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すれ違い04
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「……なんでそんなに頑固なんですか。それがいやなら、もう素直に従って、――サブスペースに入ればいいのに」
最後は独りごちるように言って、ラファエルは指を引き抜いた。かと思えば入れ替わるように自身の先端を押し当て、ぐち、と泥濘の環を開く。
ひゅ、とギルベルトの喉が鳴る。
「やめ……っ、――!」
腰を両手で抱え込まれ、一気に奥まで穿たれる。それだけにとどまらず、一方的に最奥を何度か躙られたかと思うと、強い催淫作用のせいか、早くも綻びかけていた隔壁の奥まで貫かれてしまう。
「ひ、あ……!」
もう出るものなんてないと思うのに、押し出されるように白濁が散る。なけなしのそれがシーツを濡らし、呼応するように隘路が締まる。
「やだ、や、も、離……!」
達してなおラファエルは手を緩めずに、奥の奥をなんとも擦り立ててくる。ぐぽぐぽとあられもない音がするような感覚が腹の奥で繰り返されて、次には吐精もなく達してしまう。
「ギル……ギル、ねぇ、ほら、気持ちいいでしょう……?」
「……っ、……! っ――!!」
ちかちかと視界が瞬き、危うく意識が飛びそうになる。ラファエルが揺さぶり続けるせいで高みからおりられず、鮮烈すぎる快感にぼろぼろと涙があふれ出る。
嚥下しきれない唾液と鼻水がそこに混ざる。顔を押し付けた枕へと染みが増え、声にならない嬌声が吸い込まれていく。
「……かわいい、ギル」
ラファエルが身を伏せ、ギルベルトの顔に手を伸ばす。引き起こすようにしながら頭を上げさせ、その髪に口付ける。この上なく愛おしそうに、それでいてどこかやるせなさそうに。
「じゃあ、せめて言ってください。僕のものになるって。僕だけのものになるって」
「んぁっ、あ、な、にがせめて、だ……っ」
「いいじゃないですか、それくらい……いまだけでもいいですから」
「だ、れが、言うか……っ」
らしくなくラファエルは言い募る。それでもギルベルトは撥ね付ける。
そもそも、そんなこといまさら言わなくてもわかってるだろうが。
口ではなんと言おうと、俺はいつだってお前のもとに帰ってくるし、好きで――とは言わないまでも、結局は自分で選んでお前に抱かれてやってんだから。そうじゃなかったら、お前なんか殺さない程度に痛めつけて終わりだわ。
「ねぇ、いい子だから……」
「ひ、ぐ……!」
これ以上ないほど深い場所を突き上げられて息が詰まる。たまらずぴしゃ、と水様の体液をあふれさせても、ラファエルはいっそうギルベルトの身を抱き締めるばかりで拘束をやめない。
「も、やめ……っ」
ギルベルトの思考が明滅する。
堪えるようにぎゅっと目を閉じるその顔を、ラファエルが振り向くよう促してくる。
「ギル……こっちを向いて。僕を見て」
手放しかけた意識を本能が塗り潰す。
焦点の合わない瞳を覗かせ、目が合って、そして、
「――〝誓って〟、ギル」
ラファエルの瞳から一滴の涙が伝い落ちる。と同時に、間近で注がれたグレアはひときわ昂ぶって、強いられたそれにギルベルトの中でなにかが弾けた。
最後は独りごちるように言って、ラファエルは指を引き抜いた。かと思えば入れ替わるように自身の先端を押し当て、ぐち、と泥濘の環を開く。
ひゅ、とギルベルトの喉が鳴る。
「やめ……っ、――!」
腰を両手で抱え込まれ、一気に奥まで穿たれる。それだけにとどまらず、一方的に最奥を何度か躙られたかと思うと、強い催淫作用のせいか、早くも綻びかけていた隔壁の奥まで貫かれてしまう。
「ひ、あ……!」
もう出るものなんてないと思うのに、押し出されるように白濁が散る。なけなしのそれがシーツを濡らし、呼応するように隘路が締まる。
「やだ、や、も、離……!」
達してなおラファエルは手を緩めずに、奥の奥をなんとも擦り立ててくる。ぐぽぐぽとあられもない音がするような感覚が腹の奥で繰り返されて、次には吐精もなく達してしまう。
「ギル……ギル、ねぇ、ほら、気持ちいいでしょう……?」
「……っ、……! っ――!!」
ちかちかと視界が瞬き、危うく意識が飛びそうになる。ラファエルが揺さぶり続けるせいで高みからおりられず、鮮烈すぎる快感にぼろぼろと涙があふれ出る。
嚥下しきれない唾液と鼻水がそこに混ざる。顔を押し付けた枕へと染みが増え、声にならない嬌声が吸い込まれていく。
「……かわいい、ギル」
ラファエルが身を伏せ、ギルベルトの顔に手を伸ばす。引き起こすようにしながら頭を上げさせ、その髪に口付ける。この上なく愛おしそうに、それでいてどこかやるせなさそうに。
「じゃあ、せめて言ってください。僕のものになるって。僕だけのものになるって」
「んぁっ、あ、な、にがせめて、だ……っ」
「いいじゃないですか、それくらい……いまだけでもいいですから」
「だ、れが、言うか……っ」
らしくなくラファエルは言い募る。それでもギルベルトは撥ね付ける。
そもそも、そんなこといまさら言わなくてもわかってるだろうが。
口ではなんと言おうと、俺はいつだってお前のもとに帰ってくるし、好きで――とは言わないまでも、結局は自分で選んでお前に抱かれてやってんだから。そうじゃなかったら、お前なんか殺さない程度に痛めつけて終わりだわ。
「ねぇ、いい子だから……」
「ひ、ぐ……!」
これ以上ないほど深い場所を突き上げられて息が詰まる。たまらずぴしゃ、と水様の体液をあふれさせても、ラファエルはいっそうギルベルトの身を抱き締めるばかりで拘束をやめない。
「も、やめ……っ」
ギルベルトの思考が明滅する。
堪えるようにぎゅっと目を閉じるその顔を、ラファエルが振り向くよう促してくる。
「ギル……こっちを向いて。僕を見て」
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「――〝誓って〟、ギル」
ラファエルの瞳から一滴の涙が伝い落ちる。と同時に、間近で注がれたグレアはひときわ昂ぶって、強いられたそれにギルベルトの中でなにかが弾けた。
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