいやった。
……結局、俺も、悠真も、好きが大きすぎるんよなぁ
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