「君と暮せば毎日がちょっといい日」

るみ乃。

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「プレゼント探し」(蒼汰視点)

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「ちょっと出かけてくる」
 そういって、今日はひとりで家を出てきた……
 そう、秘密のミッション!!

 街はクリスマス前で、人がやたら多い。
 俺は一人で歩きながら、頭の中ずっと悠真のこと考えてる。

「これ、悠真使うかな」
「いや、持ってるかもしれん」
「そもそも好みちゃうかも……」

 手に取っては戻して、また別の店に入る。
 ……優柔不断すぎやん、俺。

 でもな。
 悠真って、いつも「なんでもええ」って言うくせに、
 ほんまに気に入ったものは、ずっと大事に使うねん。

 文房具屋の隅で見つけた、デスク周りの小物コーナー。
 ちょっとクスッと笑うようなデザイン。

「これや!悠真なら絶対、ツッコミ入れつつ使ってくれそう」

 派手やないけど、さりげなく俺っぽい色が隠れてる。
 仕事中も、ふとしたときに俺のこと思い出してほしい。
 そんな気持ちをこめて選んだ。

 レジに持っていくと、店員さんに
「ラッピングはどうしますか?」
 って聞かれて、思わずニヤッとする。

「もちろん、サプライズで」
 ……言うたけど、内心めっちゃドキドキや。

 袋を受け取った瞬間、
 胸の奥がじんわり熱くなる。

 家に帰ったら、「おかえり~」って悠真の声。
 いつも通りの顔しながら、こそっとどっかに隠して……
 クリスマス当日まで。

 悠真がこれを使い始めて、

「……これ、いいな」
 なんてぽつりと言ったら、
 ……もう俺、めちゃガッツポーズ。

 重くない応援と、ちょっとした遊び心。
 尊敬と愛情をこめた、俺らしいプレゼント。
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